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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (11)

  • Googleに勝つためにMicrosoftに求められるえげつない手段 - Thoughts and Notes from CA

    Nicholas Carrの"Free AdSense"というエントリーが結構面白い。Microsoftがインターネット広告市場に参入したいのだが、手をこまねいている要因を下記のように分析している。 Googleがインターネット広告市場で他社の追随を許さないのは、広告料金をオークション形式で決定しているから 市場を支配している会社の牙城を切り崩すには、より低い価格を顧客に提示してシェアを徐々に奪うというのが常套手段である が、Googleの場合は、オークションにより価格は動的に決まり、最終的な価格決定権は広告主側にあるため、より低い価格を定義することそのものが困難であり、価格攻勢で市場シェアを奪うという戦術が利用できない 文の中では下記の様な表現がなされている。 The barrier that an auction presents to a price war is, as Schm

    Googleに勝つためにMicrosoftに求められるえげつない手段 - Thoughts and Notes from CA
  • 2007年予測 オフライン・ウェブ・アプリケーションへの期待 - Thoughts and Notes from CA

    1. 2007 will be the year of offline web applications. 2007年はオフライン・ウェブ・アプリケーションの年となるだろう。 私が不勉強で知らないだけなのかもしれないが、ウェブ・アプリケーションがもっと普通にオフライン化してよいと思う。例えば、私はLivedoor Readerを使用しているが、ネットワークにつながっている状態でないと、購読しているブログが見れないというのは非常に不便。 ネットワークがつながっている環境で一度ローカルにレプリカをとって、後はネットワークにつながっていなくても見れるようにならないものだろうか。公衆ワイヤレスLANなどは未だそれ程発達していないので、こういう需要は結構あるのではないだろうか。 ちなみに私が、「あぁウェブ・アプリケーションのローカル化が進んでいれば便利なのに・・・」と強く感じる瞬間は下記の通り。 電

  • 2007年予測 オンラインビデオ広告は今年こそブレークするのか? - Thoughts and Notes from CA

    Online video advertising grows, but not as fast as everyone would like In a recent Burst Media survey, “78% of the respondents in the survey said online video ads were intrusive, and 63% said video ads disrupted their Web surfing experience.” No one has come up with a good alternative to pre-roll ads. Plus nobody knows how all of these online video ads that nobody wants to watch are going to get m

    2007年予測 オンラインビデオ広告は今年こそブレークするのか? - Thoughts and Notes from CA
  • 時間も越えうる群集の叡智の力とその思考のスタート地点 - Thoughts and Notes from CA

    "「みんなの意見」の活用法―IT企業が導入する予測市場の成果"で、GoogleYahoo!Microsoft、HPなどの大手IT企業が予測市場を活用していることを紹介している。 Googleは特定のイベントがおきるかどうかについて予測する社内市場を作っており、自社のブログでかなりの精度で、イベントの発生確率をとらえることに成功している。 そのブログの中で下記のような記述がある。 We also found that the market prices gave decisive, informative predictions in the sense that their predictive power increased as time passed and uncertainty was resolved. When a market first opens there may

    時間も越えうる群集の叡智の力とその思考のスタート地点 - Thoughts and Notes from CA
  • 外資系企業のリストラ・レイオフあれこれ - Thoughts and Notes from CA

    渡辺さんの『ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)』でアメリカでのリストラ、レイオフ話が生々しく、かつコミカルに描かれている。 ご自身がより過酷な雇用環境にいるが故に、企業勤めの人のリストラ、レイオフ事情を自嘲も込めてコミカルに書けるのだろう。 私は米国系外資系大企業に勤めるので、書かれている話に「そうそう」と共感できる点が多いし、「ここは日では違うんだよなぁ」と感じる点がいくつかあったので、カジュアルなタッチで書いてみたい。 ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書) 作者: 渡辺千賀出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/12/08メディア: 新書購入: 9人 クリック: 143回この商品を含むブログ (218件) を見る「アメリカではクビにするのは簡単なんだろうなぁ」と思っている方も多いのでは。が、アメリカは訴訟大国。クビになった

    外資系企業のリストラ・レイオフあれこれ - Thoughts and Notes from CA
  • Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA

    Google, MySpace, and YouTube cracked open for the masses the means to produce media and the advertising that sustains it, creating tens of billions of dollars in market value and billions more in new revenues. Now, by sharing Amazon's infrastructure on the cheap, Bezos is taking that same idea into the realm of physical goods and human talent, potentially empowering a whole new swath of businesses

    Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA
  • 外資系企業とフルーツバスケット - Casual Thoughts about Any Phrase

    世間では、「年功序列の日企業と違い、外資系企業は若手を登用する」という言われ方がされますが、それは多くの外資系企業では歴史が浅く、人手不足であることが多いからではないでしょうか。 吐息の日々〜労働日誌 - 身勝手な退社話 歴史が浅く、経験豊富な人が不足気味で、経験を力技で補っているというのは確かに正しい。ただ、若手でばりばりに働く人間50名に対し、1人くらいの割合で酸いも甘いも知っている経験豊富な知識人がいれば十分事足り、手は動かないが口だけはでるという人がそんなに沢山いてもしょうがないというのもまた真実。 平気で米国流の解雇を行うので上が詰まってないとか・・・ 雑種路線でいこう - 外資系が若手を登用する背景 平気で解雇を行う会社もあると思うが、外資系でも従業員が数千人を超えるような大企業はなかなかそうもいかない(一番やりたがっているのはそういう会社だが・・・)。もちろんリストラはある

    外資系企業とフルーツバスケット - Casual Thoughts about Any Phrase
    monolith
    monolith 2006/08/16
    外資系は部署の売却の瞬間に在籍しているかどうかが重要でフルーツバスケットみたいだ,という話
  • Casual Thoughts about Any Phrase - マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題

    マイクロフォーマットを使用すれば、自分のサイトやブログに情報をはっておくだけでコンテンツ・アグリゲータ*1がそれをかき集め、パブリックに対して情報を公開してくれる。 例えば、hParttimeというバイト募集情報についてのマイクロフォーマットがあったとすると、自分の店のサイトに募集情報をはっておけば、コンテンツ・アグリゲータがそれを収集・整理し、バイトを探している人にその情報を提供してくれる。街のラーメン屋が店の前に「アルバイトの募集」なんて張り紙をしておくのと比較にならないほど多くの目の人に触れる。 マイクロフォーマットが普及すれば、上記のようなことが実現され、フロム・エーのようなバイト募集者から掲載料をとり既存のバイト情報をアグリゲートしているメディアに少なからず影響を与えるだろう。 下記が単純化したフロム・エーのビジネスモデル。 ②の部分で中抜きによるコスト削減が実現されるというのは

    Casual Thoughts about Any Phrase - マイクロフォーマットの抱える玉石混交の問題
  • ありきたりな外資系企業のはなし - Thoughts and Notes from CA

    "Lazy Suits:外資系で成功する人しない人"というエントリーを読んだ。私もこってりした外資系企業に勤め10年近くになるので、少しCasualなタッチで私の経験にもとづき、ありきたりな"外資系企業のはなし"、今風に言うと"外資系企業1.0"のはなしをしてみたい。 外資系企業では、求める人材は必要とする各部門の責任者が直接面接をして採用していきます。企業側の求める職務が最初から明確であり、そのポジションに的確な人材をその部門の責任者が求めていくのです。そこには、人事部の思惑が介入する余地はほとんどありません。そこが現場主義と呼ばれるゆえんでもありましょう。 最終的に採用を決めるのは当然その部門の責任者。人事部の面接も含め、6〜10回ほど面接が行われるのが通常。人事部の役割は会社の概要、人事制度に関する説明と質疑応答にこたえたり、スキルレベルに応じ給与がいくらぐらいが妥当かなどをアドバイ

    ありきたりな外資系企業のはなし - Thoughts and Notes from CA
  • 『「みんなの意見」は案外正しい』の読書上の注意 - Thoughts and Notes from CA

    「みんなの意見」は案外正しい 作者: ジェームズ・スロウィッキー,小高尚子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/31メディア: 単行購入: 13人 クリック: 216回この商品を含むブログ (266件) を見る「Wisdom of Crowds」についてまとめられた良書なんだが、私には結構読みこなすのに時間がかかり、すっと腹におちてこない箇所が多かった。"何故、今"Wisdom of Crowds"が注目されるのか?"で広言したとおり、エントリーでは、「この辺りをおさえてから読むと結構読みやすくなる」という点を私なりにまとめてみたい。「なにがわかりにくかったのかさっぱりわからん、実にわかりやすいだ!」という知力あふれる方は読み飛ばして頂きたく・・・。 1. 言葉の定義をまずはおさえる 解決すべき問題は「認知/調整/協調」の3つであり、「Wisdom of Crowds

    『「みんなの意見」は案外正しい』の読書上の注意 - Thoughts and Notes from CA
    monolith
    monolith 2006/03/14
    似た感想.ホントにそれだけで言えるんですか,というところが気になった
  • Casual Thoughts about Any Phrase - 何故、今"Wisdom of Crowds"が注目されるのか?

    「みんなの意見」は案外正しい 作者: ジェームズ・スロウィッキー,小高尚子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/31メディア: 単行購入: 13人 クリック: 216回この商品を含むブログ (266件) を見る『「みんなの意見」は案外正しい』を読んだ。日語タイトルのセンスはさておき、「Wisdom of Crowds」の古典とまでは言えないが、色々考える、事例や視点が多く紹介されており、このトピックに興味のある方にはお勧めの一冊。 正しい状況下では、集団はきわめて優れた知力を発揮するし、それは往々にして集団の中でいちばん優秀な個人の知力よりも優れている。優れた集団であるためには特別に優秀な個人がリーダーである必要はない。集団のメンバーの大半があまりものを知らなくても合理的でなくても、集団として賢い判断が下せる。 『「みんなの意見」は案外正しい』 〜はじめに P.9、10

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