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  • 盆踊りの変遷から見えてくるもの|筑摩選書|大石 始|webちくま(1/2)

    敗戦、高度経済成長、ニュータウンの造成、バブル、地域の高齢化・過疎化、東日本大震災、コロナ禍… 大石始『盆踊りの戦後史』(筑摩選書)を読むと、そんな戦後日本社会やコミュニティの変遷が見えてきます。 コロナ禍によりほとんど盆踊りが開催されなかった2020年の最後に刊行さる本書が問いかけるものとは? まずは「はじめに」をお読みください。 2000年代以降、盆踊りがコミュニティーのなかで果たす役割について、世間の関心が高まったことが二度ほどあった。 ひとつは2011年の東日本大震災、もうひとつは2020年の新型コロナウイルスの感染拡大時だ。東日本大震災ではコミュニティーを結び直す力が見つめ直され、コロナ禍では多くの盆踊りが中止となったことから、かえって「なぜ私たちは盆踊りをやるのか」という基本的な動機が見つめ直された。 盆踊りとひとことで言っても地域によって様式や背景は異なるが、いずれの場合も社

      盆踊りの変遷から見えてくるもの|筑摩選書|大石 始|webちくま(1/2)
    • 「デコトラ」は、真夜中まで家族のために走る男たちの“動く自分の城” だった|さんたつ by 散歩の達人

      街の昭和を旅する文筆家・フリート横田が、古老の話や回想録、手記をもとに紐解いてきた昭和の街、人、記憶、そして思い……。街角の“記録されない戦後史”を綴る不定期連載。 助兵衛で気が短いが情に厚い、ダボシャツに腹巻姿の星桃次郎が、愛車・一番星号を駆るロードムービー『トラック野郎』。ギラギラに電飾をつけた「デコトラ」のインパクトは今も強烈で、ファンも多いと思います。私は、桃次郎を演じた若き日の菅原文太を見ると、どうしても父を思い出してしまうんです(見た目は松方弘樹似でしたが)。 父もまたトラック野郎で、のちに小さな運送屋をおこし、死ぬまで運送の世界にいました。若い頃に東京に出て、ここに書けないような日々を送っていたようですが……母と出会い、不良暮らしはほとんどやめ、おとなしく郷里にかえりトラックにのったのです。理由は、私が生まれたからです。 ※写真はイメージです 昭和50年代、運送業界は忙しく、

        「デコトラ」は、真夜中まで家族のために走る男たちの“動く自分の城” だった|さんたつ by 散歩の達人
      • 「共同の親責任」とは? 法改正を決めたオーストラリア 識者に聞く:朝日新聞デジタル

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          「共同の親責任」とは? 法改正を決めたオーストラリア 識者に聞く:朝日新聞デジタル
        • 赤く染まったハンガリー - 書痴の廻廊

          この世のどんな悪疫よりも性質(タチ)のわるい病患が、一次大戦終結後のヨーロッパに蔓延った。 共産主義のことである。 マルクス教と言い換えてもよい。 (Wikipediaより、カール・マルクス) イタリアでも、ポルトガルでもアカのカルトは跳梁し、社会を喰い荒らしていたが。とりわけ無惨であったのは、なんといってもハンガリーであったろう。 分類上、中欧となる彼の地では、革命により二重帝国を解消してからものの半年も経たないうちに再度革命が勃発し――どんな因果の間違いだろう、ふと気が付けば狂人が、国の牛耳を執っていた。 シベリアの丸太小屋にでも永遠に隔離しておかるべき、その男の名はベラ・クン若しくはクン・ベーラ。 三十代前半という若輩の身でありながら、乱世のみが許容する非常手段で独裁権を確保した、この人物がいの一番にやったのは、開催中の議会に向けて己が兵士を雪崩れ込ませることだった。 「…欧州大戦後

            赤く染まったハンガリー - 書痴の廻廊
          • 改札を出ず一人焼肉が楽しめる駅 - 面白情報探し旅!?

            今週のお題「となり街」 ~~住んでいないからこそわかる、街の魅力~~ 大阪で異なる街の雰囲気を楽しむならJR環状線。 隣町(隣の駅)でも全然趣きが変わります。 JR大阪環状線沿線の不思議と謎 (じっぴコンパクト新書) 実業之日本社Amazon JR環状線沿線で身近に沖縄を感じたいなら「大正」。 朝鮮半島の異国情緒を楽しむなら「鶴橋」。 いずれも駅周辺で本場の味が楽しめます。 特に鶴橋は駅のプラットフォームにいても美味しそうな焼肉の臭いにつられ、ついつい外に出てしまいそうになります。 時間があれば、それも良いのですが、もしも、近鉄線に乗り換えるなら、構内で食べちゃいましょう!! ランキング参加中レストランランキング参加中大阪 *:;;;:*:;;;:*<< 目次 >>*:;;;:*:;;;:* 鶴橋は乗換駅 焼肉ライク 近鉄鶴橋駅店 鶴橋という町 おひとり様用無煙ロースター 佐賀牛 *:;;

              改札を出ず一人焼肉が楽しめる駅 - 面白情報探し旅!?
            • 常夏通信:その109 戦没者遺骨の戦後史(55)能弁な為政者と無言の庶民 | 毎日新聞

              出土した遺骨を持つ、遺骨収容ボランティア団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん=沖縄県西原町で2014年5月、栗原俊雄撮影 日本近現代史に関する取材をしていると、為政者たちの大甘な希望的観測で国策が誤ったことが多々あることが分かる。第二次世界大戦はその典型だ。歴史は簡単には繰り返さない。しかし繰り返すこともある。去る8月25日、菅義偉首相の記者会見をテレビで見ていて「大丈夫?」と思った。 菅首相はコロナを巡って「明かりがはっきり見え始めている」と述べた。私は「本当ですか、本気ですか?」と聞きたくなった。私は8月上旬、2回目のワクチン接種の後、38度台後半の高熱が3日続いた。「こんなの、子どもに打たせられないよ」と思った。行政の区分でいう中等症(症状によっては「重篤」)の患者たちが入院できず自宅で苦しんでいる。ワクチンは足りない。子ども→家庭への感染が広まっているともされる。それで新学期。「

                常夏通信:その109 戦没者遺骨の戦後史(55)能弁な為政者と無言の庶民 | 毎日新聞
              • ウォシュレットなのに、なぜかトイレットペーパーを買いに走る日本人 英国人が見た新型コロナ騒動の不思議(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                マスクを着ける日本人、着けない英国人[ロンドン発]愛媛県今治市で暮らしているイギリス人の友人アンジェラ・菊川さんが新型コロナウイルス騒動で健康なのにマスクを着用し、スーパーでトイレットペーパーからティッシュ、キッチンペーパーをパニック買いする日本人に驚いています。 「日本のトイレはみなウォシュレット(温水洗浄便座)なのにどうしてトイレットペーパーをパニック買いするのか全然、理解デキマセン」「これが大戦の焼け野原から奇跡の復活を遂げた同じ日本人なの?」と目を丸くするアンジェラさんにお話をうかがいました。 「新型コロナウイルスの流行に対してイギリスにいる私の友人と日本の人々の態度に大きな違いがあるのは非常に奇妙です」 「英イングランドで暮らす私の家族や友人たちも新型コロナウイルスの感染拡大を非常に心配していますが、誰もマスクは着けていません。私はお金の無駄遣いになるのでマスクは着けません」 「

                  ウォシュレットなのに、なぜかトイレットペーパーを買いに走る日本人 英国人が見た新型コロナ騒動の不思議(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 犠牲認定と賠償を/台湾2・28事件 遺族が支援要請/沖縄県に

                  中国大陸から台湾に渡った国民党政権が住民の抗議行動を武力弾圧した1947年の「台湾2・28事件」で、犠牲となった沖縄県与那国島出身の仲嵩實(なかたけ・みのる)さんと石底加禰(いしそこ・かね)さんの遺族らが16日、沖縄県庁で照屋義実副知事と面会し、台湾に求めている犠牲認定と賠償、真相解明に向けて県の支援を要請しました。 要請したのは、仲嵩さんの長女の徳田ハツ子さん(88)と孫の當間ちえみさん(66)、石底さんの三女の具志堅美智恵さん(82)、「台湾2・28事件真実を求める沖縄の会」の青山惠昭代表世話人と顧問の又吉盛清沖縄大学客員教授です。 徳田さんと具志堅さんの賠償請求はこれまで、死亡届に「マラリアで死亡」と記載されていることを理由に2度却下されました。しかし、仲嵩さんが「中国兵に殺害された」と記した文書が発見され、これを新たな証拠として3度目の賠償請求となる「訴願書」を10日付で台湾行政院

                    犠牲認定と賠償を/台湾2・28事件 遺族が支援要請/沖縄県に
                  • 04_「主体性評価」が進めば、階層の分断を固定化することになる|光文社新書

                    ポストフォーディズムと主体性評価 私は偏差値批判、詰め込み教育批判が、現在の高大接続改革といわゆる「主体性評価」につながっていると述べた。そのつながりを、ここで述べたような公教育の縮減と教育の私事化/私営化(privatization)で説明することはもちろん可能ではある。だが、現在進められている「主体性評価」は、単なる教育版の「小さな政府」──単に公教育を縮減すること──には留まらない意味と意図をもっている。 まず、事情に疎い読者のために、現在進められる主体性評価とは何なのかを簡単に説明しておく。この主体性評価は、高大接続改革、そしてその中心にある入試改革のひとつの大きな柱である。(他の柱は、前回まで論じた「四技能」英語試験であるし、国語や数学の記述式問題である。)基礎となる理念は連載の第二回で批判的に検討した「学力の3要素」の三つ目、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」であろ

                      04_「主体性評価」が進めば、階層の分断を固定化することになる|光文社新書
                    • 今年の10冊 - 備忘録

                      恒例のエントリーです。以下、順不同で。 岡崎久彦『戦略的思考とは何か』 戦略的思考とは何か 改版 (中公新書) 作者:岡崎久彦中央公論新社Amazon 1983年刊。現在、ソ連は既になく、中国が著しく台頭しその核心的利益が明確になる中、日本の周囲の情勢は様変わりしているが、本書にある「思考の型」は今でも当てはまる。日本の地政学的、或いは米国の勢力圏としての位置付けに、今も何ら変わりはない。例えば、集団的自衛権の必要性、何故アメリカがそれに強く拘るのかも、本書の「思考の型」を当て嵌めればよく理解できる。デモクラシーの下での戦争、情報重視戦略など、頁を捲るごとに学ぶべきポイントが次々に現れる。日本がこれまで如何に恵まれた環境にあり、情勢判断も戦略もない「単純思考」でも生き残ることができたのは何故なのか、つくづく思い知らされる。日本の進路とは、主体性は持ちつつも、「決定」すべきものではなく、「発

                        今年の10冊 - 備忘録
                      • 海外引揚の研究 - 岩波書店

                        植民地や占領地に暮らしていた三〇〇万人を超える民間人の引揚経験は、戦後長らく忘却・封印されてきた。国内外の一次資料を用いた国内・国際の政治要因からの実態解明と、引揚者の手記や聞取り調査などを用いた戦後社会と引揚者との関係解明とをあわせ行い、海外引揚の全容と、日本の脱植民地化の特質を明らかにする。 序 章 海外引揚研究の意義 第1節 問題の所在 第2節 海外引揚研究の現状 第3節 本書の構成と狙い 第1章 「大日本帝国」の崩壊と海外引揚問題の発生 問題提起 第1節 ポツダム宣言受諾と現地定着方針 第2節 東久邇宮内閣と残留日本人引揚問題の迷走 第3節 米国の対中政策転換と残留日本人引揚の実現 小括 第2章 満洲国崩壊と在満日本人引揚問題――満洲 問題提起 第1節 ソ連参戦をめぐる関東軍・日本政府の迷走 第2節 ソ連軍占領下の在満日本人社会の混乱 第3節 定着と引揚のあいだ 第4節 国民政府軍

                          海外引揚の研究 - 岩波書店
                        • 池袋西口「戦後の巨大マーケット」で荒稼ぎした「台湾人実業家」の正体(フリート 横田) @moneygendai

                          昭和期、「悪所」とされ、それ以上は判断停止されたまま忘れられ消えていった盛り場が街にはいくつもある。そんな場所の同時代資料を集め、残り香の漂う現地で飲みながら古老たちの昔話を聞くと、記述されたものだけから見た印象とは景色が変わる。 フリート横田氏の著書『横丁の戦後史』はそのギャップを埋め、昭和と今の街を見比べるような一冊だったが、今回はかつて、「城北の魔窟」とされた池袋西口を、改めて氏が訪れた。 スクラップ&ビルドの成れの果て 数ヶ月前、池袋マルイが44年間の営業に終止符を打ったと大きく報じられたが、池袋駅西口あたりがニュースになること自体、ずいぶんと久しぶりの気がする。営業最終日には、開店前に100人もの行列ができたそうだ。 何人か街の人たちに声をかけると、「西口を歩くことがまた減るよ」「建て替えるって、世間にマンションまだ足らないの」などと、寂しさと疑問を感じている声が聞かれた。気持ち

                            池袋西口「戦後の巨大マーケット」で荒稼ぎした「台湾人実業家」の正体(フリート 横田) @moneygendai
                          • 盆踊りの戦後史 「ふるさと」の喪失と創造 大石始著:東京新聞 TOKYO Web

                            明治以降の近代化は、盆踊りの伝統を大きく変えた。戦後の急激な社会変動、とりわけ地域社会の解体が引き起こした盆踊りの変質ぶりが、本書を読むとよくわかる。 この本で主に取り上げられているのは、各地の有名な盆踊りではなく、戦後生まれの新しい盆踊りだ。著者は、郊外の団地や商店街の一角で開かれる「歴史的な厚みや伝統文化としての風格とは無縁」の「その場かぎりで薄っぺらい盆踊り大会」に注目し、そうした盆踊りを生んだ時代の流れをたどってゆく。 新しい盆踊りは伝統に縛られない。例えば一九八〇年代半ば、荻野目洋子のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」にのった盆踊りが若者たちを引きつけ、発祥地の名古屋から各地に広まった。どんな曲でもOK。だれでも気軽に参加して盛り上がれる。祖霊供養や夜通しの不届きな行いといった盆踊りの伝統から遠く離れ、健全なイベント、レクリエーションとなった現代の盆踊りの特徴を示す好例だ。 よさこ

                              盆踊りの戦後史 「ふるさと」の喪失と創造 大石始著:東京新聞 TOKYO Web
                            • 常夏通信:その42 74年目の東京大空襲(29) 「人間として扱って」 戦災孤児の壮絶戦後史 | 毎日新聞

                              東京を襲った米軍の爆撃機B29に、日本軍機が体当たりし、撃墜したことを伝える毎日新聞(1945年1月10日朝刊)。本土も戦場だった。 1945年夏の敗戦まで、日本の近現代史は戦争にまみれていた。1894~95年の日清戦争。1904~05年の日露戦争。14~18年の第一次世界大戦。18~22年のシベリア出兵。37年に始まった日中戦争。この間には「満州事変」など、多数の局地戦もあった。そして41年。大日本帝国の為政者たちは、アメリカ相手に勝てるはずのない戦争を始めた。 国内も戦場だった 同じ戦争でも、日中戦争までのそれと41年に始まった戦争には大きな違いがあった。前者には「銃後」があり、後者にはそれがなかった、ということだ。 「銃後」は銃弾や爆弾が交錯する最前線との対比で使われた表現だ。日露戦争にしろ、日中戦争にしろ、日本列島がそうした戦場になることはなかった。ところが第二次世界大戦では、アメ

                                常夏通信:その42 74年目の東京大空襲(29) 「人間として扱って」 戦災孤児の壮絶戦後史 | 毎日新聞
                              • Amazon.co.jp: 同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史: 伊藤博敏: 本

                                  Amazon.co.jp: 同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史: 伊藤博敏: 本
                                • 昼寝猫 on Twitter: "CiNii 論文 -  朝鮮学校の戦後史と高校無償化 (特集 高校無償化制度と朝鮮学校) https://t.co/5PoSn0HAu2 #CiNii"

                                  CiNii 論文 -  朝鮮学校の戦後史と高校無償化 (特集 高校無償化制度と朝鮮学校) https://t.co/5PoSn0HAu2 #CiNii

                                    昼寝猫 on Twitter: "CiNii 論文 -  朝鮮学校の戦後史と高校無償化 (特集 高校無償化制度と朝鮮学校) https://t.co/5PoSn0HAu2 #CiNii"
                                  • 盆踊りとロードサイド・ラップ|筑摩選書|大石 始|webちくま

                                    PR誌『ちくま』1月号より大石始『盆踊りの戦後史』について、著者によるエッセイを転載します。 「盆踊り」と「ロードサイド・ラップ」という一見相容れないように思える2つの表現には、どんな共通項があるのか? ぜひお読みいただければ幸いです! 僕は埼玉県郊外のとある国道沿いの地域で育った。そのこともあるのか、物書きとしては「郊外の新興住宅地やロードサイドから生まれる表現」をテーマのひとつとしてきた。郊外生まれの表現者の中には、そこで育まれてきた視点や感覚がどのようにインストールされているのか。彼らの作品や発言を通して考えることが日々の仕事となっている。 三重県四日市にJEVAという少々風変わりなラッパーがいる。代表曲のひとつは、ロードサイドのショッピングモールについてラップした「イオン」。「オラが街にも出来たぜイオン」と繰り返されるショッピングモール賛歌ともいえる曲だが、ラストにはこんな一節も飛

                                      盆踊りとロードサイド・ラップ|筑摩選書|大石 始|webちくま
                                    • 【読書感想】ドライブイン探訪 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                      ドライブイン探訪 (単行本) 作者: 橋本倫史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/01/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 ドライブイン探訪 作者: 橋本倫史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/05/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 道路沿いにひっそりと佇むドライブイン。クルマ社会、外食産業の激変の荒波を受けながら、ドライバーたちに食事を提供し続けた人々の人生と思いに迫る傑作ルポ。 ロードサイドにたたずむ、ドライブイン。 今は廃墟となっているところも数多くみられます。 僕が子どもの頃、1970年代後半くらいには、まだコンビニもそんなに日本中にできてはおらず(24時間開いているコンビニが当たり前の存在になったのは、1990年代くらいからだと記憶しています)、ドライブ中に車を止め

                                        【読書感想】ドライブイン探訪 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                      • 面白さも正確さも諦めない──アカデミック・ジャーナリズムの可能性

                                        <アカデミズムとジャーナリズムの間に「アカデミック・ジャーナリズム」を――と、論壇誌『アステイオン』が特集を組んだ。アカデミズムとジャーナリズムの両方で通用する書き手は増えている、両者の違いは「編集者の介入」、どちらもネット上で関係性の強さに悩んでいる......。12月に行われた座談会より> 論壇誌『アステイオン』95号は「アカデミック・ジャーナリズム」特集。 2021年12月上旬、特集責任編集者の武田徹・専修大学教授が、『昭和二十年夏、僕は兵士だった』『狂うひと――「死の棘」の妻・島尾ミホ』などで知られるノンフィクション作家の梯久美子氏と、『核エネルギー言説の戦後史1945~1960』『核と日本人――ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』などの著作を持つ神戸市外国語大学准教授の山本昭宏氏を招いて座談会を行った。 アカデミズムとジャーナリズムの方法論の違いとは何か。編集者の役割はどう変わってきたか

                                          面白さも正確さも諦めない──アカデミック・ジャーナリズムの可能性
                                        • KASUGA, Sho on Twitter: "↓そりゃそうだ。日本の若者には「戦後史」の知識が必要なんだよね。特に、「逆コース」とか、なぜ公職追放された人々がさっさとアメリカの支持を受けて政界に返り咲いたか、とか。"

                                          ↓そりゃそうだ。日本の若者には「戦後史」の知識が必要なんだよね。特に、「逆コース」とか、なぜ公職追放された人々がさっさとアメリカの支持を受けて政界に返り咲いたか、とか。

                                            KASUGA, Sho on Twitter: "↓そりゃそうだ。日本の若者には「戦後史」の知識が必要なんだよね。特に、「逆コース」とか、なぜ公職追放された人々がさっさとアメリカの支持を受けて政界に返り咲いたか、とか。"
                                          • EUの恐るべき歴史修正とロシア挑発 - 立石洋子の話をテレビで聴きたい | 世に倦む日日

                                            4月に放送されたプライムニュースの中で、東野篤子が、EU議会が2019年に採択した第二次世界大戦の新しい歴史認識について触れていた。今回のウクライナ戦争ときわめて密接に関係するイデオロギー的問題であり、まさに核心をなす重大な思想的契機である。「ヨーロッパの未来のためのヨーロッパの記憶の重要性」と題された決議だ。日本では広く知られておらず、紹介も議論もほとんどされていない。したがってネットの中に知見となる十分な資料もない。手探りで調べ始めたところだが、正直、恐ろしい思想的事実の前に衝撃を受けている。 簡単に言えば、EUは第二次世界大戦の歴史認識を変え、「ファシズムvs反ファシズムの戦い」として総括していた歴史を、「二つの全体主義の戦い」として新しく定義し直した。従来は、ファシズムの暴虐と侵略に対して、自由主義と社会主義が反ファシズムの連合を組んで戦い、ファシズムを打倒して正義を実現した戦争だ

                                              EUの恐るべき歴史修正とロシア挑発 - 立石洋子の話をテレビで聴きたい | 世に倦む日日
                                            • 千々和泰明『戦後日本の安全保障』(中公新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                              6月21 千々和泰明『戦後日本の安全保障』(中公新書) 7点 カテゴリ:政治・経済7点 去年、同じ中公新書から『戦争はいかに終結したか』(中公新書)を刊行した著者が、タイトルの通り、戦後日本の安全保障の歴史を「日米安保条約」「憲法第9条」「防衛大綱」「ガイドライン」「NSC」といったトピックに沿いながらたどった本になります。 日本の安全保障といえば、憲法の制約もあって「建前」と「実態」の乖離が問題となっており、また、「建前」を維持するために文言自体もややこしいものになっているのですが、本書を読むことで、そのいくつかについては見通しが良くなるのではないかと思います(もちろん「建前」と「実態」の乖離がなくなるといったことではないですが)。 防衛大綱の部分などはけっこうマニアックで、面白いと思えるかは人それぞれかもしれませんが、安保条約やガイドラインのところで出てくる、日米同盟と米韓同盟のリンク

                                              • 『20世紀物理学史【上巻】―理論・実験・社会―』(名古屋大学出版会) - 著者:ヘリガ・カーオ 翻訳:岡本 拓司,有賀 暢迪,稲葉 肇,小長谷 大介,杉本 舞,山口 まり,金山 浩司,中尾 麻伊香 監修:岡本 拓司 - 岡本 拓司による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                著者:ヘリガ・カーオ翻訳:岡本 拓司,有賀 暢迪,稲葉 肇,小長谷 大介,杉本 舞,山口 まり,金山 浩司,中尾 麻伊香監修:岡本 拓司出版社:名古屋大学出版会装丁:単行本(308ページ)発売日:2015-07-15 ISBN-10:4815808090 ISBN-13:978-4815808099 内容紹介: 栄光と失敗、論理と閃きのダイナミクスとしての「物理学の世紀」。量子力学と相対論という二大革命に始まり、社会と関わりつつビッグ・サイエンスに至るまで、華々しくも苦難に満ちた100年を一望し、確かな筆致で全領域をバランスよく記述した名著、待望の邦訳。上下全2巻。 毎年、ノーベル賞発表の前後には物理学の研究に注目が集まる一方で、その歴史が取り上げられることはそれほど多くない。量子力学と相対論、二つの革命から始まった「物理学の世紀」はどのような100年だったのだろうか。 この分野のスタンダ

                                                  『20世紀物理学史【上巻】―理論・実験・社会―』(名古屋大学出版会) - 著者:ヘリガ・カーオ 翻訳:岡本 拓司,有賀 暢迪,稲葉 肇,小長谷 大介,杉本 舞,山口 まり,金山 浩司,中尾 麻伊香 監修:岡本 拓司 - 岡本 拓司による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                • 『マンゴーのソフトクリーム』と『太朗ちゃんのお話』 - 特別な1日

                                                  東京も梅雨明けしました。雨は雨で大変だけど、これからは酷暑が大変。ですが、今週 蝉の声を今年始めて聞いた時は嬉しかった。真夏です。 あまりの暑さに家族揃って海水浴に来たクマが話題に pic.twitter.com/ojgbDbXfRd— 最多情報局 (@tyomateee) 2021年7月15日 久方ぶりに北参道でソフトクリームを食べてきました。今月いっぱい限定のマンゴーソフト。このボリューム・カロリーはまさに一食分です(笑)。 自家製ミルクのふんわりソフトの上から下まで、香り豊かなマンゴーがトッピングされています。あと、ミントのワンポイントが効いている。 一口食べると、思わず『ああ、美味しいなあ』という声が漏れてしまう(笑)。健康でこういうレベルのものが食べられる、というのは幸せ~(笑)。 残り少ない人生、出来ればあまり不味いものは食べたくないです。価格や料理の種類じゃなく、どんなもので

                                                    『マンゴーのソフトクリーム』と『太朗ちゃんのお話』 - 特別な1日  
                                                  • インパクション総目次

                                                    インパクション No.1 ~ No.100 一九七九年   一号~三号 1号 一九七九年七月一日 特集・第三世界と日本 「第三世界」と経済理論――新しいパラダイムを求めて 湯浅赳男 19 パレスチナとイラン 広河隆一 28 「タイ解放区」報告 芝生瑞和 41 日本資本主義とラテンアメリカ――インシンカ事件とブラジルの場合 北沢洋子 64 ニカラグア革命と中米の政情 井上真 80 ファノンとカブラル           ロバート・ブラッキイ 阿里浩平(訳) 107 第三世界研究の動向 原田金一郎 127 第三世界関係定期刊行物案内 137 連載 宇野経済学への視角 第1回 廣松渉 138 運動情報 アヘンよりも恐ろしいもの――三里塚闘争の敵とは誰か? 戸村一作 1 破防法裁判の現段階 浅田光輝 4 『無差別ガサ』時代への突入 山中幸男 7 反原子力運動への提言 井上澄夫 9 パレスチナ訪問団

                                                    • 『ジャニ研! Twenty Twenty ジャニーズ研究部』(原書房) - 著者:大谷 能生,速水 健朗,矢野 利裕 - 大谷 能生,速水 健朗,矢野 利裕による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                      著者:大谷 能生,速水 健朗,矢野 利裕出版社:原書房装丁:単行本(ソフトカバー)(360ページ)発売日:2020-06-23 ISBN-10:4562057750 ISBN-13:978-4562057757 内容紹介: ジャニーズ事務所から繰り出されるミラクルな文化の歴史、意味、元ネタ、社会への影響を、SMAP・嵐世代の批評家たちが徹底考察。 SMAP解散、嵐活動休止宣言、ネット進出、そしてジャニー喜多川死去……激動の時代に、アイドルが指し示すものは? 2012年刊『ジャニ研!ジャニーズ文化論』の大幅加筆増補版。 《ジャニーズの歴史に触れることなく、戦後の70年、日米両国のあいだに存在してきた文化の輸入や影響の関係性について、つまり、「日本の戦後史」そのものについて、真に理解することはできないのではないか》 ジャニーズの送り出したアイドル、音楽、ステージ、広告、そして…ミラクルな文化の

                                                        『ジャニ研! Twenty Twenty ジャニーズ研究部』(原書房) - 著者:大谷 能生,速水 健朗,矢野 利裕 - 大谷 能生,速水 健朗,矢野 利裕による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                      • 一色しかない虹で塗りつぶしてしまわないように|牧村朝子

                                                        お元気かしら? まきむらよ。 わたしは正直、あんまり元気じゃなかったの。応援してくださるあなたには元気なところを見せたいと思うあまり、しばらくおたよりできずに、ごめんなさい。 誰を責めるでもないんだけど、ほんと、つかれちゃっていたのね。 LGBTという言葉がどうして生まれたのかを文筆家として取材に基づいてお話したつもりだったのに、結局はその講演が記事になった時「LGBT当事者の牧村朝子さんが思春期のつらい経験をを話しました」って形にされちゃう、あの感じ。 感動〜!! また、女性が銃を取ることが許されなかった時代、戊辰戦争で故郷を守るために男装で銃をとった新島八重について講演したら、「心と体の性が一致しなかったんですね!その時代の日本にもトランスジェンダーがいただなんて驚きました!」って言われてしまう、この感じ。 理解〜!! なんどもなんどもなんどもなんども話して書いてきたつもりだったんです

                                                          一色しかない虹で塗りつぶしてしまわないように|牧村朝子
                                                        • 半世紀以上隠されていた芸能界の闇【調査報告書を読もう】~ジャニーズ事務所~

                                                          今回はジャニー喜多川氏が行っていた性加害に関する調査報告書の解説を行います。 評価・チャンネル登録を是非お願いします。 0:00 オープニング 1:28 ジャニー喜多川とは 4:28 ジャニーズ事務所の立ち上げと成功 6:52 衰退と変化 9:34 対応の失敗 11:00 ジャニーがやったこと 13:54 なぜ表に出なかったのか? 19:03 同族経営の弊害 21:53 エンディング 【注意】 ・動画の趣旨は過去の失敗から未来へ活かそうというものです ・現経営陣を批判するものではありません メンバーシップについて https://www.cakaricho.com/entry/membership サブチャンネル(係長の倉庫) https://www.youtube.com/channel/UCHTtI0M9yZvBkMqtYuDnzyw ゲームチャンネル https://ww

                                                            半世紀以上隠されていた芸能界の闇【調査報告書を読もう】~ジャニーズ事務所~
                                                          • 渋谷、知られざる驚きの歴史…独自の発展を遂げ続けた“秘密”

                                                            『渋谷の秘密』(三浦展/パルコ) 1.渋谷の都市史 渋谷パルコが建て替え中である。2019年11月の再オープンを記念して、パルコ出版では『渋谷の秘密』という本を出す。史上最大規模の再開発が進行し変貌を続けるハイパーシティ渋谷を気鋭の研究者、専門家が分析するという、けっこう学術的な本だ。渋谷の都市史と言ってよい。 執筆陣は豪華だ。まず建築家・隈研吾と東京R不動産の馬場正尊の対談。また長谷部健・渋谷区長と渋谷で最先端のビジネスを展開するロフトワーク代表の林千晶の対談も収録。 建築家・隈研吾と東京R不動産の馬場正尊の対談では、不完全な街を繕いながら育てる視点が提起された(撮影:大森克己) 都市史としては1964年のオリンピック前まであった米軍宿舎ワシントンハイツの歴史(秋尾沙戸子)、外食から渋谷を振り返った「ファッションフードが生まれては消える街」(畑中三応子)、ビームスなどのファッションビジネ

                                                              渋谷、知られざる驚きの歴史…独自の発展を遂げ続けた“秘密”
                                                            • 「小学校の校庭や農家をホテル代わりに…」米兵相手の“派手な服の女性”だらけになった山形の町の戦後史 | 文春オンライン

                                                              札幌、横浜、渡鹿野島、飛田新地、沖縄……。かつて日本各地に「青線」と呼ばれる非合法の売春地帯が存在した。戦後の一時期売春が認められていた「赤線」と区別され、そう呼ばれていた場所は、その後どうなったのか。 10年以上かけて全国の青線とその周辺を歩いたノンフィクション作家、八木澤高明氏の著作『青線 売春の記憶を刻む旅』(集英社文庫)から、一部を抜粋して転載する。(全3回の2回め/#1、#3を読む) ◆◆◆ この町に、原色のドレスを着た女性が…… 神町駅から車で5分ほどの場所に自衛隊駐屯地があった。そこがかつての米軍基地である。駐屯地から西方向、山形空港へと延びた道の両側にスナックや焼き肉店などの飲食店が軒を連ねていた。着いたのは昼間ということもあり、ほとんどの店が開いている様子はなかった。私は日が暮れるまでホテルで休むことにした。 ざっと町の中を走っただけだが、駅の周辺は住宅街、少し外れると果

                                                                「小学校の校庭や農家をホテル代わりに…」米兵相手の“派手な服の女性”だらけになった山形の町の戦後史 | 文春オンライン
                                                              • 知られざる沖縄特飲街「Aサイン」戦後史・上~沖縄・東京二拠点日記(番外)|DANRO:ひとり時間を楽しむメディア

                                                                藤井誠二 2019.08.11 真栄原新町 『沖縄アンダーグラウンド』では紙数の関係で書き切れなかった戦後史の重要な局面について、あらためて触れておきたいと思う。 →知られざる沖縄特飲街「Aサイン」戦後史・上 知られざる沖縄特飲街「Aサイン」戦後史・中 知られざる沖縄特飲街「Aサイン」戦後史・下 那覇に置いてある取材ノートをめくってみる。よく今でも飲食店にレブリカの標章がかけられているけれど、いわゆる「Aサイン」(Aサインバー)について、たぶんあまり知られていない歴史を振り返っておきたい。 「Aサインバー」の始まり 1952年7月に「風俗営業取締法」が琉球立法院第1回議会で可決される。飲食店やカフェー、喫茶店の体裁をとっていても内実は売買春店だったから、それを取り締まるものだった。ひとことでいえば、営業形態を届け出通りのことしかさせないというものだった。 これに続いて「食品衛生法」も可決さ

                                                                  知られざる沖縄特飲街「Aサイン」戦後史・上~沖縄・東京二拠点日記(番外)|DANRO:ひとり時間を楽しむメディア
                                                                • 宇野常寛『母性のディストピア』という(あまり良くない)本を精読する その1 - 曇りなき眼で見定めブログ

                                                                  宇野常寛『母性のディストピアⅠ 接触篇』ハヤカワ文庫JA。 母性のディストピア I 接触篇 (ハヤカワ文庫JA) 作者:宇野 常寛 早川書房 Amazon 「アニメ批評」批判シリーズ。 cut-elimination.hatenablog.com 近年のやたら政治がかったアニメ批評の元凶は宇野常寛なのでは? と思い、宇野先生の『母性のディストピア』というアニメ論を読みはじめた。で、予想通りあまり良くない本である。まだ第1部までしか読んでいなくてアニメ論も出てきていないが。これから少しずつ読んでメモを残していく。 「アニメ」か「アニメーション」か アニメの話をしたってべつによかろう 過度に図式的1:「政治と文学」の意味がよく分らない 過度に図式的2:「父」と「母」 過度に図式的3:戦後史 肝心の「母性のディストピア」の定義が理解できなかった… 熱くなりすぎ まとめ 「アニメ」か「アニメーショ

                                                                    宇野常寛『母性のディストピア』という(あまり良くない)本を精読する その1 - 曇りなき眼で見定めブログ
                                                                  • 沖縄そばは「ごちそう」だった むつみ橋かどやの70年<まちぐゎーひと巡り 那覇の市場界隈24> - 琉球新報デジタル

                                                                    むつみ橋交差点近くに店を構える「かどや」=那覇市牧志 国際通りの真ん中に、むつみ橋交差点がある。現在では暗渠(あんきょ)になったが、ここにはガーブ川が流れており、橋がかかっていた。この交差点の近くに、「かどや」という沖縄そば屋がある。 創業者の石川康昌さんは、1920年生まれ。終戦後は米屋や豆屋を営んでいたものの長続きせず、しばらく定職に就かずに過ごしていた。見かねた義理の母が、郷里・宮古島の「古謝食堂」でレシピを教わり、そば屋を開いたらどうかと提案。1952年のオープン当初は国際通りを挟んだ向かい側、市場本通りの角に店舗を構えており、そこから店名を「かどや」とした。 「当時は今の5分の1ぐらいの広さで、ぎゅうぎゅう詰めでやっと10人ぐらい入れる店だったんです」。2代目としてお店を切り盛りする石川幸紀さん(66)は当時を振り返る。「かどや」は24時間営業で、康昌さんは家には寝に帰ってくるば

                                                                      沖縄そばは「ごちそう」だった むつみ橋かどやの70年<まちぐゎーひと巡り 那覇の市場界隈24> - 琉球新報デジタル
                                                                    • 風知草:地方が先を行く時代=山田孝男 | 毎日新聞

                                                                      窮すれば通ず。 「安倍1強政権」頼むに足りず――となれば、自治体自ら動く。PCR検査にしても、社会活動制御のカジ取りにしても。 困難に直面した自治体が対策を急ぎ、国がそれに学んで国策を整える――という前例は日本の戦後史にあった。高度経済成長時代の…

                                                                        風知草:地方が先を行く時代=山田孝男 | 毎日新聞
                                                                      • 「ウクライナ降伏なら犠牲者は少なくて済む」は本当?戦争データで検証

                                                                        はらだ・ゆたか/1950年東京生まれ。名古屋商科大学ビジネススクール教授。1974年東京大学農学部卒。経済企画庁、財務省などを経て、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを歴任。著書に『日本国の原則』(石橋湛山賞受賞)、『デフレと闘う』など。 原田泰 データアナリシス 日銀審議委員等を歴任し、現在は名古屋商科大学ビジネススクール教授である原田泰氏が、日本の社会で日々起こるさまざまな事象を数字で読み解いていく。長年にわたって経済・金融政策立案の最前線に身を置いてきた原田氏ならではの鋭い視点で、日本の深層に迫る。 バックナンバー一覧 ロシアのウクライナ侵略に対して、「早く降伏したほうが犠牲者が少なくて済むから、早く降伏したほうが良い」という議論があるようだ。この議論について、過去の事実を基に考察してみたい。(名古屋商科大学ビジネススクー

                                                                          「ウクライナ降伏なら犠牲者は少なくて済む」は本当?戦争データで検証
                                                                        • 「靖国化」していた摩文仁の丘と、それから、沖縄料理が不味いと言われた時代について -多田治『沖縄イメージを旅する』を読む- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)

                                                                          多田治『沖縄イメージを旅する』を読んだ。 沖縄イメージを旅する―柳田國男から移住ブームまで (中公新書ラクレ) 作者:多田 治 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2008/08 メディア: 新書 内容は、紹介文の通り、 青い海、白い砂浜、穏やかな三線の音。「基地の現実」を一手に引き受けてきた島で、こうした南の楽園像は誰によって、いかにしてつくられたのか。数々の風景を通じて、沖縄のいまを探る というもの。 沖縄の現在抱かれるイメージと、過去の実像との間にある断層を、いくつも見つけることができる。 以下、特に面白かったところだけ。 「靖国化」と沖縄戦の語り 五〇年代後半から六〇年代前半にかけて、沖縄戦の語りは軍隊中心の戦史が主流になった。 (97頁) 実際この時期に、軍を顕彰する慰霊塔が林立するようになる。*1 五〇年代後半の沖縄の「靖国化」には、遺族年金給付開始が、影響している。

                                                                            「靖国化」していた摩文仁の丘と、それから、沖縄料理が不味いと言われた時代について -多田治『沖縄イメージを旅する』を読む- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)
                                                                          • 【読書感想】お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                                            お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで (光文社新書) 作者:ラリー 遠田発売日: 2021/04/13メディア: 新書 Kindle版もあります。 お笑い世代論~ドリフから霜降り明星まで~ (光文社新書) 作者:ラリー 遠田発売日: 2021/04/13メディア: Kindle版 霜降り明星のせいやが発した何気ない一言から、たちまち芸人の「第七世代」という言葉は一般的なものとなった。本書は、それ以前の世代とは誰のことなのか、どのような変遷を経て現在に至ったのか、「世代論」で戦後お笑い史を読みといていく。お笑いとは、時代の空気と流行に影響を受けるものであり、必ずや何らかの「世代」の傾向を刻印するものであることが一冊を通じて明らかになるだろう。これはもう一つの戦後史の姿である。 子どもの頃は、『8時だョ!全員集合』や『ひょうきん族』が大好きでしたし、今でも『M-1グランプリ』は毎年観ています

                                                                              【読書感想】お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                                            • 2015年の1年間に読了した119冊の記録

                                                                              メディアマーカーのHTML出力機能で作りました。読了した逆順(新しい順)にずらっと並べてるだけです。あんまり誤字とかチェックしてないです。 ◇ Bluesmantakaのバインダー 期間 : 2015年 読了数 : 119 冊 曠野の花―石光真清の手記 2 (中公文庫) 石光 真清 / 中央公論新社 (1978-11-10) 読了日:2015年12月30日 石光真清3部作の第2巻。100年前の和製冒険小説だよと渡されたとしてもたぶんそのまま信じて読んでしまったと思う。巻頭にある満洲要図をなんども見ながら読み進めるが、そのうちiPadで地名を検索しGoogleマップでその位置関係を調べたり、そのままWikipediaでいろいろ調べたりしているうちに1日のほとんどをこの本に注いでしまった。ウラジオストク、ブラゴヴェヒチェンスク、ハバロフスク、哈爾浜。登場するのスパイ家業の本人に加え馬賊の頭目、

                                                                              • 「あかん、永平寺の坊主は強い……」刑務所帰りの「人斬りタケ」が返り討ちにあうハナシ(路地の子) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                                上原善広「路地の子」というノンフィクション本を最近読みました。 路地の子 作者:上原 善広発売日: 2017/06/16メディア: 単行本(ソフトカバー) 自身も被差別部落出身という生い立ちを、その経験や知識からいくつかの習作ノンフィクションを書いている作家が、自分の父親を主要な登場人物としてノンフィクションを書いたのがこの本だ。 食肉処理の現場で働きその後、自分の会社を持ち様々な浮き沈みを経験した…それでも世の中によく知られた人物というわけではなく、一市井人 である父親。その生涯をたどるからこそわかる、戦後史差別部落の経済史、運動史、犯罪史…として興味深いものがあった。 その中で主人公(作者の父親)の知人である、「人斬りタケ」が登場する。 このひとは ・元々被差別部落出身。 身長180 センチ、 体重90キロという、当時としてはかなり巨体の乱暴者で、元々暴くと見習いだった。 ・召集されて

                                                                                  「あかん、永平寺の坊主は強い……」刑務所帰りの「人斬りタケ」が返り討ちにあうハナシ(路地の子) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-