Nicholas Carrの"Free AdSense"というエントリーが結構面白い。Microsoftがインターネット広告市場に参入したいのだが、手をこまねいている要因を下記のように分析している。 Googleがインターネット広告市場で他社の追随を許さないのは、広告料金をオークション形式で決定しているから 市場を支配している会社の牙城を切り崩すには、より低い価格を顧客に提示してシェアを徐々に奪うというのが常套手段である が、Googleの場合は、オークションにより価格は動的に決まり、最終的な価格決定権は広告主側にあるため、より低い価格を定義することそのものが困難であり、価格攻勢で市場シェアを奪うという戦術が利用できない 本文の中では下記の様な表現がなされている。 The barrier that an auction presents to a price war is, as Schm