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佐藤優の検索結果1 - 40 件 / 397件

  • 佐藤優ロングインタビュー スクープの舞台裏、混迷する世界・新時代への思い - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス

    ですから一生分ニュースに出たなと思って、それでテレビは(もういい)と。ただ本当のことを言いますと、作家になる時にですね、テレビの世界で、民放でならした竹村健一さん[2]からアドバイスをもらったんです。 「佐藤さん、テレビに出ないほうがいい。実は私は、テレビと書籍の両方をやろうと思ったんだけど、結局できなかった。テレビという媒体は非常に重要な資質があって、毎回ゼロからスタートする。前回に何を話したか、何を放送したかということにとらわれずに、毎回ゼロから視聴者に向かっていく。これはやはり特別の才能(が必要)で、これは、積み重ねで書いていく作家の仕事とぶつかっちゃうんだ」と。 それからあと、「作家になりたての頃はテレビからいろいろな声が来るんだけども、テレビの消費に耐えられる人というのは、自分が見ている中でも100人に1人、いや、1000人に1人かもしれない」と。 「だから作家としてきちんと立っ

      佐藤優ロングインタビュー スクープの舞台裏、混迷する世界・新時代への思い - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス
    • 「佐藤優クロ現問題」でNHKに批判相次ぐ―世論分断工作に加担?ウクライナ取材のジャーナリストが解説

      NHKが、元外交官で作家の佐藤優氏のインタビューを報道番組『クローズアップ現代』やウェブニュースで大きく取り上げたことが、物議を醸しています(関連情報1 /関連情報2 )。極めて「ロシア寄り」とも受け取れる佐藤氏の主張を、そのまま取り上げてよいものなのか。公共放送であるNHKがプーチン大統領のウクライナ侵攻におけるプロパガンダを助長しているのではないか。ウクライナを取材した筆者の経験や識者達の懸念の声から、この問題を考察します。 【志葉からのお知らせとお願い】ウクライナやパレスチナなどの紛争地での現地取材や地球温暖化対策、脱原発、入管問題などで鋭い記事を配信し続けるジャーナリスト志葉玲が、ジャーナリズムの復権と、より良き世界のための発信をテーマにニュースレターを開始。本記事含め、当面、無料記事を多めに出していきます。お知らせのための登録だけなら無料ですので、是非、以下ボタンからご登録くださ

        「佐藤優クロ現問題」でNHKに批判相次ぐ―世論分断工作に加担?ウクライナ取材のジャーナリストが解説
      • MOTHERのおんがく。 - ほぼ日刊イトイ新聞

        鈴木慶一 1951年、東京生まれ。 1970年頃より音楽活動を開始。 1972年「はちみつぱい」結成。 1976年「ムーンライダーズ」結成。 バンド活動の傍ら、CM音楽の制作や楽曲提供、 幅広い音楽プロデュースを手掛ける。 『MOTHER』と『MOTHER2』のゲーム音楽も担当。 映画音楽では北野武監督の『座頭市』、 『アウトレイジビヨンド~最終章~』で 日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。 TONZURA MOTHER BAND 鈴木慶一(ギター、ヴォーカル) 澤部渡(ギター、コーラス、ヴォーカル) 佐藤優介(キーボード、ヴォーカル) ゴンドウトモヒコ(マニピュレーター、ホーン) ダニエル・クオン(ヴォーカル) ...And SECRET GUEST 田中宏和 1957年生まれ。 1980年サウンドエンジニアとして任天堂に入社。 ファミコン、ゲームボーイの音源開発、 『メトロイド』『スー

          MOTHERのおんがく。 - ほぼ日刊イトイ新聞
        • 勉強方法について - Don't Repeat Yourself

          最近よく聞かれるのですが、実際のところ答えに困ったので普段何をしているかをメモしておこうと思います。自分語りです。前提として、筆者はソフトウェアエンジニアであり、ソフトウェアエンジニアとしてどうしているかという話をしています。 学び方 学ぶ際に気をつけていること 濃淡をつける 身体知を大事にする 時間がかかることを前提とする まとめ 学び方 学ぶチャネルは学ぶ対象に完全によります。大別するとふたつかもしれません。 文字媒体(技術書やドキュメント、チュートリアル)を読んで学ぶ。 「大規模言語モデル」「TypeScript」のような大きなテーマを学ぶ際は、基本的に技術書を読んでいます。 YouTubeなどの動画を見て学ぶ。 技術書やドキュメントを読んだ上で、特定のテーマについて具体的に知りたくなったときに利用しているかもしれません。 最近だと、Neovimのセットアップについてよく海外のストリ

            勉強方法について - Don't Repeat Yourself
          • 【#佐藤優のシン世界地図探索⑱】スターリン主義へ回帰するロシアの「機構」 - 政治・国際 - ニュース

            取材・文/小峯隆生 写真/©Pool/Wagner Group/Planet Pix via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ 武装蜂起したワグネルのプリゴジン氏だが、プーチン大統領にとっての「中立化」が達成されていれば、どうやら殺されることはないようだ ウクライナ戦争勃発から世界の構図は激変し、真新しい『シン世界地図』が日々、作り変えられている。本連載「#佐藤優のシン世界地図探索」ではその世界地図を、作家で元外務省主任分析官、同志社大学客員教授の佐藤優氏が、オシント(OSINT Open Source INTelligence:オープンソースインテリジェンス、公開されている情報)を駆使して探索していく! * * * ――去る6月23日にワグネルのブリゴジン氏が武装蜂起しました。これは、プーチン大統領とプリゴジン氏が密かに組んで、ロシア軍の中の反プーチン勢力を駆逐するため

              【#佐藤優のシン世界地図探索⑱】スターリン主義へ回帰するロシアの「機構」 - 政治・国際 - ニュース
            • ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

              ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の翻訳を始めた話はした。 cruel.hatenablog.com 素直に第2講を初めて、半分くらいはおわっているんだけれど、そもそもこの話がどこへ行くのか知りたくて (はい、推理小説もまず最後を読むタイプです)、最後の第11講をあげてしまいました。 ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第11講 (最終回) もちろん、このpdfを読むとそれなりにウダウダしい。だが、そこで言われていることは、第1講と同じでとてもシンプルではある。それはつまり、以下の通り: 「存在の連鎖」という観念は最終的に、二千年かけて詰めていったらボロボロでまったく整合性がないことが明らかになった。 だから破綻して、すると一気に忘れられてしまった。 思想そのものの現代的な価値はまったくない。 ただこういう変なものにハマる精神の働き (すでに蒸し返すバカも出てる) の記録という意味はあるかも。

                ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
              • アニメ、アイドル、パパ活。オタクと少女幻想で成り立つ「ロリコン社会」は狂っているのか。 - Something Orange

                【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 【ロリコン天国ニッポン?】 【日本は「ペドフィリア傾向社会」なのか?】 【「子供」概念の発見と「ロマンティック・チャイルド」。】 【光源氏はロリコンではない。】 【少女買春の背景にあるものとは。】 【少女とはだれなのか。】 【不幸だからロリコンになるのか?】 【病んだ現代日本を生きる。】 【「性的嗜好」は変えるべき?】 【欧米は「成熟した大人の社会」なのか?】 【お願い】 【電子書籍などの情報】 【おまけ】 【狭くて深いロリータ・コンプレックスの世界。】 あなたは「ロリコン」についてどのくらい知っているだろうか? おそらく、それが「ロリータ・コンプレックス」の略称であることはほとんどの人がご存知のことだろう。 ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』に由来していることも知っている人も少なくないかもしれない。 ロリータ (新潮文庫) 作者:ウラ

                  アニメ、アイドル、パパ活。オタクと少女幻想で成り立つ「ロリコン社会」は狂っているのか。 - Something Orange
                • 【読書感想】メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                  メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 (新潮新書 1044) 作者:三枝 玄太郎新潮社Amazon Kindle版もあります。 メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書) 作者:三枝玄太郎新潮社Amazon 事件記者になりたい一心で産経新聞に入社した著者は、現場での同業者たちに違和感を抱くようになる。なぜ彼らは特定の勢力や団体に甘いのか。左派メディアは、事実よりもイデオロギーを優先していないか。ある時は警察と大喧嘩をし、ある時は誤報に冷や汗をかき、ある時は記者クラブで顰蹙を買い、そしてある時は「産経は右翼」という偏見と闘い……現場を這いずり回った一人の記者の可笑しくも生々しい受難の記録。 僕は1970年代はじめの生まれですから、子どもの頃は「天皇の戦争責任」とか「核戦争で人類滅亡の恐怖」とか「共産主義が理想の社会をもたらすという思想」が、人々によって真剣に語られてい

                    【読書感想】メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                  • 鈴木宗男氏秘書のムルアカさんが急死 62歳 機内で体調急変「何という世の無常か」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース

                    鈴木宗男参院議員の秘書のジョン・ムウェテ・ムルアカさんが急死していたことが1日分かった。62歳だった。 【写真】会見を開くボビー・オロゴンとムルアカ氏 宗男氏のブログによれば、ムルアカさんは8月30日に日本から海外への便に搭乗した機内で、心停止で死亡が確認されたという。 出発前に宗男氏には「これから行ってきます。本当に有難うございました。いろいろお世話になり感謝しています」と連絡があったといい、「これが最後の会話となってしまった。何という世の無常かと、ただただ涙が流れた。(中略)日本人以上の『日本人精神、義理、人情、恩義』を忘れず、私を慕ってくれた。何ということかとただただ涙してやまない」と投稿した。 ムルアカさんはザイール(現コンゴ民主共和国)出身で、1985年に来日。ザイール政府の通訳を務め、研究者・教育者としても日本やザイールの大学で教鞭をとった。 また宗男氏の私設秘書も務め、身長2

                      鈴木宗男氏秘書のムルアカさんが急死 62歳 機内で体調急変「何という世の無常か」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
                    • 言いにくかった即時停戦 ウクライナ苦戦の現実とのずれ 佐藤優さん:朝日新聞デジタル

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                        言いにくかった即時停戦 ウクライナ苦戦の現実とのずれ 佐藤優さん:朝日新聞デジタル
                      • 埼玉県立高校共学化問題大詰め 別学は差別的か、意見聴取ではほぼ「反対」

                        埼玉県男女共同参画苦情処理委員が令和5年8月、県教育長に「共学化が早期に実現されるべきである」と勧告したことを発端とした、県立高校共学化をめぐる動きが大詰めを迎えている。県教育局は3月中旬までに男女別学全12校の卒業生や保護者を対象にした意見聴取を実施。「別学を維持すべきだ」との意見が大半を占めたという。苦情処理委員は8月末までに勧告に対する報告を求めており、県教育局の対応が注目される。 浦和高を皮切りに県内には137校の県立高校があり、うち男子校は5校、女子校は7校。意見聴取は1月27日、県内屈指の名門男子校とされる浦和高(さいたま市浦和区)から始まった。 意見聴取の出席者によると、会場には卒業生ら約110人が集まり、作家の佐藤優氏も出席していたという。 席上「別学があることによって生まれる選択肢の多様性や、別学の伝統は大事なもの」「別学は私学や国立でも容認されている」といった共学化反対

                          埼玉県立高校共学化問題大詰め 別学は差別的か、意見聴取ではほぼ「反対」
                        • ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ)  – 中川八洋ゼミ講義

                          筑波大学名誉教授  中 川 八 洋 (本稿は11月18日に上梓。19日から「まぐまぐ17号」の原稿執筆などで忙しく、気付いたら十日間もブログupを忘れていた。この間に、ガザ情勢に変化と進展が起きた。修正するのが通常だが、論旨に変りがないので無修正でupする。御容赦)。 本論に入る前に、禁治産者より劣悪な“異常なお門違いばかり”イスラエル情報宣伝戦に対し苦言を呈しておきたい。15日、イスラエル軍は、シファ病院に百人ほど兵士を突入させた。が、この小部隊の目的の筆頭は、シファ病院に強制避難させられている“人間の盾”偽装避難民約2000人をガザ南部に退避させることではなかった(備考1)。二番目であるべき院内捜索が筆頭だった、お門違いの順番に、私は呆れ果てた。シファ病院を900㎏爆弾投下で粉々にし、地下司令部をむき出しにするのが優先すべき軍事作戦だろう。 (備考1)イスラエル軍が、シファ病院のスタッ

                          • 佐藤優が"筆を断つ覚悟"で断言「ガザの病院を隠れ蓑にハマスがテロ行為を行っている蓋然性は極めて高い」 専門家には立場を鮮明にせねばならない時がある

                            アル・シファ病院の地下に司令部はあるのか 【手嶋】市街地に作戦用の地下トンネルがあるのか。しかし、それだけが問題ではありません。病院など医療施設の地下にも軍の施設があるのか。なかでも、ガザ地区で最も大きな病院、アル・シファ病院の地下にハマスの司令部があり、武器も隠されているのか。イスラエル軍がこの病院を包囲するなかで、国際社会の耳目を集めることになりました。 【佐藤】戦時国際法は、負傷者や病人を治療する病院への攻撃を禁じています。ただ、同時に防御陣が病院を盾に使うことも禁じていますね。国際法は、赤十字を掲げながら、その背後で軍事行動をしたり、休戦旗を掲げながら攻撃を仕掛けたりして、相手を欺く行為を認めていません。武装組織ハマスがアル・シファ病院の地下に司令部を置いていた場合は背信行為となります。この場合は、病院は軍事拠点に使われているのですから、理論上は攻撃対象となり得ます。 【手嶋】それ

                              佐藤優が"筆を断つ覚悟"で断言「ガザの病院を隠れ蓑にハマスがテロ行為を行っている蓋然性は極めて高い」 専門家には立場を鮮明にせねばならない時がある
                            • 神宮外苑・再開発問題は「貧すれば鈍す」の象徴!賛同する人に欠けた視点 欧米で「私有地だから自由」が厳禁な訳(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                              明治神宮外苑の再開発の是非が大きな論争になっている。再開発は本当に必要なのか。そもそも都心部の再開発はなぜ必要なのか。 大手不動産デベロッパーの経営陣として再開発に携わってきた著者が、日本における再開発の課題について論じる。 明治神宮外苑の再開発の是非が大きな論争になっています。 【写真】「月間300冊以上目を通す」知の巨人・佐藤優氏が語る「速読のコツ」 そこで、港区や「神宮外苑地区第一種市街地再開発事業」の事業者である三井不動産のプレスリリースを読んでみましたが、この計画を見る限り、再開発事業としてはよく考えられた案だと思います(もちろん、港区が要請している銀杏並木の保全については、引き続き注視していく必要はありますが)。 とはいえ、この再開発は延々と批判の対象になっていて、特に神宮外苑に高層ビルが必要なのか、銀杏並木は本当に保全されるのかについて、都民の納得が十分に得られたとは言えない

                                神宮外苑・再開発問題は「貧すれば鈍す」の象徴!賛同する人に欠けた視点 欧米で「私有地だから自由」が厳禁な訳(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                              • 論壇誌は「Twitter学者」が言い訳をする場所なのか?|Yonaha Jun

                                今月発売の『中央公論』4月号に、国際政治やウクライナ戦争の「専門家」として知られる3名の鼎談が載っている。実は前回の記事「『専門家の時代』の終焉」を公開すると決めたのは、それを知ったのが契機だった。 3名とは、慶応義塾大教授の細谷雄一氏・筑波大教授の東野篤子氏・東京大准教授の小泉悠氏。私は小泉氏とは対談でお会いしたことがあるが(拙著に再録)、細谷・東野の両氏とは面識がない。 2024年の2月末に、ウクライナ戦争は開戦から3年目に入った。3名とも同戦争への積極的な言及で知られる識者である。普通に考えて、読者に向けて論ずべきことは多々あるだろう。しかし『中央公論』の編集部が行ったテーマ設定は、鼎談のタイトルによれば、以下のようなものだった。 「SNSという戦場から ウクライナ戦争が変えた日本の言論地図」 文字どおりの戦場が出現しているウクライナのことではなく、3名が日々投稿するTwitter(

                                  論壇誌は「Twitter学者」が言い訳をする場所なのか?|Yonaha Jun
                                • そして今:「国家の罠」佐藤優さん 20年経ても変わらぬ「尊敬する敵」との再会 | 毎日新聞

                                  元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんと元東京地検特捜部検事で公証人の西村尚芳さん(右)=東京都千代田区で2024年4月10日、宮本明登撮影 東京都心に雪がちらついた2月の昼下がり。コート姿の男性2人が落ち合い、短く言葉を交わした。先に待ち合わせ場所にいた男性が「どうも、どうも」とあいさつすると、短髪の男性が「待ちました?」と応じる。予約していた目の前の焼き肉店に並んで入り、個室に腰を下ろした。 同じ1960年生まれの2人はかつて取調室で、その後は法廷で、「敵同士」として対峙(たいじ)した。短髪の男性は、元外務省主任分析官の佐藤優さん(64)。2002年、鈴木宗男衆院議員(当時。元北海道・沖縄開発庁長官)を巡る汚職事件に絡んで東京地検特捜部に逮捕された。店先で待っていたのは、元検事の西村尚芳(ひさよし)さん(63)。佐藤さんの職場まで出向いて逮捕状を読み上げ、逮捕したのが西村さんだった。 か

                                    そして今:「国家の罠」佐藤優さん 20年経ても変わらぬ「尊敬する敵」との再会 | 毎日新聞
                                  • 作家・佐藤優さん 25年ぶりNHK“出演” 池上彰さんら関係者が語るその人物像 - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス

                                    1960年生まれ。同志社大学大学院修了後、外務省で対ロシア外交に従事。 東京地検特捜部の捜査の実態を記録した「国家の罠」でデビュー、その後ベストセラー作家に。 ジャーナリスト 池上彰いけがみあきらさん 元NHK記者で、わかりやすい解説で知られるジャーナリストの池上彰さん。佐藤さんとこれまで、国際情勢や宗教、歴史、勉強法に至るまで、20冊余りの共著を発表してきた。書評で佐藤さんが池上さんの著書を評価したのをきっかけに知り合い、親交を深めていったという。 よく『ケミストリーが合う』という言い方があるんですけれども、何かこう意気投合してしまってですね。それまではこちらもよく知らなかったんですが、会って話をしてみると、彼のいろいろな思いとか、あるいは特に経済学、国際情勢とかについて非常に深い洞察力を持っていて、その部分でかなり意気投合するところがありました。なぜかその後親しくなり、そうするといろん

                                      作家・佐藤優さん 25年ぶりNHK“出演” 池上彰さんら関係者が語るその人物像 - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス
                                    • ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績

                                      ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績 ムーンライダーズは、日本の音楽史において最も特異なバンドの一つである。「現存する日本最古のロックバンド」(中心メンバー鈴木慶一が2023年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した際の贈賞理由に記載)と言われるとおり、長大なキャリアを持っているのだが、その音楽性は作品ごとに異なり、一貫した味わいを保ちながらも得体の知れない広がりを示し続けている。こうした活動が後続に与えた影響も大きい。鈴木慶一ソロのプロデュースも務めた曽我部恵一(サニーデイ・サービス)や、近年のムーンライダーズに参加している佐藤優介(カメラ=万年筆)と澤部渡(スカート)を筆頭に、永井聖一(相対性理論)やアーバンギャルド、ゆるめるモ!や3776、空間現代といった面々も影響を受け、ムーンライダーズのトリビュート盤やリミックス集に参加

                                        ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績
                                      • 揺るがぬプーチン氏の軍への統制と強権 「プリゴジンの反乱」 | | 佐藤優 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                        ワグネルによる反乱の際に命令を順守したことを称賛する演説で、ロシア軍部隊、国家警備隊、治安部隊の隊員らの前に立つロシアのプーチン大統領。モスクワ・クレムリンの大聖堂広場で、2023年6月27日、スプートニク、ロイター この原稿は病室で書かれたものである。6月27日に筆者は東京女子医科大学付属病院で生体腎移植を受けた。ドナーは妻だ。手術は成功し、筆者も妻も元気だ。 妻は既に退院し、自宅で静養している。筆者はもう少し入院していなくてはならない。 手術準備(主に免疫抑制剤の服用)のために筆者は6月20日から入院している。 同月23日夜(現地時間、日本時間24日未明)にロシアの民間軍事会社ワグネルの創立者エフゲニー・プリゴジン氏が反乱を起こしたが、1日で収束した。本件に関する情報収集と分析も病室から一歩も出ずに行った。 ロシアで大統領絡みの事件が起きたときの分析方法には定石がある。 第一に、大統領

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                                        • ロシアと向き合う勇気◇「戦争」と「独裁」への文学者のまなざし―亀山郁夫さんに聞く(前編):時事ドットコム

                                          インタビューに答える名古屋外国語大学の亀山郁夫学長=4月5日、東京都世田谷区 ロシアによるウクライナ侵攻は3年目に突入し、出口の見えない戦争による無辜(むこ)の民衆の犠牲は増えるばかりだ。果たして戦争を止めることはできるのか。争いが争いを生む、憎しみの連鎖は断ち切れるのか。容易に答えが見つかりそうもない問いを抱えたまま、ロシア文学者であり、翻訳者であり、恩師でもある亀山郁夫さん(75)を訪ねた。 亀山さんは2006年に発表した「カラマーゾフの兄弟」の新訳によって、21世紀にドストエフスキー(※)作品への新たな窓を開き、昨年にはその5大長編小説の翻訳を完成させた。スターリン(※)時代のソ連の芸術と政治権力の関わりについての多くの著作もある。再び「戦争」と「独裁」に覆われようとしているロシアを、そしてウクライナを見つめる文学者のまなざしとはどのようなものなのか、話を聞いた。(時事通信編集委員 

                                            ロシアと向き合う勇気◇「戦争」と「独裁」への文学者のまなざし―亀山郁夫さんに聞く(前編):時事ドットコム
                                          • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

                                            〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

                                              Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化
                                            • 鈴木宗男氏秘書のムルアカさんが急死 62歳 機内で体調急変「何という世の無常か」 | 東スポWEB

                                              鈴木宗男参院議員の秘書のジョン・ムウェテ・ムルアカさんが急死していたことが1日分かった。62歳だった。 宗男氏のブログによれば、ムルアカさんは8月30日に日本から海外への便に搭乗した機内で、心停止で死亡が確認されたという。 出発前に宗男氏には「これから行ってきます。本当に有難うございました。いろいろお世話になり感謝しています」と連絡があったといい、「これが最後の会話となってしまった。何という世の無常かと、ただただ涙が流れた。(中略)日本人以上の『日本人精神、義理、人情、恩義』を忘れず、私を慕ってくれた。何ということかとただただ涙してやまない」と投稿した。 ムルアカさんはザイール(現コンゴ民主共和国)出身で、1985年に来日。ザイール政府の通訳を務め、研究者・教育者としても日本やザイールの大学で教鞭をとった。 また宗男氏の私設秘書も務め、身長2メートル9センチで、街頭演説で宗男氏が聴衆に囲ま

                                                鈴木宗男氏秘書のムルアカさんが急死 62歳 機内で体調急変「何という世の無常か」 | 東スポWEB
                                              • ジャーナリスト・田原総一朗と国際政治学者・舛添要一が対談!「最先端のEVに乗る中国人」と「時代遅れのガソリン車に乗る日本人」、失われた30年でステータスが逆転【読めば国内外の問題が多視点で見れるようになる!】

                                                1934年、滋賀県生まれ。1960年に早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。1964年、東京12チャンネル(現・テレビ東京)に開局とともに入社。1977年にフリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」等でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。1998年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ「城戸又一賞」受賞。早稲田大学特命教授を歴任(2017年3月まで)、現在は「大隈塾」塾頭を務める。「朝まで生テレビ!」「激論!クロスファイア」の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数。著書に『90歳まで働く』(クロスメディア・パブリッシング)、『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』(白秋社)、『起業家のように考える。』(プレジデント社)、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』(講談社)、『日本の戦争』(小学館)など多数。 田原総一朗の覧古考新 時の首相や財界の大物といった巨大権力へ真正面に挑み、医療、原発

                                                  ジャーナリスト・田原総一朗と国際政治学者・舛添要一が対談!「最先端のEVに乗る中国人」と「時代遅れのガソリン車に乗る日本人」、失われた30年でステータスが逆転【読めば国内外の問題が多視点で見れるようになる!】
                                                • 佐藤優氏がみた 創価学会とバチカンの「一致」 | | 佐藤優 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                  創価学会の原田稔会長が5月10日午前(現地時間)、バチカン市国のアポストリコ宮殿でローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇と会見した。 <会長が「混迷する現代にあって、平和を希求する宗教として、差異を乗り越え、人間愛に基づく行動を共にすることを願っています」と述べると、教皇は「大変に素晴らしいことです」と応じた。 次いで会長が、池田先生への弔意に対しての池田家からの御礼を伝えると、丁重な返礼があった>(5月12日「聖教新聞」)。 創価学会会長と教皇の会見は今回が初めてだ。実は池田大作創価学会第3代会長(1928年1月2日~2023年11月15日)とローマ教皇の会見が流れたことがある。 <原田会長は、(中略)今日は先生の意志を体現し、教皇との会見が実った歴史的な日となったと述べた>(同上)。 原田氏は池田氏の弟子として、師匠が果たせなかった教皇との会見を実現したのだ。このことからもわかるよう

                                                    佐藤優氏がみた 創価学会とバチカンの「一致」 | | 佐藤優 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                  • 自分の地図を持っている子・持っていない子。 - 子持ちワーママの独り言

                                                    日本生まれ、日本育ちだけど、3歳から仏語教育機関の各種学校に通っているため母国語は仏語で日本語が苦手な長男次男。当然のことながら高校卒業後の進学先にフランスを選ぶと思っているので、そのように老後をぼんやりと設計している。 でも家族で何か将来の話をしている時に長男に、 「僕、日本に残っても良いの?」と聞かれた。 そうか、子供たちは「フランスに行きたいだろうし、当然行くもの」と夫も私も思い込んでるけど長男としては「日本に残りたい気持ちもあるのに、日本から追い出されてフランスに行かなくてはならない」と捉えているのかも。 「もちろん、日本に残ってもいいよ。でも日本の私立大学は学費が高いからパパとママが出せるのはXXX万までね。それ以上必要なら、奨学金をもらって卒業後に返済してね。国公立なら安いと思うけど。フランスの学校なら安いから全額出してあげられると思う。」と話した。すると 「日本の国公立って、

                                                      自分の地図を持っている子・持っていない子。 - 子持ちワーママの独り言
                                                    • 佐藤優氏が「台湾有事は起こらない」と語る理由【『半導体戦争』のここを読め!】

                                                      1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している。 半導体戦争 公式要約版 国際政治の形、世界経済の構造、軍事力のバランスを決定づけ、私たちの暮らす世界を特徴づけてきた立役者は、半導体なのだ――。2023年に経済ニュースの主役に躍り出たのが半導体だ。最先端技術を巡る米中の対立は激化の一途をたどり、日本も国家戦略で半導体産業の再起を図る。なぜ半導体がここまで関心を集めているのか。半導体を巡る大国の攻防を描いた世界的ベストセラー、クリス・ミラー著『半導体戦争』の読みどころを凝縮してお届けする。

                                                        佐藤優氏が「台湾有事は起こらない」と語る理由【『半導体戦争』のここを読め!】
                                                      • 他者を理解し 信じ合える世界へ 作家・佐藤優 インタビュー | NHK | WEB特集

                                                        外交官として旧ソ連・ロシア外交に従事した後、逮捕され刑事被告人に。 それをきっかけに作家に転じたあとも世界各地から情報を集め、独自の分析を発信し続けている佐藤優さん。 新年を迎えるにあたり、NHKのロングインタビューに応じた。 相次ぐ戦争や紛争で、多くの命が失われている世界。 力を背景に自らの主張を押し通す。そんな風潮が広がっている。 国内では大災害や大事故が相次ぎ、波乱の幕開けとなった2024年。 “危機の時代”を私たちはいかに生きていくのか。佐藤さんの言葉に耳をかたむける。 (クローズアップ現代取材班) 佐藤さんは1985年に外務省に入省し、モスクワを拠点に旧ソ連・ロシア外交に従事した。旧ソ連末期のモスクワなどに独自の情報網を張り巡らせるとともに、数々の政治家と強力なパイプを構築していた。 仕事の成果が集約した形で現れたのが、1991年8月。当時のゴルバチョフ大統領が進めていた民主化政

                                                          他者を理解し 信じ合える世界へ 作家・佐藤優 インタビュー | NHK | WEB特集
                                                        • そして今:佐藤優さんに「国策捜査」告げた検事 「会わぬと後悔」心動いた電話 | 毎日新聞

                                                          東京地検特捜部に逮捕される日の朝、出勤途中に報道陣に囲まれる佐藤優さん=東京都港区赤坂で2002年5月14日、山下浩一撮影 ロシアとの外交の第一線で活躍していた元外務省主任分析官の佐藤優さん(64)は2002年、鈴木宗男衆院議員(当時。元北海道・沖縄開発庁長官)を巡る汚職事件に絡み、東京地検特捜部に逮捕された。取調室で「国策捜査」と告げられたことなどをまとめた著書「国家の罠」(新潮社)は、ベストセラーになった。取り調べを受けた元検事の西村尚芳(ひさよし)さん(63)とおととし再会し、食事会を重ねている。再び向き合う意味を、それぞれに聞いてみた。 「国策と言えば国策だったのだろう」。西村さんは今、思い起こす。 「国策」を巡り「敵」となった2人。再会にはいくつもの偶然と必然があった。2人の20年後の今を2回に分けて紹介します。(後編)。 前編・20年経ても変わらぬ「尊敬する敵」 写真特集・逮捕

                                                            そして今:佐藤優さんに「国策捜査」告げた検事 「会わぬと後悔」心動いた電話 | 毎日新聞
                                                          • 本は脳筋で読む。 - 口から出まかせ日記【表】

                                                            車の免許更新をしてきました。朝9時に免許センターに行き、3千円を受付のおばちゃんに手渡し、写真撮影をして、知らないおっさんから30分の講習を受けたら新しい免許がもらえました。で、確認してみたら、もはや伝統芸能みたいなもんですが、自分の新しい顔写真がまるで犯罪者のような仕上がりでした。しかも、前のやつだと性犯罪者かなんかだったのが、今回のは横領とかで捕まった人みたいになりましたね。犯罪者の格が上がった感あり。 それはどうでもいいとして、ちょっと勉強したいことが出てきて、夜の10時ぐらいから真面目に教科書を開いてます。が、30分ぐらいやるかと気合をいれて始めたくせして、8分後ぐらいにはもうベッドでゴロンゴロンしているのはなぜだろう。あと、図書館で定期的に本を借りてるんですが、読みたくて借りたのに読まないで返すとかいう不可解なことを繰り返しており、あかんな〜と思い、意識して読書の時間も作っていま

                                                              本は脳筋で読む。 - 口から出まかせ日記【表】
                                                            • 2024年2月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                              2024年2月に読んだ本は19冊。ちょっと控えめ。読書量が減ってしまったのは、株に夢中だったから。株に関してはド素人なんだけど、私が買ってたSMCI(スーパーマイクロコンピューター)が3/18にS&P500に仲間入りすることが決定。わーい、パチパチパチ😍😍😍😍😍 半導体は今本当に強い。ぜひ私の薄給の埋め合わせをお願いしたい。 さて、読書の件。2月は図書館で予約していた佐藤優の本が2冊も読めたので良かった。どうか長生きして執筆活動を続けてほしい。 あとは相続にもちょっと興味あり。去年、父が亡くなったので遺産相続が発生。相続税が掛からないこと前提で分割協議書を作成してもらいハンコを押したんだけど、実は相続税が掛かってしまうそうで書類作成からやり直し中。予定してたよりも手間も時間も掛かっているところ。うちは5人家族で父が亡くなってあと4人。あと私が末っ子で一番若いので順番通りになるとし

                                                                2024年2月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                                              • 佐藤優が岸田外交を「狡猾で巧み」と絶賛する理由、マスコミが報じない“現実”とは?

                                                                1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している。 佐藤優「次世代リーダーの教養」 ロシアのウクライナ侵攻、米中対立、世界的インフレ…外交のプロが最新国際情勢を紐解いて激動の世界を見通し、混迷の時代を生き抜くための極意を伝授する。 バックナンバー一覧 政策は支持されず「増税メガネ」と揶揄され、支持率が低迷する岸田政権。自民党・派閥パーティー券問題が直撃するなど内政は厳しい局面に立たされているが、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は「外交は実に狡猾で巧み」だという。(作家・元外務省主任分析官

                                                                  佐藤優が岸田外交を「狡猾で巧み」と絶賛する理由、マスコミが報じない“現実”とは?
                                                                • 2024年3月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                                  2024年3月に読んだ本は23冊。 読むのが止まらなくて晩ご飯を食べながらも読み続けてしまった本は「居るのはつらいよ」。京大大学院卒の心理士が沖縄のデイケアで働いたあれこれをフィクションにしてまとめた本。「パックス・デイケアーナ」とか「医療事務ガールズ」とか言葉のセンスが楽しかった。職員もメンバーさんも入れ替わっていくのがちょっと切ない。私たちはどこへ行こうと「生き抜かなくてはならぬ」 「石のつぶて」は10億近くを使い込んだ外交官・松尾克俊の話。人の金だと思うと簡単に使っちゃうよねー。(もちろん私にはその経験がないけど)ただこの松尾さん、滅私奉公タイプだったそうで逮捕されたことに驚いた人もいたとか。佐藤優が別の本で語っていたところによると、松尾さんはヒラ時代の昔から自分の金でビジネスの用を立てることを厭わない人だったんだけど、出世してみたら会社の金で私的な用を立てるようになってしまった。(

                                                                    2024年3月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                                                  • 2024年5月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                                    2024年5月に読んだ本は43冊。今月はダイエットの本が多め。ダイエットについてはどの本にも割と書いてあるのは「まごはやさしい」。「ま」はまめ類、「ご」はごまなどの種実類、「わ」はわかめなどの海藻類、「や」は野菜、「さ」は魚・海老などの魚介類、「し」はしいたけなどのきのこ類、「い」はいも類のこと。そして和食を勧めている。でもうちは和食食べない家庭なんだよね。「日本人の体質には一番合っています」とか言われても、半分日本人じゃないうちの子はどうすりゃいいんだっていうね。そういえばヨーグルトのパッケージにも「日本人の体質にあった善玉菌」と詠っているのもあって、うちはマイノリティなのね、ということを改めて実感する。 私の住んでいる自治体では1人10冊の本を予約できる。4人家族なので4枚のカードを作って、今40冊の本を予約しているんだけど、人気の本は順番が待ってもなかなか順番が回ってこない。なので今

                                                                      2024年5月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                                                    • ロシアで一服盛られた話  一筆多論

                                                                      モスクワの教会で、多くの人々に見守られる中、告別式のために到着したナワリヌイ氏の棺を乗せたとみられる霊柩車(ロイター) 今でも背筋が寒くなる話がある。モスクワ支局長だった1997年4月、サンクトペテルブルクのホテルでルームサービスを頼みボルシチを食べると、睡魔が襲い洋服を着て靴を履いたまま寝込んでしまった。 翌朝目覚めると、パスポートと財布は残っていたが、ドル札だけが抜き取られていた。当時、外務省国際情報局分析第一課勤務でモスクワを訪問していた佐藤優氏に相談すると、しばらくして回答があった。「ボルシチに睡眠薬を混入して物取りを装って警告したようです」 ロシア対外情報庁(SVR)と接触のあった佐藤氏がロシアの意図を分析してくれた。 彼らが警告を発した理由は「会ってはいけない人間に会っている」「とってはいけない情報を入手した」「立ち入り禁止の場所に入った」に抵触したからで、警告を無視していれば

                                                                        ロシアで一服盛られた話  一筆多論
                                                                      • 「読めば"身の丈を知る"大切さがわかる」佐藤優が熱弁…今こそ日本人に読んでほしい"人生に効く猫の話" 「アメリカがライオン、中国が虎なら、日本は猫」

                                                                        ◎あらすじ 昔、京都の町で鼠が台所の食べ物を盗んだり、戸障子をかじったり、いたずらのし放題をして、みんなが困ったことがあった。それであるとき、お上から、家々の飼い猫の首につないだ綱を解いて放すよう、お触れが出た。自由になった猫たちは、大喜びで町中を駆けまわり、世の中はさながら猫の世界のようになった。 天敵の出現に困った鼠は、寺の和尚に「もう一度猫を家の中につなぐよう、お上に頼んで欲しい」とお願いに行くが、「悪さをしたお前たちの自業自得で、どうしてやることもできない」と断られてしまう。一方、鼠がお願いに行ったことを知った猫も和尚のもとを訪ね、「我々が再びつながれたら、鼠はまた悪さをするに違いない」と話し、和尚は「鼠の言うことは取り上げないから安心しろ」と対応する。 追い詰められた鼠たちは、猫と戦うことを決意し、迎え撃つ猫と対峙たいじする。まさに戦いが始まろうというときに、話を聞きつけた和尚が

                                                                          「読めば"身の丈を知る"大切さがわかる」佐藤優が熱弁…今こそ日本人に読んでほしい"人生に効く猫の話" 「アメリカがライオン、中国が虎なら、日本は猫」
                                                                        • 佐藤優が「ここだけの話“トランプ大統領”の方が世界は安定する」と考える理由

                                                                          1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 ドナルド・トランプ氏が大統領に当選したら、アメリカの内外政に大きな変化が生じる Photo:Chip S

                                                                            佐藤優が「ここだけの話“トランプ大統領”の方が世界は安定する」と考える理由
                                                                          • 2023年6月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                                            2023年6月に読んだ本は39冊。メンタリストDaiGoが「読書量と収入は比例する。」って言ってたけど、こんなに本をたくさん読んでるのにいまだに金持ちでもないうえに聡明でもなくて、世間様に何だか申し訳ない。 今月読んだ本の大部分はphaの「人生の土台となる読書」で紹介されていた本。 この本の中では約100冊の本が紹介されていたけど、私がすでに読んだことのある本はわずか数冊だった。私は今までだいぶ偏った読書をしてたのだろうか。 「人生の土台となる」と銘打っているだけあって、いろんなジャンルの本が紹介されていた。 「将棋の子」では20代までずっと将棋に身を捧げたもののプロ棋士になれず、「奨励会」を退会した人達の人生を。 「八本脚の蝶」では「生きてきた日数よりも、読んできた本の冊数のほうが多い」女性編集者のブログを。(25歳で投身自殺。自殺直前までブログを更新。) 「聖なるズー」では性的パートナ

                                                                              2023年6月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                                                            • 保坂三四郎『諜報国家ロシア』(中公新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                                              7月26 保坂三四郎『諜報国家ロシア』(中公新書) 7点 カテゴリ:政治・経済7点 面白いけど、読んでいくとロシアに関係する人がすべて信じられなくなってしまいそうな厄介な本でもあります。  プーチンがKGB(国家保安委員会)出身であり、ロシアの前身であるソ連がさまざまなスパイ活動を行っていたことはよく知られていることですが、本書を読むと、ロシアが単なるスパイ大国というだけではなく、巨大な情報期間が国家のあらゆる部分に浸透している「防諜国家」であることがわかります。 本書はソ連の秘密警察の歴史から説き起こし、情報機関という枠には収まらないソ連・ロシアの諜報機関の姿とそのさまざまな手口、さらに情報機関が国の中心に存在するロシアに広がる世界観を明らかにしています。 そして、こうした世界観と国家体質がウクライナへの侵攻をもたらしたことを明らかにするのです。 目次は以下の通り。第1章 歴史・組織・要

                                                                              • 青島顕 著『MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』より。おれがやるしかないな。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                                                鉱山労働者を経て、遠洋航路の船員となって中国、アジア、米国を巡るうちに、ソ連極東の港町ウラジオストクで船を降りて、亡命した。借金がかさんでいたようだ。極東地区の国際会員クラブで活動した後、モスクワの東方少数民族共産主義大学(クートベ)に入学した。当時はスターリンによる粛清の嵐の中で、ムヘンシャンにも危機があったが、回避できたようだ。卒業後、印刷所の植字工や出版社の校正係を経て、モスクワ放送で働くことになった。 (青島顕『MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』集英社、2023) こんばんは。上記の文章を読みながら、沢木耕太郎さんの『天路の旅人』に出てくる西川一三みたいだなぁと思いました。ムヘンシャンこと緒方重臣の人生も、日中戦争下に内モンゴルより河西回廊を経てチベットに潜行し、戦後、インドを経て帰国した西川一三と同様に、波瀾万丈に過ぎます。 本になるくらいに。 www.countr

                                                                                  青島顕 著『MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』より。おれがやるしかないな。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                                                • 《佐藤優が徹底解説》ハマス掃討を徹底的に行なおうとするイスラエル側の「内在論理」とは? | 文春オンライン

                                                                                  ハマスによるイスラエル攻撃がきっかけで昨年10月に起きたガザ紛争。世界のメディアがガザ紛争を取り上げているが、元外務省主任分析官の佐藤優氏とジャーナリストの池上彰氏は、「中立性」の観点から戦争報道の在り方について問題提起している。 ◆◆◆ イスラエルの反撃は「行き過ぎ」なのか? 池上 10月7日早朝、パレスチナ暫定自治区のうちガザ地区を実効支配するイスラム武装勢力ハマスが、ユダヤ教の「仮庵(かりいお)の祭り」直後の安息日をねらって、イスラエルへの無差別攻撃を始めました。ハマス側の発表で約5000発、イスラエル側の発表で約2200発のロケット弾でテルアビブを始めとするイスラエルの各都市を攻撃。同時にハマスの戦闘員が、イスラエルとガザ地区を隔てるコンクリート壁、鉄条網、検問所を突破して、イスラエル南部に越境し、外国人を含む推定1200人を殺害し、200人以上を人質として連れ去りました。 これに

                                                                                    《佐藤優が徹底解説》ハマス掃討を徹底的に行なおうとするイスラエル側の「内在論理」とは? | 文春オンライン