フェスティバル/トーキョーの「まちなかパフォーマンスシリーズ」は、劇場以外のさまざまな場所で作品を展開するプロジェクト。今年は、東京以外の場所へも、その範囲を広げます。 中野成樹+フランケンズ『半七半八(はんしちきどり)』は、江戸を舞台にした岡本綺堂の推理&時代小説『半七捕物帳』をベースにした作品。観客は、江戸川を挟んで東京(江戸)に接する千葉県松戸市を巡りながら、不可思議なミステリーの世界を体験することになります。 さて今回は、舞台となる松戸市内を中野さんに散策してもらいながら、作品について、そしてこの街について聞くことにしました。旅のパートナーは、同じく「まちなか〜シリーズ」で『アドベンチャーBINGO!!』を上演する福田毅さん。少人数の参加者とビンゴゲームをしながら演劇を展開するという同作を手がける福田さんは、フランケンズのメンバーであると同時に、じつは松戸市で生まれ育った松戸っ子で