東京外かく環状道路(外環道)と関越自動車道(関越道)が交わる大泉ジャンクション(JCT)の橋梁架設が、完成に向けてラストスパートに入った。目白通りを越える2橋梁のうち、関越道から外環道へ流入するAランプ第二橋(仮称)が2018年に架設を完了。現在、外環道から関越道に流入するCランプ第一橋(仮称)の架設が進む。Cランプ第一橋では目白通りを越える箇所を含む2径間分の橋桁を、目白通りの南側に設置した作業ヤードから送り出して架設する。架設完了までに複数回の夜間通行止めを実施する計画だ。2023年4月上旬に実施した最初の送り出し架設の様子をリポートする。 2023年4月10日の午後9時から11日の午前5時ごろまでの約8時間、大泉JCTに併設する大泉インターチェンジ(IC)と目白通りを夜間通行止めにしてCランプ第一橋の送り出し架設を実施した。橋桁後方に設置した推進装置(ダブルツインジャッキ)を使用し、
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