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カッシーニの検索結果1 - 40 件 / 167件

  • 土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像

    (In Saturn’s Rings公開のオリジナル動画:https://youtu.be/UgxWkOXcdZU) もし宇宙船に乗って土星に近づくことができたらどのように見えるのでしょうか? 土星探査機カッシーニは2004年に土星に到着するまでの間に数千枚、土星軌道に入ってからは10万枚以上の画像を撮影しました。それらのうち初期の画像の一部をもとに、映画でもよく見かける「IMAX」形式(IMAX社が開発した規格)で作られた動画が公開されています。作成したのは「In Saturn’s Rings」というプロジェクトです。 動画では土星だけではなく土星の衛星である「タイタン」、大きなクレーター(ハーシェル・クレーター)を持つ「ミマス」、そして厚い氷に覆われ、間欠泉がある「エンケラドス」も順に見ることができます。また、中盤ではカッシーニが土星の環の近くを横切るように移動していき、土星の環が非常

      土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像
    • さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入

      2009年8月、春分や秋分のように土星のちょうど半分が太陽に照らされる姿(昼夜平分)をカッシーニは初めて目撃した。太陽は土星の赤道の真上に来ている。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL, CASSINI) 9月15日、土星の空で輝くひと筋の光が1つの時代の終わりを告げる。NASAの素晴らしい土星探査機カッシーニが最期を迎えるのだ。(参考記事:「土星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始」) カッシーニが土星系の探査を開始したのは2004年のこと。それから13年にわたり、土星とその衛星の周りを自由自在に飛び回り、無数の指令を実行し、45万枚以上の画像を地球に届けた。(参考記事:「土星の環から地球が見えた、NASAが写真公開」) 燃料が尽きた後も永遠に土星系を周回させたいところだが、土星の大気に突入して自分自身を破壊することが、カッシーニの最後の科学ミッションになる。 「ミッション

        さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入
      • 土星探査機「カッシーニ」 燃え尽きて任務終了へ | NHKニュース

        土星の輪の鮮明な画像を撮影するなど数々の成果を上げてきた探査機、「カッシーニ」は、日本時間の15日夜、土星に突入して燃え尽き20年間に及ぶ任務を終えます。 また、ことし4月からは、初めて、土星の表面と輪の間に入り、合わせて22回の観測で、これまでより格段に近い、土星の上空3000キロ付近から大気が巨大な渦を巻いている様子などを撮影したほか、大気の一部を採取することにも成功しています。 カッシーニはまもなく燃料がなくなることから宇宙空間でごみとなるのを防ぐため、日本時間の15日夜、土星の大気圏に突入して1分余りで燃え尽き、20年に及ぶ任務を終えます。 土星から地球にシグナルが届くには1時間20分余りかかり、カッシーニとの最後の交信が地球に届くのは日本時間の15日午後9時前の予定です。 カッシーニのプログラムマネージャー、アール・メイズ博士は、13日に行われた記者会見で「すばらしい探査機が燃え

          土星探査機「カッシーニ」 燃え尽きて任務終了へ | NHKニュース
        • 土星の第6衛星タイタンに謎の「進化」が見られたことを探査機カッシーニが記録

          by Gray Lensman QX! NASAとESAによって開発された土星探査機カッシーニが、土星の第6衛星タイタンにある海で巨大な何かが出現し変化し続けている様子を観測しました。 Cassini Watches Mysterious Feature Evolve in Titan Sea | NASA http://www.nasa.gov/jpl/cassini/cassini-watches-mysterious-feature-evolve-in-titan-sea/#.VCs2NzmAZ0p これが記録された写真。2007年4月26日には何も写っていませんが、2013年7月10日になるとタイタンにある炭化水素の海に白っぽいものが写ります。この「何か」は260平方キロメートルほどの大きさがあったのですが、数カ月後に姿を消したため科学者らは困惑。「過渡現象ではないか」という声もあ

            土星の第6衛星タイタンに謎の「進化」が見られたことを探査機カッシーニが記録
          • 土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ

            土星とその最も内側の輪の間を通過しようとする米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニの想像図(2017年4月6日提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH 【5月6日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星の輪の間への突入を2回終えたが、これまでのところなにも発見されておらず、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないことがNASAの研究者らによって明らかにされた。 NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵(じん)すら見つかっていないことに驚いているという。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動している。 全長6.7メートルの探査機カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入った。 土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れている。カッシーニは土星の輪の間を計22回

              土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ
            • さらば「カッシーニ」 13年の任務終え土星に突入、消滅へ

              米航空宇宙局(NASA)などが運用する土星探査機「カッシーニ」が、探査任務を終えたとして9月15日(日本時間)、土星の大気に突入する。燃え尽きて消滅するまで土星大気などの観測を続け、地球に向けた最後の信号は午後8時55分ごろに届く見通し。 カッシーニは、NASAと欧州宇宙機関(ESA)が開発し、1997年に打ち上げられた土星探査機。2004年から土星軌道に乗り、土星とその周辺の観測データを13年間地球に送り続けたが、燃料不足などで引退が決まった。 15日午前4時58分に最後の土星写真を撮影。午後7時31分に土星の大気に突入する計画だ。土星と地球間の通信には約83分かかるため、消滅前の最後の信号は午後8時55分ごろに地球に到着するとみられる。 地球に届けた写真データは45万枚 カッシーニの名は、土星の衛星「イアペトゥス」「レア」「ディオネ」「テティス」を発見した17世紀の天文学者ジョヴァンニ

                さらば「カッシーニ」 13年の任務終え土星に突入、消滅へ
              • asahi.com(朝日新聞社):土星の台風は六角形 探査機カッシーニが撮影 - サイエンス

                土星の台風は六角形 探査機カッシーニが撮影2008年10月16日7時37分印刷ソーシャルブックマーク 土星の台風。北極にあるもの(左)は六角形の構造を持つが、南極にあるもの(右)はそうした構造がない=6月中旬撮影、米航空宇宙局、アリゾナ大など提供 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は13日、土星の両極にある台風の赤外線映像を公開した。土星を周回する探査機カッシーニが撮影した。台風の雲が鮮明にとらえられ、北極にある台風には、地球二つ分ほどの大きさの六角形の構造があることがよくわかる。 両極の映像は6月中旬、雲の上空約60万〜65万キロから撮影された。北極にある六角形は半径が約1万2千キロ。時速500キロにも達する速さで動く雲は、水硫化アンモニウムと呼ばれる物質だと考えられている。 六角形構造は1980〜81年に土星に接近したNASAのボイジャー1号、2号の観測で見つかった。 研

                • 「Googleマップ」に惑星や衛星の画像が追加--カッシーニで撮影した土星の衛星も

                  Googleは、オンライン地図サービス「Googleマップ(Google Maps)」の対象をさらに拡大し、水星や金星、そしてさまざまな衛星などの画像を追加した。 惑星(Planets)サイトにアクセスすると、宇宙から撮影した地球の全体像が表示され、左ペインに「Google Earth」でお馴染みの地球(Earth)のほか、月、火星、国際宇宙ステーション(ISS)へのリンクが現れる。ここに水星、金星、木星の衛星であるイオ、エウロパ、ガニメデ、準惑星の冥王星、セレス(ケレス)が加わった。

                    「Googleマップ」に惑星や衛星の画像が追加--カッシーニで撮影した土星の衛星も
                  • 土星探査機「カッシーニ」がついにガスの環に突入!史上初の土星接近画像が公開される : カラパイア

                    NASAとESA(欧州宇宙機関)によって開発され、1997年に打上げられた土星探査機、「カッシーニ」がついに土星の環をくぐった。 その大気や巨大な台風を捉えた最新画像は、これまで最も近くから土星を撮影したものだという。

                      土星探査機「カッシーニ」がついにガスの環に突入!史上初の土星接近画像が公開される : カラパイア
                    • 土星の環が一部破れる、カッシーニが撮影

                      NASAの土星探査機カッシーニからの画像。比較的外側にあるF環の一部が崩れている様子がはっきりわかる。(PHOTOGRAPH BY NASA) 土星の環の中に、何かが潜んでいたようだ。 NASAが6月13日に発表した土星の画像に、土星の環のひとつで、比較的外側にある細いF環の一部が崩れている様子が映っていた。この氷の環の崩壊は、環の中に埋もれていた見えない物体の仕業である可能性が高い。(参考記事:「土星の環は思っていたより軽かった」) 米国カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所のプレストン・ダイクス広報担当官によると、研究者らはこの特徴をジェットと呼び、よく見られる光景らしい。NASAの土星探査機カッシーニは、2004年に土星を周回し始めて以来、多数のジェットを観測している。(参考記事:「ミニジェット、土星の環を貫く雪玉」) こうしたジェットは土星の衛星プロメテウスの引力

                        土星の環が一部破れる、カッシーニが撮影
                      • 土星の磁場発生の不思議 - カッシーニの観測データで謎がさらに深まる

                        土星探査機カッシーニは今年4月、土星の環をくぐりぬけて、土星本体への接近探査を行うミッションを成功させた。このミッションによって、これまで知られていなかった土星の詳細なデータが得られているが、そのことでかえって土星についての謎が深まる状況も生まれている。 土星の磁場の発生メカニズムも研究者を悩ませている謎のひとつである。 太陽系の惑星の多くが、固有の磁場をもっていることが確認されている。固有磁場をもっていない惑星は金星と火星だけであり、それ以外の惑星はみな固有磁場をもっている。また火星についても、過去には固有磁場をもっていた時期があったことを示唆する残留磁化の存在が確認されている。 惑星が固有磁場をもつ仕組みを説明する理論として、ダイナモ理論がある。ダイナモ理論では、惑星の核を構成している導電性の流体の流動によって電流が生じ、この電流によって磁場が形成されるとする。惑星内部の導電性流体は、

                          土星の磁場発生の不思議 - カッシーニの観測データで謎がさらに深まる
                        • 胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集

                          NASAの探査機カッシーニが最後に撮影した、土星の向こうへ沈みゆく氷の衛星エンケラドス。カッシーニは2017年9月15日、自ら土星に突入して消滅した。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL- CALTECH, SPACE SCIENCE INSTITUTE) 2017年9月15日、亜麻色をした土星の雲との最後のランデブーを前に、NASAの探査機カッシーニは、土星のはずれから地球に向けて最後の絵葉書を投函した。(参考記事:「さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入」) それはまるで遠くへ去りゆく友に贈る、写真コラージュのようだ。未加工のざらついた画像の中では、もやのかかる衛星タイタンがきらめき、氷の衛星エンケラドスの三日月がにやりと笑い、巨大な土星がまぶしく輝き、この惑星を象徴する明るい環が視界を埋め尽くしている。 ミッションマネージャーらはまた、発信から数時間で地球に到達した

                            胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集
                          • 土星探査機カッシーニ、9/15大気圏突入予定 - 青い川

                            太陽表面の大規模爆発(9/6)により、9/8の午前9時~【1000倍規模】のコロナガスが日本にも到着したとのこと。 磁気嵐が降る中、命がけで筆を執っています。嘘です。みなさん、こんにちは! 太陽フレアが大爆発←と書こうとおもったら、太陽フレア=太陽表面の爆発 だったんですね~?いかに私がにわか天文学者であるか?がわかるエピソードです。いえそもそも学者じゃないですけどね(; ゚д゚)? ーーーーーなんて書いてるうちに日にちがたちました。 では、単なる天文ファンの一人として、とても悲しいお知らせがあります。 土星探査機カッシーニ、さようなら! (´;ω;`)1997年に打ち上げ、金星、金星、地球、木星と4回もスイングバイをして、2004年にやっと土星に到着。土星の軌道を回る。 スイングバイについてはスイングバイは公転がポイントだった! - 青い川を参照下さい。 これは著作権フリーでダウンロード

                              土星探査機カッシーニ、9/15大気圏突入予定 - 青い川
                            • 土星に関する多くの発見を成し遂げた探査機「カッシーニ」が終焉へ、最後は土星の環の中を通るミッションを経て2017年9月には土星の大気で蒸発

                              By Public Domain 1997年に打ち上げられ、20年に及ぶ探査の月日を歩んできたNASAの土星探査機「カッシーニ」が最期の瞬間を迎えようとしています。2017年4月22日には土星の衛星「タイタン」に最後の接近調査を行い、その後は土星の環と土星の間を通過するコースを含む22度にわたる周回を行って調査を実施し、2017年9月15日には土星の大気に突入してその一生を終えることになっています。 Cassini: Mission to Saturn: Cassini Heads Toward Final Close Encounter with Titan https://saturn.jpl.nasa.gov/news/3027/cassini-heads-toward-final-close-encounter-with-titan/ 正式名称を「カッシーニ・ホイヘンス」というカッ

                                土星に関する多くの発見を成し遂げた探査機「カッシーニ」が終焉へ、最後は土星の環の中を通るミッションを経て2017年9月には土星の大気で蒸発
                              • asahi.com(朝日新聞社):土星の輪、しょっぱいかも 探査機カッシーニが塩を探知 - サイエンス

                                土星を回る探査機カッシーニのイメージ図=NASA提供カッシーニがとらえたエンケラドス=NASA提供  【メキシコ市=勝田敏彦】土星に行って、その輪をなめる機会があれば、塩辛く感じるかもしれない。土星探査機カッシーニによるそんな発見を、独マックスプランク研究所などの研究チームが25日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。  米航空宇宙局(NASA)の探査機カッシーニは宇宙に飛び交うチリを分析する装置を搭載している。観測によると、土星の輪の最外周部分に食塩の成分となる複数のナトリウム塩が見つかった。  カッシーニは05年、土星の衛星の一つエンケラドス(直径約500キロ)から水蒸気と氷が噴出しているのを発見。それら噴出物の一部が土星の輪の最外周部分をつくっており、今回の発見は、エンケラドスに存在すると考えられる地底湖が、塩分を含む「海」である可能性を意味するという。研究チームは「この『海』は生命誕

                                • 【号外】土星の空に消える探査機カッシーニの壮絶な最期|『宇宙兄弟』公式サイト

                                  2017年9月15日、その役割を終えて土星の空に流れ星となって消える土星探査機カッシーニ。その功績を、カッシーニから届けられた美しい土星の写真と共にNASAで働く日本人技術者・小野雅裕さんが緊急解説! 来週9月15日、また一つの宇宙探査機が流れ星となって消える。ただし、地球ではなく土星の空に。 最期を迎えるのは土星探査機カッシーニだ。カッシーニは13年にわたって土星を周回しながら目覚ましい発見を続けてきたが、まもなく燃料が切れる。制御不能になる前に、探査機を土星大気に意図的に突入させ自己消滅させるのである。 この最後のミッションを、NASAは「グランド・フィナーレ」と呼んでいる。 カッシーニの輝かしい功績 カッシーニは、先輩探査機であるボイジャーが残した「宿題」を解くために打ち上げられた。1980年、81年に土星を通過した2機のボイジャーは数々の発見をしたが、多くの謎も残したまま、天王星、

                                    【号外】土星の空に消える探査機カッシーニの壮絶な最期|『宇宙兄弟』公式サイト
                                  • 探査機「カッシーニ」、土星の衛星エンケラドスの海から吹き出す“噴水”に突入へ

                                    今回のフライバイでは、エンケラドスに高度50キロまで近づき、南極付近から吹き出しているプリュームを通過する。 エンケラドスは直径500キロメートルほど。氷の下に海が全球に広がっていることが分かっており、氷の割れ目から海の水などが間欠泉のように吹き出ている。 カッシーニによるこれまでのプリューム観測で、地球の海底で見られる「熱水噴出孔」と同様の熱水環境がエンケラドスの地下海にもあることが判明。熱水噴出孔は生命の起源として有力視されており、エンケラドスにも生命の存在が期待されている。

                                      探査機「カッシーニ」、土星の衛星エンケラドスの海から吹き出す“噴水”に突入へ
                                    • 土星探査機「カッシーニ」が捉えた画像 NASAが公開 | NHKニュース

                                      NASA=アメリカ航空宇宙局は土星探査機「カッシーニ」が初めて土星の輪の内側に入ることに成功したとして、これまでで最も近い距離から土星の大気が渦巻いている様子などを捉えた画像を公開しました。 この際、高速で飛び交うちりから機器を守ろうと、交信に使うアンテナを盾のように進行方向に向けて飛行したため、地球との交信が一時、途絶えましたが、NASAは日本時間の27日午後4時ごろ、通信が復活し輪の内側に入るのに成功したと発表しました。 土星の表面から3000キロ付近を時速12万キロを超える速度で通過したというカッシーニから送られてきた最新の画像には、大気が巨大な渦を巻いている様子や、もやのように見える大気の流れなどが捉えられています。 NASAによりますと、今回の画像は、これまでで最も近くから土星を撮影したもので、「カッシーニはまたもや先駆けとなり、新たな驚きを与えてくれた」とコメントしています。

                                        土星探査機「カッシーニ」が捉えた画像 NASAが公開 | NHKニュース
                                      • ありがとう、カッシーニ!20年の土星探査ミッションを終えたカッシーニが撮影した美しい写真 : カラパイア

                                        土星探査機カッシーニは長い間懸命に働いてくれた。1997年に地球を発ち、7年かけて太陽系を横断2004年に土星へ到着。それから13年に渡り最新の機器でデータを収集し続けた。 20年に及ぶ長いミッションが終了し、2017年9月15日、カッシーニは土星の大気に突入し燃え尽きていった。本当にありがとう!そしてお疲れ様。 その間カッシーニは45万枚以上の画像を撮影、635GBの科学データを収集した。それは我々がこれまでに見たこともない土星やその衛星の姿だった。 ここではカッシーニの業績をたたえ、長年にわたりカッシーニが撮影した、地球のものとはまるで異なる素晴らしき宇宙世界を見ていこう。

                                          ありがとう、カッシーニ!20年の土星探査ミッションを終えたカッシーニが撮影した美しい写真 : カラパイア
                                        • 土星から見ても地球は青かった NASA、探査機カッシーニからの写真公開

                                          カッシーニはNASAと欧州宇宙機関(ESA)の共同開発で1997年に打ち上げられ、2004年に土星軌道への投入に成功。衛星タイタンへの探査プローブ「ホイヘンス」突入と着陸といった成果を上げ、現在も探査計画は継続中。 関連記事 地上の星か 夜の地球をとらえた鮮明な写真、NASAが公開 地球の夜を鮮明にとらえた衛星写真をNASAが公開。都市の輝きは地上の星のようだ。 最も遠い宇宙の鮮明な写真、NASAが公開 遠い宇宙をハッブル宇宙望遠鏡を使って鮮明にとらえた「eXtreme Deep Field」をNASAが公開した。 ハッブル宇宙望遠鏡21周年、記念に「銀河のバラ」 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の打ち上げから21周年を記念した、バラのように輝く遠方の銀河の写真が公開された。 関連リンク NASAのニュースリリース

                                            土星から見ても地球は青かった NASA、探査機カッシーニからの写真公開
                                          • 土星の環ができたのは「つい最近」の可能性、カッシーニ観測成果で浮上

                                            土星の環と衛星ミマス (c)NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute 土星を彩る環は、従来考えられていた「45億年前の太陽系初期に形成された」という説を大きく覆し、ほんの2億年前にできた可能性がある--2017年9月に最後の科学観測「グランドフィナーレ」を行って観測を終了したNASAの土星探査機「カッシーニ」の成果からそうした説が浮上した。12月11~15日に開催されたアメリカ地球物理学連合(AGU)の秋季大会で発表され、『サイエンス』誌が報じた。 土星には7つの環があり、内側から順にD、C、B、A、F、G、Eとアルファベットの名がつけられている。この環の中で主要な部分を占める「Bリング」と呼ばれる部分は、全体で大きな質量を持つと考えられ、それだけの環の材料を供給できるのは、45億年前の太陽系初期に数多く存在した微惑星だとされてきた。あるいは、40億

                                              土星の環ができたのは「つい最近」の可能性、カッシーニ観測成果で浮上
                                            • 土星探査機「カッシーニ」初めて輪の内側に | NHKニュース

                                              20年前に打ち上げられ、土星の輪の鮮明な映像を撮影するなど数々の成果を上げてきた探査機、「カッシーニ」がことし9月の引退を前に、26日、初めて輪の内側に入り、土星にこれまでで最も近づいて観測する、最後の任務が始まりました。 カッシーニは、まもなく燃料がなくなることから引退が決まり、最後の任務として、土星にこれまでで最も近づいて観測するために初めて、土星の輪の内側に入ることになりました。 NASAによりますと、カッシーニは、衛星の重力を利用して進む方向を変え、日本時間の26日午後5時以降、土星の表面と、最も内側の輪の間に入ったということです。 輪の内側はちりが高速で飛び交い、機器が破損するおそれがあることからカッシーニはアンテナを進行方向に向けて盾のようにして飛行しています。 このため、一時的に地球との交信ができなくなっていますが、日本時間の27日午後には最新の映像が送られてくる予定です。

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                                              • 土星探査機カッシーニ、エンケラドスの間欠泉に突入

                                                10月28日、探査機カッシーニは土星の衛星エンケラドスのプルームへ最接近通過を果たした。(Image by NASA/JPL-Caltech) NASAは10月28日、土星探査機カッシーニが土星の衛星エンケラドスの南極上空およそ49キロの接近通過(フライバイ)に成功したと発表した。数日中にデータを地球に送る予定。 今回のミッションは、エンケラドスの南極付近から噴出する「プルーム」と呼ばれる巨大な間欠泉の中を探査機が通過し、そのサンプルを採取すること。プルームが高さ数千キロにも達するのは、この衛星表面の裂け目から少なくとも101個の間欠泉が水蒸気と氷を噴き上げているためだ。 26日に開かれたNASAの記者会見で、カッシーニ計画の科学者カート・ニーバー氏は、「エンケラドスは海があるというだけではなく、これまで観測してきたように、生命が生きられる環境が整っている可能性があります。我々は地球以外の

                                                  土星探査機カッシーニ、エンケラドスの間欠泉に突入
                                                • 土星探査機「カッシーニ」の信号が無事途絶 20年の活動に幕を下ろす | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

                                                  土星探査機「カッシーニ」の地上管制室は2017年9月15日の20時55分(日本時間)、探査機からの信号が途絶したことを確認しました。これにより、1997年からはじまり20年に渡ったカッシーニのミッションは全て終了したことになります。 NASAとESA(欧州宇宙機関)によって開発されたカッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星軌道へと投入されました。また同時に搭載されていた探査機「ホイヘンス」は衛星「タイタン」へと着陸し、探査活動を行いました。 カッシーニは土星探査の最中、タイタンに地球のような海や川(ただしメタンの)があること、そして衛星「エンケラドゥス」に熱水活動の証拠が存在することなどを発見し、両衛星に生命が存在する可能性の探査に関し、大きな功績を残しました。また土星やその環、衛星の素晴らしい写真を継続的に地球へと送信し続けました。 そして本日、最後のミッション「グランド・

                                                    土星探査機「カッシーニ」の信号が無事途絶 20年の活動に幕を下ろす | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
                                                  • 無人探査機カッシーニ任務終える 13年間見守った土星に眠る - 共同通信

                                                    【ワシントン共同】土星の観測を13年間続け、取り巻く「輪」が変化することや、二つの衛星に「海」が存在することを発見した無人探査機カッシーニが15日、任務を終える。土星の北半球の大気に突入し、機体はばらばらになって消滅するが、突入の際も新たなデータの取得に挑み、フィナーレを飾る。 カッシーニは約45万点の画像撮影や、新たな衛星発見の成果を上げ、太陽系や生命の成り立ちの研究に大きな影響を与えた。運用する米航空宇宙局(NASA)内部で「最も成功したミッションの一つ」と言われ、日本の科学者もデータを利用した研究で活躍した。

                                                      無人探査機カッシーニ任務終える 13年間見守った土星に眠る - 共同通信
                                                    • 「土星のオーロラ」の動画:カッシーニが撮影 | WIRED VISION

                                                      前の記事 開発中の「圧縮空気で動く車」:そのエコ度は? 宇宙人へ送信:「解読しやすいコード」開発される 次の記事 「土星のオーロラ」の動画:カッシーニが撮影 2009年11月25日 Betsy Mason 米航空宇宙局(NASA)の土星探査機『カッシーニ』からの最新の贈り物は、土星上空のオーロラを初めて捉えた素晴らしい動画だ。 この高精細映像は、10月に81時間にわたって撮影された472枚の静止画像を合成したもので、オーロラ現象が3次元で表現されている。オーロラの光は、土星北半球の上空約1200キロメートルにまで達しており、さざなみのように波打ちながら垂直に広がる薄布のように見える。 それぞれの画像の露出時間は2〜3分で、これらの画像を合成することにより、土星のオーロラが、地球上で見られるものと同様に目まぐるしく変化することが明らかになった。ただし、土星の大気は主に水素で、酸素と窒素から成

                                                      • NASA、探査機『カッシーニ・ホイヘンス』が収録した「土星の音」を公開 | WIRED VISION

                                                        NASA、探査機『カッシーニ・ホイヘンス』が収録した「土星の音」を公開 2007年11月12日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jenna Wortham 2本のアンテナを使って不思議な音を奏でる楽器、テルミン。土星にもこのテルミンがあったのかと言いたくなるような音だ。 米航空宇宙局(NASA)は最近、土星とその衛星を調査している探査機『カッシーニ・ホイヘンス』[Cassini-Huygens:土星及びその衛星の回りを回る周回機「カッシーニ」と、衛星タイタンに突入するための突入機(プローブ)「ホイヘンス」から構成される]が収録した音を公開した。 映画『2001年宇宙の旅』の続編を作るとしたら、サウンドトラックにこれ以上ぴったりのものはないと思えるような音だ(もちろん、ロイ・シャイダーがフロイド博士を演じた続編『2010年宇宙の旅』があることは知っている。でも、

                                                        • NASAの土星探査機「カッシーニ」が土星の大気に突入、20年に及んだ任務に終止符が打たれる

                                                          日本時間で2017年9月15日の19時30分ごろ、NASAやESA(欧州宇宙機関)などが運用してきた土星探査機「カッシーニ」が土星の大気圏に突入し、猛スピードによる高熱と高圧のために燃え尽きてその生涯を終えました。約20年にわたる運用の中で、カッシーニは土星に関する多くの科学的発見や美麗な土星の姿を人類に提供してくれました。 NASA’s Cassini Spacecraft Ends Its Historic Exploration of Saturn | NASA https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-cassini-spacecraft-ends-its-historic-exploration-of-saturn 土星探査機カッシーニは正式名称を「Cassini-Huygens」(カッシーニ・ホイヘンス)といい、1997年10月15日に

                                                            NASAの土星探査機「カッシーニ」が土星の大気に突入、20年に及んだ任務に終止符が打たれる
                                                          • CNN.co.jp : 土星探査機カッシーニ、環から降る「豪雨」観測 「死のダイブ」直前 - (1/2)

                                                            (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の土星探査機「カッシーニ」が20年に及んだミッションを終え、土星の大気に突入して燃え尽きてから1年あまり。「死のダイブ」直前に同機のセンサーがとらえたデータをもとに、NASAの研究者らが土星の環や大気を分析した結果が、4日の米科学誌サイエンスに発表された。 カッシーニのデータは全てNASAに送信され、研究者が1年以上かけて解析に当たってきた。今回の観測では、土星と土星の環の間を流れる電流のような形で、放射線帯が閉じ込められていることが判明。カッシーニは磁気圏を突き抜ける際に、土星から放出された放射線をとらえていた。放射線についての理解が進めば、太陽系外惑星探査の手がかりになると専門家は解説する。 土星の大気に突入したカッシーニは、大気中の成分を採集して構成を分析した。これはNASAの探査機「ボイジャー」が1980年代初めに観測した「環の雨」と呼ばれる現象

                                                              CNN.co.jp : 土星探査機カッシーニ、環から降る「豪雨」観測 「死のダイブ」直前 - (1/2)
                                                            • 土星探査機カッシーニ、タイタンの低緯度域で雨を観測

                                                              【2011年3月22日 NASA】 探査機「カッシーニ」が、土星最大の衛星タイタンの赤道付近の砂漠地帯で雨が降っていることを確認した。これまでタイタンにはメタンなどの循環があると言われていたが、実際に低緯度域に雨として発見されたのはこれが初めてだ。 カッシーニが撮影したタイタン。可視光線と近赤外線でそれぞれ撮影した画像の合成写真。赤道域に白い雲が帯状に見えている。クリックで拡大(提供:NASA) NASAの土星探査機カッシーニは2004年に土星軌道に入り、2度にわたるミッションの延長を受けて現在は2017年までの予定で土星圏の探査を続けている。2004年12月には着陸機ホイヘンスを土星最大の衛星タイタンへ向けて切り離し、タイタンの地表面の撮影や霧雨の確認など多くの成果を挙げている。 これまでタイタンには乾燥した赤道域に液体が流れた跡のようなものが発見されていたが、液体メタンでできたと思われ

                                                              • 逆光の土星と輪、カッシーニ撮影

                                                                写真は土星探査機カッシーニ(Cassini)の広角カメラが撮影した土星の画像(2012年12月21日提供)。(c)AFP/NASA 【12月25日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が公開した、土星探査機カッシーニ(Cassini)の広角カメラが17日に撮影した土星の画像。土星からの距離は約80万キロ。カッシーニが土星の影にある時、つまり太陽が土星の裏側にある時に撮影したもので、土星本体と輪が逆光でとらえられた珍しく、美しい画像だ。非常に高い位相角から撮影されたもので、低い位相角からの撮影では容易には分からない土星の輪や大気現象の研究に役立つ。土星の2つの衛星、エンケラドス(Enceladus)とテティス(Tethys)も土星の左側、輪の下にとらえられている。輪に近い方がエンケラドス、その左下がテティス。(c)AFP

                                                                  逆光の土星と輪、カッシーニ撮影
                                                                • 土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                                                                  【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星の輪の間への突入を2回終えたが、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないことがNASAの研究者らによって明らかにされた。 【関連写真】 氷の輪に囲まれた巨大ガス惑星、土星  NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵(じん)すら見つかっていないことに驚いているという。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動している。 全長6.7メートルの探査機カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入った。 土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れている。カッシーニは土星の輪の間を計22回通過する予定で、その後は今年9月に土星の大気圏に突入して燃え尽き、ミッションを終えることになっている。【翻訳編集】 AFPBB News

                                                                    土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                                                                  • ニュース - 土星探査機カッシーニが撮影した画像でつくった映像作品(WIRED.jp):ITpro

                                                                    ショスタコーヴィチのジャズ組曲第2番をBGMに、短いモノクロのカットがつながれていく。はるか昔の無声映画の趣きをもつその映像は、サスペンス映画のタイトルバックのようにも、現代アートの実験映画のようにも思える。そう、この映像は間違いなく、世界最高峰の「実験」映像だ。なぜなら、この映像で使われているカットはすべて、世界最先端の科学プロジェクトの研究成果そのものなのだから。 イタリアの映像作家、ファビオ・ディ・ドナートの作品「Around Saturn(土星を巡る)」は、カッシーニ土星探査機が撮影した土星の画像だけを使って構成された映像作品だ。1997年にNASAとESA(欧州宇宙機関)が共同で打ち上げたカッシーニ土星探査機は、土星やその周囲の神秘的な写真をわたしたちに届けてくれている。それらの画像は、NASAのサイトを通じて一般にも公開されている。ディ・ドナートはそんな貴重な画像を、モンタージ

                                                                    • 土星探査機「カッシーニ」、9月に大気圏突入で引退へ 打ち上げから20年

                                                                      米航空宇宙局(NASA)は4月5日(現地時間)、土星探査機「カッシーニ」を9月中旬に土星の大気圏に突入させる計画を発表した。この計画をもって全ての任務が終了する。 カッシーニは、NASAと欧州宇宙機関(ESA)が開発し、1997年に打ち上げられた土星探査機。土星の衛星「エンケラドゥス」の地下海から吹き出す噴煙を初めて観測するなどしたが、約20年の探査で燃料が不足し、引退が決まったという。 土星の大気圏への突入は9月15日を予定。まず4月26日に土星とその輪の間に入り、それ以降は、土星の輪や大気中の粒子をサンプリングしたり、土星の雲の映像を撮影したりと「惑星の内部構造や輪の起源を探る」としている。 関連記事 探査機「カッシーニ」、土星の衛星エンケラドスの海から吹き出す“噴水”に突入へ 土星探査機「カッシーニ」が10月28日、衛星エンケラドスの地下海から吹き出すプリュームに突入し、成分などを詳

                                                                        土星探査機「カッシーニ」、9月に大気圏突入で引退へ 打ち上げから20年
                                                                      • 【写真特集】土星探査機カッシーニがくれた贈り物----使命終え大気圏突入

                                                                        <土星探査機カッシーニが、13年に及んだ英雄的な冒険を終えて自ら消滅するときがきた。別れを惜しむ写真特集> 壮大な宇宙探査ミッションが劇的な最後を迎えようとしている。土星までの旅に7年、探査に13年を費やした土星探査機カッシーニは、9月15日、自ら土星の大気圏に突入してその使命を終える。最後の瞬間までレーダーを地球に向け、貴重なデータを送り続けながら。 【参考記事】土星探査機カッシーニ、最終任務は衛星タイタンへの「最後のキス」 初めての本格的な土星探査機カッシーニのおかげで、人類は土星とその環と衛星について、想像もしなかった多くの発見と研究材料を得た。カッシーニが小型探査機ホイヘンスを落とした土星最大の「月」タイタンには、雨や川、湖や海があった。間欠泉が噴き出す衛星エンケラドスでは、地球外で初めての熱水活動の証拠が見つかった。最も生命がいそうな星だ。土星の環の詳細な調査データは、太陽系の惑

                                                                          【写真特集】土星探査機カッシーニがくれた贈り物----使命終え大気圏突入
                                                                        • 土星の衛星・タイタンの海に輝く太陽 カッシーニが撮影

                                                                          タイタンの北極周辺にある最大の海「クラーケン海」の南部に太陽が反射して輝く様子をとらえた。海といっても、タイタンの海のほとんどは液体のメタンとエタンでできている。 写真は8月21日に撮影された。カラーは3つの波長から得られたデータをもとに擬似的に合成したものだ。

                                                                            土星の衛星・タイタンの海に輝く太陽 カッシーニが撮影
                                                                          • 土星探査機カッシーニがとらえた、リアルカラーの土星と衛星タイタン : カラパイア

                                                                            土星探査機カッシーニがとらえた、土星と衛星タイタンの実際の色がわかる画像が公開されていた。カッシーニは、1997年に打上げられた土星探査機で、金星→金星→地球→木星の順にスイングバイを行なって土星軌道に到着。カッシーニには惑星探査機ホイヘンス・プローブ (2.7 m、320 kg) が搭載されており、タイタンでカッシーニより切り離されてタイタンに着陸し、大気の組成・風速・気温・気圧等を直接観測した。これは最も遠い距離の天体にある人工物である。

                                                                              土星探査機カッシーニがとらえた、リアルカラーの土星と衛星タイタン : カラパイア
                                                                            • 土星探査機カッシーニ 昇りつめてとらえたリングの絶景

                                                                              【2007年3月2日 NASA Mission News】 人類が初めて見る光景を、NASAとヨーロッパ宇宙機関(ESA)の土星探査機カッシーニが送ってきた。数か月かけてたどり着いた位置から見下ろした、土星の周りを1周するリング(環)だ。 北緯60度の方向を撮影した土星。本体に映った環の影、環の反射で照らされた夜側にも注目。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) 環だけを取り出した画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) 2004年6月に土星へたどり着いたカッシーニは、2年半同じところを回り続けていたわけではない。惑星本体、環、そして衛星の数々…あまりに見どころが多いので、少しずつ軌道を変えてはいろいろな光景を写してきた。それでも、環と同じ面から大きくずれたことはない。なぜなら、重要な被

                                                                              • 土星探査機『カッシーニ』が捉えた衛星『エンケラドス』

                                                                                土星探査機『カッシーニ』が捉えた衛星『エンケラドス』 2006年3月13日 コメント: トラックバック (0) ワイアード・ニュース・レポート 2006年03月13日 米航空宇宙局(NASA)は9日(米国時間)、土星の衛星『エンケラドス』の表面から、氷や水蒸気が間欠泉のように噴き出す様子を土星探査機『カッシーニ』が捉えたと発表した。この発見はエンケラドスの地表のすぐそばに液体の水が存在することを示す証拠かもしれない。もしそうなら、エンケラドスは太陽系内で見つかった、生命体の誕生に最もつながりやすい環境ということになる。NASAのプレスリリースはこちら。以下に紹介する画像は、別途明記してあるものを除き、すべてNASAの提供。 エンケラドス(写真) ここに写っているのは大部分が南半球で、南極付近には「タイガーストライプ」(トラ縞)と呼ばれる亀裂が見られる。このような部分で間欠泉のような噴出が

                                                                                • 探査機カッシーニ、土星突入へ=20年の旅終え、最後の任務-NASA:時事ドットコム

                                                                                  探査機カッシーニ、土星突入へ=20年の旅終え、最後の任務-NASA 米航空宇宙局(NASA)の土星探査機「カッシーニ」が日本時間15日夜、土星の大気に突入し、20年間に及んだ任務を終える。2004年の土星周回軌道投入以来、土星や特徴的なリング(輪)の成り立ち、生命の存在可能性を秘めた衛星の探査など、さまざまな成果を挙げてきた。最終任務でカッシーニは土星に突入して燃え尽きるが、直前まで大気の組成データなどを取得し、地球に向けて送信する。 1997年に打ち上げられたカッシーニは、7年後の2004年7月に土星周回軌道に到着。未知の衛星の発見や輪の詳細な構造の撮影、土星の巨大嵐の観測など、これまでにない詳細な土星の画像を送り続けてきた。 同12月には、搭載していた小型探査機「ホイヘンス」を最大の衛星タイタンに向けて分離。探査機は軟着陸に成功し、メタンが形づくる河川のような地形の撮影や大気のデータ取

                                                                                    探査機カッシーニ、土星突入へ=20年の旅終え、最後の任務-NASA:時事ドットコム