タイタニックの残骸付近の潜水調査で検知されたソナー反応の謎が明らかになった/Xavier Desmier/Gamma-Rapho/Getty Images (CNN) 北大西洋の深さ約4000メートルの海底に沈み、徐々に浸食が進む豪華客船タイタニック。その近くで26年前に検知されたソナー反応の謎を探る潜水調査で、これまで考えられていたよりはるかに変化に富んだ深海の様子が明らかになった。 ソナー反応は1996年、フランスの深海探査艇ノーティルのベテランパイロットで潜水士のP.H.ナルゲオレ氏が探知した。しかしその正体はこれまで分からないままだった。 ナルゲオレ氏など5人の調査団は今年行ったタイタニックの残骸の探査で、謎の物体を探るためにソナー反応が観測された地点を訪れた。ソナー反応の規模から判断してナルゲオレ氏は、別の沈没船があると考えていた。しかし見つかったのは、さまざまな火山岩で構成され