丸尾 末広(まるお すえひろ、1956年1月28日[1] - )は、日本の漫画家、イラストレーター。男性。長崎県出身[1]。別表記は丸尾 末廣[2]。代表作に『少女椿』など[1]。 長崎県諫早市に7人きょうだいの末っ子として生まれる。実父は不明で4歳の時に母が継父と再婚したが「自分が生まれてから父親が死ぬまでに全部あわせても5分くらいしか喋ったことがない」と丸尾は述べている[3]。その後、小学六年生までの間に親戚の養子になったり生活保護を受ける継父の家に出戻ったりと複雑な少年時代を送った。 中学卒業後、家族や学校に対する執着心のなさから高校に進学せず、16歳の時に上京して板橋区の凸版製本に就職するも無断欠勤のため2年で退社[3]。以後、スリの見張り役やパチンコ店などを始め30もの職業を体験[3]。絵は完全に独学だという。17歳の時に『週刊少年ジャンプ』に作品を持ち込みするも、作画が週刊誌の