行方不明、10~20代多く 動機は家庭や仕事の悩み―警察庁 2023年06月22日14時14分配信 警察庁=東京都千代田区 昨年1年間に全国の警察に届け出があった行方不明者は前年比5692人増の8万4910人だったことが22日、警察庁のまとめで分かった。年代別で最も多かったのは20代で1万6848人、次いで10代が1万4959人だった。9歳以下も含め、若年層の行方不明事案では、誘拐や性犯罪につながるケースもあったという。 SNS利用の子ども被害、1732人 重要犯罪は過去最多―警察庁 行方不明届が出された際に警察が把握した動機を多い順に見ると、20代は職場の人間関係や失業が27.9%、家庭関係が11.3%。10代は家庭関係が36.9%、学業関係が9.6%だった。10~20代が全体の約4割を占め、いずれも2020年から2年連続で増加した。 認知症の行方不明者は、前年比1073人増の1万870