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科学>宇宙天文の検索結果121 - 160 件 / 219件

  • 2023年に注目された宇宙ニュース ~ウェッブ宇宙望遠鏡が見た天体編~

    soraeでは今年も宇宙開発や天文に関する注目のニュースをお伝えしてきました。そこで、2023年にお伝えしたニュースのなかから注目された話題をピックアップしてみたいと思います。今回は2023年7月で科学観測開始1周年を迎えた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)」で観測された天体の数々から一部をピックアップしてみたいと思います! ※本記事は2023年12月21日時点での情報をもとにしています ▼死にゆく恒星が残した惑星状星雲と超新星残骸【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で観測された惑星状星雲「環状星雲(M57)」(Credit: ESA/Webb, NASA, CSA, M. Barlow, N. Cox, R. Wesson)】こちらは「こと座(琴座)」の方向約2500光年先の惑星状星雲「環状星

      2023年に注目された宇宙ニュース ~ウェッブ宇宙望遠鏡が見た天体編~
    • 楽天モバイル、市販スマホで直接衛星と通信 世界初の通話成功

        楽天モバイル、市販スマホで直接衛星と通信 世界初の通話成功
      • 「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功

        米NASAは5月22日(現地時間)、コンピューターに問題が発生している惑星探査機「ボイジャー1号」から、搭載する科学機器のデータが一部返ってきたと発表した。 ボイジャー1号は、2023年11月に意味のない信号を送り始めたため通常運用を中断。以来、5カ月にわたるトラブルシューティングにより、今年4月には搭載システムのステータス情報などの取得に成功している。 5月17日には、ボイジャー1号が搭載する科学機器からのデータ送信を再開させるため、研究チームはコマンドを送信。ボイジャー1号は現在、地球から240億km以上離れた場所にあるため、結果が分かるまでに往復45時間掛かった。 NASAによると、4つの科学機器のうち磁力計測機とプラズマ波サブシステムの2つから使用可能なデータが返ってきたという。現在は残る2つの機器を正常に戻す手順を検討しており、今後数週間のうちに実行する見通し。 ボイジャー1号は

          「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功
        • 「極大期」の太陽、地球上の通信に障害が出る可能性

          英イングランド・リバプールで観測された北のオーロラ=10日/Peter Byrne/PA Images/Getty Images (CNN) 太陽フレアとコロナ質量放出の増加により、今週末にかけて地球上の通信に障害が出る可能性がある――。科学者らがそんな警告を発している。 現在の太陽は太陽活動の極大期にあり、今年半ばから後半にピークを迎える見通し。 太陽はおよそ11年周期で活動の低下と活発化を繰り返す。これは表面の黒点の数と関係がある。黒点は太陽の強力で絶えず変化する磁場の影響を受けており、その一部は地球と同等かそれ以上のサイズに達する。 太陽活動周期の中で、太陽は穏やかな時期から活発な活動期に移行する。極大期と呼ばれる活動のピーク時には極域磁場が反転し、その後、極小期に入ると再び落ち着きを取り戻す。 現在の太陽サイクルは「第25周期」と呼ばれる。米コロラド州ボルダーに拠点を置く海洋大気局

            「極大期」の太陽、地球上の通信に障害が出る可能性
          • オウムアムアのイラスト

            あいまい検索(英語検索) あいまいな日本語で(英語でも)検索できます。上手く動くか分からないのでお試しです。 検索の仕方については「検索のコツ」をご覧ください。 AIを使っていらすとや風の画像が生成できるサービスです。 Eテレのショートアニメです。 いらすとやが更新されたらお知らせするX(ツイッター)アカウントです。 いらすとやのLINEスタンプに関する情報をお知らせするLINEアカウントです。

              オウムアムアのイラスト
            • 宇宙から無限に金属鉱物を得る「アステロイドマイニング」とは?

              我々のPCやスマートフォンに必要な「レアメタル」を産出する鉱業は大気汚染や水質汚染などの多大な被害をもたらしています。そんな鉱業に置き換わると考えられる、小惑星(アステロイド)からレアメタルを抽出する「アステロイドマイニング」について、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtがアニメーションムービーで解説しています。 Unlimited Resources From Space – Asteroid Mining - YouTube 過去数十年で、PCやスマートフォンは人類にとって最も影響力のある存在となりました。 そんなPCやスマートフォンには、テルビウムやネオジム、タンタルといったレアメタルが使われています。 しかし、レアメタルを産出する鉱業は、大気汚染や水質汚染を招き、景観を破壊するというだけでなく、シアン化物や硫酸などの危険な化学物質を排出し、生物多様性や労働者にも害を

                宇宙から無限に金属鉱物を得る「アステロイドマイニング」とは?
              • スペースX、有人宇宙船を打ち上げ 民間で初

                米フロリダ州ケネディ宇宙センターで、宇宙開発企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」をのせ打ち上げられたファルコン9ロケット(2020年5月30日撮影)。(c)Gregg Newton / AFP 【5月31日 AFP】(更新、写真追加)米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は30日午後3時23分(日本時間31日午前4時23分)、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人を乗せた宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」を国際宇宙ステーション(ISS)に向け打ち上げた。民間企業による有人宇宙飛行は史上初で、米国内からの有人宇宙船打ち上げは9年ぶり。 ロバート・ベンケン(Robert Behnken)とダグラス・ハーリー(Douglas Hurley)の2飛行士を乗せたクルードラゴンは、「ファルコン9(Falcon 9)」ロケットに搭載され、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(Ken

                  スペースX、有人宇宙船を打ち上げ 民間で初
                • “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果

                  太陽系には、分厚い氷の下に地球を超える規模の海が存在すると予想されている天体がいくつもあります。このような環境は生命の存在を予感させますが、果たして液体の水の存在が “保証” されれば生命がいるかもしれないと考えていいのでしょうか? ウェスタンオンタリオ大学のCatherine Neish氏などの研究チームは、天体表面に豊富な有機化合物を有し、地下に海があるかもしれないと推定されている土星の衛星「タイタン」について、地表から地下へと輸送される有機化合物の量を推定しました。その結果、有機化合物の輸送量はグリシン換算で7500kg/年以下と、生命の維持には到底足りない量であると推定されました。 有機化合物が豊富なタイタンでさえ生命の維持が困難であることを示した今回の研究は、他の天体ではより条件が悪い可能性を示唆しています。 【▲図1: タイタンの内部構造の想像図。氷の地殻の下には分厚い海が広が

                    “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果
                  • 強力な「太陽フレア」発生 世界各地でオーロラ観測

                    英南東部ケント州マーゲートで観測されたオーロラ(2024年5月10日撮影)。(c)Alice Dhuru / AFP 【5月11日 AFP】20年余りで最も強力な「太陽フレア」が10日発生し、世界各地でオーロラが観測された。ソーシャルメディアには英国をはじめ英国や北欧、オーストラリア・ニュージーランド付近のオーロラの写真が多数投稿された。一方で、週末まで人工衛星や送電網に障害を引き起こす可能性も懸念されている。 米海洋大気局(NOAA)の宇宙天気予報センターによると、太陽フレアに伴い、太陽から大量のプラズマと共に大量の磁場が放出される現象、「コロナ質量放出(CME)」の発生が確認され始めたのは、10日グリニッジ標準時(GMT)10日午後4時(日本時間11日午前1時)すぎ。 前回、大規模な太陽フレアが発生したのは2003年10月で、「ハロウィーンの嵐」と呼ばれたこの時の現象では、スウェーデン

                      強力な「太陽フレア」発生 世界各地でオーロラ観測
                    • 「前例ない」高解像度の太陽黒点画像、新型望遠鏡でとらえる

                      (CNN) 米ハワイ州にある国立科学財団(NSF)の太陽望遠鏡が初めて撮影した太陽表面の詳細な画像のうち、黒点の姿を写したものがこのほど公開された。太陽の活動を分析するうえで重要な黒点の姿を、かつてない鮮明さでとらえることに成功している。 画像はNSFのダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡で今年1月28日に撮影したもの。同望遠鏡のプログラムを統括するNSFのデービッド・ボボルツ氏は声明を出し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で望遠鏡の稼働が多少遅れたとしつつ、今回の画像に関しては望遠鏡が持つ「前例のない」性能の一端が見て取れると指摘。今後の太陽研究に寄与する設備だとの認識を示した。 画像が撮影されたのは新たな太陽周期が始まったころに当たる。2019年12月が直近での太陽活動極小期だった。この時期は太陽の活動が低下し、黒点も少なくなる。 太陽周期は11年ごとに1つのサイクルが終了し、次の11年

                        「前例ない」高解像度の太陽黒点画像、新型望遠鏡でとらえる
                      • 北海道でオーロラ観測 夜空を赤く染める

                        北海道各地で1日夜、オーロラが観測された。地元の天文台が撮影に成功したほか、交流サイト(SNS)に愛好家らが次々と写真を投稿した。 東京都在住の星空写真家KAGAYA=本名・加賀谷穣=さん(55)は、天気と磁気嵐の予報から、観測できる可能性が高いとみて1日に北海道入り。オホーツク海側の美幌峠で午後8時半ごろ、空が赤く染まる様子を撮影した。その後も午後10時半ごろまで断続的に観測できたという。 北海道名寄市で観測されたオーロラ=1日夜(なよろ市立天文台提供)加賀谷さんは米アラスカなど海外では何度も見たことがあったが日本では初めてだったといい「ぜひ日本のオーロラも見てみたいと狙っていた。夢中でシャッターを切りました」と感激した様子だった。

                          北海道でオーロラ観測 夜空を赤く染める
                        • 千葉工大、ハイブリッドロケット用電動ターボポンプの地上燃焼試験に成功

                          千葉工業大学(千葉工大)は3月20日、2023年2月6日に千葉県夷隅郡御宿町の千葉工大 惑星探査研究センター 御宿ロケット実験場において、ハイブリッドロケットの推進剤を加圧する「電動ターボポンプ」を用いた地上燃焼試験を実施し、成功したことを発表した。 電動ターボポンプを用いた燃焼試験の様子(出所:千葉工大プレスリリースPDF) 同成果は、千葉工大 工学部 機械電子創成工学科の和田豊教授、同・佐藤宣夫教授、同・工学部 電気電子工学科の林真一郎助教、同・大学 惑星探査研究センターの庄山直芳客員研究員、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、黒磯製作所(山口県下松市)、宇部興機(山口県宇部市)、やまぐち産業振興財団の共同研究チームによるもの。 宇宙産業は世界的に急成長しており、世界の市場規模は現在の約40兆円から、2040年には約120兆円~160兆円になるという試算もある。中でも人工衛星を使ったサー

                            千葉工大、ハイブリッドロケット用電動ターボポンプの地上燃焼試験に成功
                          • 小惑星衝突実験、ウェッブとハッブル両望遠鏡が撮影

                            米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突した数時間後の様子を同時に捉えたハッブル宇宙望遠鏡(左)とジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(右)撮影の画像(2022年9月29日公開)。(c)AFP PHOTO / ESA/WEBB 【9月30日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が今週実施した、探査機を小惑星に意図的に衝突させる実験の様子をジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)とハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した画像が29日、公開された。両望遠鏡が同じ天体を観測したのは初めて。 米国時間の26日夜に行われた実験は、小惑星の軌道を変えることが目的で、NASAの探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス(Dimorphos)」に衝突させられた。 英クイーンズ大学ベルファスト校(

                              小惑星衝突実験、ウェッブとハッブル両望遠鏡が撮影
                            • ボーイング新型宇宙船、打ち上げ直後に不具合 地球帰還へ

                              軌道に投入された米ボーイングのカプセル型宇宙船「スターライナー」を描いた想像図(2019年12月18日提供)。(c)AFP PHOTO /NASA/BOEING 【12月21日 AFP】(更新)米フロリダ州で20日、米航空・宇宙大手ボーイング(Boeing)のカプセル型有人宇宙船「スターライナー(Starliner)」が無人試験飛行のため打ち上げられたが、不具合により国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングが中止され、地球に帰還することになった。 今回の試験飛行は、ISSへの人員輸送におけるロシアへの依存からの脱却を目指す米航空宇宙局(NASA)にとって重要な一歩となるはずだった。ボーイングは商業航空部門での安全性をめぐる危機に直面しており、試験失敗により同社の評判はさらに傷つけられた。 スターライナーは午前6時36分(日本時間午後8時36分)、アトラスV(Atlas V)ロケットの先

                                ボーイング新型宇宙船、打ち上げ直後に不具合 地球帰還へ
                              • 俳優シャトナーさん、「信じられない」宇宙体験語る

                                米テキサス州で、宇宙飛行を終え記者会見した俳優ウィリアム・シャトナーさん(2021年10月13日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【10月14日 AFP】米人気SFドラマ「スター・トレック/宇宙大作戦(Star Trek)」のジェームズ・T・カーク(James T. Kirk)船長役で知られるカナダ人俳優で、米宇宙開発企業ブルー・オリジン(Blue Origin)が13日に実施した宇宙旅行に参加したウィリアム・シャトナー(William Shatner)さん(90)は、地球に帰還後、「信じられない」体験だったと振り返った。 実年齢よりも数十歳若く見えるシャトナーさんだが、90歳での宇宙飛行は史上最高齢となった。米テキサス州から打ち上げられた宇宙船は大気圏と宇宙との境を越え、11分間の飛行を終えて砂漠に無事着陸。ブルー・オリジン創業者ジェフ・ベゾス(Jeff Be

                                  俳優シャトナーさん、「信じられない」宇宙体験語る
                                • 「人間コンピューター」と呼ばれた女性、NASA宇宙開発の陰の立役者

                                  米カリフォルニア州のNASAのジェット推進研究所で、笑顔で取材に応じるスー・フィンリーさん(2019年7月11日撮影)。(c)Robyn Beck / AFP 【7月18日 AFP】1950年代後半、旧ソ連が世界初となる人工衛星の打ち上げに成功し、米国も地球軌道に衛星を投入すべく開発を急いでいた。スー・フィンリー(Sue Finley)さんが、米航空宇宙局(NASA)の研究開発を行う機関「ジェット推進研究所(JPL)」で働き始めたのは、そうした宇宙競争が激しさを増していた1958年のことだ──。 82歳となったフィンリーさんは、NASAで最も長く働く女性の一人。NASAでは、アポロ計画など宇宙開発において不可欠な存在だった「人間コンピューター」として働いていた。彼女のような人間コンピューターの貢献は長らく表に出てこなかったが、最近になりようやく認められるようになった。 フィンリーさんが加わ

                                    「人間コンピューター」と呼ばれた女性、NASA宇宙開発の陰の立役者
                                  • 米国、宇宙探査に原子力を本格活用、原子炉発電と原子力ロケットを開発へ

                                    米国のドナルド・トランプ大統領は2020年12月16日、宇宙における原子力の活用を促進することを定めた国家戦略「宇宙政策指令第6号(SPD-6:Space Policy Directive-6)」を発表した。 将来の有人月・火星探査での活用を見据えたもので、これまでも宇宙探査の分野で使われてきた放射性同位体を使った発電システムを高度化するとともに、新たに原子炉を使った発電や原子力ロケットも実用化するという。 原子力ロケットで飛ぶ有人火星探査船の想像図。太陽電池がなく、その代わりに原子炉から出る熱を処理するための大きなラジエーター・パネルを装備しているところが目を引く (C) NASA 宇宙における原子力 米国の宇宙における原子力利用の歴史は古く、その開発は1950年代から始まり、1961年には早くも、世界初の原子力を使った衛星を打ち上げている。その後も火星探査車「キュリオシティ」や土星探査

                                      米国、宇宙探査に原子力を本格活用、原子炉発電と原子力ロケットを開発へ
                                    • キャサリン・ジョンソン - Wikipedia

                                      キャサリン・ジョンソン (クレオラ・キャサリン・ジョンソン、英語: Creola Katherine Johnson、旧姓コールマン (Coleman)、1918年8月26日 - 2020年2月24日)は、アメリカ合衆国の数学者。NASAの宇宙計画における軌道計算を担当し、米国初の有人宇宙飛行を含め、NASAが初期のミッションを成功させる上で欠かせない存在となった[1]。彼女のNASAにおけるキャリアは、前身のNACA時代を含むと33年の長きにわたった。その間、複雑な手計算をこなす練熟した能力を評価され、電子コンピュータを使った計算の早期導入と推進にも貢献した。ジョンソンは「NASAの科学者として働いた最初期のアフリカ系アメリカ人女性の一人として歴史的な役割」を果たした[2]。 ジョンソンの代表的な業績としては、いずれも米国初となったアラン・シェパードの宇宙飛行とジョン・グレンの地球周回飛

                                        キャサリン・ジョンソン - Wikipedia
                                      • 探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測

                                        探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測2024.02.12 20:0050,637 Passant Rabie - Gizmodo US [原文] ( たもり ) ひとつの巨大な火山? NASAの探査機ジュノーが今月に入って実施した木星の衛星「イオ」へのフライバイ*の画像が公開されました。 これで同探査機は、2カ月の間に2度も太陽系で最も火山活動が活発な天体のそばを飛行したことになります。また今回の近接通過では、衛星の地表から噴煙(プルーム)のようなものを2つ観測していました。 フライバイ:宇宙探査機が観測やデータ収集のために衛星などの天体の近くを高速で通過すること イオ上空1500kmを再び通過2月3日(土)、ジュノーはイオから約1500km地点を通り過ぎて2度目の近接フライバイを完了。 その際、同探査機はイオの地形や、表面に存在する数百もの火山とケイ酸塩溶岩を捉

                                          探査機ジュノー、衛星「イオ」の表面から噴き上がる2つの煙を観測
                                        • 新世代「ソユーズ」ロケット、初の有人飛行に成功 - 進む次世代機の開発

                                          ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは2020年4月9日、新世代のソユーズ・ロケットである「ソユーズ2.1a」による、初の有人打ち上げに成功した。 これによりロシアは、主力ロケットの近代化と脱ウクライナ化を達成。さらに、次世代の有人宇宙船とロケットの開発も進めているが、課題も多い。 ソユーズMS-16を載せて飛行するソユーズ2.1aロケット (C) NASA/GCTC/Andrey Shelepin ソユーズMS-16 ソユーズ2.1aロケットは4月9日17時5分(現地時間14時5分)、「ソユーズMS-16」宇宙船を載せ、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約8分後に宇宙船を分離、所定の軌道に投入した。 宇宙船はその後、軌道を徐々に変えていき、打ち上げから約6時間後の9日23時13分に、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。

                                            新世代「ソユーズ」ロケット、初の有人飛行に成功 - 進む次世代機の開発
                                          • 地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業

                                            (CNN) マット・ガーリッチ氏(38)が以前勤めていた電動スクーター会社では、制御装置が下した命令をモーターに伝達するマイクロプロセッサーの主要部品であるプラチナ不足により、一時生産が停止に追い込まれた。これを受け、ガーリッチ氏は金属の探求に没頭するようになったという。 幼少期から宇宙が好きでエンジニアの道に進んだガーリッチ氏は、小惑星から金属を採掘する方法ついて思いを巡らせるようになった。科学者たちは、45億年前に太陽系が誕生した時の副産物であるこれら天体の破片には、地球上で不足している金属が豊富に含まれていると考えている。 ガーリッチ氏は2022年、米宇宙企業スペースXと米航空宇宙局(NASA)で約10年の経験を持つホセ・アケイン氏と共同で「アストロフォージ(AstroForge)」を設立した。カリフォルニア州に本拠を置くこのスタートアップ企業は今、小惑星の採掘を現実のものにしようと

                                              地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業
                                            • アストロスケール, 宇宙の持続可能性の確保

                                              私たちの日常は宇宙からのサービスに恩恵を受けています。中でも人工衛星は、地球での暮らしを支えるため、今後十年で、数万機の打ち上げが計画されています。しかし、宇宙の軌道はすでに混雑し危険な状態にあります。地球の暮らしを支える人工衛星のサービスへのリスクを減らすために、そして衛星運用者を守るためにも、宇宙が持続可能(サステナブル)なインフラ基盤としてあり続けなければなりません。 アストロスケールは、宇宙の経済活動の成長を支える基盤を築きながらも、軌道上サービスを通じて、衛星運用者や打上げ輸送サービス提供者へ選択肢と柔軟性を提供します。まさに今、将来の宇宙のあり方へ変革が訪れるような新興市場である軌道上サービス。私たちはその道を牽引していきます。 私たちのビジョン

                                                アストロスケール, 宇宙の持続可能性の確保
                                              • アマゾンが1兆円注ぐ「衛星インターネット」の危険な未来 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                米連邦通信委員会(FCC)が、アマゾンによる3000基を超える通信衛星の打ち上げ計画を承認したことが明らかになった。大量の衛星から成る「メガコンステレーション」に関しては、様々な問題が指摘されている。 FCCは7月30日、アマゾンの「プロジェクト・カイパー(Project Kuiper)」を承認した。この計画は、3236基の衛星で構成されるメガコンステレーションを地球周回軌道上に配備し、地上に向けてインターネット接続サービス提供するものだ。 今後、ジェフ・ベゾス率いるアマゾンは、2026年までに衛星の半分を、2029年までに残りを打ち上げることになる。同社は宇宙インターネット市場に参入し、スペースXの「スターリンク(Starlink)」や、英国に本拠を置く「ワンウェブ(OneWeb)」などと競合することになる。 アマゾンが目指すのは、地球低軌道に衛星を隈なく配備し、地上の人々がどんな僻地に

                                                  アマゾンが1兆円注ぐ「衛星インターネット」の危険な未来 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                • ヒト型ロボット乗せたロシア宇宙船、ISSとのドッキングに失敗

                                                  ロシアの等身大ヒト型ロボット「ヒョードル」。ロシア国営宇宙企業ロスコスモス提供(2019年7月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / ROSCOSMOS / Space Center Yuzhny/TsENKI 【8月24日 AFP】等身大のヒト型ロボット「ヒョードル(Fedor)」を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」が24日、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに失敗した。同国の通信社が報じた。 動画:ロシア国産ヒト型ロボット、宇宙船で打ち上げ ISSで補助作業習得へ 報道によると、グリニッジ標準時(GMT)午前5時半(日本時間同日午後2時半)に予定されていたソユーズとISSとの最初のドッキングが失敗した後、繰り返し操作が試みられたという。 ヒョードルはISSで10日間にわたり船内で、宇宙飛行士らの補助作業を習得する予定だった。 「最終実験実証物体研究(Final

                                                    ヒト型ロボット乗せたロシア宇宙船、ISSとのドッキングに失敗
                                                  • 英国の研究者、宇宙から皇帝ペンギンの知られざる生息地を発見 | テクノエッジ TechnoEdge

                                                    ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 英国南極観測局(BAS)の研究者たちが、宇宙から皇帝ペンギンの知られざる繁殖地を特定するのに成功しました。 現在、南極大陸には皇帝ペンギンのコロニーが66か所存在しますが、そのなかでも66番目、最も最近みつかったのが、欧州宇宙機関(ESA)のコペルニクス計画の一環で打ち上げられた地球観測衛星Sentinel-2の画像と、Maxar社のWorldView-3衛星の撮影した高解像度画像の比較によって発見、特定されたコロニーです。 宇宙から見た南極大陸は、当然ながらどこも雪と氷で真っ白に見えます。しかし衛星写真を拡大すると、ペンギンのコロニーはその純白の大地にグアノ(つまり糞)を堆積させ、茶色っぽく変色させているの

                                                      英国の研究者、宇宙から皇帝ペンギンの知られざる生息地を発見 | テクノエッジ TechnoEdge
                                                    • 【写真特集】地球から最も遠い人工物、双子の探査機ボイジャー 1977年から続く宇宙の旅

                                                      この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【6月20日 AFPBB News】太陽系探査の任務を担い、1977年に打ち上げられた米航空宇宙局 (NASA) のボイジャー1号(Voyagers 1)と2号(Voyagers 2)。地球を含む太陽系の姿を捉えた1990年の「太陽系家族写真」でミッションの撮影を完了したが、現在も「地球の音」を記録したレコードを携え宇宙の旅を続けている。 ボイジャー1号は、地球から見て北方向に進んでいる。2012年には「太陽圏」を抜けた初の探査機となった。太陽圏とは太陽風、つまり太陽から放出される粒子の泡に包まれた領域のことだ。 地球から見て南方向に進んでいるボイジャー2号も、2018年末に星間空間に突入した。 ボイジャー1号と2号は、同じ内容の12インチの金メッ

                                                        【写真特集】地球から最も遠い人工物、双子の探査機ボイジャー 1977年から続く宇宙の旅
                                                      • オウムアムアとは全く違う。恒星間天体ボリソフ彗星の新しい画像が届きました

                                                        オウムアムアとは全く違う。恒星間天体ボリソフ彗星の新しい画像が届きました2019.12.03 07:0023,618 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 岡本玄介 ) Image: Pieter van Dokkum, Cheng-Han Hsieh, Shany Danieli, Gregory Laughlin いかにも彗星! だけど、とにかくデカい。 ハワイの望遠鏡が、2l/Borisovことボリソフ彗星の近接写真を撮影しました。これは我々の住む太陽系外からやって来た、2番目の恒星間天体です。トップ画像左が今回撮影された星間彗星2l /ボリソフの画像。右は、サイズ確認のために同スケールの地球を合成したものです。 イェール大学の学者たちが撮影プレスリリースによりますと、この素晴らしい写真は、ハワイにあるケック天文台に設置された低解像度画像分光計によって

                                                          オウムアムアとは全く違う。恒星間天体ボリソフ彗星の新しい画像が届きました
                                                        • 太陽フレアを頻発してオーロラの原因となった黒点は「地球が横に30個並ぶ大きさ」──「ひので」観測に成功

                                                          JAXAは5月13日、太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)が撮影した太陽黒点の画像4点を公開した。ここ数日の間に“Xクラス”の太陽フレアが発生し、世界各地でオーロラが観測される原因になった黒点だ。 次期太陽観測衛星「SOLAR-C」の公式Xアカウントが公開したのは、ひのでに搭載された3つの望遠鏡のうち、XRT(X線望遠鏡)とSOT(可視光・磁場望遠鏡)で撮影した4枚。黒点がひしめき合っている様子や、その大きさが分かる。 JAXAは「地球が横に30個並ぶほどの巨大黒点で、N極S極が複雑に入り乱れた磁場構造であること、その上空が強く加熱されている様子が明らかになりました」としている。なお、今回は速報画像のため、データの一部にトビがあるという。 ひのでは、日本、米国、英国で共同開発し、2006年に打ち上げられた太陽観測衛星で、搭載する望遠鏡はJAXA、国立天文台、NASAなどが協力して製作し

                                                            太陽フレアを頻発してオーロラの原因となった黒点は「地球が横に30個並ぶ大きさ」──「ひので」観測に成功
                                                          • 「はやぶさ2」地球帰還のカプセルを回収 小惑星の試料採取

                                                            小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルの回収作業。豪南部で。宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供(2020年12月6日撮影、公開)。(c)AFP PHOTO / JAXA 【12月6日 AFP】(更新、写真追加)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が小惑星「リュウグウ(Ryugu)」から採取した試料を収めたカプセルが日本時間の6日未明、オーストラリア南部の砂漠に着地し、地球に帰還した。カプセルは同日朝、無事に回収された。 はやぶさ2は2014年12月、鹿児島県の種子島宇宙センター(Tanegashima Space Center)から打ち上げられた後、昨年に地球から約3億キロ離れたリュウグウへの着陸と試料採取を実施。地球に持ち帰る約0.1グラムの試料を分析することで、生命の起源や宇宙の成り立ちについての理解を深めることを目指している。 カプ

                                                              「はやぶさ2」地球帰還のカプセルを回収 小惑星の試料採取
                                                            • スペースX有人飛行、悪天候で延期に

                                                              宇宙開発企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」。米フロリダ州ケネディ宇宙センターで。NASA TV提供(2020年5月27日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA TV 【5月28日 AFP】(更新、写真追加)米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は、27日に予定していた有人宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」の打ち上げを、悪天候を理由に延期した。次回打ち上げが可能になるのは30日。 米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士、ロバート・ベンケン(Robert Behnken)氏とダグラス・ハーリー(Douglas Hurley)氏を乗せたクルードラゴンは、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から午後4時33分(日本時間28日午前5時33分)に国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられる予定だったが、打ち上げは予定時刻の

                                                                スペースX有人飛行、悪天候で延期に
                                                              • 欧州の木星探査機がもうすぐ打ち上げ! 衛星ガニメデに地下海は見つかるか?

                                                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月6日、打ち上げが間近(日本時間で本日21時15分01秒)に迫った木星氷衛星探査計画(JUICE)について記者説明会を開催した。JUICEは、欧州宇宙機関(ESA)が主導する木星探査ミッションである。搭載する10台の観測装置のうち、日本は4台にハードウェア提供で協力するなど、大きく関与。木星やその氷衛星たちの謎の解明に挑む。 衛星ガニメデを周回するJUICE探査機のイメージCG (C)JAXA JUICEはどんな探査機? JUICEは、太陽電池パドル展開時の横幅が27mにもなるという、大型の探査機である。重量は、燃料を含まない状態で約2,400kg。木星軌道は太陽から遠く、太陽光は地球軌道の25分の1しか届かないため、2.5m×3.5mという大きな太陽電池パネルを両翼に合計10枚も搭載。これにより、820Wの発電を可能としている。 JUICE探査機の概要

                                                                  欧州の木星探査機がもうすぐ打ち上げ! 衛星ガニメデに地下海は見つかるか?
                                                                • ISTが超小型衛星用ロケット「ZERO」のジンバル試験を公開、福島支社で開発

                                                                  インターステラテクノロジズ(IST)は12月6日、同社の福島支社(福島県南相馬市)において、ジンバル機構の性能取得試験を実施、その様子をプレスに公開した。ジンバルは、ロケットエンジンの推力の向きを制御する装置。2023年度の初打ち上げを目指し、開発を進めている超小型衛星用ロケット「ZERO」に搭載される予定だ。 公開されたジンバル機構と、同社の稲川貴大代表取締役社長 ロケットでのジンバルの役割 ZEROは、全長25m、直径1.7m、総重量33tの2段式ロケットである。エンジンは、第1段に9基、第2段に1基を搭載。ジンバルは、この10基のエンジン全てに設置される。噴射方向を変えることでロケットの姿勢を制御しており、機能的には「TVC」(Thrust Vector Control=推力方向制御)とも呼ばれる。 ZEROの構造。第1段エンジンは、中心に1基、その周囲に8基が配置される (C)IS

                                                                    ISTが超小型衛星用ロケット「ZERO」のジンバル試験を公開、福島支社で開発
                                                                  • 火星のオリンポス山は島だった? 太陽系最大の火山の形成に新説

                                                                    火星のオリンポス山は知られている太陽系の火山では最大であり、裾野の直径は約600km、周囲の平地からの高さは約24kmもある。(PHOTOGRAPH BY CORBIS, GETTY IMAGES) 火星の北半球にそびえる巨大火山「オリンポス山」は、高さが20kmを超える太陽系最高峰の1つだ。今回、この山は約38億年前には火星の海上にそびえる火山島だったかもしれないとする研究が発表された。 2023年7月24日付けで学術誌「Earth and Planetary Science Letters」に論文を発表したフランス国立科学研究センターの火山学者アンソニー・ヒルデンブランド氏の研究チームは、オリンポス山の外縁の切り立った崖が、地球のハワイ諸島やアゾレス諸島の火山島によく似ていることに注目した。この特徴は、溶岩が海に流れ込むときにできる。 火星の巨大火山 ヒルデンブランド氏によると、オリン

                                                                      火星のオリンポス山は島だった? 太陽系最大の火山の形成に新説
                                                                    • 楽天モバイル、「衛星とスマホの直接通信」2026年開始を発表

                                                                        楽天モバイル、「衛星とスマホの直接通信」2026年開始を発表
                                                                      • 宇宙人からの信号か? プロキシマ・ケンタウリから謎の電波が到来

                                                                        地球外生命体を探索しているブレイクスルー・リッスンとSETI研究所は2020年12月19日、太陽系に最も近い恒星である「プロキシマ・ケンタウリ」の方向から、謎の電波を検出したと発表した。 宇宙人からの信号と確認されたわけではないが、自然では考えにくい周波数であること、またプロキシマ・ケンタウリには液体の水をもつ系外惑星が存在する可能性があることなどから、科学者たちは注意深く分析を続けている。 今回の電波を受信した、オーストラリアにあるパークス天文台にある64m電波望遠鏡 (C) CSIRO プロキシマ・ケンタウリから届いた奇妙な電波「BLC1」とは? SETI研究所によると、この信号は2019年4月と5月に、オーストラリアにあるパークス天文台にある64m電波望遠鏡で受信したものだという。 このときパークス天文台では、太陽系から約4.2光年の距離にある、赤色矮星「プロキシマ・ケンタウリ」から

                                                                          宇宙人からの信号か? プロキシマ・ケンタウリから謎の電波が到来
                                                                        • 新型コロナウイルスの影響は宇宙からも見えている

                                                                          2019年12月に中国で最初に報告され、現在は欧米でも感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)。その影響は地球観測衛星の観測データにも現れているとみられることを、欧州宇宙機関(ESA)が欧州と東アジアの観測結果を例に示しています。 ■感染拡大や対策と連動するように中国やイタリアの二酸化窒素濃度が変動地球観測衛星「Sentinel-5P」の観測データをもとに示された2020年1月下旬の東アジアにおける二酸化窒素濃度。北京(Beijing)周辺の濃度が1月上旬よりも大幅に低下している。ESAが公開した動画より引用(Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2019-20), processed by ESA)ESAが公開しているのは、地球観測衛星「Sentinel-5P」によって得られた二酸化窒素の観測データです。二

                                                                            新型コロナウイルスの影響は宇宙からも見えている
                                                                          • スペースXのスターシップ、4回目飛行で帰還成功 計画通り着水

                                                                            米宇宙企業スペースXは6日、4回目の飛行試験となる大型宇宙船「スターシップ」をテキサス州の同社施設から打ち上げた。(2024年 ロイター/SpaceX/Handout) [6日 ロイター] - 米宇宙企業スペースXは6日、4回目の飛行試験となる大型宇宙船「スターシップ」をテキサス州の同社施設から打ち上げた。スターシップは地球の大気圏に再突入し、計画通りにインド洋に着水した。スペースXのライブストリームが示した。

                                                                              スペースXのスターシップ、4回目飛行で帰還成功 計画通り着水
                                                                            • ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験は7月21日以降に実施へ

                                                                              【▲ ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」、有人飛行試験「CFT」で使用される機体の組み立て作業の様子。2023年1月19日撮影(Credit: Boeing/John Grant)】アメリカ航空宇宙局(NASA)とアメリカの航空大手ボーイングは3月29日付で、ボーイングが開発中の新型宇宙船「CST-100 スターライナー(Starliner)」による有人飛行試験ミッション「CFT(Crew Flight Test)」について、飛行前の検証作業に時間が必要であることと、今後数か月間の国際宇宙ステーション(ISS)に関連した飛行スケジュールの都合により、2023年7月21日以降の実施を目標としていることを明らかにしました。 スターライナーはスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」とともに、NASAのコマーシャルクループログラム(商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。

                                                                                ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験は7月21日以降に実施へ
                                                                              • 楽天・三木谷氏 宇宙から電波を降らし日本を覆う「スペースモバイル」計画 | マネーポストWEB

                                                                                【最後の海賊・連載第5回前編】今年3月、楽天グループが中国の巨大IT企業「テンセント」の子会社から出資を受けたことで、「日米両政府が監視する」などと報じられる騒ぎとなったが、三木谷浩史氏は「新規事業のための純粋な投資」という姿勢を貫いた。週刊ポスト短期集中連載「最後の海賊」、ジャーナリスト・大西康之氏がレポートする。(文中敬称略) * * * 2018年の年末、東京・二子玉川にある楽天グループ本社4階の大会議室は600人の社員で溢れ返っていた。 楽天が創業時から、毎週、火曜日の朝8時に開いている「朝会」では、会場一杯にパイプ椅子をずらりと並べて1000人が座る。机を入れて作業をするとなると、せいぜい600人で満杯だ。コロナ前だから許された過密状態である。 彼らはEC(電子商取引)サイトの楽天市場、楽天トラベル、楽天カードなど、総員1万人を超える楽天グループの各事業部からかき集められた精鋭た

                                                                                  楽天・三木谷氏 宇宙から電波を降らし日本を覆う「スペースモバイル」計画 | マネーポストWEB
                                                                                • 北海道大樹町の宇宙港「北海道スペースポート」2021年度から本格稼働へ

                                                                                  【▲ 北海道スペースポート(HOSPO)のロゴと未来図イメージ(Credit: 大樹町/SPACE COTAN)】世界各地の民間宇宙企業によって開発されたロケットが、北海道の大地から打ち上げられる。そんな未来が、ほんの数年先に迫っているのかもしれません。北海道大樹町は4月21日、民間宇宙ベンチャー向け宇宙港「北海道スペースポート」、略称「HOSPO」の本格稼働開始にあわせて記者会見を行いました。 ■小型衛星打ち上げ需要の増加を見越した打ち上げ施設の整備を予定モルガン・スタンレーの試算によると、世界における重量500kg以下の小型人工衛星の打ち上げ需要は、2019年の350機から2030年頃には年間1000機程度まで増加すると予測されています。発表によると、既存のロケットや打ち上げ施設で賄えるのは年間700機程度であり、年間1000機の需要に応えるには世界的にロケットや打ち上げ施設が不足して

                                                                                    北海道大樹町の宇宙港「北海道スペースポート」2021年度から本格稼働へ

                                                                                  新着記事