パートナーが「育児や家事」より「仕事」を優先しがち。共働きなのに負担が自分に偏っているように感じる——。そうした夫婦間の仕事と家庭に対する「温度差」はどう埋めていくとよいのでしょうか。 今回は「ケア」を研究する福祉社会学者でありつつ、自身もパートナーとの「仕事と家庭に対する温度差」に課題を抱いたことがあるという竹端寛さんに、夫婦の「温度差」の要因とそれを埋めるためのコミュニケーション方法を教えていただきました。 お話を伺った方:竹端寛さん 兵庫県立大学環境人間学部教授。専門は福祉社会学、社会福祉学。著書に、一児の父として子育ての経験を綴ったエッセイ『家族は他人、じゃあどうする?――子育ては親の育ち直し』(現代書館)、『ケアしケアされ、生きていく』(筑摩書房)など。 兵庫県立大学環境人間学公式サイト 教員プロフィール X なぜ育児・家事より、仕事を優先してしまうのか? 周囲の共働き夫婦を見て