天皇、皇后両陛下らが利用する「お召し列車」を大正期から保管してきた、JR東日本の東京総合車両センター内の「御料車庫」(東京都品川区)の解体が始まった。隣接する品川区役所の新築移転を含めた再開発に伴い撤去される。歴史を感じさせる赤れんがの建物だけに、区民からは保存を求める声が今も上がっている。(梅野光春)
官公庁が中心に進めている観光支援事業「Go To トラベル」でも旅行代金の50%を補助するが、割引対象は旅行代理店などが提供する宿泊と移動をセットにしたプランや、宿泊単体のプランのみ。個人で手配する交通機関の料金は割引対象外になっている。JR東日本は、気軽に新幹線を利用できるようにし、日本の観光を応援するとしている。 関連記事 東京駅の公式ガイドアプリ、リアルタイム混雑状況表示やチャットbotによる案内に対応 JR東京駅内の情報を表示するスマートフォン向けアプリ「東京ステーションナビ」(iOS/Android、無料)が8月3日にアップデート。構内や店舗の混雑状況やコインロッカーの空き情報、チャットbotを活用した案内などの新機能を追加する。 東海道新幹線、車内テロップでのニュース配信を終了 全列車に無料Wi-Fi完備、「スマホで読める環境整った」 東海道・山陽・九州新幹線の無料Wi-Fiサ
今回は、JR旅客各社の運賃・料金のうち山形新幹線と秋田新幹線の特急料金について問題点を整理し、違法性も含めて考察していく。 以前2019年4月18日に記事にしたのだが、その後様々な内容が判明したので、前回の記事よりもさらに掘り下げて話を進めることとする。 山形新幹線・秋田新幹線の料金設定のあらましについて 1999年12月4日以降、2019年8月現在まで適用している山形新幹線及び秋田新幹線の料金計算について簡単に説明していきます。 山形新幹線や秋田新幹線を利用するには、ほかの新幹線や特急列車同様きっぷと特急券が必要になります。きっぷは全区間通しで通算して発売しますので他の列車を利用する場合と何ら変わりありません。そこで特急券の料金算定手法について見ていきたいと思います。 まず、山形新幹線「つばさ」及び秋田新幹線「こまち」は、全国新幹線鉄道整備法に基づく新幹線区間と、それ以外の在来線区間に分
JR東日本や東京メトロなど首都圏の鉄道事業者6社は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ことしの大みそかから元日にかけての終夜運転をとりやめることを決めました。 新型コロナウイルスの感染が広がる中、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県は、首都圏の鉄道事業者6社に大みそかから元日にかけての終夜運転を中止するよう要請していました。 これを受けて、 ▽JR東日本は、山手線など在来線の終夜運転と、初日の出を見るための臨時列車の運行をとりやめることを決めました。 ▽東京メトロも、終夜運転と臨時列車の運行をとりやめることを決めました。 このほかの、 ▽京王電鉄 ▽京急電鉄 ▽京成電鉄 ▽東京臨海高速鉄道も、 終夜運転のとりやめを決め、要請を受けた6社すべてが終夜運転を行わない異例の年越しとなります。
新宿・東京~小田原間で運転! 拡大画像 E257系の特急「踊り子」(2020年3月、伊藤真悟撮影)。 JR東日本は2020年11月12日(木)、東海道線でE257系電車を使った特急「湘南」を2021年春から運行すると発表しました。 首都圏と伊豆方面を結ぶ特急「踊り子」の車両をE257系のリニューアル車に統一し、常磐線や中央線の特急などに導入している着席サービスを東海道線の特急にも導入します。これにより普通車の全席で事前の座席指定が可能となるほか、座席の指定を受けなくても車内の空席を利用できます。東京~伊豆急下田の特急料金は、現行(指定席・通常期)の2410円が、改定後(事前料金)は2100円になります。なお、グリーン車はこれまでどおり乗車前の座席指定が必要です。また、新幹線との乗継割引の適用は終了します。 東海道線では特急「踊り子」とともに、通勤客向けの列車として新たに特急「湘南」が設定さ
JR東日本、au、PayPay… 異業種 銀行侵入の衝撃 鉄道や携帯電話事業などで圧倒的な顧客基盤を持つ企業が銀行業に参入している。交通系ICカードで延べ1億人の会員を持つ東日本旅客鉄道(JR東日本)、携帯電話市場での3割のシェアを背景に、国内最低水準の金利で住宅ローン市場を攻めるKDDI(au)、キャッシュレス決済で7割のシェアを獲得したPayPay。ATMも店舗も持たないネオバンクは、フィンテックを活用して使いやすさを追求し、日常の決済や個人送金にとどまらず、ベンチャー企業や中小企業向けの融資など、銀行市場の攻略も視野に入れ始めた。迎え撃つ銀行は生き残れるのか。異業種の銀行参入の破壊力を徹底検証するとともに、国際ビジネスを展開できない地方銀行はどう生き残ったらいいのかも探った。 バックナンバー一覧 鉄道事業や携帯電話などの巨大な顧客基盤を持つ事業会社の銀行侵入に、銀行業界が慄いている。
2023年6月24日土曜日の朝、筆者がTwitterのアプリ「TweetDeck(ツイートデッキ)」を開くと、「Suica(スイカ)を使えない」という書き込みを多数発見した。ツイートデッキは指定したキーワードを含む書き込みや特定のアカウントの書き込みを列表示してくれるアプリで、仕事の情報収集に役立っている。「システム障害」や「トラブル」を指定した列に、Suicaの障害への悲鳴があふれていた。 SuicaはJR東日本の交通系ICカードのサービス。同社のTwitterアカウントを開くと、電源トラブルによって同日未明からWebサイトがダウンし、券売機やみどりの窓口などでクレジットカード決済ができなくなり、スマートフォンなどでSuicaが使える「モバイルSuica」やインターネット切符予約サービス「えきねっと」を利用できなくなっていることが分かった。2023年3月時点で、モバイルSuicaの発行数
先月、東北・北陸・上越新幹線の大宮駅近くで架線が垂れ下がり、列車が終日運休したトラブルでJR東日本は、破損した架線を引っ張る装置の検査を担当する作業員の半数が、検査マニュアルを誤認していたことを明らかにしました。 先月23日に発生した架線トラブルでは、新幹線が終日運休し、およそ12万人に影響が出ました。 JR東日本はこれまで、トラブルの原因について「重錘ロッド」と呼ばれる架線を引っ張る重りを支える棒が壊れたため、架線が垂れ下がり停電したと推定していました。 その後の第三者機関による調査で、「重錘ロッド」に本来接触しない重りの脱落を防ぐ金具が接触したことによって破損したと明らかにしました。 さらに、原因を調べる過程で、架線を引っ張る装置の検査手法に認識の誤りがあったことも明らかになりました。 重りはサビで膨張することがあるため、社内マニュアルで重りと「重錘ロッド」の隙間を測定することになって
房総・鹿島エリアのE131系とは違いがあります! ワンマン運転対応機器も用意 JR東日本が2021年6月17日(木)、相模線へ新型車両を投入すると発表しました。 2021年3月から房総・鹿島エリアで運行されているのと同系式のE131系電車で、4両編成が12編成、合計48両が新造されます。 相模線に投入されるE131系(画像:JR東日本)。 相模線へ投入されるE131系は、房総・鹿島エリアの車両と次のような違いがあります。 ・4両編成(2M2T)。 ・ロングシートのみ。 ・前面デザインが、遠くまで広がる湘南の海とダイナミックな波の水しぶきを水玉模様で表現したものになったほか、前面と側面のカラーリングには、遠くまで広がる湘南の海をイメージした濃淡2色の青を配置したものに。 ・座席のカラーが、相模川の豊かな流れや湘南の海をイメージした爽やかなブルー系の ツートンカラーに。 営業運転の開始は202
今月中旬、大森駅改札を出てすぐの窓口跡地で、高級生卵の期間限定販売が行われていた。日本の食文化を世界に広めたいと発足した一般社団法人「日本たまごかけごはん研究所」(文京区)がプロデュースする「幻の卵屋さん」だ。代表理事の上野貴史さん(44)が23種の卵を紹介する店内の壁面には、日付と時刻を示すデジタル時計。窓口時代の名残を感じさせる。 上野さんはこれまでに十数カ所の窓口跡地に出店した。「改札近くの目立つ場所で幅広い年齢層が通る。空調が効いて温度管理ができるのもいいですよ」。王子駅と八王子駅に出店した際は駅名標の「王」に「、」が付き、「玉子」駅になった。卵6個を選んで900円と安くはないが、好評で次回は2月1日から大井町駅の窓口跡地に出店予定という。
ついに登場しました! 所属標記は「横ナハ」 JR東日本が製作を発表していた、燃料電池を使ったハイブリッド試験車・FV-E991系「HYBARI(ひばり)」が総合車両製作所横浜事業所にて完成し、2022年2月5日(土)にJR貨物のDE10形ディーゼル機関車に引かれて輸送されました。 拡大画像 DE10形ディーゼル機関車のけん引で横須賀線を行くFV-E991系「HYBARI(ひばり)」(2022年2月5日、伊藤真悟撮影)。 FV-E991系は、JR東日本と日立製作所、トヨタ自動車の3社が持つ鉄道・自動車技術を融合した車両。「HYBARI(ひばり)」とは「HYdrogen-HYBrid Advanced Rail vehicle for Innovation(変革を起こす水素燃料電池と主回路用蓄電池ハイブリッドの先進鉄道車両)」を縮めた愛称です。 編成は「FV-E991-1」と「FV-E990-
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 JR東日本は4月5日、ホームドアやエレベーターなど駅のバリアフリー化を加速するため、2023年3月から、首都圏の一部区間の鉄道運賃を一律10円値上げすると発表した。だが、それだけでは計画している整備費用
元々はクルマとの衝突事故防止のために開発された装置ですが…。 拡大画像 JR中央本線で使われる211系電車(画像:写真AC)。 JR東日本 八王子支社は、シカなどの野生動物と列車との衝突事故を防ぐため、2020年12月14日(月)から1年間、忌避音発生装置を線路付近に試験設置します。 装置の名称は「鹿ソニック」。ティ.エム.ワークス社製です。動物が苦手とする高周波音を照射します。元々はクルマとの衝突を防止するために開発されました。 設置場所は、中央本線の初狩~笹子間に4か所、笹子~甲斐大和間に2か所、甲斐大和~勝沼ぶどう郷間に2か所、勝沼ぶどう郷~塩山間に5か所の計13か所です。 八王子支社によると近年、特にニホンジカとの衝突事故が目立っているとのことです。 【了】
「身体障碍者がJR東日本に『乗車拒否』されたのか」伊是名夏子さんブログ炎上騒ぎの真相【山本一郎】 【連載】山本一郎「コップの中の百年戦争 ―世の中の不条理やカラクリの根源とは―」 イメージ ■身体障碍者がJR東日本に『乗車拒否』されたのか? バリアフリーを推進して、どのような身体的な特徴の人でも、また、見えない障害を持つ人でも、公共交通機関や道路などを利用できるようにして健常者に近い日常生活を送れる社会にしようというのは、みんな賛成なんですよね。というか、これに反対な人います? 私も、独身の頃とは違って子どもたちをベビーカーで送迎するときや、年老いた両親が車椅子で移動しなければならなくなったときは、各駅のエレベーターの場所にはやたら詳しくなりましたし、JRや私鉄各線には随分お世話になりました。鉄道会社の皆さんには丁寧な対応を戴けることも多く、感謝しかありません。 また、かつてビジネスパート
JR東日本で駅の改札口やホームに設置されている時計がなくなりつつあるそうだ。これはJR東日本が意図的に時計の撤去を進めているのだという。JRはコロナ禍の影響で採算性が悪化している。先日も地方路線の収支を公表するなど、路線存続の見直しを進めている。産経新聞等の記事によれば、今後10年間で約500駅を対象に時計を撤去することで、維持更新投資の抑制やンニングコストなどの固定費の削減を進める方針であるという(産経新聞、FNNプライムオンライン)。 撤去は2021年11月から開始、全体の3割にあたる約500駅が撤去の対象として予定されているという。撤去の判断基準としては「時計の老朽度合」「駅の利用状況」「保守メンテナンスの軽減」などが条件になるとしている。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2022年11月8日、新たなチケットレス乗車の手段として、QRコードを利用した乗車サービスを2024年度以降に順次導入すると発表しました。JR東日本エリアの新幹線とBRTを除く在来線の全線に導入します。 実証実験として2020年に新宿駅に設置されていた新型改札機にはQRコードの読み取り部があった(写真:大泉勝彦) QRコードを使用した乗車サービスは、JR東日本のネット予約サイト「えきねっと」で乗車券類を予約・購入した場合に利用できます。チケット購入後にえきねっとアプリ上に表示されるQRコードを自動改札機にかざすと、新幹線も在来線もチケットレスで乗車できるようになります。 サービスの利用イメージ(画像:JR東日本、以下同) 自動改札機を設置していない駅では、ユーザー自身でアプリ上で利用開始または終了の処理を行う方法で検討しているとしています。 アプリ画面の表示イ
なぜ「JRE POINT」はここまで普及したのか、JR東日本のポイント戦略:鉄道のポイント経済圏(1/4 ページ) かつては複雑な印象があったJR東日本のポイントサービスだが、2016年に「JRE POINT」が登場したことで、状況が一変した。なぜ、JRE POINTは現在ここまで普及し、ポイントがたまりやすくなったのか。 ポイント、ポイント、ポイント。今や、どのお店に行ってもポイントがたまるようになっている。特に店舗数の多いチェーン店や大きな量販店ではその傾向が強く、家電量販店などではポイントを顧客にためさせて高額の商品を買う際に再び来店を促すようにしている。店によってはオンラインショッピングとも連動し、ポイントの獲得と使用をビジネスの根幹としているところもある。 鉄道でも、そういった動きが進みつつある。JR東日本のポイントサービスは、かつてサービスごとに異なっていたのでとても複雑だった
3月16日23時36分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県登米市、福島県南相馬市などで震度6強の揺れを観測した。 この地震で新幹線が脱線した。東北新幹線の下り、東京21時44分発仙台行きの最終列車「やまびこ223号」である。 やまびこ223号は17両編成。東京寄りのE5系(またはE5系と同型でJR北海道所属のH5系)10両と仙台寄りのE6系7両の組み合わせで構成される。地震発生当日はH5系とE6系の組み合わせだった。 17両中16両が脱線 列車は定刻だと23時32分白石蔵王駅(宮城県白石市)発だが、最終列車ということもあり、当時はやや遅れて福島―白石蔵王間を走行していた。その近くの沖合を震源地とする地震が発生。新幹線の早期地震検知システムが作動して非常ブレーキがかかり列車は減速し、白石蔵王駅から約2km手前で停止した。列車は17両のうち13号車(E6系)を除く1
≪PR≫ JR東日本ウォータービジネスが10月1日(火)より、日本初となる自販機のサブスクリプションサービス「every pass(エブリーパス)」を開始します。 【PR】Huluなら映画・ドラマ・アニメ見放題!今すぐ無料でお試し 「every pass」はJR東日本エリアの駅に約400台設置されている最新型自販機「イノベーション自販機」に、スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」へ配信されるQRコードをかざすだけで、1日1本対象の商品を受け取ることが可能なサブスクリプションサービスです。 支払いはクレジットカードのみ対応しています。 プランは月額980円の「アキュアメイドプラン」と月額2,480円の「プレミアムプラン」を用意。 「アキュアメイドプラン」ではオリジナルブランド「アキュアメイド」の商品、「プレミアムプラン」では「アキュアメイド」の商品に加え他飲料メーカーを
事前連絡なしで無人駅に来ても、OKとなる方向です。 特定の駅で試行実施へ 乗務員が車いすの乗降手伝いを行う(画像:JR東日本)。 JR東日本は2022年1月28日(金)、車いすを使用する利用客が無人駅で乗降する場合、乗降の手助けを乗務員が行う取り組みを始めると発表しました。 これまで無人駅での車いす乗降対応は、事前連絡を受けて、担当する近隣有人駅の駅係員などが現地に手配される形でした。今回、当該列車の運転士や車掌が携帯スロープを用いて直接作業を行います。 これにより、車いす利用者が無人駅を利用する際に、人員手配の手間や時間などが省けるほか、事前連絡が必須ではなくなり、より利用しやすくなるとしています。ただしJR東日本では「適切な対応を行えるよう、引き続き、事前に連絡いただくことを推奨しています」としています。 今回の試験的取り組みが行われるのは、仙石線や小海線など5線区13駅で、3月12日
JR東日本は台風19号で被災した北陸新幹線について、繁忙期となる年末までに従来同等の輸送力回復を目指す。長野市内の車両センターが浸水し、全編成の3分の1に相当する10編成120両が使えない状態。運転を再開しても車両不足のために、運転本数は5―6割にとどまる見通しだ。上越新幹線に投入済み・投入予定の同型車両を転用し、車両検査でJR西日本の協力を仰ぐなど、緊急対策の検討に着手した。 北陸新幹線延伸で大学の進路は再び変わる!? 北陸新幹線は13日早朝に発生した千曲川堤防の決壊によって、線路の一部が冠水し、車両センターが全域で浸水した。今後、現地の本格調査を進める予定だが、信号関係の電源装置に甚大な被害が見つかっており、運転再開まで1―2週間かかる見通しだという。 北陸新幹線ではJR東のE7系が19編成、JR西のW7系が11編成を運用中。このうち長野車両センターで浸水したのはE7系8編成とW7系2
JR東日本は2月16日、常磐緩行線(綾瀬~取手)に同社初の自動列車運転装置(Automatic Train Operation=ATO)による自動運転を、3月13日のダイヤ改正から営業列車で順次開始すると発表した。 JR東日本のATOは、自動列車制御装置(Automatic Train Control=ATC)をベースにしたもので、許容速度以下で列車の加減速や定位置停止制御を自動的に行なう。 新交通システムや地下鉄ではおなじみのシステムだが、一般の鉄道としては首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)や埼玉高速鉄道、東京地下鉄(東京メトロ)に次ぐもので、JR東日本では2018年12月から2019年1月にかけて、山手線のE235系を使用して試験を実施していた。 ちなみに、鉄道の自動運転には「GoA」(Grade of Automationの略)と呼ばれる0・1・2・2.5・3・4という6段階の自
新型コロナウイルスの影響で、深夜に電車を利用する人が減少する中、JR東日本は来年春から首都圏の路線の最終電車を、30分程度早めることになりました。終電後に行う線路などの保守・点検の時間を確保して作業員の働く環境を改善したいとしています。 対象になるのは、山手線や中央線、総武線など主に東京駅から半径100キロ圏内にある、首都圏のほぼすべての路線です。 来年春のダイヤ改正に合わせて最終電車の時間を30分程度早め、各方面の終着駅への到着時刻が午前1時ごろになるように、見直すということです。 来月、路線ごとに最終電車をどの程度早くするか公表することにしています。 新型コロナウイルスの影響で深夜の時間帯の乗客が減っている中、JR東日本としては最終電車を早めることで終電後に行う線路などの保守・点検の業務に充てる時間を確保したいとしています。 これによって不規則な勤務なため、人手の確保が難しくなっている
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2022年11月24日、観光列車「フルーティアふくしま」の運転を2023年12月に終了すると発表しました。 JR東日本の観光列車「フルーティアふくしま」(画像はJR東日本のWebサイトより) フルーティアふくしまは、2015年にデビューした「走るカフェ」がコンセプトの観光列車(のってたのしい列車)。土日祝日を中心に、磐越西線の郡山~喜多方間、東北本線の郡山~仙台間で運行しています。 「フルーティアふくしま」はインターネット予約が必要な団体専用列車として運転している(画像:読者提供) 福島産のフルーツを使ったケーキを車内で楽しめる(画像:読者提供) 運行終了は、使用している車両(719系)の老朽化のためとしています。719系は1989年に登場した電車で、2022年11月現在、フルーティアふくしまと奥羽本線(山形線)のみで使用されています。なおJR東日本では、20
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く