【梅里雪山】 中華人民共和国雲南省デチェン蔵族自治州に位置する連山の総称。標高6740m。宗教的には、カイラス山と並ぶチベット仏教の聖地となっている。三江併流の険しい地形やモンスーン地帯特有の厳しすぎる気候の為に、過去の登頂は全て失敗。1991年に京都大学の登山隊が大量遭難死した。地元では「神聖な山を汚す存在」として登山隊を嫌う風潮が根強い。 【カイラス山】 チベット高原西部(ンガリ)に位置する独立峰。標高6656m。チベット仏教徒による信仰の山である為、登頂許可が下りない。しかし、修行僧であり吟遊詩人でもあるミラレパが山頂に達したという伝説がある。1998年には、ラサ方面からヒッチハイクでカイラス山を目指した日本人3名が行方不明になる事件も発生している。 【キュンガリ】 中国・チベット自治区の国境に近いネパールのヒマラヤ山脈にある未踏峰。標高6599m。ネパール政府が作成した未踏峰リスト