Published 2024/06/16 10:22 (JST) Updated 2024/06/16 10:36 (JST) 日韓関係の悪化や新型コロナウイルス禍で減少していた韓国人観光客が戻りつつある国境の島・対馬(長崎県)で、喫煙やごみ捨てといったマナー問題が顕在化。対馬市内二つの神社が立ち入り禁止措置を取っている。市などは旅行業者などにマナー向上の啓発を呼びかけるが、大きな改善に結び付いていないのが現状だ。 韓国・釜山の南約50キロに位置する対馬。韓国人客はピーク時の2018年、約41万人が来島した。当時の国際航路は計5社だったが現在は2社が運航。23年は約11万9千人が釣りや自然、歴史を楽しみに対馬を訪れている。 だが今月5日、ある問題が起きた。海中鳥居で知られる和多都美神社(豊玉町)の駐車場で、韓国人客が乗った車による物損事故が発生し、神社関係者とトラブルになった。対馬南署は「