江差線三セク正式合意 道新幹線 (05/23 15:55) 【函館】2015年度の北海道新幹線新函館(仮称)駅開業に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線木古内―五稜郭間(37・8キロ)について、道は23日、函館市など沿線2市1町との協議会を函館市内で開き、道主体の第三セクターを設立して鉄道を存続させることで正式合意した。 協議会では、三セク開業後30年間で51億5900万円と推計される公共負担の割合について、道80%、北斗市11・2%、函館市と渡島管内木古内町各4・4%とすることを決定。三セク開業後5年ごとに利用状況や収支動向の検証を行うとした。 また、道と2市1町は、三セク鉄道開業に向けて準備を進める協議会を23日付で新たに設立。今後は道が中心となり、JR北海道から出向社員の受け入れやJRからの譲渡資産の仕分けを進めるとともに、三セク鉄道のダイヤや運賃など基本方針の策定を