RICOH THETAやinsta360といった 上下左右360度一気に撮影できる 全天球カメラというのがあります Blenderのシェーダーを利用して撮影空間をラフに再現する方法を解説したいと思います オブジェクト基準の座標と座標変換 360度カメラの撮影データは正距円座標の画像データとして取得できます また、Blenderシェーダーには 特定のオブジェクトを基準にした座標を取得する機能があります つまり うまく撮影座標とオブジェクトの位置を計算できれば 撮影空間を再現できます 空間上の任意の座標x,y,zを正距円筒図法[u,v]に変換する式は $u = atan(x/y)$ $v = atan(z/sqrt(x^2 + y^2))$ となり これをBlenderのシェーダーのノードで再現するとこうなります u,v それぞれが360度や180度をラジアン変換で除算されているのは シェーダ