「欲求不満型野心家」との関わり方 藤田耕司氏(以下、藤田):じゃあ、M機能を高めていくためにはどうすればいいのか、どのように発揮していけばいいかという基本的な話をしたいと思います。まず、M機能のベースは相手を認める関わりとなります。メンバーを認める関わりを行い、M機能を発揮する。 基本的に欲求不満型野心家の方は、自分が認められたいんです。自分が認められたいので、相手を認めることよりも自分が認められることを優先しがちになって、ついついそういった関わり方やコミュニケーションを取ってしまいがちになる。 そうではなくて、まずはメンバーを認める関わりを行う。相手を認める関わりとしては、まず話を聴く。そして、聴くだけではなくてしっかり共感する。 承認欲求が強い方は(相手の)話が聴けない方が多いんです。自分ばっかり話をしてしまう方がけっこういらっしゃるわけですが、(自分も)そういうことになってないかどう