カナダの大麻合法化をはじめ、近年、先進国では大麻に対する姿勢が大きく変化している。そんななか、世界に先駆けて約50年前から大麻が「許容」されてきたオランダから学べることを探して、「フィナンシャル・タイムズ」の記者がアムステルダムへ赴いた。実際に大麻タバコを体験した彼に訪れた変化とは──? オランダの「コーヒーショップ」で大麻体験 「フィナンシャル・タイムズ」の取材で、アムステルダムに行って大麻を吸うことになった。それで私は良い「コーヒーショップ」(注:オランダ英語で「大麻カフェ」を意味する)を教えてほしい、と友人に頼んだところ、非常にオランダ人らしい返事がもどってきた。 「私は1度も行ったことがないけれど」と言いながら、彼女は「パラドックス」という店を勧めてくれた。「パラドックス」なら彼女の息子の学校に近いので、吸った後にお迎えに行くのに便利なのだという。 私たちはいま、世界各地から来た、
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