7日午後、熊本県上天草市の島で高さおよそ35メートルの鉄塔が根元から倒れ、電線が海面近くまで垂れ下がりました。けが人はいませんでしたが、周辺の世帯が一時、停電したほか、付近の海域を船が航行できなくなっています。 海上保安部が確認したところ、島の北にある高さ34.5メートルの鉄塔が根元から海側に倒れて、電線の一部が海面から1メートルの高さまで垂れ下がり、九州電力によりますと周辺の28戸が停電しました。 停電は、およそ2時間後の午後4時すぎに復旧し、けが人はいませんでしたが、付近の海域を船が航行できなくなっていて、海上保安部が巡視艇を出して警戒を続けています。 原因はわかっていませんが、海上保安部によりますと、通報した男性は「ズズズという音がして、振り返ったら鉄塔が倒れていた」と話しているということです。 九州電力熊本支店は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。現在、復旧作業と原因の調査を行っ
![約35メートルの鉄塔が根元から倒れる 熊本 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00d2f171b5dc535ca92ee4114c002f14b27a375a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180307%2FK10011354911_1803071830_1803071830_01_02.jpg)