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ナルシシズムの検索結果1 - 40 件 / 47件

  • 「ゴミみたいな生活まだしよんか?」とマウンティングする大企業勤めのエリートと見下される弱者男性の争い - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

    5月の連休。 久しぶりに、古い友人と会った。 いや、もう友人じゃねえかもな。 フレネミー、ってやつかもしれない。 少し腹が立っていた。 以前、俺の仕事を「カスみたいな仕事」「生活保護とあんまり変わらん」と馬鹿にしたからだ。 ちなみに友人は大企業勤めのエリートサラリーマン。 一方、俺は個人事業主、フリーランス。 ちょっと前にメルカリ古着の闇みたいな記事があったけど。 anond.hatelabo.jp 商品は違うが、似たような小売業をしていた。 しかしうまくいかなくなったので、ウーバーイーツを始めて。 gyakutorajiro.com ウーバーがいまいちなので、現在、別の配達系の仕事がメインとなっている。 俺の年収は300万にも満たない。 だが友人は1000万前後は貰ってると思われる。 そのため、そいつの立場からすれば、俺がやっている仕事が「カスみたいな仕事」というのは、金銭的尺度から考え

      「ゴミみたいな生活まだしよんか?」とマウンティングする大企業勤めのエリートと見下される弱者男性の争い - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
    • 高円寺にある薄汚いライブハウス「M」のこと|野田光太郎

      2023年12月26日、高円寺にある「M」という狭くて薄汚いライブハウスで、店主にいきなり胸ぐらをつかまれた上に床に叩きつけられた。「うちでほかの店の話をするんじゃねえ!」「お前みたいな遊びでやってんじゃねえ、こっちは命かけてんだ!」だそうです。客が暴れるんじゃなくて店主が客を痛めつけるライブハウスってあるんですね。見るからに文系で弱っちそうな客に言いがかりをつけることは、命を懸けている証明にはならない。まあ、なめられてるこちらが悪いんだろうけど。なまじライブの企画なんかやってると、こういう目にあうようだ。そもそも他店の話を始めたのは出演者の一人で、私は話の流れにかぶせて、取材に来ていた人にその近所の店の説明をしただけなんだけど。店主がうるさいのでこちらはさっさと話を打ち切って、わびの一つも言ったんだけど、「この店は宇宙の中心なんだ! ここは世界一なんだ、他の店なんて問題じゃない! お前は

        高円寺にある薄汚いライブハウス「M」のこと|野田光太郎
      • Yasuke is so white! ― ポリコレ視点から見るアサシンクリードシャドウズ(Assassin's Creed Shadows)弥助炎上事件 - 宇野ゆうかの備忘録

        日本が舞台のゲーム「アサシンクリードシャドウズ」が、大炎上していますね。先に結論を言うと、これはアジア人差別的なビデオゲームです。私はこのゲームのファンなので、とても残念な気持ちです。この問題は、シリーズを知らない人にはわかりにくいので、順に説明していきますね。 この問題を理解する鍵は、欧米におけるアジア人男性に対するステレオタイプ、「白人の救世主」という概念、Ubisoftの制作陣が言った「私たちの侍(our samurai)」という言葉です。 なお、ここで「アジア人」と書いてある場合、それは東アジア人のことを言います。 アサシンクリード(Assassin's Creed)とは? アサシンクリードは、歴史の裏で暗躍する暗殺者になって、歴史上の人物から無名のモブキャラまで、人を殺しまくるゲームです。残酷なシーンや大人のロマンスシーンがあるので、年齢制限が設けられています。 これまで、ルネッ

          Yasuke is so white! ― ポリコレ視点から見るアサシンクリードシャドウズ(Assassin's Creed Shadows)弥助炎上事件 - 宇野ゆうかの備忘録
        • 「向精神薬で自意識や虚無感の悩みが治る?」&「近代に根ざした自意識や虚無感は時代遅れでは?」 - シロクマの屑籠

          物語のパターンは既に出尽くしてる問題に絡めてだけど、近代に流行した鬱屈とした自意識や虚無感、20世紀後半にいい薬がたくさん発明されたおかげで「心療内科にいってお薬を飲めばいいのに」で解決してしまって、物語としての強度を保てなくなってる。— 小島アジコ (@ajico_k) 2024年6月25日 6月25日、小島アジコさんが上掲のような投稿をXにしているのを見かけました。でも、あまりに忙しかったから私は、「向精神薬は個人の気分や行動に作用するし精神疾患に有意差のある改善をもたらすけれども、自意識や虚無感の問題は解決してくれないんじゃない?」とXに書きました。ただ、これは返信の半分(をダイジェスト化したもの)でしかなく、7月になったらブログにまとめよう、と思っていました。 そうしたら、アジコさんのほうが手が早くて、6月27日に「物語のパターンは既に出尽くしてる問題に絡めてだけど、近代に流行した

            「向精神薬で自意識や虚無感の悩みが治る?」&「近代に根ざした自意識や虚無感は時代遅れでは?」 - シロクマの屑籠
          • 私にとって、オタクやキャラクター消費の話は社会の話なんです - シロクマの屑籠

            cider_kondoのブックマーク / 2024年1月23日 - はてなブックマーク シロクマ先生、今ホッテントリってる意地悪婆さん話もそうだけど、こういう本業と社会の変化踏まえた考察の方が(よく書いてる迷走してるオタク論みたいなのより)圧倒的に面白いよな… こんにちは、はてなブックマークユーザーのcider_kondoさん。熊代です。先日のブログ記事に上掲コメントをくださりありがとうございました。これに関して、cider_kondoさん個人に返信したいと思います。 長く相互認識している人でなければ返信は難しい 少しだけ前置きを。 私は現在、ブログ側からはてなブックマークに返信するのは難しい、と感じています。00年代の頃は見知らぬはてなブックマークユーザーに返信するのも気軽で、ブロガーがそうしている様子をしばしば見かけたものです。しかしはてなブックマークを中心としたコミュニティが希薄化し

              私にとって、オタクやキャラクター消費の話は社会の話なんです - シロクマの屑籠
            • 『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』のレビュー

              https://www.psychologytoday.com/intl/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier の翻訳。執筆者はステットソン大学の心理学教授、クリストファー・J・ファーガソン。 ↓↓↓ 2020年に起きた比較的マイナーな(トランプ大統領や新型コロナと比較して)炎上ニュースの中に、ジャーナリストのアビゲイル・シュライアーの『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇(Irreversible Damage)』をめぐる論争があった。 本書は、みずからのトランス男性として認識するティーンエイジャーの「女子」の急増は、性別違和やトランスジェンダリズムが原因ではなく、社会から疎外されたアイデンティティが社会的な影響によって、本来他の精神疾患を持っている少女たちが誤

                『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』のレビュー
              • 「後藤ひとりと喜多郁代はよくできたナルシスト」って説明した時の話 - シロクマの屑籠

                昔、ある編集者さんと「いいね」や「推し」について喋っていた時に、「『いいね』も『推し』も有害なんじゃないですか?」といった質問をいただいたことがありました。 「そんなことはありません。有害になってしまう人もいるけど、ほとんど無害な人もいるし、有益になっている人もいますよ」と私は答えました。なるほど、『いいね』や承認欲求のために迷惑なことをする人もいるし、金銭的・社会的に破綻するような推し活しかできない人もいます。でも、そんな人は少数派でしかなく、世の中にはそれらを飛躍の原動力にしている人だっています。 このことを編集者さんにわかりやすく説明をしなければなりません。そのとき、私の脳裏に『ぼっち・ざ・ろっく!』の結束バンドの四人組、なかでも後藤ひとり(通称・ぼっちちゃん)と喜多郁代(通称・喜多ちゃん)が脳裏に浮かびました。 青春コンプレックス(初回仕様限定盤) アーティスト:結束バンドアニプレ

                  「後藤ひとりと喜多郁代はよくできたナルシスト」って説明した時の話 - シロクマの屑籠
                • あのとき推していた人は、今もここで生きている - シロクマの屑籠

                  ここから書くことは『「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド』よりも未来の出来事、「推し」の最盛期から時間が流れた後のことや、「推し」に相当する人と別れた後についてです。 先日、拙著について相次いで感想をいただきました。ありがとうございます。まずは、大橋彩香さんを推してらっしゃる soitanさんの感想です。 【感想】「推し」で心はみたされる? 21世紀の心理的充足のトレンド - Soitan’s life そのなかに、私が過去に書いた惣流アスカラングレーの文章や「推しを自分の心の神棚に祀って社会適応する」文章について書かれていて、懐かしく思いました。 私が一番キャラクターを「推し」ていたのは、いえ失礼、一番キャラクターに「萌え」ていたのは20~30代の頃でした。惣流アスカラングレーとその眷属(と私が呼んでいる共通点のあるキャラクターたち)を私は好いていただけでなく、人生

                    あのとき推していた人は、今もここで生きている - シロクマの屑籠
                  • 私には若者が今回の選挙で石丸さんにハマった理由がよくわかる気がするという話 - 頭の上にミカンをのせる

                    【宣伝】「風雲児たち」が60%offセール中。オトクなので読め! → https://www.tyoshiki.com/entry/2024/07/11/103614 togetter.com 今の若者にとって投票する政治家を選ぶことは ・好きなアイドルを選んで推すのとおなじような感覚なのか ・成長が期待できる企業を選んで投資するのとおなじような感覚なのか それは私にはわからない。 しかし前者であれ後者であれ、もしどちらかならば 私は彼ら石丸さんに熱狂して応援した気持ちが他の人よりはよく分かる気がする。 なぜなら私はどっち方面でもハマったことがある馬鹿だからだ。 私は信用してはいけないVTuberのクラウドファンディングにお金を投げてしまったし、信用しては行けない株インフルエンサーに奉仕してしまった www.tyoshiki.com www.tyoshiki.com 上の記事では当時自分が

                      私には若者が今回の選挙で石丸さんにハマった理由がよくわかる気がするという話 - 頭の上にミカンをのせる
                    • 『「推し」で心はみたされる?』についてのアジコさんへの手紙 - シロクマの屑籠

                      orangestar2.hatenadiary.com アジコさんこんにちは。 このたびは『「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド』をお読みいただき、ありがとうございました。 ブログの文章、拝見しました。 読み、アジコさんが慣れ親しんでいる「推し」や「推し活」のニュアンスと私が想定する「推し」や「推し活」のニュアンスの違いなど、色々なことがわかって大変面白かったです。そうした相違は私とアジコさんの間にある、人間や社会を見つめる視線の違い・価値観の違い・人生観の違いを反映しているものかもしれません。その違いを噛みしめながらも、共通する考えもあると感じました。 アジコさんのおっしゃる「ハレのものとしての推し」と「ケーキのようなものとしての推し」 アジコさんの「推し」のなかで重要で、それ自体、キー概念になっていて面白いと思ったのは「ハレのものとしての推し」と「ケーキのようなも

                        『「推し」で心はみたされる?』についてのアジコさんへの手紙 - シロクマの屑籠
                      • 書評 「人を動かすルールをつくる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                        人を動かすルールをつくる――行動法学の冒険 作者:ベンヤミン・ファン・ロイ,アダム・ファインみすず書房Amazon 本書はヒトがルールに対してどのように反応して行動するかという行動科学的視点にたって法(特に立法政策)を考える試み*1についての一般向けの解説書だ.著者のロイとファインはともに法学者で法と行動科学,法と行動の相互作用を専門としている*2. 法,特に刑事法は人々の行動を変えようとするものでもあり,うまく人々の行動を変えるには,ヒトがルールに対してどのように反応するかは重要な論点のはずだが,実際に法を作っている人々はそのような行動科学のトレーニングは受けていないし,非常に単純な前提しかおいていない.著者たちはそういう立法実務は非効率でり,行動科学を取り入れた法のデザインが重要だと主張している.行動経済学とちょっと似た視点にたっていて,興味深い.原題は「The Behavioral

                          書評 「人を動かすルールをつくる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                        • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                          2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                            ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                          • 「本物のスパイはジェームズ・ボンドをどう思っているのか?」を元諜報員の作家が語る

                            「スパイ」のイメージを想像するとき、「007シリーズ」に登場するジェームズ・ボンドを思い浮かべる人は多いはず。しかし、アメリカの対外情報機関である中央情報局(CIA)やアメリカ国防総省の情報機関であるアメリカ国家安全保障局(NSA)のような秘密情報組織で働いた経験があり、スパイ小説の作家でもあるアルマ・カツ氏は、「ほとんどのプロの情報機関職員は007が好きではなく、真実とは違うことをよく知っています」とボンドについて語っています。 What Do Real Spies Think of James Bond? ‹ CrimeReads https://crimereads.com/what-do-real-spies-think-of-james-bond/ カツ氏は、NSAとCIAで29年間務めたキャリアがあり、テクノロジー問題を中心に秘密情報や外交政策に関わるさまざまな役職の諜報(ちょ

                              「本物のスパイはジェームズ・ボンドをどう思っているのか?」を元諜報員の作家が語る
                            • 連載・『三体』から見る現代中国の想像力 第一回/『三体』における閉域と文脈主義

                              ※本記事は『エクリヲ vol.11」に掲載されたものです。 連載・『三体』から見る現代中国の想像力 第一回 『三体』における閉域(ヴァーチャル・リアリティ)と文脈(コンテクスト)主義[1] 序 〈三体〉シリーズ[2]はいわば中国SFの起爆剤となった。この作品によって、中国SFにまつわるすべてが変わってしまった。それは今日の中国文化の中心になったとすら言える。 オンラインかオフラインかを問わず、書店はSFの作品に埋め尽くされ、その多くに〈三体〉の著者である劉慈欣(りゅうじきん)の推薦コメントが載っている。IT企業の億万長者たちがこぞって〈三体〉のファンであることを公言し、中国やアメリカの国家指導者が『三体』の本に付箋をびっしりと貼ったりしている。中国の全国人民代表が北朝鮮の核問題を論じる際に〈三体〉を引用している。これらは誇張でもなんでもなく、実際に起きていることである。 中国SFには多様性

                                連載・『三体』から見る現代中国の想像力 第一回/『三体』における閉域と文脈主義
                              • 爆音で走る車が好きな人は「サイコパスかサディストの男」との研究結果

                                近所から改造マフラーの騒音や、大型バイクのエンジン音が鳴り響いてうんざりした経験がある人は多いはず。このような車を所有したいという願望がある人は、人格にも難がある可能性が高いことが心理学的な研究で確かめられました。 A desire for a loud car with a modified muffler is predicted by being a man and higher scores on psychopathy and sadism https://cipp.ug.edu.pl/A-desire-for-a-loud-car-with-a-modified-muffler-is-predicted-by-being-a-man-and-higher,162006,0,2.html Who Wants a Loud Car? | Psychology Today Canad

                                  爆音で走る車が好きな人は「サイコパスかサディストの男」との研究結果
                                • 『「推し」で心はみたされる? 21世紀の心理的充足のトレンド』が出版されます - シロクマの屑籠

                                  2022年、2023年と私は書籍を出版するに至れませんでした。が、2024年の1月20日に、まずこの本が出版されることとなりました。 「推し」で心はみたされる? 21世紀の心理的充足のトレンド 作者:熊代 亨大和書房Amazon はい。タイトル的には、2010年代の後半あたりから急速にスラングとして広く使われるようになった「推し」についての書籍です。 半年ほど前にも少し書きましたが、「推し」はマズローの欲求段階ピラミッドでいえば所属欲求に該当する社会的欲求で、社会的欲求としては承認欲求と同じぐらいメジャーなものと私は認識しています。ところが所属欲求は、時代の針が個人主義に触れ過ぎた20世紀後半から21世紀初頭にかけて軽視されて、ダサくて田舎っぽいものとみなされる以上の意義をサブカルチャーのなかで失っていきました。 その所属欲求が、SNSの普及とともに「推し」という新しいかたちをなし、サブカ

                                    『「推し」で心はみたされる? 21世紀の心理的充足のトレンド』が出版されます - シロクマの屑籠
                                  • 新しい社会のロールモデルとしての「推し」を使った処世術 - orangestar2

                                    こちら、1月の末に発売された(id:p_shirokuma)先生の新刊『「推し」で心はみたされる? 21世紀の心理的充足のトレンド』読ませて頂きました。 これはその本を読んで自分の感じたことを書いたエントリになります。なので、本の内容からは一部(かなり)離れた内容になっていると思います。 「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド 作者:熊代亨大和書房Amazon こちらの本を読む前に、自分の中の推しの概念について整理した記事がこちらにあります。推し、オタ、萌え、にたいしての自分なりの捉え方や概念の境界について、こちらの本を読んで影響される前に出力しておきたかったので、このような記事を書きました。 orangestar2.hatenadiary.com 本を読んでの感想ですが、こちらの本は推しや萌えの社会分析の本ではなく『”推し”という感情を使って、如何に社会適応をしていく

                                      新しい社会のロールモデルとしての「推し」を使った処世術 - orangestar2
                                    • №1,863 心理学は摩訶不思議124 “ 性格・人間性診断 ⓮ " - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信

                                      まずは、ポチっと   連ちゃんプッシュで、やる気 ✖100倍 ポパイのほうれん草です❢ は じ め に ご 挨 拶 本   編 性格・人間性診断 ⓮ お わ り に ご 挨 拶 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークルのご案内 趣味のブログを楽しむ会 映画バンザイ!! NO MUSIC NO LIFE 洋楽好きのためのサークル 関西サークル ビバ!海外生活 2016年にブログを創めた人のサークル ブログサークルコメント #ハッシュタグ(IN POINT) やる気 ✖100倍 ポパイのほうれん草 は じ め に ご 挨 拶 おばんです  _ _))ペコリ  白石です 本日のテーマは、話題を戻しての 心理学は摩訶不思議124 です おばんです  _ _))ペコリ  真行寺です それでは、わたくしの方から、お送りさせていただきます 心理学は摩訶不思議124 のご紹介をします 性格・人間性診断 ⓮ で

                                        №1,863 心理学は摩訶不思議124 “ 性格・人間性診断 ⓮ " - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信
                                      • №1,851 心理学は摩訶不思議112 “ 簡単心理テスト 🔟 ” - 糸屯 ち ゃ ん の エ ン タ メ 通 信

                                        まずは、ポチっと   連ちゃんプッシュで、やる気 ✖100倍 ポパイのほうれん草です❢ は じ め に ご 挨 拶 本   編 簡単心理テスト 🔟 お わ り に ご 挨 拶 糸屯ちゃんの掲示板 主催サークルのご案内 趣味のブログを楽しむ会 映画バンザイ!! NO MUSIC NO LIFE 洋楽好きのためのサークル 関西サークル ビバ!海外生活 2016年にブログを創めた人のサークル ブログサークルコメント #ハッシュタグ(IN POINT) やる気 ✖100倍 ポパイのほうれん草 は じ め に ご 挨 拶 おばんです  _ _))ペコリ  白石です 本日のテーマは、話題を戻しての 心理学は摩訶不思議112 です おばんです  _ _))ペコリ  真行寺です それでは、わたくしの方から、お送りさせていただきます 心理学は摩訶不思議112 のご紹介をします 簡単心理テスト 🔟  

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                                        • 現代人がSNSの影響を受けるといっても色々で…… - シロクマの屑籠

                                          20240704 - 退屈なエピローグはつづく 2024年初頭、まだ寒い京都のカフェで私は上掲リンクの筆者、ちろきしんさんにお会いする機会を得た。その前には、ちろきしんさんの同人誌制作を少しお手伝いするご縁もあって、その同人誌は90~10年代ぐらいにかけてのビジュアルノベルやエロゲーについて記したものだった。 で、上掲リンク先である。 私がちろきしんさんに「ひと昔前にいたような青年」という印象、それから懐かしさを感じた。上掲リンク先でちろきしんさん自身が書いているように、ちろきしんさんの関心と懊悩はSNS時代の自意識や悩みとして以上に、90~00年代的な自意識や悩みとして現れている。 90~00年代的な悩みや自意識も、いちおう近代に属する産物なのだろう。個人主義的で進歩的で、連続性や統一性のあるひとりの人間の内側で葛藤しがちな自意識、ひいては自己だ。とはいえ近代的な自意識にもいろいろとある

                                            現代人がSNSの影響を受けるといっても色々で…… - シロクマの屑籠
                                          • MACC – Media Arts Current Contents

                                            宮本 裕子 独創的な映像表現で、国内外で高く評価されていたにもかかわらず、2010年に46歳の若さで亡くなったアニメーション監督・今敏。2023年夏、初めて監督を務めた映画作品『PERFECT BLUE』(1998年)の4Kリマスター版が劇場で公開されるなど、今なお観客を魅了しつづけています。そんな同氏によるアニメーションは、しばしば海外での映像研究の対象にも。本稿ではなかでも『千年女優』(2002年)を、先行研究を引きながら、歴史的なメディアとなりつつあることで、研究が盛り上がりを見せている「ビデオ」をキーワードに読み解きます。 『千年女優』より © 2001 千年女優製作委員会 ビデオで映画を見る男 今敏の2作目の長編アニメーション映画『千年女優』(2002年)は、往年の映画女優、藤原千代子が出演する映画のワンシーンから始まる。しかしすぐ後にわかることだが、その場面は千代子のファンで映

                                              MACC – Media Arts Current Contents
                                            • 映画「オッペンハイマー」は何が優れているのか、アメリカと日本の「決定的な違い」が見えてきた(堀 有伸) @gendai_biz

                                              映画「オッペンハイマー」を観てきた。良作だった。 この作品は2023年にアメリカで公開され、第二次世界大戦を扱った伝記映画として歴代最高の興行収入を記録するなど、世界中で話題となっている。しかし、この映画の注目すべき点はその興行成績だけではない。この映画がどのように原子爆弾の開発と使用に伴う罪悪感を扱っているのか、その点について本ブログでは考察する。映画の詳細に触れるところがあり、ネタバレが含まれるので注意していただきたい。 二つの罪悪感について この作品は、原爆投下が必要だったという見解への反論を含みつつも、アメリカ国内で広く支持されている。この支持は、国際的な政治的駆け引きにもかかわらず、アメリカ人が内面の真実を優先したことを示しており、その点で尊敬に値する。 映画のラストシーンでは、オッペンハイマーの「一つの良い世界を破壊してしまった」という感慨が示される。このシーンは、彼の真の罪悪

                                                映画「オッペンハイマー」は何が優れているのか、アメリカと日本の「決定的な違い」が見えてきた(堀 有伸) @gendai_biz
                                              • 「ファン」・「萌え」・「推し」・「コントロール欲求」・「依存」・「一体化要求」あたりの感情を自分の中で区別できるように努力したい…… - 頭の上にミカンをのせる

                                                anond.hatelabo.jp 彼女たちからしてみれば暗い現実に囚われていた自分をキラキラした魔法のような世界に連れて行ってくれたのがジャニーズなんだよ。 日々の喜びも人との繋がりも全部ジャニーズ事務所と“ジャニーさん”がくれた。 急に性犯罪者でした隠蔽企業でしたなんて言われても受け入れられないしこれが奪われたらまた暗い現実で生きるしかなくなってしまうんだから必死の思いなんだよ。 「推しは生きがい」「人生」って誇張表現じゃないんだよ。これでわかってくれるかな? 創作で誇張されていると思うからあえてきつい書き方をするけれど 私はこの増田のようなジャニオタのことを「真の邪悪」だと思っています 「マックィィーン 君こそ 真ノ邪悪ダ」 「君には敵意もナケレバ悪気もナイシ 誰ニモ迷惑ナンカかけてナイと思っテイル 自分ヲ被害者ダト思っているし 他人に無関心のクセに誰カガ イツカ自分を助けてクレルト

                                                  「ファン」・「萌え」・「推し」・「コントロール欲求」・「依存」・「一体化要求」あたりの感情を自分の中で区別できるように努力したい…… - 頭の上にミカンをのせる
                                                • セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方

                                                  「カルチャー ×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、デビュー作『世界と私のA to Z』が増刷を重ね、新刊『#Z世代的価値観』も好調の、カリフォルニア出身&在住ライター・竹田ダニエルさんの新連載がついにOHTABOOKSTANDに登場。いま米国のZ世代が過酷な現代社会を生き抜く「抵抗運動」として注目され、日本にも広がりつつある新しい価値観「セルフケア・セルフラブ」について語ります。本当に「自分を愛する」とはいったいどういうことなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう。 「セルフケア」の日本における受容最近、「セルフケア」という言葉が日本でも急速に広がりつつあるが、「セルフケア」という言葉を聞いて、どういうことを想像するだろうか。いつもより少し贅沢な保湿パック、いつもは買わないデパートのチョコレート、シャンパングラス片手に泡風呂、またはちょっと遠くまで一人旅。「自分で自分のご機嫌を取

                                                    セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方
                                                  • 二村ヒトシ 著『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』より。愛してくれる人を好きになれない。カントが予言し、二村さんが固めた。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                    「他の人にとられるくらいなら、殺してしまいたい、不幸になればいい」と思うのは恋です。そして、それは愛ではありません。 (二村ヒトシ『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』文庫ぎんが堂、2014) おはようございます。上記の引用と、それから《ところが自己受容していない女性は恋すると、つらくなるようになっています。女性が「選ばれる側の性」だというのは古い価値観かもしれませんが、女性のナルシシズムは「男に選ばれること」で満足することが多いからです》に力強く赤線を引きました。ドッグイヤーもつけました。 なるほど。 思春期を迎えた高学年女子が接し方の違いに敏感になっていくのは、そういった女性性が影響しているのでしょう。以前、6年生の女の子に「〇〇さんに言うときと、ずいぶん言い方が違いますね」って、ちょっと切れ気味に言われたことがあります。〇〇さんは、いわゆる優等生。そりゃ、少しは違うだろ

                                                      二村ヒトシ 著『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』より。愛してくれる人を好きになれない。カントが予言し、二村さんが固めた。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                    • No. 2047 西側はいかにして敗れたか

                                                      How the West Was Defeated by Pepe Escobar エマニュエル・トッドは歴史家、人口学者、人類学者、社会学者、政治アナリストであり、滅びゆく種の一人だ。彼はフランスに残る数少ないインテリの一人で、西側から東側まで冷戦時代の若い世代を魅了したブローデル、サルトル、ドゥルーズ、フーコーの後継者である。 彼の最新作『La Défaite de L’Occident(西洋の敗北)』に関する最初の話題は、先週NATO圏内であるフランスで実際に出版されたというちょっとした奇跡である。独自の考えを持つ人によれば、この本は事実と検証されたデータに基づく手榴弾のような本で、「皇帝」プーチンによる「侵略」の周囲に築かれたロシア恐怖症の建物をすべて吹き飛ばすという。 オリガルヒに支配されたフランスの一部のメディアでさえ、いくつかの理由からトッドを無視することができなかった。それ

                                                        No. 2047 西側はいかにして敗れたか
                                                      • 自認か、糾弾か〜アダルトチルドレン論と毒親論の距離〜|ダッヂ丼平

                                                        はじめに20世紀が終わりを迎えようとしていた頃の日本で、アダルトチルドレンブームなるものがあったことを覚えている人もいるだろう。ジャーナリストの西山明が書いた『アダルト・チルドレン』というルポが1995年に出版されたのを皮切りに、続々とアダルトチルドレンという言葉を冠した本が刊行され、いくつかはベストセラーとなり、話題を集めていた。 アダルトチルドレン(以下、AC)とは、機能不全家族で育ったために成人しても様々な精神的な困難を抱え、生きづらさに悩む大人のことを指す。折しも、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件といった悲惨な出来事が続き、「心のケア」への関心が高まっていた。そんな時代の空気に後押しされ社会現象となったACだが、ブームと裏腹のバッシングも同時並行して存在していた。 ■AC概念への批判ピンからキリまで存在した批判的言説の最良のものの一つとして、文芸評論家の斎藤美奈子による時評が挙げら

                                                          自認か、糾弾か〜アダルトチルドレン論と毒親論の距離〜|ダッヂ丼平
                                                        • なぜ男たちはやたらと死にたがるのか。 - Something Orange

                                                          この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【男らしさとタナトスのカルチャー】 【男らしさとは公共善への奉仕】 【ジェンダーは誘惑する】 【追加部分】 【『少年ジャンプ』という「男らしさ」の牙城】 【「父」とは何か?】 【現代において「父殺し」は成立しない】 【さいごに】 【男らしさとタナトスのカルチャー】 熊代亨さんが昭和の「ジャンプマンガ」の代表格のひとつであるところの『魁!男塾』のこのワンカットについて語った、以下の記事が面白い。 熊代さんはこのページを示しながら、このように問題を提起している。 それから32年の歳月が流れた。 この間、社会は男女の機会均等を推進し、少なくともある程度までは女性の社会進出が実現した。 男性らしさ、女性らしさ、そういったジェンダ

                                                            なぜ男たちはやたらと死にたがるのか。 - Something Orange
                                                          • 霜降り明星の粗品が面白くない理由について - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                                            最近、スマホをいじっていると。 どうでもいいニュースが入ってくる。 粗品と宮迫の争いがそうだ。 後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い|日刊ゲンダイDIGITAL www.nikkan-gendai.com 元雨上がり決死隊・宮迫博之(54)の地上波復帰がまた遠のいたようだ。反社会的勢力の主催パーティーで闇営業を行っていたことなどを理由に謹慎処分となり、その後、宮迫は2019年7月19日に吉本興業から契約を解消された。現在はYouTubeを中心に活動しているが、4月12日放送の「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で、霜降り明星・粗品(31)が、宮迫を呼び捨てにしつつ、「芸人なのに『YouTuberおもろい』って言っているヤツ、めっちゃ嫌いで」「先輩じゃないっすよあいつ。もう辞めてんから」と猛批判した。 俺が少しお笑い好きゆえ、Go

                                                              霜降り明星の粗品が面白くない理由について - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                                            • 暗号資産の保有者、サイコパス的特質を示す可能性が高い-学術調査

                                                              暗号資産(仮想通貨)に夢中になっている友人は、実はサイコパス(精神病質者)ではないかと疑ったことがないだろうか。だとすれば、決して的外れな想像ではないかもしれない。 科学誌プロス・ワンに掲載されたトロント大学とマイアミ大学の学術論文によると、デジタル資産保有者はナルシシズムやマキャベリズム、精神病質、サディズムといった「暗鬱(あんうつ)」な特性を相対的に高いレベルで示す傾向がある。 「今回明らかになった調査結果は、暗号資産の保有が複数の非規範的な特徴や、確実に不適応的な特性と関連していることを示した」とリポートは指摘。「暗号資産を購入した人は平均的に、陰謀論を信じ、過激なグループを支持し、ポピュリスト的な感情を共有する傾向が強い」としている。 米国の成人2001人を調査した結果、暗号資産の所有者はカオスを求める性質や、パラノイア、統合失調症的な特質、独断主義、被害者意識、心理的リアクタンス

                                                                暗号資産の保有者、サイコパス的特質を示す可能性が高い-学術調査
                                                              • 加害の歴史と向き合わずして「平和」を語れるのか?――東ティモールを占領した日本軍 | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)

                                                                ※本文中に性暴力に関する描写があります。ご注意ください。 バリ島を経由し、小型の旅客機に乗り換えると、眼下にはいくつかの島々からなる小スンダ列島が見えてくる。それらはインドネシアに属するが、その東端、ティモール島は、東半分と飛び地のオエクシが、2002年に東ティモール共和国として独立している。今世紀初の独立国家だ。 面積は岩手県程度で、人口は130万人余り。非常に小さな国家だが、地域ごとに多様な言語が話され、色鮮やかな布(タイス)や、唐辛子やにんにく、ライムなどでつくる独特の調味料(アイマナス)のバリエーションの多さには目を見張るものがある。バリ島からすぐ、ということもあり、沿岸部の景色はまさに「南の島」そのもので、観光化が進んでいないぶん、少し街から離れた天然のビーチから覗く海は透き通るようだ。 東ティモールの首都、ディリ。約30万人が暮らす。(佐藤慧撮影) この数年でだいぶ車が増えたと

                                                                  加害の歴史と向き合わずして「平和」を語れるのか?――東ティモールを占領した日本軍 | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)
                                                                • 「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録

                                                                  曇。 ●反出生主義という人類滅亡のミーム - シロクマの屑籠 ●滅びていいならSDGsなんて要らないじゃない - 狐の王国 黄金頭さんの「反出生主義」に対する反論を読んだ。簡単にいうと、反出生主義は亡びの思想である、倫理的に受け入れられない、というものだが、これはまあなんというか、世間的に常識的な、健全な反論であって、反出生主義者にしてみれば、何をいまさらではあるまいか。わたしは反出生主義者ではまったくないが、彼ら彼女らの「気持ち」は、もっと個人的なそれである、といいたい。つまり、生きているのが苦しくてならない、こんなことなら、生まれてくることなど、ない方がよかったのではないか、というものだ。 そして、わたしにこれは、かなりよくわかるのである。でも、生きるのが苦しい(一切皆苦)なんてのは当たり前で、多くの人はそれでもふつうに(?)生きているし、わたしもそれは同じだ。わたしは、反出生主義は個

                                                                    「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録
                                                                  • 「恥辱」と法、ヌスバウムによるJ・S・ミル論(読書メモ:『感情と法』③) - 道徳的動物日記

                                                                    感情と法―現代アメリカ社会の政治的リベラリズム 作者:マーサ ヌスバウム 慶應義塾大学出版会 Amazon davitrice.hatenadiary.jp davitrice.hatenadiary.jp 前回からだいぶ間が空いたが、「恥辱感」をテーマにした4〜6章とジョン・スチュアート・ミルの自由論やジョン・ロールズの政治的リベラリズム論について再考する最終章もなんとか読み終えられたので、メモっておく*1。 ……とはいえ、「恥辱」に関するヌスバウムの議論にも「嫌悪感」についての彼女の議論にあったのと同様の問題を感じてしまったし、だんだんと飽きてきて読み進めるのが面倒になっちゃった。 これまでにも書いてきた、わたしがヌスバウムの「感情」論に対して感じる疑問は以下の通り。 生理的な「感じ(感覚経験)」に関して論じることは早々に切り捨てて、「思考」に関連するものとして「感情」を定義している。

                                                                      「恥辱」と法、ヌスバウムによるJ・S・ミル論(読書メモ:『感情と法』③) - 道徳的動物日記
                                                                    • 【インタビュー】「だれがみずから自由を手放すだろうか」──2010年代と現在をめぐって/酒井隆史

                                                                      編集部より 本インタビューは、酒井隆史『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房、2023年)の刊行を機に『図書新聞』(2023年10月28日号 3612号)に掲載されたものである。本インタビュー記事に、酒井隆史氏ご本人に加筆・修正を加えていただき、ここに「完全版」を再録することとなった。 他社より刊行された書籍についてのインタビューをここに再録するのは、本インタビューでも触れられる「エキストリーム・センター(過激中道)」や「1968年」に関する論集の企画を弊社で進めていること、また本インタビューが(2023年のみならずこの十数年の諸問題の「核」を整理することで)、新たな年へ向かい「おなじことをくり返すこと」からの脱却の契機となることを期待してのことである。 今回も転載をご快諾くださった『図書新聞』編集部、そして本書を世に問われた亜紀書房、とりわけ西山大悟氏に厚く御礼申し上げたい。 『図書新聞』掲載時

                                                                        【インタビュー】「だれがみずから自由を手放すだろうか」──2010年代と現在をめぐって/酒井隆史
                                                                      • 子宮系スピリチュアル分析 : Flat 9 〜マダムユキの部屋

                                                                        ◇一つの事象をどう捉えるかは人それぞれ *こちらの記事は、SNSを通じて著書の方から強い抗議を受け、私の言葉が足りなかった部分については大幅に加筆をいたしました。 「失礼」「人を見下していることしか書いていない感想は感想とも言えない」「書く能力も権利もない」「嘘ばかり」「他人に最低限のリスペクトもない」「誠実さのかけらもない」などなど、様々なご指摘を受けましたが、先方がそう仰るのであればそうなのでしょう。 私は欠点の多い人間であり、物事の見方に偏りがあることは認めます。反論は致しません。 そして、一度書いて出したものに言い訳もしません。 ですので、言葉足らずだった部分に加筆はしましたが、内容の変更はしていません。 どう受け取るかは、読者の皆さんに委ねたいと思います。 以下より本文 こんにちは。 話したいことが溜まっているので、今月中にあと3本ブログを書きたいのですが、6月はもう明日で終わっ

                                                                          子宮系スピリチュアル分析 : Flat 9 〜マダムユキの部屋
                                                                        • “プーチンの犬”ロシア前大統領が戦慄の予言「米国は核により、9.11のような攻撃を受けるだろう」(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          初の「対日戦勝記念日」、メドベージェフ氏は日本が軍事化の道を進んでいると批判。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) アメリカが9.11同時多発テロから22年目を迎えようとしていた矢先、「プーチンの犬」とも呼ばれる、ロシア前大統領で、安全保障会議副議長のドミトリー・メドベージェフ氏が“戦慄の予言”をしていた。アメリカはいつかまた9.11のような攻撃を受ける可能性があるというのだ。しかも、その攻撃は核兵器か生物兵器による攻撃だという。 ウクライナの内務大臣顧問アントン・ヘラシチェンコ氏がX(旧ツイッター)で、「メドベージェフは、9/11のアニバーサリーという悲劇を、西側諸国に対してさらなる威嚇をするのに利用している。ロシア前大統領・現政府高官のレトリックは、ロシアが威嚇や恫喝を好ましい外交手段だとみていることを示唆している」と前置きしつつ、メドベージェフ氏が9.11から22年目のイブに、ロシア

                                                                            “プーチンの犬”ロシア前大統領が戦慄の予言「米国は核により、9.11のような攻撃を受けるだろう」(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 特集ワイド:戦争反対をめぐる対話/上 哲学者・永井玲衣さん×ミュージシャン・後藤正文さん どうすれば「自分ごと」に | 毎日新聞

                                                                            パレスチナ自治区ガザ地区におけるイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は、2023年10月以降、ガザ側だけで4万人以上が命を落としたという。日本で暮らす私たちは、目を背けたくなる現実と、どう向き合えばいいのだろう。「戦争反対」を訴え続ける盟友同士である哲学者の永井玲衣さんとロックバンド「ASIAN KUNG―FU GENERATION」の後藤正文(Gotch)さんが、オンラインで約1時間にわたり語り合った。上下2回にわけて内容を紹介する。 永井さん 微力な一歩も意味がある 後藤さん 声上げ続け未来につなぐ 永井 パレスチナをめぐる問題にどんな気持ちでいますか? 後藤 常に重たい気持ちではあるんですけど、どうアプローチすると解決するのかは日本のミュージシャンではわかりえない。だからといって自分の気持ちを(その問題から)引き揚げるわけにはいかないよなと思っています。 例えば、僕が同じ状況でSNS

                                                                              特集ワイド:戦争反対をめぐる対話/上 哲学者・永井玲衣さん×ミュージシャン・後藤正文さん どうすれば「自分ごと」に | 毎日新聞
                                                                            • 自分の能力を社会に還元すると不安にならない - ウェブ1丁目図書館

                                                                              中学生や高校生は、受験に対する不安を抱えているかもしれません。また、大学生は就職活動に不安を抱えているかもしれません。 新入社員の中にも職場になじめるか不安に思っている人がいるでしょうし、社会人歴が長い人だと子育てに不安を感じているかもしれません。定年退職が近づいてきた人は老後の暮らし、高齢者は健康に対して不安を感じているかもしれません。 どんな立場や年齢の人でも、一つや二つは心配事があるものです。しかし、現代社会では、一つや二つの心配事ではなく、何が何だかよくわからない不安に恐れている人が多いような気がします。 現実的な不安と神経症的な不安 不安には、現実的な不安と神経症的な不安の2種類があります。 早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんの著書『不安をしずめる心理学』では、現実的な不安は、「いまの給料で、多額のローンを組んでしまって大丈夫だろうか」といった類の不安だと説明されています。現実的な

                                                                                自分の能力を社会に還元すると不安にならない - ウェブ1丁目図書館
                                                                              • イギリス史上最悪の首相? あのお馬鹿な「最短命」首相が、政治の表舞台に戻ってきた

                                                                                <ついには貧困層向けの「万引き」代行業者まで登場。賃金が低迷し、公共サービスが機能低下するなど、英国経済は危機に瀕している> [ロンドン発]「彼女ほど恥知らずな政治家はいない。あるいは芸術的に自己認識を欠いているとでも言うべきか。史上最低の英国首相という称号で人気者になることを想像してみてほしい。デービッド・キャメロン、テリーザ・メイ、ボリス・ジョンソン、リシ・スナクよりひどい。普通の感覚を持った人間なら永遠に石の下に隠れてしまうところだ」 左派系英紙ガーディアンの議会担当ジョン・クレイス記者は、約1年前の秋に財源の裏付けがない恒久減税策(ミニ予算)をぶち上げ、英国衰退のフタを開けた与党・保守党のリズ・トラス前首相がロンドンのシンクタンクで講演したことを容赦なくこき下ろした。確かに、ここまで自己認識を欠いた政治家は日本にもいまい。 「彼女のミニ予算が経済を破綻させ、国に数十億ポンドの借金、

                                                                                  イギリス史上最悪の首相? あのお馬鹿な「最短命」首相が、政治の表舞台に戻ってきた
                                                                                • エマニュエル・トッド 『西洋の敗北』(2024)

                                                                                  La Défaite de l’Occident エマニュエル・トッド バティスト・トゥヴェレー 西洋の敗北 ガリマール ジョルジュのために 未完の冒険の秘密をあらかじめ知っていることを保証された人々は、対立を支配し、賞賛と非難を主権者に分配する裁判官のような気取りで、昨日と今日の出来事の混乱を見ている。歴史的存在とは、それが正真正銘に生きている限り、相容れない利益や思想を守るために、個人、集団、国家を互いに対立させるものである。現代人も歴史家も、どちらか一方に無条件の善悪を与える立場にはない。我々は善悪について無知なわけではないが、未来については無知であり、あらゆる歴史的大義名分が不義を伴っているのである。 レイモンド・アロン 知識人のアヘン Hier stehe ich, ich kann nicht anders. (私はここにいる、それ以外のことはできない)。 マーティン・ルター

                                                                                    エマニュエル・トッド 『西洋の敗北』(2024)