3年ぶりのアルバム『BADモード』が好調の宇多田ヒカル。 1998年のデビュー以来、約25年間も日本の音楽シーンの頂点に君臨し続けるトップアーティストの彼女が、セクシュアル・マイノリティのひとつ「ノンバイナリー」を公表していることは、あまり知られていないように思います。 それは、彼女がこれまで自身のセクシュアリティについて語った機会が少なく、かつノンバイナリーがまだ一般的に馴染みのない新しい概念であるためではないでしょうか。 昨年2021年のカミングアウト以降、自身のセクシュアリティについてほとんど語られていなかった中、今年Apple Musicで配信された英語でのインタビューで、ノンバイナリーについて彼女の心の内が初めて明らかになりました。 宇多田ヒカルはどんな想いでカミングアウトに至ったのか。 それを我々はどう受け止めるべきなのか。 Hikkiのデビューからのファンでありゲイである僕な