数字の「17」と聞くと、多くの人は何か中途半端(?)な数字だなとの印象を持たれるのではないだろうか。それでも、世の中には結構「17」と言う数字が興味深い形で現れてくる。 「17」という数字は、1とそれ自身以外に約数を持たない「素数」である。 その前後の「16(=24)」や「18(2,3,6,9という約数を有する)」に比べて、何となくとっつきにくいイメージがあると思われる。有名なピタゴラスやピタゴラス教団は、4×4(=16)の四辺形と3×6(=18)の四辺形の間に挟まれた位置にある「17」という数字を嫌っていたとの説もある。 数字の「17」が現れてくる有名な話として、以下のようなものがある。 あるところで、ラクダを17頭所有していた人が亡くなった。その人には3人の男の子どもがいた。遺言によれば、そのラクダの分配について「長男に2分の1、次男に3分の1、三男に9分の1を分配せよ」となっていた。
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