配給(はいきゅう) 戦争がはじまると農家の男性の多くが軍隊に入ったり、軍需産業にかり出されたりしました。このため農村は人手不足となり、農作物の生産量も激減しました。さらに外国にたよっていた物資も次第に輸入できなくなりました。 そこで導入されたのが配給切符制です。これは世帯単位で配られる切符と引きかえに商品を買うしくみで、砂糖やマッチをはじめ、米、小麦粉など、生活に欠かせない品物のほとんどが配給制になりました。しかし一度に手に入る量は限られ、その回数も十分ではありませんでした。 B29(びーにじゅうく) 長さ30メートル、幅43メートルの大型爆撃機で、高さ1万メートルの上空を時速600キロで飛べました。当時としては、想像もつかないほどの性能をもった飛行機でした。 〔昭和19年6月15日(1944年)〕、九州北部の八幡製鉄所に対する空襲から始まり、終戦の日までB29は日本各地に爆弾を落とし、多
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