きょうのテレビ朝日のサンデープロジェクトを見ていると、司会の田原総一朗氏がGHQが昭和20年12月に新聞各紙に連載を強要した「太平洋戦争史」を振りかざし、「新聞全紙がこう書いたのだから、これが日本の公式見解だ」みたいな話をしていました。相変わらず、根拠の分からない自分の思いこみをゲストに押しつけるばかりで、不愉快な番組です。 私はこのブログで何度か書いてきましたが、はっきり言って、政治家に歴史認識を決めてもらおうなんて思っていません。国政選挙で投票するときに、「過去の歴史解釈を委ねよう」なんて思って投票する有権者がどれだけいるでしょうか。 安倍晋三官房長官に対し、執拗に「シロかクロか」と迫る田原氏の姿は異様でした(エコノミストの吉崎達彦さんのコメントはよかった)。安倍氏が反論材料として、やはりGHQがNHKに放送させた「真相はこうだ」「真相箱」に言及していたのはさすがでした。 安倍氏
2006年9月12日 田中 宇 記事の無料メール配信 イラクとアフガニスタンで、アメリカやイギリスなどの欧米軍が敗北しそうな感じが、しだいに濃厚になってきている。 イラクでは、スンニ派が多数を占める西部と、シーア派が多数を占める南部の多くの都市で、すでに米軍は地元の民兵(非正規軍、ゲリラ)を一掃することに失敗し、次善の策として、民兵に治安維持の権限を委譲し、米軍は都市の郊外に退き、代わりに、民兵に対抗できるイラク軍(正規の軍と警察)を育成する戦略をとってきた。しかし、アメリカはイラク人の支持をすっかり失っているため、米軍が訓練したイラク正規軍に対する人々の支持も低く、正規軍は民兵に勝てない状態が固定化している。(関連記事) 最近では、米軍は地方都市における統治権をすっかり失ったため、今年7月から、米軍は軍勢を地方から撤退し、首都バグダッドに軍を結集させる戦略を取り始めた。(関連記事) しか
■ [politics]「クメール・ルージュ」というレッテルはいずれに向くべきか‐2006年自民党総裁選・その6 #これまでの関連エントリについては、2006年自民党総裁選indexをご覧下さい。 安倍氏の政権構想「美しい国、日本。」の簡素で抽象的な表現の意味するものは、過去の言動にさかのぼったほうがわかりやすい。「カンボジアで大虐殺を行ったポル・ポトを思い出す。彼らは結婚や家族の価値を認めない。社会、文化の破壊で看過できない」安倍氏はジェンダーフリー(社会・文化的性差の解消)教育見直しを目指す党プロジェクトチーム座長だった2005年5月のシンポジウムで、学校での性教育の「偏向」を鋭く批判した。伝統的な「家族」の否定は社会の混乱を招くというのが持論だ。 日経「永田町インサイド/自民総裁選の論戦 低調/3氏語録 振り返れば奔放」 webmasterはクメール・ルージュが採用した政策にそれほど
普段、なかなか、このメッセージ欄も更新されないので、たまに何か書くときには、せめて明るい、希望に満ちた話をしたいが、今日の話題は、私がこの6年間、一度も語ってこなかった極めて不愉快なとある出来事についてである。内容が内容だけに、冷静に書くことは難しいが、それでも私は、今という時は、これについて語る時だと考えている。 きっかけは、wikipediaだった。私は普段、何かについてネットで調べようという時、恐らくは多くの人と同じように、直接wikipediaに飛ぶということはなく、大体、検索してみて、ついでに引っかかったwikipediaも見てみるというくらいである。内容は、今はまだ玉石混淆で、非常に洗練されたレヴェルに達している項目もあれば、あまり有益な情報が掲載されていない項目もある。当然のことながら、私は自分の名前を検索することはないから、wikipediaの自分の項目がどうなっているのか
2006年09月16日22:00 カテゴリValue 2.0Open Source 自分語り2.0 私は作家平野啓一郎は知らないが、梅田氏の対談相手としての平野啓一郎に関しては少しだけ知っている。「新潮」に載った対談も面白く読ませていただいた。 その平野氏が、「Webに書かれる対象」としての自身を語ったのが以下である。必読。 平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて つい最近になって、私は知人の忠告から、wikipediaの「平野啓一郎」の項目を見てみたのだが、そこで目にしたのは、極めて不快な事実だった。最初の私についての極当たり障りのないプロフィールに続けて、次のような記述がある。 これに関するentryを書いていたら、長くなりそうなので話題ごとにentryを分けることにした。まず最初は、「自分が編集権を持つ場において語られている自分をどう扱うか
小泉政権がもうすぐ終りますね。いろいろな政策が実行されてきましたが、僕にとって一番許せなかったのは、2003年のイラク特措法です。これのために、僕的には戦後最悪の政権だったという位置付けです。 イラク戦争は、改めて言うまでもなく戦争そのものです。 次に、「自衛隊」がそのような名前になっているのは「自衛目的である」ことを強調するためであって、軍隊であることは明白ですよね。間違って したがって、戦争が続いているイラクに日本は軍隊を送り込んだ、と僕は認識しています。 まあ、極端な意見だと言う人もいるかもしれませんが、ごまかさずに考えたらこうなるしかないんじゃないかな、と僕は思うわけです。 人道復興支援と言っていましたが、米軍の輸送を支援しておいて「戦闘に与していない」などと、人を馬鹿にするにもほどがあります。戦闘が続いているにも関わらず「非戦闘地域」がイラクにある、などというごまかしも、忘れるわ
ライブドアの「パブリック・ジャーナリスト PJニュース 取材班」なるものが、2ちゃんねるを糾弾する記事を連発している。 『言論へのテロ!ブログ炎上の恐怖と悪質性』 『2ちゃんねるの「良識」』 『「デスノート」と化す、2ちゃんねる』 内容は言い尽くされてる話ばかりで新味はない。が、笑ってしまうのは文末である。引用しよう。 ※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。 パブリック・ジャーナリスト PJニュース 取材班【東京都】 ※文字の強調表現は松岡が加工した 「文責はPJ個人にある」という。じゃあ、この記事を書いた「PJ個人」てのはいったいだれなの? そう思ってさらに先を見ると、個人ではなく「PJニュース 取材班」なる組織が書いたことになっている。
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