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ドストエフスキーの検索結果1 - 40 件 / 207件

  • 上坂すみれの濃厚“読書”日記 & この際読んでほしい「ロシアの本」3選+α 社会主義グルメに偏愛ドストエフスキー!  - ARTIST×FANのWEBマガジン Fanthology!

    声優・歌手として活躍し、4月からはTVアニメ『イジらないで、長瀞さん』でヒロイン・長瀞(ながとろ)さんを演じ、同アニメのオープニング主題歌『EASY LOVE』も担当する上坂すみれさん。そんな上坂さんがロシアの文化に造詣が深いことはファンの間では有名です。そこで、今回は上坂さんに、最近の読書事情と巣ごもり中の「おすすめのロシアの本」をお聞きすると共に、それらの本で味わえるロシアの魅力についてたっぷり語っていただきました。 撮影:石川咲希(Pash) 取材・文:遠藤政樹 記事制作:オリコンNewS 「ジャイアント馬場」に「“ヘンタイ” 美術史」 タイトル買いの醍醐味 ――まずは上坂さんの読書タイプから探っていきたいと思います。おうち時間が増えている影響で本を手に取る人が増えている印象ですが、上坂さんは最近、どんな本を読まれましたか? 読んでいなかった“積ん読”系を片付けがてら読んだり、もう一

      上坂すみれの濃厚“読書”日記 & この際読んでほしい「ロシアの本」3選+α 社会主義グルメに偏愛ドストエフスキー!  - ARTIST×FANのWEBマガジン Fanthology!
    • 『リコリス・リコイル』はドストエフスキーの児童搾取テーマに通じるメタアイドルサバイバルアニメの傑作だ!

      ども、皆さん、アニメ『リコリス・リコイル』観ています? めちゃくちゃ面白いですね! 後世に残る名作かといったら必ずしもそうとはいえないと思うのだけれど、少なくとも「いま」、このときにリアルタイムで見る作品としては破格に面白い。 一方でいったいこの面白さの正体は何なのだろうと考えてみてもうまく言語化できないわけで、何かこう、隔靴掻痒のもどかしさを感じないでもない。第一話を観た時点で直観的に「これは新しい!」と思ったのだけれど、その「新しさ」を言葉にしようとするとうまくいかない。 そこで、以下ではなるべくていねいに『リコリコ』の「面白さ」と「新しさ」を的確な言葉に置き換えていきたいと思う。読んでね。 さて、まず、いま人気絶頂の『リコリコ』についていえることは、これが何か非常に「不穏」なものを秘めた作品だということです。 一見すると現代日本と同じように平和な社会を舞台にしているようで、そこでは「

        『リコリス・リコイル』はドストエフスキーの児童搾取テーマに通じるメタアイドルサバイバルアニメの傑作だ!
      • ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作|Hayakawa Books & Magazines(β)

        新刊『雪が白いとき、かつそのときに限り』が10月3日に発売される華文(中国)ミステリ作家・陸秋槎氏は、『元年春之祭』で本屋大賞翻訳部門の第2位ほか各種ランキングを席巻するなど実力派であり、その作風は日本のサブカルチャーも大きな原動力となっています。ということで新刊の刊行を記念して、ミステリマガジン2019年3月号に掲載されたエッセイ「陸秋槎を作った小説・映画・ゲーム・アニメ」を公開します。世代によっては実家のような安心感を得られそうなラインナップをお楽しみください。(編集部) ■小説 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 中井英夫『虚無への供物』 前者は高校時代に読んだ一番印象深い小説で、後者は大学時代に読んだもっとも衝撃的な作品。この二冊の小説は似てると感じる。『虚無への供物』の最後に五〇年代日本の災害を列挙するのは、『カラマーゾフの兄弟』に書かれた児童虐待のエピソードと同じ意図ではな

          ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作|Hayakawa Books & Magazines(β)
        • 現代ロシア作家に広がる「プーチン支持」 ドストエフスキー、トルストイの“文学大国”はどこへ | 週刊エコノミスト Online

          「対独戦勝記念日」に参加するロシアの軍人 Bloomberg 《ロシアの現代作家の間でプーチン支持が広がっている。スターリン礼賛や領土拡張の訴えなど、愛国主義的あるいは帝国主義的な主張が共感を呼び、人気作品を生んでいる》 ロシアの歴史の中で文学はつねに単なる文学以上のものであり、作家は社会の批判者として道徳的な役割を演じてきた。社会主義サークルに属していたドストエフスキーは逮捕されて一度は死刑になりかけ、後にシベリアに流刑された。非暴力や反戦主義を唱えたトルストイは専制や教会を鋭く糾弾し、皇帝をもしのぐほどの世界的権威となった。ソ連時代には国家のイデオロギーによって創作の自由が厳しく制限され、数多くの作家が弾圧の犠牲となった。収容所の過酷な実態を暴いてノーベル文学賞を受賞したソルジェニーツィンはアメリカに亡命し、海の向こうから国家という巨大な存在と文字通りペン一本で闘った。 プーチン政権で

            現代ロシア作家に広がる「プーチン支持」 ドストエフスキー、トルストイの“文学大国”はどこへ | 週刊エコノミスト Online
          • 歴史的作家が殴りあう格闘ゲーム『Write 'n' Fight』が11月20日発売予定。ムキムキのヘミングウェイやラブクラフト、ドストエフスキーらがガチンコ勝負

            ゲーム開発会社AVOS’は、歴史的作家が殴りあう格闘ゲーム『Write ‘n’ Fight』を開発中だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、11月20日発売予定。 『Write ‘n’ Fight』は歴史的作家が殴り合う格闘ゲーム。公開されたトレイラーではH.P.ラブクラフト、レフ・トルストイ、フョードル・ドストエフスキー、ウィリアム・シェイクスピア、チャールズ・ディケンズ、アーネスト・ヘミングウェイなどの姿が確認できる。なぜ生きた時代の異なる彼らが殴り合っているのか、理由は公開されていない。 オーラをまとうのはともかく、戦闘シーンのほとんどが現実的な殴り合いだ。一方、ラブクラフトの手が伸びたり、ドストエフスキーが『罪と罰』のイメージと思われる斧を使ったりと、ある種の原作再現が行われている点も面白い。文学がお好きであれば、各ファイターの戦闘方法がどんな作品から影響を受けているかを考

              歴史的作家が殴りあう格闘ゲーム『Write 'n' Fight』が11月20日発売予定。ムキムキのヘミングウェイやラブクラフト、ドストエフスキーらがガチンコ勝負
            • 『リコリス・リコイル』はドストエフスキーの児童搾取テーマに通じるメタアイドルサバイバルアニメの傑作だ!|海燕(ライター)

              『リコリス・リコイル』はドストエフスキーの児童搾取テーマに通じるメタアイドルサバイバルアニメの傑作だ! ども、皆さん、アニメ『リコリス・リコイル』観ています? めちゃくちゃ面白いですね! 後世に残る名作かといったら必ずしもそうとはいえないと思うのだけれど、少なくとも「いま」、このときにリアルタイムで見る作品としては破格に面白い。 一方でいったいこの面白さの正体は何なのだろうと考えてみてもうまく言語化できないわけで、何かこう、隔靴掻痒のもどかしさを感じないでもない。第一話を観た時点で直観的に「これは新しい!」と思ったのだけれど、その「新しさ」を言葉にしようとするとうまくいかない。 そこで、以下ではなるべくていねいに『リコリコ』の「面白さ」と「新しさ」を的確な言葉に置き換えていきたいと思う。読んでね。 さて、まず、いま人気絶頂の『リコリコ』についていえることは、これが何か非常に「不穏なもの」を

                『リコリス・リコイル』はドストエフスキーの児童搾取テーマに通じるメタアイドルサバイバルアニメの傑作だ!|海燕(ライター)
              • 「中二病」で始まったロシア研究 ドストエフスキーは「重いラノベ」:朝日新聞デジタル

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                  「中二病」で始まったロシア研究 ドストエフスキーは「重いラノベ」:朝日新聞デジタル
                • ドストエフスキー、ジョニ・ミッチェル、村上春樹…カズオ・イシグロが「愛する文学と音楽」を語る | いまお気に入りのアルゼンチン人作家とは

                  音楽はイシグロ作品に大きな影響を与えてきた。作曲家になりたかった時期もあるという。 イシグロはフルタイムで音楽を作ってきたわけではないが、ジャズミュージシャンのステーシー・ケントとその夫でサックス奏者のジム・トムリンソンとともに、曲をいくつか書きおろしている。 最近のイシグロはジャズをメインで聴いているが、これまではボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ニーナ・シモーヌなど、数多くのアーティストからインスピレーションを得てきた。 ジャズミュージシャンのチャーリー・ヘイデンとカントリーシンガーのギリアン・ウェルチの曲は、イシグロのロンドンの自宅でひんぱんにかかっているという。「ここ25年ほどの間に活躍する歌手のなかで、ウェルチはもっとも重要なシンガーソングライターです」とイシグロは言う。 ニューヨーク出身の歌手ギリアン・ウェルチ マイルス・デイビス、ビル・エヴァンス、ジョニ・ミッチェルといった「古

                    ドストエフスキー、ジョニ・ミッチェル、村上春樹…カズオ・イシグロが「愛する文学と音楽」を語る | いまお気に入りのアルゼンチン人作家とは
                  • 神保町の古本屋とドストエフスキーとベルジャーエフとソロヴィヨフのこと - 失われた世界を探して

                    子供のころから本が大好きで、図書館が小学生時代の僕のお気に入りの場所だった。そしてそのまま大人になり、読書好きは大学生の頃にMAXを迎えた。当時はヘビースモーカーだったから(その後やめたけど)、セブンスターをスパスパ吸いながら一晩中、煙でモヤのかかった部屋で本を読み、朝になっても読み、そのまま昼前まで読み続けて、疲れて机の上でうつ伏せになって眠り、目が覚めたら日が暮れていた。電気をつけ、カップラーメンをすすったら、また煙草に火をつけて本を読み始める。そんな感じだった。 今は仕事で疲れた目を休めたいのと(会議までTeamsになったので、ずっとPCのディスプレイを見続けている)、老眼がひどくなって来たせいで全然本を読まなくなったが、人生をちょっと無駄にしているかも、なんてまた最近は思い始めた。本は人生を豊かにする、というのは古今東西、世界中で言われて来たことだ。 読書好きがピークだったそんな大

                      神保町の古本屋とドストエフスキーとベルジャーエフとソロヴィヨフのこと - 失われた世界を探して
                    • 東大の授業で「ドストエフスキーって誰ですか?」と聞かれ、教養の崩壊を嘆いた→野崎歓さん「ちゃんと質問する学生が頭が悪いわけがない」

                      ぼたもち @kbtyskvit ずいぶん昔に「東大の授業で『ドストエフスキーって誰ですか?』と聞かれた」というエピソードが狭い範囲で話題になったことがあり、大体の人たちは「教養の崩壊」を嘆く論調だったが、野崎歓さんは「ちゃんとわからないことを質問する学生が頭が悪いわけがない。(続) 2020-03-13 18:47:51

                        東大の授業で「ドストエフスキーって誰ですか?」と聞かれ、教養の崩壊を嘆いた→野崎歓さん「ちゃんと質問する学生が頭が悪いわけがない」
                      • 「若い時にドストエフスキーくらい読んどかにゃいかんぞ」と…宗教学者が読み解く“教養”としてのポップカルチャー | 文春オンライン

                        『新しい教養としてのポップカルチャー マンガ、アニメ、ゲーム講義』(内藤理恵子 著)日本実業出版社 「自己啓発としての『ドラゴンボール』」「スライム倒して300年経たないと幸せにならない氷河期世代」。 宗教学者である内藤理恵子さんの新刊『新しい教養としてのポップカルチャー』の目次には、目を引くような文言が並ぶ。本書は、マンガ、アニメ、ゲームという“ポップカルチャー”を、教養のスタンダードとして位置付ける試みだ。 内藤さん自身、ポップカルチャーの“沼”にハマっているという。 「小学生までは勉強ができたのですが、私立中学に入学してみると、周囲は自分より勉強もスポーツもできる子ばかり。アイデンティティが崩壊し、別の居場所を求めるようになりました。そして出会ったのが、世界の宗教文化をモチーフにしたゲーム『真・女神転生』シリーズ。ファンクラブに入会し、夢中で追いかけたことをきっかけに宗教学に興味を持

                          「若い時にドストエフスキーくらい読んどかにゃいかんぞ」と…宗教学者が読み解く“教養”としてのポップカルチャー | 文春オンライン
                        • 生誕200年 今こそ読みたいドストエフスキー|NHK

                          『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』などで知られるロシアの文豪・ドストエフスキー。ことし生誕200年を迎えた作家のことばが再び注目されています。 なぜ今、ドストエフスキーなのか。 20年前からドストエフスキー作品の翻訳を続けてきた、ロシア文学者の亀山郁夫さんへのインタビューから迫りました。

                            生誕200年 今こそ読みたいドストエフスキー|NHK
                          • ドストエフスキー解釈に潜む「相互誤解」 ロシアと西欧の複雑な関係:朝日新聞デジタル

                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻

                              ドストエフスキー解釈に潜む「相互誤解」 ロシアと西欧の複雑な関係:朝日新聞デジタル
                            • 「罪と罰」のドストエフスキーはギャンブル依存症だった、どのようにして依存症から抜け出したのか?

                              フョードル・ドストエフスキーは19世紀後半のロシア文学を代表する文豪で、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」などで世界的に知られています。また、ドストエフスキーは酷いギャンブル依存症でも知られており、出版社に借金を肩代わりしてもらう代わりに過酷な契約も結んだこともありますが、晩年にはギャンブル依存症を克服しています。どのようにギャンブルへの依存から抜け出したのかについて、教育芸術学の専門家であるスティーブン・ドブソン氏が解説しています。 How Dostoevsky overcame his gambling addiction https://theconversation.com/how-dostoevsky-overcame-his-gambling-addiction-220655 ドストエフスキーは1841年から1880年まで活躍し、ロシア文学の黄金時代において最も偉大で影響力のあっ

                                「罪と罰」のドストエフスキーはギャンブル依存症だった、どのようにして依存症から抜け出したのか?
                              • ドストエフスキー『おかしな人間の夢』 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

                                短編集の中の1つだったけれども、 強烈な印象を受けた作品、 人生に絶望した男が、 自殺することを決意した夜に、 哀れな一人の少女と出会う。 助けを求められるも、 男はそれを振り切って家路に着く。 家に着くと「死」を覚悟したはずの自分に生じた 「憐れみ」という感情に戸惑い、 「自分は生きている」ということを実感する。 その夜は命を終わらせることなく、 椅子に腰掛けたまま眠ってしまった。 そこで不思議な夢を見る。 人類の原始から、 知恵を身につけ科学に至る。 その走馬灯のような夢を、 はじめはただ「生」を紡ぐだけで幸せだった。 人類は知恵をつけて所有権を行使するようになる。 そして、幸せになる方法ばかりに思いを巡らせて、 幸せであることを蔑ろにする。 科学に傾倒するのだ。 物質的な豊かさを追い求めて、 精神的に荒廃していく。 幸せになる方法ばかりを追い求めて、 幸せになるために進歩してきたのに

                                  ドストエフスキー『おかしな人間の夢』 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
                                • 中田敦彦のネタにはモーツァルトでノったりドストエフスキーを嗜む知性は必要ないが松本人志映画はディヴィット・リンチ映画を楽しめる趣味嗜好が求められる - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                  昨日「松本人志」「中田敦彦」がツイッタートレンドになってたから。 なんだ?と思って調べたら、これか。 www.youtube.comなるほどね。松本人志を名指し批判かい。 と、ちょうど数日前に、中田敦彦と松本人志の話をこのブログで書いてたからな。 「アクセス増えないかな~」っていう下心で、便乗してツイートしてみた。 シンプルにお笑いとして、中田敦彦およびオリエンタルラジオより、松本人志の笑いの方が面白いと思うけどね。その理由は以前書いた。https://t.co/imUEY2GGji 中田敦彦のYouTube大学も教養バラエティとして面白い。昔、松ちゃんに「武勇伝面白くない」って言われたあっちゃんの私怨もあるような。 https://t.co/4hEgsljzTB — 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) May 30, 2023 まあでもそんなに増えなかったなぁ。 そんで、中田

                                    中田敦彦のネタにはモーツァルトでノったりドストエフスキーを嗜む知性は必要ないが松本人志映画はディヴィット・リンチ映画を楽しめる趣味嗜好が求められる - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                  • ロシアのルーツは「キエフ」にあり 文豪ドストエフスキーもウクライナ系だった|大人の基礎ノート 5分でわかる世界史

                                    1965年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修了。現在、東京都立立川高校で世界史を教える。著書に「世界史読書案内」(岩波ジュニア新書)、「やりなおし高校世界史―考えるための入試問題8問」(ちくま新書)、「第2版 ポイントマスター世界史Bの焦点」(山川出版社)、「『なぜ!?』からはじめる世界史」(山川出版社)、「大人の学参 まるわかり世界史」(文春新書)など。

                                      ロシアのルーツは「キエフ」にあり 文豪ドストエフスキーもウクライナ系だった|大人の基礎ノート 5分でわかる世界史
                                    • ドストエフスキー『罪と罰』 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

                                      年末のまとめ記事にも書いたけれど、 おそらく昨年読んだ本の中では一番印象に残る作品だ。 tureture30.hatenadiary.jp 久々の書評だ。 筆を執らずにはいられない力のある作品だった。 読んでからあまり日が経っていないから、記憶として残りやすいのは当たり前と言えばそれまでだが、ものすごく力のある作品であることに疑いの余地はない。 終始、陰鬱な雰囲気に包み込まれているが、 最後に「希望」がある。 その「希望」は人類にとって根源的なもの、 もしかしたら、この世の誰もがその「希望」を求めて、もがき苦しみながらも生を紡いでいるのかもしれない。 そう感じさせる作品。 光文社の亀山郁夫訳を読んだ。 一昨年は、亀山訳で同著者の『カラマーゾフの兄弟』を読み、かなりの衝撃を受けたものだから、次は『罪と罰』も、と思い手を出した。 やはりドストエフスキーはすごい。 思想犯として投獄され、シベリア

                                        ドストエフスキー『罪と罰』 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
                                      • ドストエフスキー 〜作家つれづれ・その1 - ことばを食する

                                        異常気象で雪が積もらなかった昨年と打って変わり、いつもの冬がやってきました。朝、目が覚めて見れば一面の銀世界。まるで世界をリセットしたよう。庭のサクラも雪をまとって、枝垂れ桜みたいな風情になっていました。 (今朝の庭) わたしの住む地では、基本的に雪をいい言葉で語りません。冬の生活が苦しいことの象徴でもあるからです。しかしわたしは子供の頃から変わらず、雪と冬が好きです。高校時代まで、あれほどロシア文学に惹かれたのは、そんなベースがあったからだと思います。 講談社から出た新訳のドストエフスキー「罪と罰」(北垣信行訳、2冊本)を買ったのは坊主頭の中学2年の時でした。当時、作家や作品に事前知識があったとは思えず、表紙カバーに使われていた美しいロシア人少女の写真(映画のソーニャ役)のせいだったのでしょう。 わたしが読む本を、見咎めた父が言いました。 「お前にその小説が分かるのか?」 生意気な中学生

                                          ドストエフスキー 〜作家つれづれ・その1 - ことばを食する
                                        • 真魚の地軸はフラフーープ!!! on Twitter: "なぜドストエフスキーオタクが一時期金カムに殺到したのかというと「尾形百之助」というドストエフスキーオーディションを書類審査だけで通過してしまいそうな逸材に界隈が沸きに沸いたからである。なお「だがドストエフスキーはツーブロックの男は… https://t.co/seGE3AQyG1"

                                          なぜドストエフスキーオタクが一時期金カムに殺到したのかというと「尾形百之助」というドストエフスキーオーディションを書類審査だけで通過してしまいそうな逸材に界隈が沸きに沸いたからである。なお「だがドストエフスキーはツーブロックの男は… https://t.co/seGE3AQyG1

                                            真魚の地軸はフラフーープ!!! on Twitter: "なぜドストエフスキーオタクが一時期金カムに殺到したのかというと「尾形百之助」というドストエフスキーオーディションを書類審査だけで通過してしまいそうな逸材に界隈が沸きに沸いたからである。なお「だがドストエフスキーはツーブロックの男は… https://t.co/seGE3AQyG1"
                                          • ドストエフスキー読書日記1『罪と罰』 - はてなブログ大学文学部

                                            とにかく登場人物が多い。 整理するのにだいぶ時間がかかった。 貧乏、お金の話が嫌というほど出てくる。 昔の貧困と今の貧困は次元が違うのだろう。 「現代を理解するにはまず過去を見よ」 そう胸に刻みながら僕は『罪と罰』を読み始めた。

                                              ドストエフスキー読書日記1『罪と罰』 - はてなブログ大学文学部
                                            • アキノ @akinokot 今日の愉快だった授業。ドストエフスキーの長編の登場人物を男女に分けて、それぞれによく使われる動詞を計数する。 結果、男はよく「考え」「殺し」「叫ぶ」。女はよく「愛し」「身を投げ」「泣き」「叫ぶ」。

                                              • 生き抜くためのドストエフスキー入門 佐藤優 罪と罰・白痴 - dalichoko

                                                2021年がドストエフスキー生誕200年ということと、コロナという未曾有の感染症が世界を蔓延する中で、ロシアの文豪が見直されてる。手始めに亀山郁夫先生の著書「ドストエフスキー黒い言葉」に触れてはみたものの、あまりにも敷居が高すぎて苦戦した。もとはといえばブレッソンの『やさしい女』を軽々しく見てしまったことでドストエフスキーのスイッチがONになってしまったのだが、いまもってドストエフスキーの重さに圧迫死してしまいそうだ。それは黒澤明監督が『白痴』の制作過程で背負ったこととことによると似ているかもしれない。(いうまでもなくレベルは雲と地の隔たりがあるが・・・) そこで同じ頃購入した佐藤優さんのこの入門編をなぞることでそれぞれの意味を学び直そうということにした。というのはウソで、思いつきで買っただけのことだ。 この本は、ドストエフスキーの長編5作品を順に並べて、学校形式で佐藤優さんが講義をされた

                                                  生き抜くためのドストエフスキー入門 佐藤優 罪と罰・白痴 - dalichoko
                                                • 山本太郎、ドストエフスキー、佐藤優、プーチン‥‥ - kojitakenの日記

                                                  ×××新選組の支持者が、自らが×××(山本太郎)を支持する理由として「市民を守る独裁を選ぶ」とツイートに書いたあと、それを削除したらしい。 sumita-m.hatenadiary.com 実は弊ブログもこの件を取り上げようと思っていたのだった。×××(山本)支持者の思考の典型例だと思ったからだ。だが、上記リンク先に取り上げられているので直接の形で取り上げるのは止めた。読者の皆様には是非とも上記ブログ記事をご覧いただきたい。以下に結論の部分を引用する。 驚いたのは、「独裁」を育む沃土が既に拡がっていることだ。1968年の世界的大叛乱からすでに半世紀以上経っているというのに! 冷戦の崩壊からも既に30年以上経っているというのに! 北朝鮮人を、また国内的にはオウム信者を上から目線で嘲笑することはもはやできない、ということはたしかなようだ。 出典:https://sumita-m.hatenad

                                                    山本太郎、ドストエフスキー、佐藤優、プーチン‥‥ - kojitakenの日記
                                                  • 弱者男性文学としてのドストエフスキー「貧しき人々」 - うさるの厨二病な読書日記

                                                    先日、ネットで弱者男性について話題になっていたが、その時に「貧しき人々」を思い出した。 貧しき人々 作者:ドストエフスキー 発売日: 2016/09/07 メディア: Kindle版 「貧しき人々」の主人公マカール・ジェーヴシキンは、俗にいうKKO(キモくて金のないおっさん)だ。 貧乏と貧困の違いについてはよく指摘されるが、マカールは金がない上に、孤独で周りの人びとから見下されている。本人も「自分は見下されて当然の人間だ」と思っている。 タイトルの「貧しき」は、ただ金がなく貧乏だという意味ではなく、そのことによって、人としての最低限の自尊心や希望ですら失わされている状態を指している。 そんなマカールが唯一人生で得た光が、遠縁の薄幸の少女ワーレンカと文通することだ。「貧しき人々は」この二人の往復書簡で成り立っている。 「貧しき人々」を最初に読んだのは学生のころだ。その時は良さがまったくわから

                                                      弱者男性文学としてのドストエフスキー「貧しき人々」 - うさるの厨二病な読書日記
                                                    • 罪と罰 (ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ)

                                                      この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

                                                        罪と罰 (ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ)
                                                      • ドストエフスキーの二次創作をしている「ドスヲタ」が存在し、コミケでは0〜3サークル、中国には12人くらいおり、BL百合女体化なんでもござれ

                                                        カラマーゾフの犬 @karama_kurumi ドストエフスキーの二次創作してるドスヲタ、よく「存在したんだ😂」と言われるけど割と存在してるよ コミケでは0〜3サークルぐらい 中国では12人ぐらいいるらしいし、台湾では1人しかいないらしいけど(界隈狭すぎて数えられる) 2021-08-13 12:42:22 カラマーゾフの犬 @karama_kurumi あとスペイン語圏で一人、『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフ受で長文のファンフィクションをネットに投稿する罪と罰ネキがいるらしく、世界は広いようで狭いな??って気がした 2021-08-13 17:53:34

                                                          ドストエフスキーの二次創作をしている「ドスヲタ」が存在し、コミケでは0〜3サークル、中国には12人くらいおり、BL百合女体化なんでもござれ
                                                        • このごろ読んだ小説 コルタサル、トルストイ、ドストエフスキー - 関内関外日記

                                                          このごろなんか短編小説を読む感じになっているので、いくらか読んだ。夏なので一つ一つを記事にするパワーがない。まとめてメモしておく。 『遊戯の終わり』コルタサル 遊戯の終わり (岩波文庫) 作者:コルタサル 岩波書店 Amazon なにやらガルシア=マルケスの『百年の孤独』が流行っているらしいが、おれは大昔に読んだのでいいや。でも、おれは勝手に南米文学のマジック・リアリズムから大きな影響を受けたと思っているので、またちょっと読んでみるかとコルタサル。 あるホテルで夜な夜な赤ん坊の泣き声が聴こえてくる「いまいましいドア」。あるコンサートでの狂乱を描く「バッカスの巫女たち」。そして、生きている人間が自分の生まれ変わりを見つける「黄色い花」。自分と水槽の中の山椒魚の境界が崩れていく「山椒魚」。 おれは「黄色い花」がよくて、自分の生まれ変わりを見つけたと主張する男が、これにより人間の不死を説くところ

                                                            このごろ読んだ小説 コルタサル、トルストイ、ドストエフスキー - 関内関外日記
                                                          • 迷ったらドストエフスキー - はてなブログ大学文学部

                                                            しばらく勉強としての読書をストップです。 ドストエフスキーに集中します。 埴谷雄高も同時進行で読んでいきます。 何がそうさせたのか。 端的にもう学びたいことがないからです。 だから新しい発見のために文学に浸る。 そういう時期かなと思ってます。 ドストエフスキーを一通り読み終わったあとはその時でまた考えます。 つづく

                                                              迷ったらドストエフスキー - はてなブログ大学文学部
                                                            • 『カラマーゾフの兄弟』大審問官の衝撃!宗教とは一体何なのか!私とドストエフスキーの出会い⑵

                                                              『カラマーゾフの兄弟』大審問官の衝撃!宗教とは一体何なのか!私とドストエフスキーの出会い⑵ フョードル・ドストエフスキー(1821-1881)Wikipediaより さて、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』といえば、世界史上最高峰の文学作品と言われる傑作であります。 「大審問官の章」のお話に入る前に、新潮文庫、原卓也訳の小説のあらすじを見ていきましょう。 物欲の権化のような父親フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そしてフョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ―これらの人物たちが交錯して描き出される愛憎の地獄絵図の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作 Amazon商品紹介ページより 『カラマーゾフの兄弟』はドストエフスキーの

                                                                『カラマーゾフの兄弟』大審問官の衝撃!宗教とは一体何なのか!私とドストエフスキーの出会い⑵
                                                              • トルストイとドストエフスキーはどう違う?[大人の学び直し]

                                                                トルストイとドストエフスキーは、19世紀のロシア文学において非常に重要な作家であり、哲学的な視点からも洞察力のある作品を書きました。ほぼ同時代を生きた2人ですが、その小説には、大きな違いがあります。今回は19世紀のロシアの文豪、トルストイとドストエフスキーの違いを解説します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄

                                                                  トルストイとドストエフスキーはどう違う?[大人の学び直し]
                                                                • 文学批評 吉田修一『悪人』論 ――ドストエフスキー『罪と罰』から欠落したもの - 秋谷高志 批評をめぐる試み

                                                                  吉田修一『悪人』に、ドストエフスキー『罪と罰』の殺人場面の象徴である斜めからの夕日の光を照らす。と、そこには車のライトに照らし出された峠の絞殺と、パトカーの赤いライトに照らし出された灯台の未遂現場しかない。 両者の差異を見ることで、『悪人』の怖さを解読する。 『悪人』には『罪と罰』と同じモチーフがあるが、それ以上に欠落したものも多い。「ないないづくし」ともいえるくらいだ。その欠落、「ない」ことに、『悪人』の真の怖さがある。より現代的でニヒルな怖さが。 どのように怖いか、川上弘美が語っている。 《小説は、鳥瞰(ちょうかん)から始まる。国道の峠道をはるか上空から辿るうちに、いつの間にか視点は国道を走行する者のものとなる。 四頁め。視点はぐっと一人の男に近づいてゆく。男は理容店をいとなんでいる。日曜日、男は鋏を使いながら、つれない妻のことや福岡に出て保険の外交員として働いている娘のことを思う。

                                                                    文学批評 吉田修一『悪人』論 ――ドストエフスキー『罪と罰』から欠落したもの - 秋谷高志 批評をめぐる試み
                                                                  • 別冊NHK100分de名著・亀山郁夫『集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』を読んで - 夢・光・音

                                                                    こんにちは。 お疲れ様です。starttodayです。 先週は別冊NHK100分de名著・亀山郁夫『集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』を読んでいました。 300ページ位の雑誌(本)ですが、約1週間で読んでしまいました。面白かったです。 ドストエフスキーは20代の時によく読んでいました。五大長編も読破しました。あの怒濤のような強迫的な世界観と人間の業を描き切る筆致に圧倒されたことを今でもありありと覚えています。 19世紀ロシア文学を代表する、ドストエフスキーとトルストイは自分にとっても双璧で、今でも自分の支柱になっています。芸術的で観念的で、理想主義的なトルストイも好きだけれど、年を取るにつれて、分裂した、時に偏執狂的な、業(カルマ)に絡め取られていく人間の弱さとそこに射す、恩寵と救いを描いたリアリスト(現実主義者)としてのドストエフスキーの方により共感するようになってきました

                                                                      別冊NHK100分de名著・亀山郁夫『集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』を読んで - 夢・光・音
                                                                    • ロシア一人旅~ドストエフスキーゆかりの地を巡る(準備編) - イタリアおもしろ生活記

                                                                      こんにちは。 以前、別の記事で、ロシアに行ったことがあると書いたことがありますが、その旅行記を書きたいと思います。 ずっと行ってみたかった、ロシア。 お目当ては、ロシアの文豪、ドストエフスキー 20代の頃は、相当はまっていました。 欧州を中心に、いろいろな国を旅行して、最後に残っていたのが、ロシア。 今しかないと思って行ったのが、今から3年ほど前のことです。 日本人がロシアに行くには、ビザを取得する必要があるので、イタリアから日本に出張した際に、東京の代理店を通して1日で取得しました。 この時は、まだ、飛行機やホテルの予約もしてありません。 イタリアに帰ってきてから、サンクトペテルブルクにある、ドストエフスキー博物館やお墓、モスクワの生家の場所などを調べて、旅程を決めました。 もう1人のロシアの文豪、トルストイのゆかりの地も、と思って調べたのですが、モスクワから南へだいぶ遠いとのこと。 ち

                                                                        ロシア一人旅~ドストエフスキーゆかりの地を巡る(準備編) - イタリアおもしろ生活記
                                                                      • 今週の本棚:佐藤優・評 『ドストエフスキー 黒い言葉』=亀山郁夫・著 | 毎日新聞

                                                                        (集英社新書・1122円) 不安や恐怖と闘う現代人への提言 ドストエフスキーの翻訳と研究の第一人者である亀山郁夫氏(名古屋外国語大学学長)による秀逸な論考だ。今年はドストエフスキー生誕200年にあたる記念の年だが、この機会に時代の危機を克服する知恵を見出(みいだ)す目的で亀山氏はドストエフスキーの小説を読み直す。<終わりの見えない不安と恐怖のなかに、私たちはいま生きている。終わりが予見できない、ということほどつらく苦しい状況はない。何かしら希望をもって生きていくためには、いつかは「終わる」という証(あかし)が不可欠なのだ。ところが、その肝心の証は示されず、あるのはたんに希望的観測だけである。そうはいえ、巨視的にはこのコロナ禍も、現象としていずれ終息するときが来ることはまちがいない。しかし悲しいことに、コロナ禍が終息したあとも、私たちの日常には、不安と恐怖がとどまりつづける。私たちが人間であ

                                                                          今週の本棚:佐藤優・評 『ドストエフスキー 黒い言葉』=亀山郁夫・著 | 毎日新聞
                                                                        • 生きづらさを感じた時に読みたいドストエフスキー『罪と罰』の名言集 - 本を開く生活

                                                                          ※ドストエフスキー『罪と罰』(江川 卓/訳 岩波文庫)の名言集 こんにちは、『文人』です。 ドストエフスキーの小説『罪と罰』は、ロシア文学を代表する作品。 世界文学屈指の名作として現在も読み継がれています。 貧しい青年の犯した罪をめぐって、壮大に広がっていく物語。 貧困にあえぎ、社会で追い詰められていく人々。 魅力的な登場人物たちのドラマを通して、社会に生きづらさを感じる人間の救いを描いた作品です。 今回はそんな『罪と罰』の中の名言をわかりやすく紹介していきます。 リンク リンク リンク 名言① 七月はじめ、めっぽう暑いさかりのある日暮どき、ひとりの青年が…… 七月はじめ、めっぽう暑いさかりのある日暮どき、ひとりの青年が、S横町にまた借りしている狭くるしい小部屋からおもてに出て、のろくさと、どこかためらいがちに、K橋のほうへ歩きだした。 『罪と罰(上)』(ドストエフスキー/著 江川 卓/訳

                                                                            生きづらさを感じた時に読みたいドストエフスキー『罪と罰』の名言集 - 本を開く生活
                                                                          • 阿曽山大噴火 on Twitter: "今週の週刊文春のクドカンの連載、面白。ドラマ「俺の家の話」がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の影響を受けているとネットで話題になってる事に触れ、本人は読んだ事ないと告白。焦って文庫版を買うも字が小さくて断念www"

                                                                            今週の週刊文春のクドカンの連載、面白。ドラマ「俺の家の話」がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の影響を受けているとネットで話題になってる事に触れ、本人は読んだ事ないと告白。焦って文庫版を買うも字が小さくて断念www

                                                                              阿曽山大噴火 on Twitter: "今週の週刊文春のクドカンの連載、面白。ドラマ「俺の家の話」がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の影響を受けているとネットで話題になってる事に触れ、本人は読んだ事ないと告白。焦って文庫版を買うも字が小さくて断念www"
                                                                            • ドストエフスキー「五大長編」完訳 ロシア文学者・亀山郁夫さん:中日新聞Web

                                                                              ロシア文学者で名古屋外国語大学長の亀山郁夫さん(74)が、ロシアを代表する作家ヒョードル・ドストエフスキー(1821~81年)の長編小説『未成年』の完結編となる新訳第3巻(光文社古典新訳文庫)を刊行した。人間の苦悩を描き出した文豪の「五大長編」のうちの1作。これで、17年前から取り組んできた新訳が、5作すべて完結した。(宮崎正嗣) 『未成年』は、ドストエフスキーが円熟期を迎えた一八七五年に発表された作品。複雑な家庭に育った二十歳の青年の葛藤を通して、ロシア社会の矛盾と希望を描く。

                                                                                ドストエフスキー「五大長編」完訳 ロシア文学者・亀山郁夫さん:中日新聞Web
                                                                              • 町山智浩 on Twitter: "日本にはかつて「知的大衆」がいました。中卒や高卒でもドストエフスキーやサルトルを読み、溝口健二やフランス映画を観る労働者たちがいたんです。佐藤忠男先生はその典型ですね。労働運動は彼らに支えられていました。 https://t.co/ckf7wkvCEH"

                                                                                日本にはかつて「知的大衆」がいました。中卒や高卒でもドストエフスキーやサルトルを読み、溝口健二やフランス映画を観る労働者たちがいたんです。佐藤忠男先生はその典型ですね。労働運動は彼らに支えられていました。 https://t.co/ckf7wkvCEH

                                                                                  町山智浩 on Twitter: "日本にはかつて「知的大衆」がいました。中卒や高卒でもドストエフスキーやサルトルを読み、溝口健二やフランス映画を観る労働者たちがいたんです。佐藤忠男先生はその典型ですね。労働運動は彼らに支えられていました。 https://t.co/ckf7wkvCEH"
                                                                                • ドストエフスキーとキリスト教のおすすめ解説書一覧~小説に込められたドストエフスキーの宗教観とは

                                                                                  ガンジス川付近で車を降り、ここからは歩いていく。私の宿泊する宿もガンジス川沿いにある。ここから先は道が狭く車は通れない。 羽田空港からデリー空港に到着した私はいきなり驚くことになった。空港内の巨大な手のモニュメントにも面食らったのは事実だが、何より、インドの匂いがしないのである。これは完全に私の偏見なのだが、インドに来ればスパイスの匂いがすると思い込んでいたのである。しかしどうだろう、この空港にはそんな匂いはない。無臭である。開発が進むインドにはもはやスパイス臭は存在しないのだろうか。それともそもそもそんな匂いなど存在しないのだろうか。だが、答えを知るにはまだ早い。まだ入国して数時間も経っていないのである。じっくり確かめていこうではないか。

                                                                                    ドストエフスキーとキリスト教のおすすめ解説書一覧~小説に込められたドストエフスキーの宗教観とは