どうしてこんな人生になったんだろう。ここ数年で何度も思ったことだ。 中学受験をしてトップクラスの進学校に入り、現役で東大に合格。しかし1年生で留年し、その後もギリギリの学生生活を続け、4年生で2度留年して後がなくなった。 そんな僕は在学年限である今年、東大を卒業する。同時に東京学芸大学に合格し、来年度から再び大学生になる。なかなかに類を見ない人生だと思う。誰の何の足しになるかはわからないけど、なんとなくこの数奇な人生を人に知ってもらいたくなった。暇な人は読んでくれると嬉しい。こんなもの推敲してもしょうがないので、思うがままに書き殴っていこうと思う。 分量がかなりあるので、物語だとでも思ってほしい。 目次 ・原点 ・周りに作り上げられた自分 ・膨らむ夢と、人生最大の選択ミス ・やっていけるわけないよね ・選択肢のない人生 ・院試に勝てない ・本当にやるべきこと ・これはこれでよかったなんて言