並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 75 件 / 75件

新着順 人気順

学問/研究の検索結果41 - 75 件 / 75件

  • サバクトビバッタが砂漠で生き延びるための行動を解明 ― 構築したモデルにより行動予測が可能に ― | 国際農研

    令和3年4月14日 国際農研 モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター フランス国際農業開発センター メルボルン大学 サバクトビバッタが砂漠で生き延びるための行動を解明 ― 構築したモデルにより行動予測が可能に ― 国際農研は、モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター、フランス国際農業開発センター、メルボルン大学と共同で、過酷な砂漠環境(厳しい寒暖)においてこれまで不明だった群生相のサバクトビバッタ(以下、バッタ)が生き延びるためにとる行動を明らかにし、その成果を利用して構築した専用のモデルによりバッタの体温を推定し、行動を予測可能にしました。 すなわち、活発に集団移動している幼虫の群れを対象に、サーモグラフィカメラを用いて様々な時間帯にバッタの体温と周辺の表面温度(以下、温度)を測定したところ、温度が低い時は、密集して日向ぼっこ行動をとって体温を高め、温度が高い時は、太陽光に当た

      サバクトビバッタが砂漠で生き延びるための行動を解明 ― 構築したモデルにより行動予測が可能に ― | 国際農研
    • 国立科学博物館クラファンが終了 目標超える9億円以上集まる

      国立科学博物館(東京都台東区)が、資金不足で500万点以上にのぼる標本の維持が難しいなどとして開始したクラウドファンディング(CF)が5日午後11時に終了した。目標額として設定した1億円を大幅に上回る9億1千万円以上が、延べ約5万6500人の支援者から集まった。同館は集まった資金を他の科学系博物館の支援などにも使う。篠田謙一館長が6日、記者会見を行う。 銀行振り込みによる支援もあるため、最終的な金額は13日までに確定する見通し。CFサイト「READYFOR」によると、支援額、支援者数ともに国内で行われたCFでは過去最多となった。 CFは、コロナ禍での入館者急減やウクライナ戦争による物価高騰などで資金繰りが厳しく、国からの支出増額も見込めないとして、8月7日にREADYFORで開始。直後に支援が殺到してサイトが一時つながりにくい状態となるなど大きな反響を呼び、開始から約9時間後には目標額を達

        国立科学博物館クラファンが終了 目標超える9億円以上集まる
      • ナニこれ?奈良市で出土した使いみち不明なものの展示会|NHK 奈良県のニュース

        奈良市の遺跡で見つかった、使いみちがよく分からず、研究者などが首をひねる出土品ばかりを集めた展示会が開かれています。 展示会は奈良市埋蔵文化財調査センターが開いていて、会場には奈良市の遺跡で発掘された、使いみちや目的が分からない出土品、310点が展示されています。 このうち、平安時代の井戸から見つかった「束ねられた人形」は、当時の男性の顔や名前が書かれた51枚の木片がおよそ8枚ずつにまとめられ、顔が見えない形で重ねられています。 木くぎが打たれるなどしていることから、一見すると呪いの道具にみえますが、病気の回復を願って作られた可能性もあるということです。 また、室町時代から安土桃山時代に作られたと見られる「犬形土製品」は、当時の大坂などで数多く作られていたとみられる、かわいらしい犬の形をした素焼きの土人形です。 犬は子どもを多く産むことから、安産のお守りやおもちゃとして使われていたという見

          ナニこれ?奈良市で出土した使いみち不明なものの展示会|NHK 奈良県のニュース
        • モンゴルに点在する古代巨石群「鹿石」の謎、未だその用途は未解明 : カラパイア

          モンゴルの荒野には、装飾の施された何百という古代の石柱「鹿石」が点在していて、砂に刺さったマッチ棒ように地面から突き出ている。 何千年にもわたってずっと存在しているこれらの巨石群は、いったい誰が、何のために作ったのか、いまだに謎なままだ。 とはいえ、考古学者たちは、いくつかの興味深い説を提示している。 広告 様々なモチーフが描かれた謎の巨石群「鹿石」 これら巨石は、「鹿石」として知られていて、モンゴルやシベリア一帯で1000個以上が見つかっている。 形や大きさはさまざまだが、多くは人間の身長より高く、高さ4.5メートルになるものもある。 石の表面には、精巧な彫刻が施されていて、人面、模様、武器、動物などのモチーフがよく見られる。 もっとも多いのは鹿(トナカイ)であることから、これらの石が鹿石と呼ばれる所以だ。 空を飛ぶトナカイが描かれたものもあり、まるでサンタがトナカイにソリを引かせている

            モンゴルに点在する古代巨石群「鹿石」の謎、未だその用途は未解明 : カラパイア
          • カブトムシはなぜ夜行性?背景にあの強力なハチか 山口大学 | NHK

            夏の雑木林で夜間や早朝に活動するカブトムシ。 もともと夜行性と考えられてきましたが、実はある強力なライバルによって夜行性を強いられている可能性があることを山口大学の研究者が突きとめ、このほど発表しました。 カブトムシは夏の雑木林にあらわれる昆虫の中でも大型で、餌となる樹液をめぐる争いでも、もっとも強い昆虫の1つとされてきました。 カブトムシの生態に詳しい山口大学理学部の小島渉講師は、ことし8月の早朝、山口市内のクヌギ林で樹液に集まるカブトムシの観察を行いました。 この中で小島講師は、オオスズメバチがカブトムシの脚に繰り返しかみついて次々と投げ落とし、樹液を独占する様子を観察し、撮影に成功しました。 これは3日間にわたって朝5時ごろに確認され、いずれもオオスズメバチがわずか数分で樹液を乗っ取ったということです。 そこでオオスズメバチがいない場合にカブトムシの活動がどう変化するのかを調べるため

              カブトムシはなぜ夜行性?背景にあの強力なハチか 山口大学 | NHK
            • 最後にどうしても | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―

              もうこの件について書かないといいましたが、詳細をご存じない方の「もやもや」を解くために、私のライフワークと関わるところでもあるゆえ、最後に記すことにします。 現地では人吉が「かくれキリシタン」の町であり、相良清兵衛はキリシタンであったと信じている人々がいます。史料による証拠は「一切」存在しません。少し変わったマークのある石造物の存在がその根拠となっています。その説を提唱し、著作もある郷土史家がいます。「宮原銀山は銀山ではなかった」説を『日本歴史』にコラム掲載したのと同じ方です。このコラムは一見説得的な内容ですが、重大な史料の読み誤りがあります(と著名な中世史研究者が指摘しております)。その方の著書によると、郷土史研究会の会員の多くは、今回の呼びかけ人はじめ、自説を支持してくれている、とあります。これが今回の混乱の最大の原因です。 最初の朝日新聞やABEMAニュースの報道に使われたように(私

                最後にどうしても | 南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―
              • 「ウソだと思った」奇跡の大発見…4000年前の‟お宝”100万点が続々出土 【福島発】|FNNプライムオンライン

                福島県内で発掘された出土品としては、最高レベルとされる大発見があった。 全国的に注目されるそのワケとは!? 山の中では“あり得ない”人骨の発見 福島県文化振興財団 遺跡調査部・吉田秀享さん: 第一印象はウソ。ウソだっていうのが第一印象。あり得ないので 訪れた人が食い入るように見つめる、約4,000年前の遺物の貴重な展示。 2020年1月に限定公開された、縄文時代の出土品だ。 貴重な縄文時代の出土品の数々 この記事の画像(10枚) 全国的に珍しいのが、赤い漆が塗られた土器。 「第一印象はウソ」…これがその正体なのか? 発見されたのは、福島・川俣町の「前田遺跡」。 福島県文化振興財団 遺跡調査部・吉田秀享さん: 普通は山の中の遺跡ではあり得ません 山の中ではあり得ない発見、それが「人骨」。 前田遺跡では、40体以上が見つかったという。 しかし、なぜこれが全国的に珍しいのか? 福島県文化振興財団

                  「ウソだと思った」奇跡の大発見…4000年前の‟お宝”100万点が続々出土 【福島発】|FNNプライムオンライン
                • 査読者の指示通りに変更しないことを伝えるための方法と言い回し|ThinkSCIENCE株式会社|英文校正・学術論文翻訳

                  査読者は学術出版のプロセスになくてはならない存在です。皆さんの論文を科学的により強固なものにし、読者に明確に理解され得るものとなるように、査読者は様々なコメントや指示・提案をします。それに応えることは、査読プロセスにおいて非常に重要なステップです。しかしながら、査読者からの提言に必ずしも同意できないこともあるでしょう。 まず初めに申し上げておきたいことは、必ずしも査読者の指示通りにすべてを変更する必要はないということです。査読者によって示唆する変更の重要度が異なるだけではなく、査読者のコメントを考慮しつつも、論文を採用するかしないかを最終的に決定するのはジャーナルエディターであって、査読者自身ではないからです。とは言っても、論文を指示通りに変更しないと決める前に、まず次の問いかけに答えてみることをお勧めします。 1. 査読者は、研究内容が明確に説明されていないということを指摘していますか?

                  • 若手の研究者に気を付けて欲しいのは、大家の先生が書く「冥途の土産本」なぜか晩年急に変なことを言い出したりトンデモ本を出す例がけっこうあるという話

                    坂本慎一 @SakamotoIchi 老婆心ながら若手の研究者に言っておきたいことをもう一つ。独学やそれに近い人に、特に気を付けて欲しいと思うのは、大家の先生が書く「晩節の奇矯本」とか「冥土の土産本」とか言われる書籍(あるいは学説)です。それまで真っ当に研究してきて、めでたく大家と呼ばれるようになった学者なのに、なぜか晩年になって急に変なことを言い出したり、妙な本を出す人がいます。しかもタチの悪いことに、一応は学術書の体裁だったりするのです。 大家の本なので、Amazonのレビューを見ると★5が複数ついていたりする。その直弟子の大学教授が、ご丁寧に自身のHPでその本を激賞したりする。でも、なぜ素晴らしいのか、誰も説明できていない、ただのトンデモ本なのです。 なぜ晩年になって急にトンデモ論を言い出すのか理由は分かりませんが、大家と呼ばれて誰にも注意されなくなると、小さな独裁者になって晩節を汚

                      若手の研究者に気を付けて欲しいのは、大家の先生が書く「冥途の土産本」なぜか晩年急に変なことを言い出したりトンデモ本を出す例がけっこうあるという話
                    • 世界初! 「鳥の言葉」を証明した“スゴい研究”の「中身」(サイエンスZERO) @gendai_biz

                      「動物たちにも言葉はあるの?」 誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。ファンタジー?と思われるかもしれませんが、夢物語ではありません。なんと最近、「シジュウカラ」という小鳥において、「言葉」を操る能力が科学的に証明されたのです! 巣箱で子育て中のメスが『チリリリリ(おなかがすいたよ)』と鳴くと、オスは『ツピー(そばにいるよ)』と答えて食べ物を持ってくる。天敵を指す言葉は、その対象ごとに『ヒーヒーヒー(タカ)』、『ピーツピ(カラス)』『ジャージャー(ヘビ)』と、ちゃんと使い分けている。 このことを世界で初めて解き明かしたのが、動物行動学者の鈴木俊貴さん(京都大学白眉センター特定助教)。鈴木さんは16年に渡り、軽井沢の森の中でシジュウカラの鳴き声を研究。それが「言葉」であることを証明するため、自ら実験を考案し、ユニークな論文を発表してきました。 その驚きの研究内容は、今や中学校の国

                        世界初! 「鳥の言葉」を証明した“スゴい研究”の「中身」(サイエンスZERO) @gendai_biz
                      • 【図解】博物館の剥製、ニホンオオカミだった!? - 沼の見える街

                        国立科学博物館にひっそり収蔵されていた「ヤマイヌの一種」の剥製が、実はニホンオオカミだった!とオオカミ大好き中学生が驚きの発見。日本や海外にある貴重なニホンオオカミの剥製についても紹介します。 Twitter↓ 国立科学博物館にひっそり収蔵されていた「ヤマイヌの一種」の剥製が、実はニホンオオカミだった!とオオカミ大好き中学生が驚きの発見。日本や海外にある貴重なニホンオオカミの剥製についても紹介します。#いきものニュース図解 pic.twitter.com/Y6F8GIVF6b — ぬまがさワタリ (@numagasa) 2024年3月10日 縦読み形式「いきものニューストゥーン」版↓ https://read.amazon.co.jp/manga/B0CXHLRHH1?ref_=dbs_wcm_wrnw_wr_rfb_2 <参考記事など> NHKのニュースリンク。 www3.nhk.or.

                          【図解】博物館の剥製、ニホンオオカミだった!? - 沼の見える街
                        • なぜウォンバットのうんちは四角いのかという謎が少しずつ解き明かされている

                          オーストラリアに生息する小型の哺乳類「ウォンバット」は毎日100個近くの立方体のうんちを作り出します。この奇妙な形のうんちがどのように作り出されるかという疑問を解消するべく、研究者たちは奮闘を続けています。 Intestines of non-uniform stiffness mold the corners of wombat feces - Soft Matter (RSC Publishing) https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2021/sm/d0sm01230k How do wombats poop cubes? Scientists get to the bottom of the mystery | Science | AAAS https://www.sciencemag.org/news/2021/01/ho

                            なぜウォンバットのうんちは四角いのかという謎が少しずつ解き明かされている
                          • 「近年このような黒い変な物体のついたウマヅラハギが釣れており調べたい」研究者の呼びかけに全国から情報集結

                            めばる @Mebaruhitosuzi 【拡散希望】 近年このような黒い変な物体のついたウマヅラハギが釣れており、 全国的なものなのか、局所的なものなのか調べたいと思っています。 釣ったことがある方、時期と大体どのあたりか教えていただけると嬉しいです。 ご協力よろしくお願いします🙇‍♂ pic.twitter.com/35t8obFb9d 2023-06-06 09:11:26

                              「近年このような黒い変な物体のついたウマヅラハギが釣れており調べたい」研究者の呼びかけに全国から情報集結
                            • まさか復活するとは…国葬で博士号とった研究者 当日はここに注目:朝日新聞デジタル

                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                まさか復活するとは…国葬で博士号とった研究者 当日はここに注目:朝日新聞デジタル
                              • JAXA「SLIM」が月面着陸に成功、当日の様子をプレスセンターからレポート!

                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸を実施。着陸後に太陽電池の発電ができなくなるというトラブルはあったものの、探査機からの電波は正常に受信できており、日本初の月面着陸をついに実現した。これは日本の宇宙開発において、非常に大きなマイルストーンになったと言えるだろう。 SLIM着陸直後のサブ管制室内の様子 (C)JAXA 筆者は前日22時より、JAXA相模原キャンパスにて取材を開始。本記事では、そのときの様子をレポートしたい。 開場の30分前に現場に到着したのだが、すでに大勢の報道陣が プレスセンター内部の様子。筆者は右側最前列を確保できた ライブ配信された月面降下中のSLIMのテレメトリ画面 SLIMは同日0時に、最終降下を開始。高度15kmでメインエンジンを噴射して減速し、周回軌道を脱出、月面へと舵を切った。月のような重力天体では、一旦降下を

                                  JAXA「SLIM」が月面着陸に成功、当日の様子をプレスセンターからレポート!
                                • ウチューじん・ささき on Twitter: "「チコちゃんに叱られる」食べ物の由来に関するネタはことごとく巷説の焼き直しとして近代食文化研究会さんらに批判されてきたけれど、ついに物理学までいい加減な解釈を流したあげく「諸説あります」で誤魔化そうとするようになったのか。何でこんなクソ番組が放映され続けているんだろうな。"

                                  「チコちゃんに叱られる」食べ物の由来に関するネタはことごとく巷説の焼き直しとして近代食文化研究会さんらに批判されてきたけれど、ついに物理学までいい加減な解釈を流したあげく「諸説あります」で誤魔化そうとするようになったのか。何でこんなクソ番組が放映され続けているんだろうな。

                                    ウチューじん・ささき on Twitter: "「チコちゃんに叱られる」食べ物の由来に関するネタはことごとく巷説の焼き直しとして近代食文化研究会さんらに批判されてきたけれど、ついに物理学までいい加減な解釈を流したあげく「諸説あります」で誤魔化そうとするようになったのか。何でこんなクソ番組が放映され続けているんだろうな。"
                                  • 昆虫ゲノム編集に新手法 研究チーム京大教授「簡単過ぎて問題かも」:朝日新聞デジタル

                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                      昆虫ゲノム編集に新手法 研究チーム京大教授「簡単過ぎて問題かも」:朝日新聞デジタル
                                    • 「まさかの発見に頭の中まっ白」弥生から明治まで2千年分、生活の痕跡残る遺構(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

                                      平安初期の史書「日本後紀」に水運拠点として登場する川港「淀津(よどつ)」の遺構が、桂川西岸(京都市伏見区)から見つかった。調査した京都市埋蔵文化財研究所を驚かせたのは、生活した痕跡が残る遺構面が時代別に10面確認されたことだ。水害を示す粗い砂の層はなく、弥生期から明治期まで2000年の間、人の営みが途切れなかったことがわかった。発掘時の様子や発見の意義を聞いた。(山口景子) 【写真】大徳寺の外周を囲んだ可能性が高い堀跡

                                        「まさかの発見に頭の中まっ白」弥生から明治まで2千年分、生活の痕跡残る遺構(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
                                      • シジュウカラに言語の核:2語を1つにまとめる力(併合)を確認

                                        鈴木俊貴 白眉センター特定助教らの研究グループは、鳥類の1種であるシジュウカラにおいて、2つの連続する鳴き声を1つのまとまりとして認識する能力を実験的に確認しました。 ヒトの多彩な言語表現は、2つの要素を1つにまとめる力のもとに成り立ちます。例えば、「小さくて黒い犬」という表現は、「小さくて」と「黒い犬」が1つにまとまったものであり、そのうち「黒い犬」は、「黒い」と「犬」が1つにまとまった表現です。このように、2語を1つのまとまりとして認識する能力は、言語学では併合(Merge)と呼ばれ、ヒトの言語の核であると考えられています。 シジュウカラは、仲間と共に天敵を追い払うための号令として、警戒声と集合声を連ねて鳴きます。この音列を1つの音源(1羽を想定)から再生すると、それを聴いたシジュウカラは天敵を追い払うために集まります。しかし、警戒声と集合声を2つの音源(2羽を想定)から別々に聴かせる

                                          シジュウカラに言語の核:2語を1つにまとめる力(併合)を確認
                                        • 「13泊14日で38万円のバイト」と話題だったが…JAXAの「宇宙兄弟ごっこ」が研究成果"ゼロ"に終わったワケ 「1億9000万円の税金」がムダに

                                          この研究は、2016年から17年まで5回にわたって行われた「長期閉鎖環境におけるストレス蓄積評価に関する研究」。宇宙の閉鎖環境を模擬した施設の中で、健康な成人8人に13泊14日過ごしてもらい、血液、尿、心拍、唾液などの生理データや、研究者による面談や精神心理状態分析を基に、ストレスを調べる、というものだ。 研究責任者に就いた古川さんは、東大医学部卒の医師で、1999年に飛行士に転身。2011年6月から5カ月半にわたって国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙滞在した経験がある。来年、2回目の飛行をする予定になっている。 この研究は、開始前から世間の関心を呼んだ。 閉鎖環境下での宇宙飛行士の選抜試験の様子は、人気マンガ『宇宙兄弟』(小山宙哉、講談社)にも登場するので親しみやすさもあるが、特に注目を集めたのは、研究に参加する被験者への謝礼だった。 「38万円もらえるバイト」で話題になったが… JA

                                            「13泊14日で38万円のバイト」と話題だったが…JAXAの「宇宙兄弟ごっこ」が研究成果"ゼロ"に終わったワケ 「1億9000万円の税金」がムダに
                                          • 解説:「史上最小の恐竜」は実はトカゲだった、論文を撤回

                                            およそ9900万年前、現在のミャンマーにあたる場所で、垂れ落ちる樹脂にオクルデンタビス・カウングラアエ(Oculudentavis khaungraae)が閉じ込められる。この謎めいた生き物は、新たな研究でトカゲに分類された。(ILLUSTRATION BY STEPHANIE ABRAMOWICZ) 2020年3月、ハチドリほどの大きさの9900万年前の生物オクルデンタビス(Oculudentavis khaungraae)は、「史上最小の恐竜化石」として報じられ、世界中で話題となった。だが、新たに報告された化石から、この生物は実際には恐竜でなく、風変わりなトカゲの仲間である可能性が高いことがわかった。 最初に報告されたオクルデンタビスの化石は、琥珀に閉じこめられた頭骨で、学術誌「Nature」の2020年3月12日号で発表されたほか、ナショナル ジオグラフィックを含む各メディアが取り上

                                              解説:「史上最小の恐竜」は実はトカゲだった、論文を撤回
                                            • ニュージーランドで絶滅してしまった芋が、日本の『種子バンク』に保存されていて復活した「ノアの箱舟!?」

                                              阪口 克 @katumi_sakaguti この話で思い出した。ニュージーランドのマオリ族は、大昔からクラマというサツマイモを主食にしてたが、欧州人の移住ののち食べられなくなり近代に入って絶滅してしまった。ところが、筑波にある農研機構のジーンバンク(種銀行)にオリジナルが保存されていることがわかって、20世紀末に返還。ニュージーで栽培が復活したそうな。返還の時はマオリ族の長老が筑波まで来たらしく大喜びだったと伝えられている。ジーンバンクは取材で行ったけど、すごいところだった。本当に膨大な数の種子が巨大な冷蔵庫で保存されていた。 2023-10-10 22:41:26 とーちゃん(さん付け不要) @knightma310 そういえば、正倉院の御物とかで 例えば絹の織物なんかを再現する時 今育てているカイコだと糸が太すぎて再現には適さないとのこと。 だが…ここがすごいところなんだけど 皇室が貞

                                                ニュージーランドで絶滅してしまった芋が、日本の『種子バンク』に保存されていて復活した「ノアの箱舟!?」
                                              • GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                「リーマンゼータ関数の零点は、負の偶数と、実部が1/2の複素数に限られる」、「単連結な三次元閉多様体は三次元球面に同相である」……。 数学にはとかく、数学界の「中」の問題に生涯をかけて取り組み、数学上の未解決問題を追求するといった、純粋な上にも純粋、すなわち実社会とは没交渉な「至高の学問」のイメージがないだろうか。 だが今、GAFAを始めとする米国のビッグテック各社が、数学専攻の優れた学生を積極的に採用している。そして、ヨーロッパには、「マスハイヤー・オルグ」を始めとする、数学系人材向け職探しサイトも豊富だ。少なくとも欧米では、数学界と産業界の距離は明らかに近くなっているようだ。 国内に目を向けても、経済産業省が2018~19年、「理数系人材の産業界での活躍に向けての意見交換会」を開催したほか、2018年の同省の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」の中では、「デジタル革

                                                  GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                • 運よく進退窮まらなかっただけの私が、『アカデミアを離れてみたら』の陰に捧げる私的なあとがき|makinott

                                                  過日、岩波書店さんより『アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく』と題する本が出版されました。この本は2020年春に始まったWEB上のリレー連載をまとめたもので、21名の博士の体験が綴られています。連載の初回を担当した私は、ポスドクを11年続けた末に研究の道を諦め、なんとか民間企業に転職したエピソードを寄稿しました。同じように就職に悩める博士の、何かしらの参考になることを願って書いた文章は、聞くところによるとずいぶん多くの方に読んでいただけたそうです。また、記事をきっかけに新聞に取り上げてもらう機会にも恵まれ、私なりにポスドク問題の認知向上に貢献できたのかなと思っています。(なお、出版にあたり連載の公開は終了しましたが、私の記事は試し読みとして全文ご覧いただけます。) そんな記事の公開から1年半ほどの間、他の博士の体験談やネットに流れる感想、そして新聞雑誌の書評などを拝読してきました

                                                    運よく進退窮まらなかっただけの私が、『アカデミアを離れてみたら』の陰に捧げる私的なあとがき|makinott
                                                  • 『ダーウィンが来た!』のロケ中に新たな翼竜化石を発見!発掘した研究者が語る発見→発掘までの一部始終

                                                    中島保寿(古生物学者) @japanfossil 中島保寿 Yasuhisa Nakajima Ph.D/paleontologist at Tokyo City University 古生物学者@東京都市大学准教授/理工学部自然科学科&大学院総合理工学研究科自然科学専攻で古生物学の研究室をつくっています。完成度今80% #TCUPaleoLab fossiljapan.com 中島保寿(古生物学者) @japanfossil おそらくもう二度とできない体験をしました。NHK「ダーウィンが来た!」のロケ中に、翼竜の化石を発見。 鹿児島ニュースKTS Kagoshima Television for Smile kts-tv.co.jp/news/7675/7675… pic.twitter.com/f7RGFxtD6z 2021-08-26 20:37:06

                                                      『ダーウィンが来た!』のロケ中に新たな翼竜化石を発見!発掘した研究者が語る発見→発掘までの一部始終
                                                    • mRNAワクチン完成までの長く曲がりくねった道 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

                                                      今回のコロナ禍で大きく飛躍したmRNAワクチンの研究は、実は、何十年も前から、数百人の科学者によって進められてきた。 ファイザー社/ビオンテック社が開発したCOVID ワクチンの塩基配列。Ψはウリジン(U)ヌクレオチドを修飾したプソイドウリジン。 Credit: NIK SPENCER/NATURE 1987年末、ソーク生物学研究所(米国カリフォルニア州ラホヤ)の大学院生だったRobert Maloneは、メッセンジャーRNA(mRNA)鎖を脂肪滴と混ぜ合わせて「遺伝子ごちゃ混ぜ」スープを作り、そこにヒト細胞を浸した。すると、細胞はmRNAを取り込み、それに基づいてタンパク質を産生し始めた1。 自分の発見が医学にとって大きな可能性を秘めていることに気付いたMaloneは、後でこのことをメモし、署名と日付を入れた。1988年1月11日のメモには、細胞内にmRNAを送達し、細胞がこのmRNAか

                                                        mRNAワクチン完成までの長く曲がりくねった道 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
                                                      • ノーベル賞 受賞有力者に日本の2人含む23人発表 英の学術会社 | NHK

                                                        ことしのノーベル賞の発表が10月2日から始まるのを前に、イギリスの学術情報サービス会社が、今後、受賞が有力視される研究者として筑波大学の柳沢正史さんと川崎市産業振興財団の片岡一則さんの2人を含む23人を発表しました。 世界中の研究論文を分析するイギリスの学術情報サービス会社「クラリベイト」は、世界の研究者が発表したおよそ5800万本の研究論文などの分析をもとに、ノーベル賞の受賞者を予測していて、ことしは受賞が有力視される研究者として、5か国から23人を発表しました。 このうち、日本からは、 ◆ノーベル生理学・医学賞の有力候補として、 ▽筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構機構長の柳沢正史さん ◆ノーベル化学賞の有力候補として、 ▽川崎市産業振興財団の副理事長で、ナノ医療イノベーションセンター長の片岡一則さんの、 2人が挙げられました。 柳沢さんは、脳で分泌される「オレキシン」という神経から

                                                          ノーベル賞 受賞有力者に日本の2人含む23人発表 英の学術会社 | NHK
                                                        • 牧野日本植物図鑑(初版・増補版)インターネット版

                                                          このデジタルコンテンツは公益財団法人高知県牧野記念財団と株式会社北隆館が、 牧野富太郎生誕150年記念共同事業として作成したものです。 このコンテンツには、牧野日本植物図鑑(1940)と同増補版(訂正版)(1956)の全頁が掲載されています。 このデジタルコンテンツの著作権は両団体に帰属します。 コンテンツ利用の範囲を超えたデータの無断複製や改変を固く禁じます。

                                                          • 日本在来アリ由来物質の「仮想敵効果」がアルゼンチンアリやヒアリの侵入を防ぐ | 神戸大学ニュースサイト

                                                            アルゼンチンアリやヒアリなどの侵害性アリに対し強大な敵に出会ったかのような激しい忌避行動を促す成分を在来アリの体表物質の中に見出しました。その成分の“仮想敵”効果と神経行動学的作用機構の解明についての研究成果が、2022年8月30日に、Frontiers in Physiologyに掲載される予定です。 私達は日本固有の普通種であるクロオオアリが体表に分泌する全炭化水素成分を合成するなどし、そのうち微量成分として検出される(Z)-9-トリコセンが、南米から世界中に生息域を拡大して人々の生活や経済活動に多大な被害を及ぼすアルゼンチンアリやヒアリに対し安全、強力、かつ持続性の高い忌避剤として作用することを示しました。 電気生理学的、免疫組織化学的手法を駆使してこの成分に対する反応を調べ、触角感覚器の応答から脳内一次中枢の活性化にいたる神経行動学的メカニズムを明らかにしました。その結果、この成分

                                                              日本在来アリ由来物質の「仮想敵効果」がアルゼンチンアリやヒアリの侵入を防ぐ | 神戸大学ニュースサイト
                                                            • 特集「危機」と「ルーツ」② : 日本語と琉球諸語のルーツをひもとく - ことばの波止場 - ことば研究館

                                                              日本語はいつごろ、どこから来たのでしょうか? 日本列島に入ってきた言語は、 どのような変遷をたどったのでしょうか? また、それらはどのようにして分かるのでしょうか? 日本語の歴史を研究しているトマ・ペラールさんと 五十嵐陽介さんに聞きました。 日本語と琉球諸語は同じ起源を持つ お二人は、なぜ日本語の歴史の研究を始められたのですか。 ペラール:もともと日本の伝統文化に興味があって、人類学や民俗学をやろうと思っていました。途中で、言語の研究の面白さに気付いたのです。そして、日本語がどのように変化してきたのか、今の日本のことばがどのように成立したかについて研究を始めました。すると、日本語の歴史を研究するには琉球諸語のデータが絶対に必要だと分かり、琉球諸語の研究を始めたのです。五十嵐さんと初めて会ったのは、フィールドワークで訪れた宮古島でしたね。五十嵐さんは、まだ日本語の歴史については手を付けてい

                                                                特集「危機」と「ルーツ」② : 日本語と琉球諸語のルーツをひもとく - ことばの波止場 - ことば研究館
                                                              • 収蔵庫に眠る埴輪の破片、60年経て来歴判明 学芸員のひらめき(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                ロビーに展示中の二つの埴輪片を前に「まさか収蔵庫で貴重な資料が見つかるとは」と驚く岩井顕彦学芸員=たつの市新宮町の市立埋蔵文化財センターで2023年7月1日、村元展也撮影 兵庫県たつの市立埋蔵文化財センターの収蔵庫に60年近く眠っていたとみられる埴輪(はにわ)の破片(2個)が、同県加古川市の古墳から出土した甲冑(かっちゅう)形の埴輪の一部だったことが判明した。収蔵庫でたまたま破片を目にした同センター学芸員の眼力が「再発掘」につながった。 【埴輪の破片、どんな形?写真で見る】 「あれっ、この三角形の模様は……」。2022年10月ごろ、学芸員の岩井顕彦さん(43)は薄暗い同センター収蔵庫の棚にあった来歴不明の埴輪の破片を手にした際、古びた報告書に載っていた、出土物を写し取った拓本のことが頭にひらめいた。「あれだ」 この時期、岩井さんは古墳時代の鉄製甲冑に関する特別展の準備に取り組み、改めて収蔵

                                                                  収蔵庫に眠る埴輪の破片、60年経て来歴判明 学芸員のひらめき(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                • 阿古智子氏による『草の根の中国』書評についての覚書

                                                                  この春、小著『草の根の中国:村落ガバナンスと資源循環』(東京大学出版会、2019年)に対する阿古智子氏の書評がオンライン・ジャーナル『地域研究JCAS Review』(第21巻第1号)に掲載された。 https://www.jcas-review.net/_files/ugd/8c0ee7_fa9bc4cedfad4584b4c43cf74645dd67.pdf 阿古氏(以下、敬称略)とは旧知の仲でもあり、個人的にメールを出して御礼と若干のフィード・バックを行い、それに対するお返事もいただいた。フィード・バックでは小著に関して批判を受けたポイントにつき、8つほどに絞って著者の見解を述べた。せっかく書いたし、私的なメールとして葬り去るのも勿体無い気がするので、ここで文面を修正し、「覚書」としてブログに公開しておきたいと考えた。 (1)メディアによる中国論に向き合う姿勢について 小著の序論で筆

                                                                  • 【結論】アジサイは酸性土壌で青くなる?|藤井一至

                                                                    土の研究者・藤井です。 梅雨のシーズンに入ると、アジサイの話題が増えてきます。 特に多いのがアジサイの色と土の話題です。「アジサイの色は土で決まる」といわれますが、実際のところ、どうなのでしょうか。検証します。 アジサイの色は土が決める? 「アジサイの色は、土の酸性度で決まる」と言われます。たしかに、地中海沿岸の石灰岩地帯(中性~アルカリ性)ではピンク色が多く、酸性土壌の多い日本ではアジサイは青色が多いです。アジサイの語尾のaiも藍由来です。テレビの気象予報士の梅雨どきトークの定番ネタです。金田一少年の事件簿で、遺体を埋めた場所だけがアジサイの花の色が変わっていることが推理で使われました。 左が日本の酸性土壌、右がフランス(ボルドー)の石灰岩由来の土壌日本でアジサイが青くなる理由 アジサイのガク色素の主成分はデルフィニジン3グルコシド(ミルチリン)。ここ、来週のテストに出ます!俗にアントシ

                                                                      【結論】アジサイは酸性土壌で青くなる?|藤井一至
                                                                    • 10年前の化石クリーニング、世界的発見に貢献 御船町恐竜博物館 米研究チーム発表「恐竜にも呼吸器感染症」|熊本日日新聞社

                                                                      -1 ? item.samune.replace('../../assets/img/og-image.png', '../../assets_separate/img_separate/noimage/noimage_400x266.png') : item.samune.replace('sns_share','crop_default').split('?')[0], 'background-position':'center', 'background-size':'cover', 'padding-top':'65%'}">

                                                                        10年前の化石クリーニング、世界的発見に貢献 御船町恐竜博物館 米研究チーム発表「恐竜にも呼吸器感染症」|熊本日日新聞社
                                                                      • 迷チョウのルーツを初めて科学的に解明 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

                                                                        本来の生息地から外れた場所で見つかり、在来の個体群に影響を与える可能性もある「迷チョウ」のルーツを解明することは、生態学や島嶼生物学において大きな意義を持ちます。 本研究では、宮古島で発見された迷チョウのルーツを初めて遺伝情報と形態情報に基づき科学的かつ客観的に示しました。 種数が多く同定も難しい昆虫では、既存の遺伝情報を有効活用するために分類学的知見からの‘校正’が必要であり、この新たな役割とともに分類学の重要性は再び高まってきています。 台風や季節風などの影響によって本来の生息地とは異なる場所で発見されるチョウは「迷チョウ」と呼ばれ、日本列島ではこれまでに100種以上の迷チョウが記録されています。迷チョウは侵入先に定着したり在来種と交雑したりすることで生態系に影響を与える可能性があるため、そのルーツ(原産地)を明らかにすることは重要です。 今回、九州大学大学院比較社会文化研究院/農学研

                                                                          迷チョウのルーツを初めて科学的に解明 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

                                                                        新着記事