中国Anker Innovations Technologyは8月24日、中国の深セン証券取引所の「創業板(ChiNext:チャイネクスト)」市場に株式を上場した。同市場において米国風の「IPO(株式新規公開)制度」を適用した初めて上場で、調達した資金は研究開発体制の強化と、日本を含む海外における営業体制強化などに使われる。 上場に当たり、Anker Innovations Technology(以下「Anker」)は4100万株を新規発行。額面ベースで約420億円の資金を調達する。先述の通り、調達した資金は主に研究開発体制の強化と、海外における営業体制の強化に使われる。 同社は2011年に創業し、会社名と同じ「Anker(アンカー)」ブランドでモバイルバッテリーを中心とする充電関連機器を展開してきた。最近は「Soundcore(サウンドコア)」ブランドでオーディオデバイスを、「EUFY(