外国人技能実習生の失踪があとを絶たない中、出入国在留管理庁は、ことし8月から、少なくとも半年間、多くの失踪者を出しているベトナムの4つの送り出し機関からの新たな技能実習生の受け入れを停止することを決めました。 出入国在留管理庁によりますと、外国人技能実習生の失踪は、去年1年間で5885人に上っていて、近年、増加傾向にあることから、大量に失踪者が出ている国内の実習先や監理団体の検査を行うなど、失踪の防止に向けた対策を進めています。 その一環として、技能実習生を送り出している外国の機関への対策も強化するため、出入国在留管理庁は、ことし8月から、少なくとも半年間、多くの失踪者を出しているベトナムの4つの送り出し機関からの新たな技能実習生の受け入れを停止することを決めました。 外国の送り出し機関をめぐり、失踪者が多いことを理由に受け入れを認めない措置を行うのは初めてだということです。 出入国在留管