行政機関のガバメントクラウドへの移行状況がAWSの発表会で明らかになった。(関連記事:移行期限迫るガバクラ、自治体・支援事業者の現状は? 300の自治体で利用されるAWSの場合)。名古屋市が「単独利用方式」を選択した背景やベンダーである日立システムズの支援体制など興味深いトピックが多かったが、注目したいのはやはりガバクラにおけるAWSのシェアの高さだ。検証事業で採択されている早期移行団体463団体のうち、300を超える自治体がAWSを採択しているという。これはもはや「一人勝ち」とも言ってよい状況だ。 なぜAWSなのか? 発表会に登壇した日立システムズはAWS採用の理由について「ドキュメントの充実」と「IaC(Infrastructure as Code)による作業の自動化」を挙げている。先日、JAWS FESTAで聞いた東広島市の講演でも、ガバクラへの移行を阻む課題の1つとしてエンジニア不