楽天グループは、傘下の金融事業の再編について、法律による規制や、グループの構成などでさらに検討が必要だとして、ことし10月までを目指していた完了時期を来年1月までに延期すると発表しました。 楽天グループはことし4月、傘下の銀行や証券、クレジットカードなど、金融事業を行う子会社を再編して、1つのグループに集約する方針を発表し、検討を進めてきました。 再編の完了はことし10月までを目指すとしていましたが、会社は29日、この時期を来年1月までに延期すると発表しました。 理由について会社は ▽それぞれの事業の法律による規制や、 ▽事業の強化に向けたグループの構成などについて、さらに検討が必要だと判断したとしています。 楽天は、携帯電話事業の不振からグループ全体の決算が去年まで5年連続の最終赤字となっていますが、金融事業は好調な業績が続いていて、今回の再編を通じて経営の効率化を図るとともに、それぞれ