今回は世界レベルで解析されたいじめられやすい子の特徴といじめ被害から守るにはについて述べます。 2020年の82ヶ国で調査された研究では親の理解や支援と仲間の存在がいじめを防ぐ効果があります。 詳しく解説します。 世界レベルでいじめられる要因と保護因子について研究した2020年EClinicalMedicine誌から報告されたオーストラリアクイーンズランド大学の研究です。 世界6地域のいじめを調べた大規模研究データは世界保健機関(WHO)の6つの地域にある83のLMIC HICで、2003年から2015年までの12〜17歳の学童を対象としたグローバルスクールベースの学生健康調査から得られました。 83か国で対象者は317869人(女性が52%)になります。日本は入っていませんでした。 過去30日間に何日いじめられたかを尋ねた。 回答は、「0日」、「1~2日」、「30日すべて」 「1日以上」