昭和天皇の肖像をバーナーで焼いたり、戦死した先人を揶揄する日本への“ヘイト作品群”への「税金投入」に真っ向から異を唱えた高須院長。寝食を忘れた大村知事リコール運動に敵陣営の人間が紛れ込み、様々な工作をしていた疑惑が浮上している。運… https://t.co/3wI167zSI9
IT・メディアThis photo illustration of a deep blue moonlit ocean at night with calm waves would make a great travel background for any coastal region or vacation, emphasizing the beauty of the night time ocean or sea. とくに英文学に詳しくなくとも知る人の多い、「吠えなかった犬」というシャーロック・ホームズの挿話がある(白銀号事件)。番犬が不審者を見かけて吠えたことではなく、むしろ問題の夜には吠えなかったことを手がかりとして、探偵が事件の真相を見抜く話だ。 前回(連載第5回)の内容に対して、「さえぼう先生」こと北村紗衣氏から連続して10ツイートを超える反論が寄せられた(このツイートからの
IT・メディアconcept you are not you how others see you how you see yourself 私はポストドクターを入れると大学院に5年半在籍し、続けて地方公立大学の准教授として7年半教鞭をとったので、通算すれば13年間は「歴史学者」として仕事をしたことになる。その最中から歴史学の教育にまつわる営みが、ひとつ間違えば危険なものにも転じうる可能性をずっと感じていた。 たとえば一般の読者が本選びのヒントにするのは、帯や惹句、あとがきや解説だと思うが、歴史学者は手にとった書籍のうち、最初に「注」を見る癖を持つ人が多い。主張の典拠として一次史料を引用した場合、(専門書では)出典表示のために必ず注をつけるので、まずはざっと注だけを一覧すれば、その本がどの程度「オリジナルな研究か」をつかめるからだ。 しかしこれを悪用すると、中身もないのにとにかく注ばかりを
[6/3追記]文面を一部修正いたしました。 私が所属する新世紀ユニオン委員長のブログにおいて、私や国際日本文化研究センター(以下、日文研と略します)などに対する脅迫行為が日文研内部の人間によるものだとの推測が述べられています。 私は新世紀ユニオンの組合員であり、ユニオンは組合員である私の権利を擁護するために、日文研の設置団体である人間文化研究機構(以下、機構)と団体交渉をしています。上記推測は、ユニオン委員長の個人的見解であり、私がこの推測を共有しているわけではありません。 しかし、当時、私や私の家族、日文研、機構、私の母校などに対して犯罪行為である脅迫が繰り返されていたことは事実であり、その証拠は新世紀ユニオンのブログで公開されています。そして、日文研は、令和3年3月23日には、その一部について愛宕警察署に被害届を提出する予定であると、私にメールで伝えていました。私は、当然、これら脅迫行
結論からいえば、これは認められない。憲法が「公共の福祉に反しない限り」と定めた報道や取材の自由の範囲を明らかに逸脱している。 防衛省が運営する新型コロナウイルスのワクチン大規模接種センターに関し、毎日新聞と、朝日新聞出版が運営する「AERA dot.(アエラドット)」が、架空の接種券番号で実際に予約し、予約システムに不備があると報じた。 岸信夫防衛相は「不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない」とツイートし、防衛省は正式に抗議した。 これに対し両社は「予約はすぐにキャンセルした」「公益性の高さから報道する必要があると判断した」などと正当化している。 だが一連の報道の反社会性については、アエラドットが「防衛省関係者」の指摘として報じた次の内容が証明している。 「悪意を持った人物が、乱数的に任意
「時空を越えた極上の歴史エンターテインメント!」と謳っているものの、勉強不足で思いつきばかりが目立つ粗雑な聖徳太子本が刊行されました。 井沢元彦『聖徳太子のひみつ』 (ビジネス社、2021年12月) です。表紙では、題名の横に「「日本教」をつくった」と記されています。 井沢氏は、研究者の研究を軽んじて空想をくりひろげた梅原猛路線を受け継ぎ、問題の多い歴史本を数多く出していることで有名です。今回の本もその一つですが、そもそも副題のような「「日本教」をつくった」という部分が問題です。 「日本教」という言葉を書物の題名にして有名にしたのは、イザヤ・ベンダサン著・山本七平訳という形で『日本人とユダヤ人』を、山本氏が社主をつとめる山本書店から1970年に刊行してベストセラーとなり、続く『日本教について』(文藝春秋、1972年)でも大いに話題を呼んだ山本七平氏です。 山本氏は、1977年には『「空気」
4月17日に出た、北村紗衣氏が雁琳(山内雁琳)氏を訴えた民事訴訟の東京地裁判決が、ここ数日ネットを騒がせている。 元はよくある「ネットの書き込みによる名誉毀損」の争いだったものが、ここまで大きな反響を呼ぶ理由については、すでにまとめている方も多いので、新たに付言するには及ばないだろう。 だが、後に具体例を示すとおり、同判決に便乗して私を中傷する「学者」が複数現れているので、手短にコメントしておく。 当該の判決は、北村氏(原告)の側の弁護士事務所のホームページに、PDFで全文が掲載されている。あたりまえだがこうした場合、発言したければまず判決それ自体(一次資料)に目を通すのが、「学者」たるものの責任だ。 PDFの54頁から「別紙2」としてまとめられている通り、名誉毀損に当たるか否かが争われた雁琳氏(被告)のツイートは、11個である。これも当然のことだが、被告の発言歴の中からこの11個を選んで
【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】 1994年9月24日、私は英国のアスコット競馬場にいた。 大谷翔平の怒りは収まらず…日テレ&フジ「自宅空撮」で“ドジャース出禁”のその後 武豊が騎乗するスキーパラダイスを見るためだった。同馬は前走でフランスのGⅠムーランドロンシャン賞を勝って人気になっていた。雨が降り続き日本の芝より長いターフのため、直線だけで追い込むことは難しいと思われた。だが、スキーパラダイスは少し出遅れたこともあったが終始後方のまま惨敗した。翌日の英スポーツ紙は1面で武の騎乗を厳しく批判していた。 翻って先週の「宝塚記念」、断然1番人気のドウデュースの武の騎乗を批判するスポーツ紙はなかったのではないか。それで30年前のことを思い出していたのだ。 ドウデュースについて、武はレース前「馬の出来は最高」と言い、レース後は「負けたのは重馬場のせいではない」と言っている。だとしたら、あの乗
校則でポニーテールが禁止されているのはなぜだろう-。鹿児島市の高校に通う女子生徒(16)は中学時代、担任の女性教員に尋ねた。「男子がうなじに興奮するから」との答え。「男子にも女子にも失礼。本当にそうなら最初にこの校則を定めた人の感覚がおかしい」と違和感を口にする。 校則では男子だけ長髪も禁止されていた。「男女平等であるべきだし、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人が暮らしにくい」。女子生徒は生徒会で校則見直しを提案した。LGBTQなど性的少数者らの集まりで当事者の思いを聞き、教員も交えて話し合いを重ねたが、実現しなかった。「先生に『ここは鹿児島だから』と言い訳されショックだった。校則が正しいとは限らず、生徒自らが考えるべきなのに」。今も納得できないでいる。 ■合理性に疑問 県議会での校則を巡る質疑が全国放送の報道番組で取り上げられたことがある。昨年の3月定例会一般質問。県民連合の柳
東京オリンピック・パラリンピックの選手村村長の就任記者会見を終えて記念写真に納まる川淵三郎氏(右)と森喜朗氏=東京都中央区で2020年2月、円谷美晶撮影 女性蔑視発言の責任を取って周囲に辞意を伝えた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任として、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が就任する見通しとなった。千葉市内で11日午後、報道陣の取材に応じた川淵氏との主なやり取りは次の通り。【小林悠太】 (「上」から続く) ――会長就任を断ろうと思っていたのに、引き受けたのは。 ◆断ることができないくらい、(森さんと会う前の)前段で「(森さんが)涙を流された」とかいう話が(関係者から)あって。俺も泣いちゃって、もらい泣きして。本当に森さんはつらかった。発言には弁解の余地がないだけにつらかった。「森さんが今までやってきたすべての功績を全部無視するのか」と今言えない状況
なぜ医療デマは拡散してしまうのか? ――そもそも子育て中の方は、なぜデマを信じるのだと思われますか? 今西 育児は正解の無い世界だということが大きいでしょう。大きなトラブルがなくても不安になりがちなうえ、母親に負担や責任がのしかかっている。するとそこにヒュッと現れた人が断言調で力強く導いてくれると、その人についていってしまう心理があるのでは。 ワクチンの場合も、真っ当な医療情報では科学的根拠のある部分しかはっきり言うことができず、わからない部分に関しては説明できません。ところが反ワクチンの人たちは、断言しますよね。不安を抱える母親たちは、「わかりづらい」より「わかりやすい」ものに流れていきます。 また今は、コロナ禍で孤独を感じる母親たちが増えているのに、情報だけはバンバン入ってくる。間違った情報を選んでも、致し方ない状況だとは思います。正解がないのもまた育児の楽しさではありますが、その正解
MBSのインタビュー記事を読んで特に印象に残ったのが、経験のある大学教授が照合していっても2ヶ月以上かかり、そこから告発が成果を出すまで1年間かかったというところ。 「膨大な量。本当に心が折れそうでした」自民党の裏金疑惑を刑事告発、上脇博之教授が語った『正月返上の収支報告書チェック』きょう国会閉会、捜査の行方は | 特集 | MBSニュース ちょうど1年前の同時期、正月返上で膨大な収支報告書の束と『にらめっこ』していた男性がいた。疑惑が明るみになるきっかけとなった一人、神戸学院大学の上脇博之教授だ。長年変わらないバンダナ姿で「政治とカネ」の問題を追及し続けている。 キックバック不記載問題は赤旗が最初に報じて東京地検特捜部が動いたという時系列だが、その赤旗自体も1年以上前からしらべていて、上脇氏は再調査した立場だった。 (上脇博之教授)去年10月、「しんぶん赤旗」日曜版の記者が私に取材で電話
できれば避けたいと思ってきたが、連載第2回で予告したとおり、呉座勇一氏の問題に関して発表されたオープンレターについて、その裏面を物語る資料を公開する。第3回で与えた警告に反して、嶋理人氏(日本史学。熊本学園大学講師)が11月23日夜に、私を中傷する2本目の記事を発表したためである。 当然のことだが、私と同様に、嶋氏にも言論の自由がある。しかし同氏は、それを適切な形で行使していると呼べるであろうか。彼が同日に発した、以下のツイートをご覧いただきたい。 呆れたのはこちらである。そもそも本連載の3~4回目は嶋氏の(1本目の)中傷記事に応答したものであり、5~7回目はそれらの拙稿に言及した辻田真佐憲氏を北村紗衣氏が批判されたことに対して、当方が駁論したものだ。計5回分の連載が書かれる直接ないし間接の原因を作った当事者である嶋氏が、他人事のように「7回も連載している與那覇には呆れる」(大意)とは、ど
内需の弱さ目立つ 海外経済や物価高に懸念―GDP改定値 2023年09月09日15時51分配信 8日、東京都内のドラッグストアの前を通り過ぎる人(EPA時事) 内閣府が8日発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産、季節調整済み)改定値は、速報値の前期比年率6.0%増から4.8%増に下方修正された。個人消費が引き下げられ、設備投資はマイナスに転落し、内需の弱さが目立つ結果となった。海外経済減速や物価高の継続は懸念材料で、日本経済の先行きに不透明感が漂う。 【図解】実質GDP成長率の推移 大きく下方修正されたのは企業の設備投資。速報値の前期比0.03%増から1.0%減に改められた。みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井才介主席エコノミストは、海外経済の減速で製造業の機械関連を中心に投資が抑制され、好調だった非製造業でも反動が出た可能性があると指摘する。 個人消費の下振れも気がかりだ。食料品など
IT・メディアsearch concept. black on black. magnifier on dark background. view from above. copy space for design. 呉座勇一氏の炎上と訴訟が提起した問題について考察を続けていると、與那覇の記事は「事実誤認」をしているといったクレームを稀に目にする。もちろん批判は歓迎だから、拙稿のどの部分が事実に反しており、正しくは何が事実なのか、妥当な論証とともにご指摘いただければ訂正するが、「事実誤認だ!」と叫ばれるだけでは対応のしようがない。 無責任な匿名の有象無象は黙殺すれば済むが、呉座氏による中傷の告発者として著名な「さえぼう先生」こと北村紗衣氏(英文学者。武蔵大学准教授)となるとそうもいかないだろう。たとえば先日、拙稿(連載その②)に言及した辻田真佐憲氏に対して、彼女はこうしたリプライを寄せてい
気鋭のエコノミスト永濱利廣氏は『日本病——なぜ給料と物価は安いままなのか』で、「低所得・低物価・低金利・低成長」の「4低」状況を「日本病」と名付け、その原因と、脱却の道筋を考察する。 日本の実質賃金は主要先進国中いかに低いか。バブル崩壊はなぜ日本を「病」に罹らせたのか。『日本病——なぜ給料と物価は安いままなのか』から見てみよう。 イタリアと最下位を争う日本の実質賃金 日本が安いのは物価だけではありません。 図表1-3は、主要先進国と言われるG7諸国(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ)+韓国の1年あたりの平均実質賃金を算出したグラフです。日本のずいぶん低い位置が気になると思いますが、まずは用語を説明しておきます。 縦軸にある「購買力平価」とは、わかりやすく言えば、「ビッグマック指数」を、すべての財・サービスに換算したようなものです。もう少し正確に言うと、「自国通貨
先日、角川新書から拙著『戦国武将、虚像と実像』を発表させていただきました。 試し読み で読めます「はじめに」から分かりますように、日本における排外主義的・歴史修正主義的な言説の広がりに対して私は前々から憂慮しておりました。歴史学界の権威主義、実証主義マウンティングによって歴史修正主義を叩く、という手法が通用しないことは現実が証明しています。 歴史修正主義的な言説は、歴史的事実の捏造・歪曲や史料的根拠のない奇説・珍説に支えられています。これは、提唱者が独自に想像を巡らせ妄想を書き連ねているように見えますが、実は、その内容は江戸時代の講談・軍記物に影響を受けていたり、徳富蘇峰や司馬遼太郎の焼き直しだったりします。「根拠は弱いかもしれないが、斬新で独創的で面白い」と一般読者が思う「新説」「逆説」は、実証性どころかオリジナリティすら欠いていることが少なくありません。 本書の狙いは、史実ではない「虚
元文科省の前川喜平が、文科省所管の事項について完全な間違いをツイートしました。 前川喜平「宗教を所管する文科大臣の靖国参拝は政教分離違反」 宗教法人法で靖国神社の所管は東京都知事 最高裁判例の政教分離違反とは異なる見解 前川喜平「宗教を所管する文科大臣の靖国参拝は政教分離違反」 閣僚、中でも宗教を所管する文部科学大臣が、靖国神社に参拝することは、憲法の政教分離原則に違反する行為である。 — 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) 2020年8月15日 魚拓1、2 天下り斡旋という違法行為をしながらお情けで懲戒免職を免れた前川喜平が「宗教を所管する文科大臣の靖国参拝は政教分離違反」とツイートしています。 これは全くの間違いで、文科省に居たものとは到底思えません。 宗教法人法で靖国神社の所管は東京都知事 「宗教を所管する文科大臣」という字面が意味不明ですが、「宗教
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