公明、首相に異例の苦言 維新もコロナ対応問題視―代表質問 2021年01月22日09時48分 衆院本会議で代表質問に臨む公明党の石井啓一幹事長=21日午後、国会内 21日の衆院代表質問で、自民党議員らの「政治とカネ」の問題をめぐり菅義偉首相に対して公明党から政権の「おごり」を指摘する声が上がった。日本維新の会も新型コロナウイルス対策の特別措置法改正の遅れを問題視。首相と良好な関係を築いてきた両党が公の場で相次いで苦言を呈する異例の展開で、次期衆院選をにらみつつ一定の距離を取る形となった。 突然笑い声、秘書を罵倒も 法廷で感情あらわ―河井案里被告 「政治は『信なくば立たず』だ」。公明党を代表して登壇した石井啓一幹事長はこう述べた上で、「緩みやおごりを排し、謙虚さと誠実さを持って政権運営に当たり、国民の期待に応えるため力を尽くすべきだ」と訴えた。質問ではなく意見表明の形にとどめたため、首相は答