大阪府泉大津市の市立中学校が6月、修学旅行中に、ルールに違反したとして生徒2人をエンジンを切ったバス内に2時間ほど待機させていたことが9日、学校や生徒の保護者への取材で判明した。2人は帰宅後に頭痛など熱中症とみられる症状を訴え、市教委は「命に関わる事案で、あってはならない」として7月15日付で校長を厳重注意処分としている。 学校によると6月27~29日、岐阜県などへの中学3年の修学旅行中、女子生徒1人が男子部屋に一晩いたことが判明。誘った男子生徒1人と共に、29日の自由行動の時間にバスでの待機を命じた。