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2008年4月29日のブックマーク (8件)

  • 「可視化される他者」とナショナリズム - 梶ピエールのブログ

    例えば、大澤真幸氏は、ナショナリズムの「起源への関心」について次のように述べている(『ナショナリズムの由来』377ページ)。 ナショナリストは、ネーションの起源を、ネーションの領域からいくぶんかずれた外側に―いわば隣接的な外部に―見出す傾向がある。ナショナリズムは「起源」についての強い関心を伴う、ということについては既に述べておいた。その「起源」は、しばしば、ネーションの領土の外側に、つまり外国に位置づけられるのである。「日人」の起源が「南島」にあるとか、ユーラシア大陸の「北方騎馬民族」にある、といったような理説が、その例である。こうした傾向は、時に、国境紛争を誘発する原因となる。起源となる聖地が外国に奪われているかのような感覚を生むからである。 現在チベットが中国(人)のナショナリズムをかきたてているかのように思えるのは、大澤の言うように「隣接的な外部」であり、それゆえに歴史的に諸外国

    「可視化される他者」とナショナリズム - 梶ピエールのブログ
  • 加害者にも人権はある - 大野の日常

    C-C-Bが28日(月)、約18年ぶりの再結成を記念したアルバム『Romanticは止められない』の発売記念イベントを都内で開催。再結成に至った経緯としてメンバーは「ボクシングの内藤(大助)選手が入場曲で使ってくれて、(亀田大毅選手に)勝ってくれたおかげです」 C-C-B、18年ぶりの再結成 「内藤選手のおかげです」 内藤大助選手のおかげで古くさいのに「全く違和感が無くなった曲」という意味では、チャンピオンの功績は大きいね。ここまで便乗するのであれば、ぜひとも次の防衛戦ではライブで演奏して欲しい。 たぶん、内藤選手が使わなければ、この曲が注目される事もなかったし、この曲を聴いて「かっこいい」と思う事もなかっただろう。 メンバーはチャンピオンに頭が上がらない状態だと思う。だから、坂田健史選手との統一戦をやるんだとしたら、一大イベントになるので、ライブ演奏での入場シーンを見てみたいぞ! ん?

    加害者にも人権はある - 大野の日常
    microtesto
    microtesto 2008/04/29
    これ読んで変だと思う人は大屋先生のいうところの「法学の素養がない人」なんだろうなぁ。
  • レディオヘッドに続くメタリカ--インターネットの積極利用を示唆

    米国のヘビーメタルバンドMetallicaのドラマーであるLars Ulrich氏は、長年ファイル共有に批判的だったが、最近、インターネットやデジタル音楽に対する考え方を多少変えたようだ。 Ulrich氏は、米国の音楽誌Rolling Stoneが先週行ったインタビューの中で、MetallicaはWarner Music Groupのレーベルであと1枚だけアルバムを制作すると語った。 では、彼らの今後のプランは? MetallicaはRecord Store Day (レコード店の日)である4月19日、北部カリフォルニアに姿を現した。Ulrich氏はその時、Rolling Stoneに対し、「われわれは演奏者として、可能な限り自由でいたい」と述べ、「われわれは、RadioheadやTrent Reznorの活動を注視してきた。次のアルバム制作に27年、あるいはどんなに長くかかろうとも、イン

    レディオヘッドに続くメタリカ--インターネットの積極利用を示唆
  • 北海道旧土人保護法成立の経緯 - 我が九条

    エスノサイドは何も武力のみで成立するのではない。一番効果的なエスノサイドは同化政策である。言語を奪い、文化を抹殺する。その時に完全に同化するのではなく、その文化に「未開」という劣等性を刻印したうえであたかも博物館か何かに残すような形で「保存」し「保護」する。チベット問題で中国の愛国ブロガーが書き残す「行儀良くしていれば、文化と恩恵を守ってやるのに」「お行儀が悪くても、それでも文化は面倒を見てやる。博物館に収めてね」というような言葉は、その典型例である。あくまでも「保護」される対象として少数民族を見なす。これがもっとも効果的な文化的虐殺である。我々がなさねばならないのはこのような文化的虐殺を否定することである。少数民族の文化を「劣等性の刻印」から解放することである。 アイヌ問題を象徴する法律の代表的なものである北海道旧土人保護法に関してmuffdiving氏が非常に当を得たまとめをしてくださ

    北海道旧土人保護法成立の経緯 - 我が九条
  • 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org

    ここ数年、米国の宗教界でもっともめざましく支持を拡大している勢力は、無神論者の集団だ。進化科学者のリチャード・ドーキンスが書いた『神は妄想である』はじめ、クリストファー・ヒッチェンス『God Is Not Great (神は偉大ではない)』、サム・ハリス『The End of Faith (信仰の終焉)』といった書籍が続々とベストセラーになるとともに、無神論を掲げるグループが全国で結成され、若い人を中心に多くの支持者を集めている。 論で「無神論」と訳されている言葉は atheism だが、この語の来の定義は「神が存在しないと信じる」ことではなく「神が存在するという信仰を持たない」ことであることを考えれば、「無神論」ではなく「無宗教」と訳した方がより正確かもしれない。そこをあえて「無神論」と表記するのは、ただ信仰がなく宗教に無関心といったニュアンスのある「無宗教」という言葉では、新しい無

    米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org
    microtesto
    microtesto 2008/04/29
    『アナキスト集団』が抱える根源的な矛盾みたいなものかな。
  • ぺきん日記-中国/北京より- (live door版) : 欧米批判の先頭に立っているのは、海外帰国組やネット起業家や国際派インテリ....。

    2008年04月19日22:26 カテゴリ社会ネタ 欧米批判の先頭に立っているのは、海外帰国組やネット起業家や国際派インテリ....。 ブログネタ:中国情勢 に参加中! 中国ではイギリスやフランスなどで聖火リレーがチベット支持派に"妨害"されたことによって、"ナショナリズム"が盛り上がっています。そして、その矛先はチベット人やチベット独立派から、欧米の国民とメディアに移りました。 欧米の首脳や国民やメディアが、チベットに有利で中国に不利な歪曲した報道を繰り返している、と言うわけです。 大部分の日のメディアや人々は、こうした"ナショナリズム"の高揚が、中国の報道統制にあると考えるのでは無いでしょうか。中国国内のメディアは国家の統制下にあるため、中国当局に不利な報道はしない。だから、中国国内外で発生している"真実"を知らないし、中国国外のメディアや人々がどのように受け止めているか知らない。現

  • http://www.makino-g.jp/soukai/backnumber.html

    microtesto
    microtesto 2008/04/29
    トルエンでも吸いながら作ってるとしか思えない珠玉の記事群。
  • バーンシュテインの新著「核兵器について知っているべきこと」 - Aquarian's Memorandum

    核兵器の開発史については、これまで数多く語られ、文献、書籍の類も多数ある。開発スタートから60年もたったこの時期に新たに出版されたバーンシュテインのこの(Jeremy Bernstein: "Nuclear Weapons, what you need to know", Cambridge Univ. Press 2008)は、その系譜に属するものだが、いくつかの点でユニークであり、現時点での出版の意義は大である。紹介しよう。 ニューヨーカーという雑誌 The New Yorker という雑誌をご存じだろうか。もともとはニューヨーク・シティのタウン誌的なものだが、市内の話題とか、催し物案内などのほか、エッセイや短編小説を載せている週刊誌である(現在は2週の間をあけることがある)。といっても馬鹿にできない。80年を超す歴史があり、独特の文化の香りを持っている。しゃれたというか、エスプリが

    バーンシュテインの新著「核兵器について知っているべきこと」 - Aquarian's Memorandum