南アフリカ・ケープタウンの国民議会(下院)に到着したフレデリク・デクラーク元大統領(2020年2月13日撮影)。(c)BRENTON GEACH / POOL / AFP 【2月18日 AFP】南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)時代に最後の大統領を務めたフレデリク・デクラーク(Frederik de Klerk)氏(83)が今月初め、「アパルトヘイトは人道に対する罪ではなかった」と発言した。これは猛反発を招き、同氏は17日、謝罪して発言を撤回した。 デクラーク氏は少数白人支配に終止符を打ち、同国に民主主義をもたらしたとして、1993年、故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領とノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を共同受賞している。 問題発言があったのは今月2日、国営南アフリカ放送協会(SABC)のインタビューの際。国連(UN)が人道に対する罪と