ペルーのチルカで発見された約800年前の副葬品のパープルコーン。ガス会社カリダ提供(2021年9月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / CALIDDA / Jesus BAHAMONDE 【9月23日 AFP】南米ペルーのガス管敷設工事現場で約800年前の共同墓地が発掘され、大人と子ども計8人の遺骨が見つかった。考古学者が22日、明らかにした。 現場は、首都リマの南約60キロに位置する町チルカ(Chilca)。 工事を行っていたガス会社の依頼を受けた考古学者セシリア・カマルゴ(Cecilia Camargo)氏によると、遺体は植物性の物質に包まれており、トウモロコシや皿のほか、フルートなどの管楽器と一緒に埋葬されていた。 頭に貝殻をつけた状態で、興奮剤としてかまれていたコカの葉が入った袋と一緒に埋葬されていた人もいる。 「スペイン人による征服以前のチルカの歴史について、より多くの情報