ロピア(写真:サイゾーウーマン) 最長約3年3カ月にわたり、73店舗において表示違反の商品を64万5994パック販売していたと報じられたロピア。異常ともいえる期間の長さと販売数について、老舗スーパー「やまと」の元3代目社長・小林久氏に見解を聞いた。 目次 ・ロピア、73店舗で表示違反品を64万パック販売 ・ロピアの食品表示違反は「100%企業の怠慢」 ・現場の危機感を弱める要因は? ロピア、73店舗で表示違反品を64万パック販売 現在、もっとも勢いのあるスーパー「ロピア」。店名の由来でもある「ロープライスユートピア」を掲げた低価格や大容量パック、インパクト大な見た目の総菜や肉が人気を集めている。 しかし昨年6月、原料や原産地名を表示しないまま商品を販売した食品表示違反で農林水産省から指摘が入っていることを知る消費者は、どれだけいるだろうか? 少なくとも2020年4月1日から23年7月26日