タグ

2021年12月23日のブックマーク (3件)

  • コロナ禍に観る映画『インフェルノ』とダンテの「神曲」 - 世界のねじを巻くブログ

    没後700年とパンデミック ダンテが亡くなってから700年が経つのだそう。 ダンテといえば、やっぱり『神曲』。 ということで、いきなり原作を読むのはちょっと辛いので、 ちょっとずるをして阿刀田 高の『やさしいダンテ<神曲>』 (角川文庫)と、 コロナ繫がりで映画『インフェルノ』を観ました。 www.nejimakiblog.com インフェルノ(2016年) ダン・ブラウンの『インフェルノ』が原作の映画。 もちろんトムハンクスが主演です。 個人的な話をすると、 ラングドン教授シリーズの『ダヴィンチコード』や『天使と悪魔』『ロストシンボル』は学生時代に、原作・映画とも見るほど好きだったんですが、 シリーズを経るごとにワンパターン化してきて、 読むのも観るのも止めちゃった、 という感じが今。 せっかくの(?)コロナ禍なので、 ダンテ死後700周年である2021年に 「今見るしか」と思って映画

    コロナ禍に観る映画『インフェルノ』とダンテの「神曲」 - 世界のねじを巻くブログ
  • インターネットで「言論」は成立するか?(『啓蒙思想2.0』読書メモ⑦) - 道徳的動物日記

    啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版 Amazon 政治的言説の質にインターネットが与える長期的な影響はまだはっきりとわからない。これはテクノロジーが急速に変化しているからでもあり、伝統的なメディアーー特に新聞ーーに対する影響がまだ定まっていないからもである。当然ながら、ツイッターには字数の制限があるため、合理的な討論には不都合だ。それは言葉による平手打ちのけんかを助長している。ツイッターが課す驚くべき「スピード欲求」もまた、合理性の立場から見ると破滅的である。だからジャーナリストや専門家がいまや毎日何時間もつぶやいたり、つぶやきを読んだりに費やしているのが、よいことであるはずはない。 ブログにはもっと大きな可能性があって、明らかに政治文化の重要な要素になった。しかし興味深いことに、合理的な討論をつづけたいと考えているブログやメディアのサイ

    インターネットで「言論」は成立するか?(『啓蒙思想2.0』読書メモ⑦) - 道徳的動物日記
  • ある朝起きたら「変身」していた! メタバースとアバターの関係から見る「これは自分じゃない」問題

    仮想空間が生み出すインターネットの新しいかたち「メタバース」。そこではどんな未来が生まれつつあるのでしょうか。連載では最新のメタバース関連のニュースを、「VRChat」や「cluster」といったホットなソーシャルVRサービスの現場の空気とともにご紹介します。メタバース、あなたもはじめませんか。 ある朝、胸騒ぎのする夢から目を覚ますと、自分の姿形が昨日とはまったく変わっていることを発見した……。 そんな、フランツ・カフカの「変身」のような話が先日Facebookユーザーの間で話題になっていました。任天堂のMiiやAppleのメッセージアプリの「ミー文字」と同じように、自分の個性に合わせたアバターを設定して投稿する機能がFacebookにはありますが、そのアバターの姿が予告なく大きく変化したのです。 ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒

    ある朝起きたら「変身」していた! メタバースとアバターの関係から見る「これは自分じゃない」問題