Microsoftの本社がある米ワシントン州レドモンドのキャンパスには、同社の製品や将来コンセプトに関わるさまざまな展示物がある。最新製品が家庭やオフィスの中で、どのように使われるのかを提案するためのスペースや、将来のコンピューティング環境をコンセプトとして見せるスペースなどだ。 後者、すなわち未来コンセプトを示す展示スペースは大きく分けて2つあり、いずれもエグゼクティブブリーフィングセンターという建物の中にある。ひとつは住宅にどのように情報技術を応用していくのか。玄関の鍵を開けるところから、キッチン、リビング、ベッドルーム、子供部屋の中にさりげなく配置された最新情報システムを見せるのがMicrosoft Homeという施設。 そして、仕事の効率アップや業務改善を今後、どのように行なっていくのかをエンドユーザーにも分かりやすく体感させてくれるのが、Center for Informatio