並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 192件

新着順 人気順

ウクライナ軍 兵力 現在の検索結果1 - 40 件 / 192件

  • ウクライナ善戦。ウクライナ自身の理由(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    ウクライナの予想外の「善戦」 ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、すでに1ヶ月以上が経過した。ロシアが侵攻を開始した場合、72時間以内に首都キエフは陥落するという予測が、侵攻前は真実味をもって語られていた。しかし、キエフは未だに陥落せず、ロシア国境に近いハリコフもウクライナは保持している。逆にロシア軍は多数の兵士が死傷し、将官にも戦死者が出るなど苦戦が続いており、ウクライナ北部から撤退するなど再編を余儀なくされている。 大方の予想を覆したこの事態に対し、「ロシア軍の稚拙な作戦」などロシア側の不手際に原因を求める報道や、ウクライナ善戦の要因を欧米による支援、中でも携行対戦車ミサイル“ジャベリン”や携行対空ミサイル“スティンガー”、またはドローンといった装備の活用で説明される例も多い。しかし、ウクライナの「善戦」はそうした外部の要因だけで説明がつくのだろうか? 「善戦」の要因はなにか? 

      ウクライナ善戦。ウクライナ自身の理由(dragoner) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • ウクライナ軍がヘルソン攻勢に続きハルキウ攻勢を開始し2日間で50kmを進む大戦果をあげたが、その戦略はどうなっているのかの解説

      ポラン@ゆっくり実況者🐕26万人 @polan9009 大きな話題を集めているウクライナ軍の戦略まとめ。 ヘルソン攻勢が進む中、一昨日にハルキウ攻勢が始まり、約2日で50kmも進む大戦果をあげました。 ハルキウが本当の攻勢軸であり、ロシア軍と世界が注目していたヘルソンは罠だった可能性が指摘されています。目的はロシア軍の主力を拘束すること。 pic.twitter.com/nmb2bQg82h 2022-09-09 22:54:05 ポラン@ゆっくり実況者🐕26万人 @polan9009 ヘルソン攻勢は8月29日から始まったウクライナ軍の反抗作戦です。ドニプロ川の橋を無力化したタイミングで大規模攻勢を始めました。 戦果は上がりつつも、進み具合は想定よりゆっくりであり、「ロシア軍をキルゾーンで消耗させるのが目的では」「ウクライナの兵力が不十分」と憶測が飛んでいました。 pic.twitte

        ウクライナ軍がヘルソン攻勢に続きハルキウ攻勢を開始し2日間で50kmを進む大戦果をあげたが、その戦略はどうなっているのかの解説
      • 小泉悠 徹底分析「プーチンの軍事戦略」もっとも陰惨なシナリオとは?|文藝春秋digital

        文・小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師) 小泉氏なぜロシアは苦戦を強いられているのかロシアは強大な軍事大国と認識されることが多いですが、実は、そうとばかりも言えません。ソ連崩壊後に凋落したロシアは、経済力や科学技術力はもちろん、核兵器を除くと軍事面でも、アメリカやNATOに大きく差をつけられてきました。 軍事情勢の報告書「ミリタリー・バランス」によると、2021年のロシアの軍事費は世界第5位(622億ドル)。1位のアメリカ(7540億ドル)と比べると1桁少ない額になります。また現在、NATOの兵力は欧州加盟国だけで約185万人。ロシア側の総兵力の倍の規模なのです。 軍事バランスで劣勢におかれたロシアが戦略的に重視してきたのは、サイバー戦や情報戦などを活用する「非接触戦争」です。 その手法がいかんなく発揮されたのが、2014年のクリミア併合でした。突如としてクリミアに現れた覆面

          小泉悠 徹底分析「プーチンの軍事戦略」もっとも陰惨なシナリオとは?|文藝春秋digital
        • ウクライナ問題、「苦しいのは実はプーチン」ではないか?

          ウクライナでは、クリミア半島にロシア軍が展開する中で、ウクライナ軍との睨み合いが続いています。一方で、アメリカやEUの行動には毅然とした姿勢が見られずプーチンが「やりたい放題」のようにも見えます。 ですが、週明けの情勢を分析してみると、その奥には「プーチンのロシア」の苦境がチラチラと姿を見せている、今回はその辺をお話しようと思います。 まず、プーチンの行動ですが、クリミアが欲しいとか、東ウクライナがどうとか、あるいはウクライナを丸ごと「ユーラシア連合入り」させたいなどというのは、全て求心力維持のためのポーズだと思います。2~3月にかけての彼の一連の行動の動機は別にあり、その正体を見せてしまうと権威が失墜してしまうので、「強がる」ために軍隊を見せて領土がどうとか、戦争がどうという「イメージ」を流させているだけです。 実はプーチンは困っているのです。というのはウクライナでは金融危機が再燃してい

            ウクライナ問題、「苦しいのは実はプーチン」ではないか?
          • 「ロシアが軍事介入」のインパクト | リアリズムと防衛を学ぶ

            ロシアはウクライナへの派兵を決定しました。対してウクライナ新政権は軍に厳戒態勢をとるよう命じました。国連安保理では米欧・露が互いの主張をぶつけあい、NATOは緊急の大使級会合を開きました。ウクライナ危機は、急激に深刻さを増しています。はたして戦争になるのでしょうか? 直近の動きをレビューしてみます。 ロシア上院は軍事介入を承認。ロシア系住民と、独自の国益を守る プーチン大統領はウクライナ危機での軍事介入を提起し、ロシア上院に承認されました。 ロシア政府によると、プーチン大統領は上院に対し、「ウクライナにおける異常事態でロシア国民の生命が脅かされている」として、軍の派遣を承認するよう求めた。また、クリミアのセバストポリで「国際法に完全に準拠して」駐屯しているロシア黒海艦隊の軍人らを保護しなければならないと述べた。(AFP3/21「ロシア上院、ウクライナへの軍の派遣を承認」) アメリカのオバマ

              「ロシアが軍事介入」のインパクト | リアリズムと防衛を学ぶ
            • ウクライナ危機に国際社会はどう向き合うべきか 緩衝国家・日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に聞く | 長周新聞

              長周新聞 > 記事一覧 > 国際 > ウクライナ危機に国際社会はどう向き合うべきか 緩衝国家・日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に聞く ロシアとの戦闘が続くウクライナの緊迫した情勢は、日本を含む国際社会を巻き込み、さまざまな議論を呼び起こしている。本紙は、かつて国連職員や政府特別代表として世界各地の紛争地で調停役を務めてきた東京外国語大学教授の伊勢崎賢治氏にインタビューをおこない、現在のウクライナ情勢の見方や問題意識について話を聞いた。 ------------------------------ いせざき・けんじ 1957年、東京都生まれ。東京外国語大学教授、同大学院教授(紛争予防と平和構築講座)。インド留学中、現地スラム街の居住権をめぐる住民運動にかかわる。国際NGO 職員として、内戦初期のシエラレオネを皮切りにアフリカ3カ国で10年間、開発援助に従事。20

                ウクライナ危機に国際社会はどう向き合うべきか 緩衝国家・日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に聞く | 長周新聞
              • 米陸軍退役大将に聞く、ウクライナでの戦争はどのように終結するか

                ロシア軍の陣地に向けて砲撃を行うウクライナ軍兵士=15日、ウクライナ・ドネツク州/Oleksandr Ratushniak/Reuters (CNN) ウクライナでの戦争は膠着(こうちゃく)状態に陥っているが、変化がないわけではない。米国のデビッド・ペトレイアス退役陸軍大将の予測によれば、戦争は今年、異なる様相を呈するようになる。双方が著しい攻勢を仕掛ける公算が大きいためだ。全般的に、戦争では引き続きロシア軍の基本的な弱点が浮き彫りになる。かつてロシア軍と言えば、世界で最も有能な軍隊の一つに数えられていた。 ペトレイアス氏は数十年にわたって戦争を研究し、実際的な応用にも取り組んできた。アフガニスタンとイラクの戦争では米軍と有志連合の司令官を務め、その後中央情報局(CIA)の長官にも就いている。米プリンストン大学で博士号を取得した論文のテーマは、ベトナム戦争及び米軍がそこから得た教訓について

                  米陸軍退役大将に聞く、ウクライナでの戦争はどのように終結するか
                • ウクライナでの戦争、長期的結果を左右する重大局面に到達 西側当局者

                  ワシントン(CNN) ウクライナ軍が旧式装備に適合するソ連時代の弾薬を使い尽す中、同国は西側諸国に重火器の追加投入を要請している。その間にも東部の2つの戦略的要衝では、ロシアが砲撃で極めて有利な状況を築いている。 米国や西側の諜報(ちょうほう)事情に詳しい複数の情報筋によれば、西側の情報機関および軍の関係者は、ウクライナでの戦争が長期的な結果を左右する重大局面を迎えていると考えている。 この転換点となる場面は、西側諸国にも厳しい決断を強いることになるかもしれない。これまでウクライナを支援してきた各国では、国内経済や武器備蓄に対する負担が着々と増加している状況だ。 米国防総省の高官によれば、ロイド・オースティン国防長官は15日に約50カ国から成る作業グループを率いて今回の危機を話し合うことになっている。そこでは、ウクライナ向けの追加軍事支援も発表される見込みだ。だがウクライナの当局者は、戦闘

                    ウクライナでの戦争、長期的結果を左右する重大局面に到達 西側当局者
                  • ロシア軍の「松葉づえ大隊」が足を引きずりながら突撃、悲惨な結果に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                    ウクライナに対する全面戦争の開始から3年近くで80万人以上の人員を失いながら、ロシア軍はウクライナとロシア西部でなお60万人以上の前線兵力を維持している。これは、この戦争の最も重要なすべての前線で、ロシア野戦軍がウクライナ軍に対して優位に立つのに十分な兵力だ。 だからといって、ロシアが新たな兵士の確保に苦労していないわけではない。少なくとも1つのロシア軍司令部、具体的に言えば第20親衛諸兵科連合軍の司令部は、やむにやまれず負傷兵からなる突撃部隊を編成し、戦闘に送り込んでいる。負傷兵はどうにか歩けはするが、なかには松葉づえの助けを借りざるを得ない者もいる。容易に予想されるように、その突撃の結果は悲惨なものだ。 ロシア軍の一部の指揮官は負傷兵にも戦闘を命じているらしいという噂は、数カ月前に流れていた。そして先週、「松葉づえ大隊」の最初の明確な証拠とみられるものがソーシャルメディアに現れた。ロシ

                      ロシア軍の「松葉づえ大隊」が足を引きずりながら突撃、悲惨な結果に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                    • 「ロシア軍の命運は2週間」―旧ソ連軍に所属した軍事評論家が指摘する失敗

                      「ロシア軍はあと2週間しかもたない。兵器の補充は不可能」−−ロシア軍を良く知る旧ソ連の元軍人は、ロシア軍の敗走は確実だと予想した。 アゼルバイジャンの軍事評論家アギーリ・ルスタムザデ氏はロシア語の独立ニュース動画サイト“Newsader”でロシア軍の侵攻は準備に欠けた非常識な戦術だったと断じた。 ルスタムザデ氏はアゼルバイジャン軍に30年勤務し、ナゴルノ・カラバフ紛争などの実戦経験もある、ロシア軍の内情を知る軍事専門家だ。3月19日のアップ以来、視聴数は3日間で110万ビューを越えている。以下、ルスタムザデ氏の分析を紹介する。 ◆ウクライナでの戦闘の現状と懸念 現状での懸念はベラルーシ軍が参戦し新たな戦線をキエフの北西部で開くことだ。ベラルーシ軍は2万の兵力を有する。 ロシア軍について言えば、この20〜30年、シリア以外では精密誘導などの最新鋭兵器を使ったことがない。兵力と兵器の数では世界

                        「ロシア軍の命運は2週間」―旧ソ連軍に所属した軍事評論家が指摘する失敗
                      • ロシア軍、地上兵力の3分の1を喪失か 英国防省分析

                        破壊されたロシア軍の橋=12日、ウクライナ・ビロホリウカ近郊/From Ukraine Armed Forces (CNN) 英国防省は15日、ロシア軍がウクライナ侵攻時に投入した地上兵力の最大3分の1を失った可能性があると明らかにした。 国防省が更新した諜報(ちょうほう)によれば、ロシア軍はドンバス地方での攻撃で大きな損害を被っており、現在の状況下では、ロシア軍が今後30日間で進攻速度を大幅に加速させる可能性は低いという。 国防省の評価によれば、ロシア軍による攻撃は予定から大幅に遅れている。当初は小規模な前進が見られたものの、過去1カ月間では支配地域の大幅な拡大に失敗しており、高水準の兵力の損耗が続いているという。 国防省がどのようにしてこうした評価に至ったのかは不明。ロシア軍はウクライナ東部での攻勢に約100の大隊戦術群を配備しているとみられているが、西側の当局者によれば、その多くが兵

                          ロシア軍、地上兵力の3分の1を喪失か 英国防省分析
                        • AIはウクライナの状況をどのように見てるか

                          どのAIも妥協せえって立場みたいだな お前らって自分はAIよりも優れた客観性と論理力を持ってると思ってるのかな? プロンプトだせって言ってるやつ馬鹿?何も読んでないのバレバレじゃん このぐらいの文章読めるようになろうよ ブコメの100文字に慣れて本当に馬鹿になってしまったんか? ・LLMに何か言わせて分かった気になるリテラシーのなさ ・ AIに聞いてどうなる?僕の脳では考えられまちぇん!という自己紹介なのか、どんなんでも全肯定よしよしして欲しい僕ちゃんなのか? ・AIに何か言わせて悦に入ってる増田の怖さ。自分で考えずに「あの人が言ってた」「あの本に書いてた」でドヤ顔するのはカッコ悪い。 何も調べず普段記事も読まず100文字以内のブコメ読んで、100文字以内のブコメしか書いてないやつらが何言ってんの? エコチェンの中でスター付けあって喜んでる自分たちのほうがまともなはずだってか? お前らはも

                            AIはウクライナの状況をどのように見てるか
                          • ウクライナ人社会主義者から西側の左翼への手紙|久下格

                            この論文は、ウクライナの「ソシアルニ・ルーク」(社会運動)という左派政党のサイトに掲載されたものです。ウクライナを支援することは、それなしに社会主義へのいかなる闘いも不可能な、人間の尊厳を守ることであり、今、軍事力によってロシア軍をただちに阻止することは、帝国主義に反対するすべての人にとっての最優先課題だと主張しています。 久下が DeepL を使って機械翻訳したものに、チェチェンニュースの発行人、大富亮さんが手を入れて完璧にしてくださいました。大富亮さん、大変ありがとうございました。 武器を持つ権利。左翼はどのようにウクライナを支持できるのか?2022/05/20 Zakhar POPOVYCH  (ザハール・ポポビッチ) 「Sotsialnyi Rukh」 (社会運動) ドイツ議会で最近行われた重火器供給に関する投票では、左翼党と右翼ポピュリスト政党AFDが反対票を投じ、ウクライナの抵

                              ウクライナ人社会主義者から西側の左翼への手紙|久下格
                            • 【論考紹介】咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ(by Robert Rose)|Panzergraf

                              本記事は、「咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ」(Robert Rose, “BITING OFF WHAT IT CAN CHEW: UKRAINE UNDERSTANDS ITS ATTRITIONAL CONTEXT”, War on the Rocks, 26.09.2023)の紹介記事になります。著者のロバート・ローズ氏は米陸軍少佐で、訓練機関での勤務、アフガニスタンでの戦闘経験がある人物です。 2023年6月から始まったウクライナ軍の反転攻勢作戦に関して、その戦い方の拙さを指摘する声があります。そのような見解を指摘する人々はしばしば、ウクライナ軍がNATO流の(米軍流の)戦闘様式に習熟していない、ウクライナ軍はNATO軍や米軍のような戦い方ができていないと述べますが、ローズ氏はそのような指摘を否定的に捉えています。 以下、この論考の流れに沿って、内容

                                【論考紹介】咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ(by Robert Rose)|Panzergraf
                              • 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 - 東大新聞オンライン

                                ロシアのウクライナ侵攻によって世界はどう変わるのか。国際政治研究はどうあるべきなのか。東大で30年以上国際政治研究に携わり、今年度で東大を退職される藤原教授のロングインタビュー後編。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新聞出版社)など。 【インタビュー前編はこちら】 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 ──今回のウクライナ侵攻で、ロシアに対する大規模な経済制裁が行われ

                                  「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 - 東大新聞オンライン
                                • プーチン氏は戦争をやめない!再びキーウ侵攻?侵攻2年を分析 | NHK

                                  「この戦争が4年目にもつれ込むことはおそらく確実だ」 3年目に突入したロシアによるウクライナへの軍事侵攻。すでに来年以降も戦争が続く可能性を指摘するのは、国内きってのロシア軍ウォッチャーの東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授です。 ウクライナ軍の反転攻勢が“失敗”した一方、小泉氏はロシア軍も戦局を一気に変えるほどの能力はないと分析。“プーチンの戦争”はさらに長期化すると予見します。 戦局のカギを握るのは、やはりあの大国。そして、日本が議論を始めるべきこととは。 (国際部記者 大石真由) ※以下、小泉氏の話(インタビューは2024年2月23日) この1年の戦況をどう見るか? 去年(2023年)2月ごろと現在の戦況図を比べてみると、ほとんど変わっておらず、この1年を大きな視点で見ると、こう着状態が続いてきたといえると思います。 この戦争は戦術レベルで見ると、攻める側にとって著しく不利

                                    プーチン氏は戦争をやめない!再びキーウ侵攻?侵攻2年を分析 | NHK
                                  • ウクライナ反転攻勢は弾切れで頓挫、ロシア軍大攻勢で戦争終結へ 中国は台湾奪取に本格始動、弾切れの日米は尖閣も失う公算大 | JBpress (ジェイビープレス)

                                    前線の医療基地から救急車に乗せられ後方に送られるウクライナ軍の負傷兵(7月27日、写真:ロイター/アフロ) 半面、ウクライナ軍を支援してきた米軍はじめNATO(北大西洋条約機構)は装備と弾薬が枯渇しかかっており、北東アジア有事の米軍の支援能力にも制約を及ぼしている。 反転攻勢失敗とロシア軍の本格攻勢開始 泥濘期明けから始まったロシア軍の攻勢に対し、ウクライナ軍は6月4日頃から反転攻勢をかけ、2週間あまりが経過した。 しかしウクライナ軍は、弾量も火砲数も約10倍と言われる優勢なロシア軍の火力と堅固な陣地帯に阻まれ、攻撃戦力を消耗している。 退役米陸軍大佐のダグラス・マグレガー氏は、ウクライナ軍の累積戦死者数を約30万~35万人、戦傷者等を合わせた損耗は約60万~80万人に達したと見積もっている。 ウクライナ軍の6月の攻勢開始時点の基幹戦力は、約3万~3.5万人のNATO加盟国で訓練された兵員

                                      ウクライナ反転攻勢は弾切れで頓挫、ロシア軍大攻勢で戦争終結へ 中国は台湾奪取に本格始動、弾切れの日米は尖閣も失う公算大 | JBpress (ジェイビープレス)
                                    • 窮地に陥る親露派 ロシアは軍事介入に踏み切るのか?それとも見捨てるのか?(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース

                                      ※本稿はWorld Security IntelligenceのWSI Commentary Vol.1 No.1 (August 2014)に掲載されたものです。 はじめにウクライナ東部(ドンバス)では、現在、ウクライナ軍が優位を確立しつつあるように見える。5月までは親露派がドンバスの広い領域を占拠し、さらに5月11日の住民投票でドネツク州とルガンスク州がそれぞれ「人民共和国」としてウクライナからの独立を宣言するなど、親露派側の優勢が目立っていた。そもそもウクライナ軍は長年の軍改革の失敗などから戦闘力が大きく低下しており、この意味でもウクライナ政府側による親露派の相当は困難と見られていた。 だが、5月25日にウクライナ大統領選挙が行われ、6月7日にポロシェンコ政権が成立した前後からウクライナ政府は掃討作戦を強化し、前述のように今やウクライナ政府は軍事的優位に立ちつつある。そこで本稿では、

                                        窮地に陥る親露派 ロシアは軍事介入に踏み切るのか?それとも見捨てるのか?(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース
                                      • ロシア・ウクライナ戦争は起きるか | ロシアNOW

                                        「軍事介入に踏み切れば西側の対露経済制裁は必至」  ロシア連邦上院(連邦会議)が、ウクライナ領内での軍事力行使を承認した。これを受けて、軍事問題の専門家らが今後のシナリオを予想した。 軍事評論家パーヴェル・フェリゲンガウエル氏は、ロシア軍がウクライナに軍事介入すれば、大きな損失を被ると考える。 「あのチェチェン戦争も、ウクライナ情勢に比べれば、子供の散歩のようなものだ。チェチェン国民は100万人だが、ウクライナは4千万もおり、今や団結して対峙すべき相手も現れた」。しかも同氏は、ロシアが軍事介入に踏み切れば、西側の対露経済制裁は必至だと言う。  ウクライナ軍の戦力は  戦略技術分析センター所長のルスラン・プホフ氏の考えでは、現在のところ、ウクライナ軍はロシア軍に対抗する力をもたず、従って、実際に戦うことはないだろうと言う。 「ウクライナ軍は、ソ連崩壊後の1992年に創設され、当初は大兵力と優

                                        • ウクライナ反転攻勢 最新状況は?ロシア軍ウォッチャーが分析 | NHK

                                          ついに始まったウクライナ軍の大規模な反転攻勢。 連日、両軍による激しい戦闘が報じられるなか、最新の戦況はどうなっているのか? ウクライナ側の作戦のねらいは? 今後の反転攻勢の焦点は? ロシア軍事に詳しい東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠専任講師に話を聞きました。 (社会番組部ディレクター 松井大倫 / 国際部記者 松本弦) 以下、小泉氏の話 現在の戦況どう見るか? 大きな構図は事前の予測通り、ウクライナ軍がザポリージャの方向から南に攻めていき、アゾフ海の方まで突破する方向で進撃をかけています。 ただ、やはり進撃速度があまり速くないです。特に方面によってはほとんど前進できていないところがあります。 ウクライナ軍が南に攻めていくだろうということ自体は世界中の軍事専門家が予測していましたが、ロシア軍も当然、予測しているので、ものすごく分厚く要塞化したわけです。 陣地を掘って、部隊も集結させ

                                            ウクライナ反転攻勢 最新状況は?ロシア軍ウォッチャーが分析 | NHK
                                          • 本格攻勢に出始めたロシア軍と崩壊寸前のウクライナ軍 損耗著しいウクライナ兵に代わりNATO軍兵士も戦闘参加 | JBpress (ジェイビープレス)

                                            今冬で露軍が勝利しウクライナ戦争に決着が着くかどうかの分岐点に差し掛かっている。 東部ドンバスの要衝バフムートの攻防 東部ドンバスのバフムートは、かつては人口7万人のワインと岩塩採掘で有名なドンバスの中心都市の一つであった。 しかしバフムートは、2014年のマイダンクーデター以降、8年間にわたりNATO(北大西洋条約機構)の支援を受け要塞化されてきた。 ここで私がマイダンクーデターと呼びマイダン革命と言わないのは、選挙で合法的に選ばれた親露派のヤヌコーヴィッチ大統領を武力により放逐した「民主革命」の名を騙った実質的なクーデターであったからである。 2013年12月に起きたユーロマイダン広場でのデモ隊の民衆と当時のヤヌコーヴィッチ政権側の警備部隊の間に、極右武装勢力が銃弾を撃ち込み、デモ隊に潜入した過激派がデモ隊を暴徒化させ、その後親露派のヤヌコーヴィッチ大統領をロシアに逃亡させるに至った経

                                              本格攻勢に出始めたロシア軍と崩壊寸前のウクライナ軍 損耗著しいウクライナ兵に代わりNATO軍兵士も戦闘参加 | JBpress (ジェイビープレス)
                                            • 米陸軍の退役少将に聞く ウクライナが勝利するために必要なこと

                                              (CNN) 米特殊作戦軍を欧州で率いた経歴を持つ陸軍の退役少将、マイク・レパス氏は、国際社会がウクライナへの支援を大いに増やす必要があると語る。侵攻にさらされる同国がロシア軍を駆逐できるとすれば、そうした取り組みが不可欠だという。 レパス氏は過去6年間、米政府から請け負う形でウクライナ軍への助言を行ってきた。先月はポーランドとウクライナ西部を訪れ、ウクライナでの戦争の道筋に関するより深い知見を得た。筆者は先月29日と今月2日、同氏から話を聞いた。 同氏によれば、ウクライナは軍備のための供給網が効率的ではない。また国内からロシア軍を駆逐するには追加の軍隊が必要になるという。 ウクライナでの戦争に勝利するため、レパス氏は米国と同盟国がウクライナ軍の戦略部隊を立ち上げることを提唱する。5つの旅団からなるこの部隊には最大4万人の兵士を投入。攻勢作戦に従事させ、ロシア軍を自分たちの国から駆逐する。

                                                米陸軍の退役少将に聞く ウクライナが勝利するために必要なこと
                                              • ロシア生まれでCrowdStrikeの共同設立者であるDmitri Alperovitchが2021年12月22日に投..

                                                ロシア生まれでCrowdStrikeの共同設立者であるDmitri Alperovitchが2021年12月22日に投降したtweet https://twitter.com/DAlperovitch/status/1473362460673515527 Dmitri Alperovitch この数週間、私はクレムリンが今年の冬の終わりにウクライナに侵攻する決定を下したという確信を残念ながら深めている。 プーチンが緊張緩和する可能性はまだありますが、その可能性はかなり低くなっていると思います。その理由を説明させてください。 ロシアが最近発信した数々のシグナルは侵攻がほぼ確実だと思わせるものであり、また侵攻がプーチンにとって望ましい選択である理由も相当数ある。 シグナル1 明白なもの ウクライナの国境(北、東、南はクリミア)での軍備増強。この動員は、過去とは質的にも量的にも異なっている ロシ

                                                  ロシア生まれでCrowdStrikeの共同設立者であるDmitri Alperovitchが2021年12月22日に投..
                                                • ウクライナ戦争をエスカレーションさせてはいけない - 日はまた昇る

                                                  はじめに この投稿はロシアを擁護するものでは全くない。プーチンの戦争は21世紀の蛮行として長く歴史に残るのは間違いない。 ただその前に、この投稿ではロシアの軍事的なオプションを検討し、それによってウクライナがどんな被害を被る可能性があるかを検討したい。 「プーチン許すまじ」 この気持ちは本当にその通りと思うのだが、だからといって「ウクライナがんばれ」とおいそれとは言えない。 ゼレンスキー大統領をはじめ、ウクライナ国民の愛国心と勇猛果敢さに畏敬の念を持つ。だからこそ、これから起こると予想する悲劇が少しでも小さくなるようにと願う。 なお、この投稿では、敬意を払いたくないと思った人物には敬称をつけていないので、ご容赦いただきたい。 停戦交渉(事実) 2022年2月28日、戦争5日目にメジンスキーをトップとするロシア代表団と、レズニコフ国防相らウクライナ代表団との間で停戦交渉が行われた。ロシアとウ

                                                    ウクライナ戦争をエスカレーションさせてはいけない - 日はまた昇る
                                                  • 「最も陰惨なシナリオは核使用」小泉悠が警鐘を鳴らすロシアの“お粗末さ”と“エスカレーション抑止” | 文春オンライン

                                                    東京大学専任講師の小泉悠氏による「徹底分析『プーチンの軍事戦略』」を一部公開します。(「文藝春秋」2022年5月号より) ◆◆◆ なぜロシアは苦戦を強いられているのか ロシアは強大な軍事大国と認識されることが多いですが、実は、そうとばかりも言えません。ソ連崩壊後に凋落したロシアは、経済力や科学技術力はもちろん、核兵器を除くと軍事面でも、アメリカやNATOに大きく差をつけられてきました。 軍事情勢の報告書「ミリタリー・バランス」によると、2021年のロシアの軍事費は世界第5位(622億ドル)。1位のアメリカ(7540億ドル)と比べると1桁少ない額になります。また現在、NATOの兵力は欧州加盟国だけで約185万人。ロシア側の総兵力の倍の規模なのです。 軍事バランスで劣勢におかれたロシアが戦略的に重視してきたのは、サイバー戦や情報戦などを活用する「非接触戦争」です。 その手法がいかんなく発揮され

                                                      「最も陰惨なシナリオは核使用」小泉悠が警鐘を鳴らすロシアの“お粗末さ”と“エスカレーション抑止” | 文春オンライン
                                                    • ロシアの脅威に対抗 戦闘機「グリペン」の秘密に迫る | NHK

                                                      「ロシアの脅威に対抗するために設計された非常に能力の高い戦闘機だ」 北欧・スウェーデン製の戦闘機「グリペン」について、製造・開発にあたっている軍需品メーカーのトップはそう語りました。 「グリペン」とはいったいどんな戦闘機なのか。ゼレンスキー大統領が求めているウクライナへの供与は実現するのか。グリペンの頭脳とも言える電子部品の製造・開発現場にテレビメディアとして世界で初めて入り、取材しました。 (国際部記者 高須絵梨) “対ロシアの戦闘機”グリペンとは? グリペンは、スウェーデンの軍需品メーカー・サーブ(SAAB)が1980年代から開発してきた戦闘機です。 サーブが開発した戦闘機「グリペン」 スウェーデン語で戦闘を意味する「Jakt」、攻撃を意味する「Attack」、そして、偵察という意味の「Spaning」の頭文字をとって「JAS39グリペン」とも呼ばれ、偵察から、対地攻撃、空対空の戦闘ま

                                                        ロシアの脅威に対抗 戦闘機「グリペン」の秘密に迫る | NHK
                                                      • ロシアのウクライナ侵略は新たな世界秩序の始まりか? - 日はまた昇る

                                                        はじめに ロシアのウクライナ侵略に強く抗議する。力によって他国を従わせる。こういったことを許してはいけない。ウクライナが既に受けた被害、これから起こるであろう受難に心を痛める。私は言葉を発することしかできない。だからせめて気は心だけでもとウクライナへのシンパシーを示したい。 私もJSF氏にならい、今後、ウクライナの地名のカタカナ表記については今後ウクライナ語由来のものに統一したいと思う。なお従来のロシア語由来表記については初出時に( )書きとして表記する。調べつつ書くので間違うかもしれないが間違いがあれば直していきたい。 news.yahoo.co.jp ロシアの進撃ルート 2022年2月24日、ロシアはウクライナを侵略した。イギリス国防省が2月17日にロシアの侵略ルート予測をツイートしたが、この予測はほぼ正しいようでロシアは主に3つのルートで戦っているように思える。 INTELLIGEN

                                                          ロシアのウクライナ侵略は新たな世界秩序の始まりか? - 日はまた昇る
                                                        • ウクライナ軍、東部リマンを包囲 親ロ派がロシア軍司令部を批判

                                                          「ドネツク人民共和国」の当局者で宣伝や軍事分析を担当するイゴール・ガーキン氏/Contributor/Getty Images (CNN) ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する自称「ドネツク人民共和国(DPR)」の親ロ派、イゴール・ガーキン氏はSNSのテレグラムで、ロシア軍司令部の「プロ意識の低さ」を痛烈に批判した。 ガーキン氏はウクライナ軍が同州東部リマンのロシア軍を実質的に包囲したことに触れ、「我が軍の士気に大きな打撃となる一方、ウクライナ軍にとっては大きな士気向上につながる」可能性があると指摘した。 ガーキン氏は2014年の紛争時にDPRの「国防相」だった人物で、現在は親ロ派の宣伝要員や軍事アナリストを務める。 ガーキン氏は、ウクライナ軍の兵力はロシアや親ロ派の部隊の3~4倍に上ると指摘。火力や航空戦力ではロシアが優勢だが、樹木に覆われた険しい地形では役に立たないとの認識を示

                                                            ウクライナ軍、東部リマンを包囲 親ロ派がロシア軍司令部を批判
                                                          • ウクライナで誰も望まない戦争が起きそうな理由と起きなさそうな理由(廣瀬陽子慶應義塾大学総合政策学部教授) -マル激

                                                            1972年東京都生まれ。95年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2001年東京大学大学院博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、東京外国語大学大学院地域文化研究科准教授、静岡県立大学国際関係学部准教授などを経て16年より現職。博士(政策・メディア)。著書に『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦』、『ロシア 苦悩する大国、多極化する世界』など。 著書 バイデン政権のレトリックを見る限り、今日、明日にもロシア軍のウクライナ侵攻が開始されようとしているという。東欧やロシア国内のインテリジェンスが必ずしも強いとは言えない日本では、アメリカの立場を受け売りする報道が主流を占めているようだが、実際に現在のウクライナ国境沿いに展開されているロシア軍は、いつでも軍事侵攻を開始できる布陣と臨戦態勢を敷いていることは間違いないようだ。 しかし、ロシアの軍事侵攻の可能性について、専門家の見方は大きく分かれ

                                                              ウクライナで誰も望まない戦争が起きそうな理由と起きなさそうな理由(廣瀬陽子慶應義塾大学総合政策学部教授) -マル激
                                                            • ウクライナ戦争の現状、ウクライナ軍もロシア軍も相当ギリギリだった

                                                              うぃっちわっち(丁稚) @Witchwatch99 ウクライナがどうも負けてしまうかもしれないというニュースがいくつかまとめて入って来たのでいつもの長文。 2024-01-22 08:06:07 うぃっちわっち(丁稚) @Witchwatch99 去年の初夏辺りから始まったウクライナの反転攻勢は当初快進撃でしたが、ロシア軍が後方に築いていた防衛線に当たって以降膠着状態が続いていて、東部に至ってはジリジリ押し返されてる状態です。 何が問題なのかというと、色々ありますがとにかく砲弾が足りない。 ウクライナ紛争が始まる前までは冷戦が終わって大国間の紛争が無くなるから今後多数抱えてる必要が無くなると思われてたので世界中の軍隊でリストラ対象になってた重砲と戦車が大活躍。 滅茶苦茶必要になったんでロシア軍も要廃になって放置してた戦車をリメイクして戦場に送り出してるし砲弾も民間人動員して製造してるっぽい

                                                                ウクライナ戦争の現状、ウクライナ軍もロシア軍も相当ギリギリだった
                                                              • 第3独立強襲旅団、アウディーイウカで対峙するロシア軍は正規軍の精鋭

                                                                アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団の報道官は15日「敵は機械化旅団とGRUの専門家で構成された正規軍の精鋭だ」「占領地に存在する最も強力な部隊で大砲や無人機の扱いも上手い」「アウディーイウカの困難さはバフムート以上だ」と明かした。 参考:Соотношение сил один к семи. В Третьей штурмовой рассказали о ситуации в Авдеевке 参考:“Россияне стянули в Авдеевку элитные войска” – командир подразделения “Terra” 3-й ОШБр 参考:Тарнавский: “Ситуация в Авдеевке сложная, но контролируемая” 参考:НАПРЯМОК СПРАВ У КРАЇНІ ТА ДОВІРА ПОЛ

                                                                • へルソン撤退は「敗走」ではなく、ロシアの珍しく見事な「作戦成功」と軍事専門家

                                                                  Putin's Kherson Retreat Signals Russia May Be Learning From Slips: Experts <ヘルソン撤退はプーチンにとって大きな打撃であることは確かだが、軍事的に見れば賢明な選択で、実施も過去の「敗走」とは大違いだった> 11月9日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はウクライナ南部ヘルソン州の州都へルソンからロシア軍を撤退させる方針を表明し、11日には撤退完了を発表した。この動きはセルゲイ・スロビキン総司令官の提案によるものとされるが、複数の専門家たちは、今回の撤退の動きからはロシア軍の「弱さ」よりむしろ「軍事戦略の進化」が伺えたと分析している。 ■【動画】ウクライナ兵も思わず失笑...全てを捨て「裸で川を泳いで」逃げていったロシア軍部隊 米海軍分析センター(CNA)でロシア研究プログラムの軍事アナリストを務めるマイケル・コフマン

                                                                    へルソン撤退は「敗走」ではなく、ロシアの珍しく見事な「作戦成功」と軍事専門家
                                                                  • プーチン氏の動員令、訓練や装備品供給は無理 欧米の軍事分析

                                                                    プーチン氏の部分的動員令をめぐり、前線投入に必要な訓練や装備品供給は無理との見方が出ている/Olga Maltseva/AFP/Getty Images (CNN) 欧米の軍事アナリストらは29日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争での兵員補充のために打ち出した部分的な動員令に触れ、前線投入に必要な訓練の提供や兵器の供与を新たに招集した兵士にできる状況にはないとの見方を示した。 動員令ではロシアのショイグ国防相がテレビ局の取材に、最多で予備役30万人の規模になる可能性に触れていた。 英ロンドンを拠点にするリスク管理企業「シビリン」の欧州アジア担当責任者は、ロシア軍は現在、30万人の予備役を迅速かつ効果的に配置できる状況にはないと断定。ウクライナでの相当な規模の装備品の喪失を受け同国への正規軍の派遣でも十分な装備を与えることに苦慮していると述べた。 ウクライナ軍は最近、同国東部や南

                                                                      プーチン氏の動員令、訓練や装備品供給は無理 欧米の軍事分析
                                                                    • ウクライナ 東部の要衝で激しい攻防 「ロシア軍の兵力は4倍」 | NHK

                                                                      ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってまもなく3年となる中、激しい戦闘が続くのが東部ドネツク州のウクライナ軍の輸送拠点、ポクロウシクをめぐる攻防です。ウクライナ軍の報道官はNHKの取材に対し「ロシア軍の兵力は4倍だ」と述べ、厳しい戦いを強いられているとの認識を示しました。 ウクライナ東部ドネツク州の要衝、ポクロウシクは、ウクライナ有数の工業都市、ドニプロと主要道路や鉄道で結ばれていて、ウクライナ軍は東部の前線に兵員や物資を送るための輸送拠点として利用しています。 アメリカのシンクタンク「戦争研究所」によりますと、ロシア軍は、ことし夏以降、ポクロウシクなどをねらってドネツク州で進軍の速度を上げ、先月下旬までのおよそ3か月間で、去年1年間に掌握した地域の3倍近い1100平方キロメートル以上を掌握したということです。 ロシア軍は現在、ポクロウシクの南側からおよそ3キロの地点に展開していると

                                                                        ウクライナ 東部の要衝で激しい攻防 「ロシア軍の兵力は4倍」 | NHK
                                                                      • 「戦闘の年内収束、考えづらい」ウクライナ侵攻半年、小泉悠さんの見方 | 毎日新聞

                                                                        ロシアがウクライナに軍事侵攻してから今月24日で半年となるが、長期化した戦闘が収束する見通しは立たない。ロシアの軍事情勢に詳しい、東京大先端科学技術研究センターの小泉悠専任講師に現状と展望を聞いた。【聞き手・金寿英】 ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部のクリミア半島では、8月に入ってから、ロシア軍の航空基地や弾薬庫など軍事施設で爆発が相次いでいる。これにはウクライナ軍の特殊部隊が関与しているとみられる。 ウクライナの特殊部隊が関与か 背景では、ザポロジエ州や隣接するヘルソン州など南部戦線の攻防と連動しているのだろう。ウクライナのゼレンスキー大統領はクリミア奪還を目指す考えを示している。より差し迫った問題としてロシア軍の制圧下にある両州でロシアが強制編入を進めようとする中、少しでも領土を回復しておきたい意向があるのだろう。クリミアをたたけば、南部戦線へのロシア軍の補給は難しくなる

                                                                          「戦闘の年内収束、考えづらい」ウクライナ侵攻半年、小泉悠さんの見方 | 毎日新聞
                                                                        • 「旧来型の戦闘」で冷笑されるロシア軍の瀬戸際

                                                                          ロシアがウクライナへ侵攻を開始してから半年が経過した。ここに来て、ウクライナ戦争の戦局が大きく動き出した。 兵力・装備の不足などで継戦能力の減退が目立ってきたロシア軍に対し、主導権を握ったウクライナ軍は2022年8月29日、ついに地上部隊による本格的な反攻作戦に乗り出した。ロシアに3月から制圧されている南部ヘルソン州などの奪還を目指したものだ。 ウクライナのゼレンスキー政権がこの時期に反攻作戦に踏み切った背景には、今年冬までに大きな勝利を実現したうえで、優位な立場でロシアとの停戦交渉を模索するという短期決戦の戦略がある。 アメリカのバイデン政権もウクライナを強力に支えるため、2022年10月にも大規模な軍事援助体制を発足させる構えだ。これは、アメリカがウクライナと事実上の「連合国」体制を構築することを意味する。 一方、プーチン政権は2022年7月以降の苦戦を受け、戦争を2023年以降へと長

                                                                            「旧来型の戦闘」で冷笑されるロシア軍の瀬戸際
                                                                          • 「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校

                                                                            「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校[2022/05/03 18:00] ロシアのプーチン大統領が5月9日の「対独戦勝記念日」でどのような演説をするのかが、大きな注目を集めているが、ウクライナの元参謀本部将校オレグ・ジダーノフ氏が、ウクライナ東部の戦況、プーチン政権内部の変動等について、ウクライナの独立系インターネットテレビ「ポリティカ・オンライン」(4月30日)でインタビューに答えた。その中でジダーノフ氏は、「『対独戦勝記念日』である5月9日を前に、プーチン大統領は敗北を認めざるを得ないだろう」と分析している。ジダーノフ氏は、旧ソ連軍時代の同僚がロシア国内の各地にいることから、ロシア軍の情報にも詳しい。なおこのインタビューはYouTubeで5月2日現在、119万ビューを超えている。(ジダーノフ氏の4月22日のインタビューは「『中途半端な妥協はしな

                                                                              「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校
                                                                            • 国際連合 - Wikipedia

                                                                              国際連合(こくさいれんごう、国連、UN、ONU; アラビア語: الأمم المتحدة、中国語: 联合国/聯合國、英語: United Nations、フランス語: Organisation des Nations unies、ロシア語: Организация Объединённых Наций、スペイン語: Organización de las Naciones Unidas)は、国際連合憲章の下で1945年10月に設立された国際機関。 第二次世界大戦の勃発を防げなかった国際連盟の様々な反省を踏まえ、1945年10月24日に51ヵ国の加盟国で設立された[2]。主たる活動目的は、国際平和と安全の維持(安全保障)、経済・社会・文化などに関する国際協力の実現である[2][3]。2024年3月の加盟国は193か国であり[2]、現在国際社会に存在する国際組織の中では最も広範・一般的な権限

                                                                                国際連合 - Wikipedia
                                                                              • ウクライナ戦況、弾薬や兵力不足で「行き詰まり」状態

                                                                                ドネツク州の道路を走行する歩兵戦闘車の上に座るウクライナ軍の兵士ら/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images (CNN) 西側諸国当局者は19日、ウクライナとロシアの両国が戦況の流れを左右する十分な地上戦能力を保持しておらず、作戦遂行の観点から言えば現在は行き詰まりに近い状況にあるとの認識を示した。 複数の当局者は記者会見で、両国は共に人的資源の確保で問題を抱えており、軍事衝突が始まってほぼ半年を経過し兵力の消耗の度合いは相当な水準にあると分析。この人員不足が戦略上の膠着(こうちゃく)状態を生じさせる要因になっているとした。 当局者はロシアが多くの地域を掌握するウクライナ東部ドンバス地方の戦局に関連し、過去には「本当に山場があったが、もはやない」と指摘。ロシア側の攻勢などで「テンポは遅くなった」と述べた。 ロシア軍は部隊の再編成に非常に苦労しており、大隊戦術群の

                                                                                  ウクライナ戦況、弾薬や兵力不足で「行き詰まり」状態
                                                                                • 戦闘開始から1週間で見えてきたロシア軍の4つの弱点|武内和人|戦争から人と社会を考える

                                                                                  2022年2月24日、ロシア軍はウクライナで攻勢を発起しましたが、本稿を執筆している3月3日現在に至るまで首都キエフの占領には至っておらず、各正面でウクライナ軍の激しい抵抗を受けています。ウクライナ軍に対してロシア軍が今でも定量的、計数的に優勢であることは確かですが、それにもかかわらずロシア軍がこれほど苦戦している理由は何でしょうか。 この記事では、軍事の観点からこの問いに答えてみたいと思います。ロシア軍の能力を人事、情報、作戦、兵站という4つの側面から分析し、それぞれの側面から見えてくる軍事的弱点を説明します。また、今後のプーチン大統領がロシア軍の弱点に対処するため、どのような行動をとる可能性があるかを示し、これから起こり得る事態について予測します。 人事:作戦の開始直後から低下している士気部隊の戦闘力を維持し、また増進するために軍隊が重視すべき機能の一つが人事です。人事は幅広い業務から

                                                                                    戦闘開始から1週間で見えてきたロシア軍の4つの弱点|武内和人|戦争から人と社会を考える