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本に関するodd991のブックマーク (62)

  • 【宣伝】『忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房、2016年) | 日朝国交正常化と植民地支配責任

    この一年半にわたりブログや論文で書いてきた『帝国の慰安婦』批判の論考を大幅に加筆・修正したものですが、半分以上は新たに書き下ろしました。 このでは、『帝国の慰安婦』と礼賛論の主張をそれぞれ検証し、書には日軍「慰安婦」制度についての日軍の責任の矮小化、被害者たちの「声」の恣意的な利用、日の「戦後補償」への誤った根拠に基づく高い評価などの致命的な問題があることを指摘しました(詳しくは末尾に目次を添付しますので参照してください)。著者の朴裕河氏や擁護者たちは『帝国の慰安婦』への批判はいずれも誤読によるものであると反論していますが、こうした主張こそが書を「誤読」しており、被害者たちの怒りには相応の根拠があるというのが私の結論です。 むしろ問われねばならないのは、これほどまでに問題の多い書を「良心的」なとしてもてはやした、日の言論界の知的頽廃です。なぜほとんどの日のメディアは、日

    【宣伝】『忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房、2016年) | 日朝国交正常化と植民地支配責任
    odd991
    odd991 2016/03/17
  • 財務省の“人殺し政策”消費増税が日本を破壊 無責任な官僚が犯す膨大な恐ろしい失敗

    今年もそろそろ終わりですが、この年末年始を利用して読んでいただきたい経済書を選んでみました。今年出版されたものの中からベスト10方式で厳選します。 ●第10位 『日を救ったリフレ派経済学』(原田泰/日経プレミアシリーズ) 今年の国内経済問題の多くは、アベノミクスの成果と消費増税をめぐるものに終始した感があります。アベノミクスとは、3の矢から成るもので、具体的には金融政策、財政政策、成長戦略です。アベノミクスの指南役といわれる浜田宏一イェール大学名誉教授(内閣府参与)によれば、それぞれの政策の評価はA、B、Eの順、つまり「ABE(安倍)」だそうです。書では、最高のA評価を与えられた金融政策の成果を、実体経済の多様な回復傾向として具体的に解説しています。 ●第9位 『官愚の国』(高橋洋一/祥伝社黄金文庫) 筆者の高橋氏といえば当代きっての経済政策通でしょう。書は2011年に出版されたも

    財務省の“人殺し政策”消費増税が日本を破壊 無責任な官僚が犯す膨大な恐ろしい失敗
  • 安田浩一著:『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』発売記念! 反響の声 & 安田浩一 vs 佐東(ヨーゲン)幽玄

    ジャーナリスト・安田浩一氏による在特会を始めとしたネット右翼に対する取材の金字塔とも呼ぶべき『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』が発売されたことを記念しそれについての反響のまとめ。 またその前夜祭として(?)行われた安田浩一氏とTwitter上のネット右翼として知られる佐東(ヨーゲン)幽玄氏との対決も収録。 是非ともここからネット右翼という存在の奇妙さと不思議さというものを感じ取って頂ければ幸いである。

    安田浩一著:『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』発売記念! 反響の声 & 安田浩一 vs 佐東(ヨーゲン)幽玄
  • カステル『社会問題の変容』をめぐる噂

    "わたしはこの書物を両親に、そして過去そして現在、よりよき未来を拒まれた人びとに捧げる。" ロベール・カステル著/前川真行訳『社会問題の変容 賃金労働の年代記』(ナカニシヤ出版、2012)をめぐる噂をまとめました。「王様の訳書近刊!」( http://togetter.com/li/257644続きを読む

    カステル『社会問題の変容』をめぐる噂
  • ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』(人文書院)を、訳者の宇城輝人さんよりお送りいただきました。ありがとうございます。 ほとんど面識がないにもかかわらず・・・正確には、岩波の『自由への問い 労働』の編集会議で一度顔を合わせてはいますが・・・お送りいただき恐縮しております。 http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b94404.html 街を揺るがした、「くず」どもの怒りの理由は何か――2005年におけるパリの暴動後に書かれた、フランス社会学の泰斗による迫真の分析。 貧困、人種、民族によってフランスの都市は、もはや共和主義の理念とは程遠いまでに分断されている。郊外に貧困と暴力とともに取り残される若者、田園地帯の新興住宅地に逃げ込む中産階級、官と民により再開発される都心…。この分断を乗り越え、もう一度都市を作り直すことはいかにして可能か。書は、フランス都市政策の

    ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 荻上チキ『セックスメディア30年史』再読とマンガ規制

    明日のイベントを見に行くのでその参考に再読。非常に実証的で、またジャーナリスティックな視点を維持しながらの手法は、荻上さんのほかの著作同様に読み応え十分。どの時代であっても性欲に基づく需要の大きさ、その強度は健在であり、「失われた20年」という長期停滞の中でもその欲望の大きさと強度は向かう方向こそ異なれ、対して勢力の衰えを感じさせない(まあ、僕個人はかなり以下略)。 書を再読する上では、末尾に整理されているローレンス・レッシングの『CODE』からの図表を利用するといいだろう。レッシングは特定の対象(書ではセックスメディア)に規制をかける場合に、法、市場、道徳、アーキテクチャの四つが力として作用するという。そしてこれらの4つの力は相互にその力を強めたり、打ち消し合ったり、あるいはある規制が他の規制の可能性を見出したりもする。 ところで書での荻上さんの立場はこのレッシングの4つの力をセッ

    荻上チキ『セックスメディア30年史』再読とマンガ規制
  • アマルティア・セン『アイデンティティと暴力』

    例えば僕の研究している領域でもマルクス主義+熱心なキリスト教徒という経済学者がいる。これは人間のアイデンティティを単一のものとしてしかみなさい人たちからみると矛盾しているか、なんらかのごまかしているようにしか思えないだろう。でも、人間のアイデンティティの複数性があたりまえだと思えばこの「矛盾」とか「ごまかし」とかいう見方はあてはまらないだろう。 「日常生活のなかでわれわれは、自分がさまざまな集団の一員だと考えている。そのすべてに所属しているのだ。国籍、居住地、性別、階級、政治信条、職業、雇用状況、習慣、好きなスポーツ、好きな音楽、社会活動を通じて、われわれは多様な集団に属している。こうした集合体のすべてに人は同時に所属しており、それぞれが特定のアイデンティティをその人に付与している。どの集団をとりあげても、その人の唯一のアイデンティティ、また唯一の帰属集団として扱うことはできない」20頁

    アマルティア・セン『アイデンティティと暴力』
  • [書評]震災恐慌!~経済無策で恐慌がくる!(田中秀臣・上念司): 極東ブログ

    書名を見て煽りすぎではないかという印象をもつ人もいるだろう。「震災恐慌!~経済無策で恐慌がくる!(田中秀臣・上念司)(参照)の表紙と帯は、おどろおどろしい。しかし悲しむべきことに、書の書名どおり震災恐慌は来るだろうと私は思う。書は、来るべき震災恐慌に向き合い、腰を落ち着けて考えるのに最良の書籍となっている。 書名から受ける緊急出版的な印象に反し、書は学術的な議論が展開されていて説得力がある。東北大震災一か月後が過ぎた時点の速成の書籍のようにも見えるが、対談者の一人、田中秀臣氏には、関東大震災後経済を熟知している経済史学者ならではの知識の裏打ちがあり、そのことで書は長い射程を得ている。 その意味で、学術書という堅苦しさはないものの読み進めながら大学の講義を受けているようにも感じられ、来ならもっと幅広く、例えばであるが、池上彰氏の書籍読者にも届けばよいと願う。実際に対談者のお二人の実

  • 治安悪化神話と厳罰ポピュリズムを超えて - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    岩波書店の山賢さんから、彼が編集を担当された浜井浩一『実証的刑事政策論 真に有効な犯罪対策へ』(岩波書店)をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0234870/top.html 刑事政策というのは法学部にありますが、刑法に対する刑事政策というのはちょうど労働法に対する社会政策に対応するようなものなので、法律家的発想とは異なるアプローチが来必要なものなのでしょう。浜井さんは、 1960年生まれ.龍谷大学大学院法務研究科教授.専門は刑事政策,犯罪学,社会調査,統計学・犯罪心理学.早稲田大学教育学部卒業後,法務省に入省.刑務所,少年院,少年鑑別所などの矯正施設,保護観察所(保護観察官)や矯正局に勤務したほか,法務総合研究所研究官,在イタリア国連犯罪司法研究所研究員等を経て,2005年4月から現職.法務総合研究所在籍

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    odd991 2011/06/05
  • 岩田規久男『経済学的思考のすすめ』“将来の世代の負担が生まれるのは日本銀行のせいだ”

    岩田規久男先生の『経済学的思考のすすめ』は素晴らしいである。特に財政再建問題の中核がなんであるかを詳細に議論している。と同時に「素人経済学」の代表である辛坊兄弟の著作を徹底的に批判していることも特徴のひとつだ。 さて書にはデフレ脱却問題を中心に、さまざまな経済問題について、素人経済学の直観的考察を次々に論駁している。中でもためになるのが、財政再建に関しての記述だ。多くの素人経済学は、財政再建を人質にとり、危機感をあおっている。しかしその多くがインチキくさいものである。ここでは財政再建問題についてのいくつかのトピックスのうち、「国債は将来世代の負担になるのか」というテーマをみていく。 財務省も多くの素人経済学も「国債は将来世代の負担になり、政府サービスの受益と負担に関する世代間不公平の原因になる」と喧伝している。テレビや新聞などでもよく目にするタイプだ。中には国の会計を家の家計と同一視す

    岩田規久男『経済学的思考のすすめ』“将来の世代の負担が生まれるのは日本銀行のせいだ”
  • 書評「日本林業はよみがえる」 - 森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ

    門脇仁: 広葉樹の国フランス: 「適地適木」から自然林業へ 知られざる森林大国、忘れられた林業先進国、フランス。広葉樹を主体とした特異な林業こそ、現代的である。日仏比較も行いつつ、その実像を追う。

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  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

  • 何かのために sengoku38の告白

    何かのために sengoku38の告白 一色 正春 ISBN:9784023309203 定価:1100円(税込) 発売日:2011年2月18日 四六判 216ページ 品切れ・再販未定 sengoku38のハンドルネームでYouTubeに尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突ビデオを投稿した元・海上保安官。なぜ彼はビデオを公開しなければならなかったのか? 誰に、何を訴えたかったのか? いつ、どのように決意し、どうやって行動を起こしたのか……。ビデオを入手した様子から、政府が非公開を決定したときの驚愕、そして決意まで、全てを白日の下に

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    odd991
    odd991 2011/02/12
  • asahi.com(朝日新聞社):尖閣衝突映像「今も秘密と思っていない」 元保安官語る - 朝日新聞プラス

    尖閣衝突映像「今も秘密と思っていない」 元保安官語る2011年2月12日3時1分 沖縄・尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した映像を、ネットの動画投稿サイトに流出させた元海上保安官、一色正春氏(44)が朝日新聞社のインタビューに応じた。 ――捜査が終わって起訴猶予となった。流出させて間違いなかったと今も思う? 秘密かどうかにこだわるのなら、あれは秘密ではない。秘密というのなら、ちゃんと起訴して公判で争えばいい。上の指示でそう判断したのだろうから検察を批判するわけではないが、むちゃくちゃな理屈だ。「秘密を破ったから悪かった。だけど罰するまでには至らない」という検察の垂れ流し情報だけを載せるのはフェアではない。 ――映像は、巡視艇「うらなみ」の乗組員も見られるようになっていた。 だから、最初は秘密でもなんでもなかった。秘密になる理由も分からない。むしろ隠したことによるデメリットがあ

  • 増刷 - おおやにき

    中野剛志(編)『成長なき時代の「国家」を構想する:経済政策のオルタナティブ・ヴィジョン』(ナカニシヤ出版、2010)がもう増刷になったそうです。おや。このには私の原稿(大屋雄裕「配慮の範囲としての国民」)が収録されているのと、巻末の座談会(「第III部 討議 『経済政策のオルタナティブ・ヴィジョン』をめぐって」出席者:中野剛志・松永和夫・松永明・大屋雄裕・萱野稔人・柴山桂太・谷口功一)にも出ているので、当は12月の記事で書くべき話だったのですが多少補足しておきます。 これがどういうかというのは冒頭にも解題があるのですが、まず典型的にはGDP増加率で測定されるような経済成長の実現のみを経済政策の目標にすることは適切なのかという問題意識が編者である中野剛志さんなどにあり、まああまり適切ではないだろうという見通しがあったわけですが、それは特に日の場合は将来の人口減少が予測されているなかで

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    odd991 2011/02/12
  • 「ガソリンタンクに砂糖をブチ込め」「鍵穴にヘアピンを突っ込め」などCIA直伝の市民向け破壊工作指南書「シンプル・サボタージュ・フィールド・マニュアル」 - GIGAZINE

    PlayStation 5(PS5)に接続して使用するVRヘッドセットの「PlayStation VR2(PS VR2)」が、2024年内にPCでも利用可能になることが明らかになりました。 PS VR2の新作タイトルをまとめて紹介! 『The Wizards – Dark Times: Brotherhood』『SOUL COVENANT』『Little Cities: Bigger』などが配信予定! – PlayStation.Blog 日語 https://blog.ja.playstation.com/2024/02/22/20240222-psvr2/ Coming soon to PS VR2 – Zombie Army VR, Little Cities: Bigger!, Wanderer: The Fragments of Fate, The Wizards – Dark

    「ガソリンタンクに砂糖をブチ込め」「鍵穴にヘアピンを突っ込め」などCIA直伝の市民向け破壊工作指南書「シンプル・サボタージュ・フィールド・マニュアル」 - GIGAZINE
  • 流出「公安テロ情報」全データ 第三書館編集部(編) - 第三書館

    目次 まえがき 第1章 国際テロ対策の陣容 テロ現場に集まる人の顔を撮影せよ――大規模テロの初動捜査体制/2 テロ対策全142名の氏名・任務が流出/4 テロ対策員リストに人質交渉官5名の名前も流出/5 これがテロ対策刑事の素顔だ/7 第2章 事情聴取されたイスラム関係者たち FBIからの訊問事項の連絡「アメリカに対するテロに関与しましたか?」/22 「礼拝」や「情報機関との接触」について質問せよ/23 FBIの要請による6名の聴取対象者/24 対テロ関連監視ターゲットのプロファイリング/26 モロッコ大使館コックから情報収集/47 「サウジが過激派摘発に雇用」との情報あるパキスタン人/49 ハマスに好意をもつパレスチナ人の事情聴取/51 テロリストへ流出可能性ある資金の情報持ってる可能性あり/58 PCで世界各国のニュースを複数見ている/60 容疑情報:長女が生まれたらイスラムの祈りを始め

    流出「公安テロ情報」全データ 第三書館編集部(編) - 第三書館
  • 「双子のライオン堂」で羽鳥書店フェア開催中 (羽鳥書店 糸日谷 智) | 版元ドットコム

    出版社で営業という仕事をしていると、を読むことが仕事の一つとなります。もちろん仕事ですから自分の趣味で選んだを読むのではなく、自社で作ったを読むわけですが、昨年末に刊行した内藤篤『円山町瀬戸際日誌――名画座シネマヴェーラ渋谷の10年』 を読んだ感想をここで書かせてもらえればと思います。 著者の内藤さんは著作権関係のを何冊も出されている弁護士の方です。そんな方が2006年1月、渋谷・円山町にシネマヴェーラ渋谷という名画座を開館し、自ら館主となりました。このは開館した2006年から2015年までの山あり谷ありだったシネマヴェーラ渋谷の祝10周年の記録です。 出版業界も他業界のことをいえる立場ではありませんが、名画座を取り巻く環境もいろいろと厳しい中、「大きく儲かることもないけれど、激しく損をすることもないだろう」(13頁)という言葉に押され、一介の素人が弁護士との二足のわらじを履いて

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    カカオからチョコレート作ったレポ ごきげんよう!先日フリーテーマの全社プレゼンにてサロンデュショコラをテーマにしてそこそこ好評を得ると同時にうっすらやべえ奴感を植え付けることに成功したオタクです。 さて、先日、同僚に「チョコレートを作ったりはしないんですか?」と聞かれまして。 ご人…

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  • 当時のDが語る番組改変事件の真相『NHK、鉄の沈黙はだれのために』

    2001年に起きたNHKの番組改変事件を覚えておられるだろうか。これは、01年1月30日に放送されたETV2001シリーズ「戦争をどう裁くか」の第2回「問われる戦時性暴力」を放送した際、当初の企画と放送内容に大きな隔たりがあり、不正確な情報が一方的に放送されたとして、VAWW-NETジャパン(「戦争と女性への暴力」日ネットワーク)がNHKを訴えた事件だ。各メディアがNHKを激しく批判し、右翼団体がNHKを襲撃したりと、大きな事件となった。番組内容改変には、安倍晋三や中川昭一など、議員の圧力があったとされている。判決はVAWW-NETジャパンの敗訴(=NHKの勝訴)となった。番組制作における政治介入は、「表現の自由」「編集の自由」を侵害するとともに、放送法の「政治的に公平」「事実を曲げない」という原則に反しているとして、現在も議論の対象となっている。 10年弱が経過した今日だから、語れる言

    当時のDが語る番組改変事件の真相『NHK、鉄の沈黙はだれのために』