富士五湖のひとつ本栖湖で11日、湖底に沈む遺跡の潜水調査がスタートしました。新たな発見があるのか注目されています。 本栖湖では1990年代に湖東側の水深5~10mの湖底から、次々と古い時代の土器が発見されました。以来、富士河口湖町などが湖底の調査を行なっています。 こうした中、湖では11日から、帝京大文化財研究所の佐々木蘭貞准教授がチームリーダーに、いまだ未知のエリアの潜水調査が始まりました。 帝京大文化財研究所 佐々木蘭貞准教授 「(このエリアについて)実はあんまり分かっていない土器が分布していることは分かっている。今後のもっと詳細な調査の方法やどこを調べるべきなのかをガイドする予備調査的なところになる」 今回の調査範囲は湖東岸の沖合で水深20mの地点、幅120m奥行100mのエリアです。ダイバーが潜りピンポールと呼ばれる棒を湖底に突き刺し、砂などの堆積状況を調べていきました。 帝京大文