米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は14日、米国のインフレ率について、失業率の大幅な上昇を伴わずに、少なくとも過去40年で最も速いペースで低下していると述べた。8月24日撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir/File Photo) [14日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は14日、米国のインフレ率について、失業率の大幅な上昇を伴わずに、少なくとも過去40年で最も速いペースで低下していると述べた。 グールズビー総裁はデトロイトのエコノミック・クラブでの講演原稿で、失業率の大幅な上昇を伴わないインフレ急低下は、米国では戦時下でしか見られていない現象で、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)以降の供給回復のや生産性の向上などが原動力になっていると指摘。 戦争に関係なく消費者物価指数(CPI)が1年間で最も大きく低下したのは、4%を超えて低下した198