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精神病の検索結果1 - 40 件 / 91件

  • 特殊詐欺(受け子、出し子)を始めようとしているあなたへ。|ZDH

    まずはじめに。 「やめた方がいい、絶対。」 どこかでこの記事を知り、上記のように私が一言書いたところで、あなたは気にもとめないことだろう。 悪いことなのは理解しているし、悪いことを犯す覚悟があり、何よりも、「すぐにでもお金が必要だから」受け子や出し子をやろうとしているんだ、そういう気持ちではないだろうか。 気持ちは十分過ぎる程わかる。何より、私自身が「そういう気持ち」で手を出してしまったからだ。そんな私だから、はっきりと言える。 「やめた方がいい、絶対。」 気にも止めないあなたでも、こうしてこの記事を読んでくれているのであれば、まだ手を出すことに対して悩む余地があり、不安もあるのだろう。考えを改めてくれる可能性がきっとある、そう考え、限られた時間の中、この記事を書くことにした。 もう一度書く。私もお金に困り、あなたと同じように仕事を探し、受け子や出し子の仕事に手を出したのだ。「高額な報酬」

      特殊詐欺(受け子、出し子)を始めようとしているあなたへ。|ZDH
    • 2011-2024 この13年間における最高の一冊 - HONZ

      2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止符を打つこととなりました。 2011年の東日本大震災から、記憶に新しいコロナ禍まで。はたまたFacebookの時代からChatGPTの到来まで。その間に紹介してきた記事の総数は6105本。 発売3ヶ月以内の新刊ノンフィクションという条件のもと、数々のおすすめ本を紹介する中で、様々な出会いに恵まれました。信じられないような登場人物たち、それを軽やかなエンターテイメントのように伝える著者の方たち、その裏側で悪戦苦闘を繰り広げていたであろう版元や翻訳者の皆さま。さらに読者へ届ける取次会社や書店員の皆さま、そしてHONZを愛してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。 サイトを閉じることになった理由に、明快なものは特にありません。こんなサイトがあったら

        2011-2024 この13年間における最高の一冊 - HONZ
      • 高齢両親のための「実家デジタル化」を目指してやったこと。まずはタブレットを導入してみた。|tayorini by LIFULL介護

        高齢両親のための「実家デジタル化」を目指してやったこと。まずはタブレットを導入してみた。 #IT・テクノロジー#遠距離の親にできること#親とのコミュニケーション#親の介護の準備#老後も楽しむ 公開日 | 2019/08/13 更新日 | 2021/04/27 ヨッピー 飲み会の席で自虐的に「俺はもうおっさんだからな~」って言うと「まあ、そうッスよね」みたいなリアクションが返ってくるようになりました。こんにちは。ヨッピーです。38歳、完全無欠の、どこからどう見ても、純度100パーセントの、紛れもないおっさんです。 そんな完全無欠のおっさんになったことを象徴するのが、「自分以外の心配をするようになった」ということであります。 社会人になりたての頃は慣れない仕事に振り回されたりとか、会社から支給されたクレジットカードを機嫌よく使いまくり、莫大な請求金額を見て「不正利用されてる!」といきり立つも、

          高齢両親のための「実家デジタル化」を目指してやったこと。まずはタブレットを導入してみた。|tayorini by LIFULL介護
        • 旦那さんと同じタイプかも。力になれれば。

          anond:20240606113439 注意(2024/06/09 追記) この投稿が、双極性障害の方、HSPの方、日頃から感謝を伝えてる方への偏見を招き、肩身の狭い思いをすることのないよう追記する。自己啓発本を不快に感じる人は読まないほうがいい。この投稿に科学的根拠はない。増田ってジャーナルだったっけ?自分も、素人が書いた増田を鵜呑みにせず、精神科に行ったほうがいいと思う。ただ、元増田が旦那さんを病院に連れてくことが難しいのと、俺自身「病院行け」って言われるのが嫌だったから、あくまで病院に行くきっかけになればと思った。ただ、この投稿を実践するより、奥さんだけでも内緒で精神科に行って相談してみてもいいのかもね。もっと良い解決方法を知れるかも。旦那さんに映画や本を読ませたり、感謝させろって言ってるわけじゃない。きっと見る余裕ないだろうし、無理に勧められたら嫌だろう。他人を変えるのは無理。伝

            旦那さんと同じタイプかも。力になれれば。
          • 【4461】統合失調症等の妄想はその人の論理的思考力によって形態が変わるのでしょうか | Dr林のこころと脳の相談室

            Q: 20代男性です。 統合失調症などで、第三者から見れば到底辻褄の合っていない妄想を本当のことだと信じ込んでしまう例は数多いと思います。 このような妄想の飛躍具合は、もとの論理的思考力やIQといったものと相関があるのでしょうか? また、臨床の現場で、元々非常に論理的な方と非常に迷信深い人の妄想の診断はどのようにつけるのでしょうか? (例えば、元々全く迷信深くない人が「死んだ母親が靴下を左右違うものを履けと言っている」、というような支離滅裂な主張をする場合と、普段から霊感があると主張する人が「死んだ母親が靴下を左右違うものを履けと言っている」と言った場合で異常度(?)がかなり異なる気がします……例えが下手で申し訳ありません) 他にも子供が「思考を読まれた」と主張するのと大人が「思考を読まれた」と主張するのは意味が違う気がするのですが、そのような元々の論理的思考力の推測なども統合失調症等の診

            • 漫画『オタクが統合失調症になった話』(理解のある彼君はいません)から感じる精神病棟のリアルさ

              ズミクニ病気日記 @zumikuni 統合失調症になった話 第一部 その8 (理解のある彼君はいません) 第一部完 第二部はネームは出来ているので早くて一か月後ぐらいです pic.twitter.com/tc3Clpx2hE 2022-05-24 17:28:39 柊碧⚜️🍵百合限界オタクVTuberの中身 @H_midori252911 @zumikuni FF外失礼します。 あまりにも事実すぎてびっくりしました。 本当にここに描かれてる病院のこと、そのまんまなんですよね。 あまりにも暇すぎる時間、他の患者さん、規制される私物やメディアや外部との連絡。 その後の治療も先が見えなくて不安でしたよね。 少し元気になられたようでよかったです。 2022-05-24 22:50:40

                漫画『オタクが統合失調症になった話』(理解のある彼君はいません)から感じる精神病棟のリアルさ
              • 【記事末に追記しました】山上徹也の書き込んだコメント。手紙を送ったブ..

                【記事末に追記しました】山上徹也の書き込んだコメント。手紙を送ったブログ主が特定されてたから“まだ足りないさん”でサイト内検索したら出てきた。山上の書き込みこれだな?全て2020年。 (こちらを参考にしましたwitter.com/dilettantism20/status/1548459657412620288 ttps://havespi.jp/yamagamitetsuya-tegami-zenbun/) https://archive.ph/2022.07.17-055922/http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-1170.html 人類滅亡計画 おもしろいですね(笑) 滅亡させて誰に何の得があるのかと思ったら、奴隷化計画でしたか。 統一さんは既に統一教会の奴隷なんだから気にする必要ないような…(笑) 人類が共産暴力奴隷になったら文一族の

                  【記事末に追記しました】山上徹也の書き込んだコメント。手紙を送ったブ..
                • 100キロを超えてるくせに運動でやせようとしているデブにこれを読んでほしい

                  いいか。 デブはまず食事制限だ。 間違っても運動でやせようとするな。せめて90kg切るまでは食事がんばれ。 かけてもいいが、デブの運動はちゃんとパートナーやトレーナーがついてない限り3か月以上続かない。 職業柄いろんなデブを見てきた俺が、特にダメなデブを紹介していく。 ジョギングするデブは自己評価高すぎまずコレ。100キロ越えてるデブのくせに毎日ジョギングとか言ってるやつ。 あのな。それができるならお前は今そんなに太ってないんだよ。 あとジョギングはリバウンドが一番きついのでジョギングやめた後それ以上に太る。 絶対にやめろ。 筋トレしたがるデブは自分の身体を粗末に扱いすぎ次。デブのくせに筋トレとか負荷が高い運動やってるやつ。 救いようのないバカ。 1か月続けられないことを保証するわ。 1か月続けたら続けたで膝が壊れて余計デブになる。 そういうことを考えられないくらいバカだからお前は今デブな

                    100キロを超えてるくせに運動でやせようとしているデブにこれを読んでほしい
                  • GPT-4をセラピストとして実行し、「認知の歪み」を診断させるためのフレームワーク『Diagnosis of Thought (DoT)』と実行プロンプト | AIDB

                    近年、精神療法の領域でAIの活用に注目が集まっています。そんな中、カーネギーメロン大学などの研究者らによって新たなフレームワーク『Diagnosis of Thought (DoT)』が考案されました。このフレームワークは、LLMによって人々の「認知の歪み」を診断する目的に特化しており、専門家によって高く評価されています。 認知の歪みとは、例えば「0か100か」のような極端な考え方や、他人の考えを勝手に推測するなど、不健康な思考パターンのことを指します。 DoTフレームワークを用いた診断結果は、人間の専門家が出す診断結果とも高い一致性を示しており、その有用性が確認されています。 (追記)なお、本フレームワークに基づくMyGPTを作成しました。記事末尾にURLを記載するため、興味のある方はぜひお試しください。 参照論文情報 ・タイトル:Empowering Psychotherapy wit

                      GPT-4をセラピストとして実行し、「認知の歪み」を診断させるためのフレームワーク『Diagnosis of Thought (DoT)』と実行プロンプト | AIDB
                    • 妻が統合失調症になった

                      昨年11月に妻が統合失調症になった。 当時は統合失調症って若い人がなる病気だと思っていて、発症時妻は36歳だったので正直ショックが大きかった。 発端は昨年7月。「フェィスブックがハッキングされてる!」と大騒ぎしていたので、ログイン履歴を確認して、誰にもハッキングされてないことを説明していたが、どうも納得してくれていなかった。 そのやりとりが週に1回あり、次第に頻度が増えていた。後半はめんどくさくなって「心配しすぎ!されてないよ!」とだけ答えていた。 その時点で統合失調症の初期症状を疑うべきだったと今でも後悔している。 ハッキングの被害妄想だけではなく、ものすごく色々なことに敏感になっていた。自分の食べるもの、着るもの何から何まで清潔じゃないと気が済まなくなったし、夜中にアパートの上の階の軽い物音がしたたけでイライラしていた。この時点ではコロナの影響によるストレスだと思っていたので、あまり心

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                      • かつて一世を風靡したなんでも実況J板の現状

                        この1年間に凄まじい勢いで5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)が変わろうとしているので今後のために書いていこうと思う。 約1年前のなんでも実況J板(以下なんJ)はグロ画像を高速で貼ってスレを埋め立てるスクリプトや、意味不明な韓国語を高速でレスするスクリプト、夏目漱石の一節で埋め立てるスクリプトなど多数のスクリプトに荒らされる被害を受けており、雑談スレや時事スレはおろか本質である実況すらもままならない状況が常態化していた。 (スクリプトの正体は誰からも相手にされなくなった精神病患者説、アフィリエイトブログへの転載を辞めさせ本来の実況スレを取り戻す目的説など様々であった) そのせいか度々なんJはサーバーダウンを起こすようになり、なんJ民はなんJに代わる新たな移住先を探していたが一向に移住が起こることはなかった (過去に戦場実況板に移住しようとした際に大失敗し、黒歴史化したことも移住がなかなか進まなか

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                        • 賃貸マンションに入れてはいけない客・Q & A編

                          賃貸マンションに入れてはいけない客 https://anond.hatelabo.jp/20230609174500 賃貸マンションに入れてはいけない客・外国人と老人編 https://anond.hatelabo.jp/20230612003129 コメントくれた人ありがとう。書いてもらってたコメントの中から一般的なものをいくつかピックアップして答えたい。 ●管理会社に任せないの? いい業者を紹介してくれええええええ! 頼む!!!!!管理会社に任せたい!! 実は相続したての頃は管理任せてたが、役に立たないので契約切った。あいつら表向きの対応をするだけで、ガチでヤバイ案件は大家に投げるんだよ。何のために管理任せてんだよ。 俺がお願いしてた業者が特別ダメ業者だったのか?もしそうならクソみたいな客でも投げ出さずに最後まで面倒見てくれる管理業者を紹介してほしいマジで。そういう大家さん同士のネット

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                          • 生活保護申請してみた

                            昨今のコロナ禍で失職、または減収になった人も多いだろう。かくいう私も昨年3月に職を失った。 精神的に不安定なことと、昨今の情勢から就活もままならず、ついには貯金なども枯れた。 なので、今の首相も「最後には生活保護がある」などと宣うので、早速役所で申請してきた。 それまでの生活保護申請は「とにかく一度では通らない、何度も通って、時には政治家に頼ったりしないと通らない」などというイメージがネット内では見受けられた。 もちろん不正受給とか色々問題はあるので審査も厳格であるべきだし、何より税金で個人を養うわけだから慎重になるのも当然ではある。 そんなイメージが先行していたため、なかなか申請に行くことができずにいた。 しかし預貯金含めて所持金が5000円を切って、流石にやばいと思って勇気を出して役所へ行った。 結論から言うと、あっさりと生活保護申請が受諾された。正式にはまだ支給は決まってはいないが、

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                            • 2023年に読んで面白かった漫画 59選 - #AQM

                              ★★★    面白かった ★★★★   すごい好き ★★★★★  愛してる ★★★★★★ 人生のお供 この記事では★5以上を並べます。 同じ★数同士の順番は、単純に読んで記事にした日付の順なので他意はないです。 読んで面白くなかった漫画は、わざわざDISるのもなんなので記事にしてないです。 その他、世の中には自分が読んでない漫画の方が圧倒的に多いです。 前回はこちら。 aqm.hatenablog.jp 1年分まとめて、寸評は巻ごとじゃなくて作品ごとに。 諸々コミでこんぐらい。長くてすいません。 あとで読んでください。 投票や合議で広く意見を募りバランスを取る、多くの漫画賞などと違い、ある一人の人間が読んだ漫画が面白かった、というだけの話です。 多かれ少なかれ、 「ブログ主のアンテナが低かったり好みが偏ってたりのせいで、バランスが悪いラインナップだ」 と思われることでしょう。 ご自身の持つ

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                              • 自称メンタル強いさん全然メンタル強くない問題|さいたま|note

                                こういう人さあ。全然珍しくはないんですけど。 1.自分で心が強い言い出す奴だいたいアレ私は以前、ゴリゴリの飛び込み営業とセミナー講師をやっていたことから、人からの悪意、誹謗中傷を受けることにも慣れていたし、講師として伺った先の会社スレで個人名を出されて書かれることも珍しくなかったし、むしろ自ら見に行って後の参考にしてたくらいなので、メンタルは人より強いという自負があった。 気が強い。死ぬほど負けず嫌い。自分が折れてあとで後悔するくらいなら、逃げるなんて絶対にしたくない。 こういう性格。 まず自称負けず嫌い自称気が強いって人でメンタル強い人間に会ったことねーですわ。 メンタルが強いって言うのはそもそも動じないんですよ。元から何とも思わないの。削れないわけ。 だから気が強いとか負けず嫌いっていう要素はその時点でむしろ弱メンタル要素なんですよ。 他の人なら気にしないことでもカチンときたり落ち込ん

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                                • 槙野さやかさんの『ジョーカー』評が滅茶苦茶

                                  「ほんとうはもっと与えられるべきだった」と無根拠に思いこむ人間の恐ろしさ  映画『ジョーカー』|槙野さやか|note https://note.mu/kasa_sora/n/n8554d186e08e 滅茶苦茶すぎる。 映画の内容と合ってる部分が皆無と言ってもいい。 これはさすがに解釈違いなどでは済まされない。 さあ、おわかりいただけただろうか。アーサーは貧しく不運だからジョーカーになったのではない。貧しく不運な人はこの映画の中にも彼の他にいくらでも出てくる。ではなぜアーサーが、アーサーだけが、ジョーカーになったのか。 「自分にはもっとすばらしいものが与えられるべきだったのに、そうではなかったから、自分が与えられるべきだったはずのものをもらっているやつらを燃やす」 いったい何なんだろうこれは。 アーサーは、一度も、こんなこと言ってない。示唆もされてない。 アーサーは実に延々と様々に苦悩や不

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                                  • 藤本タツキ先生の「ルックバック」について、統合失調症の当事者が感じたこと - 蟹の話

                                    shonenjumpplus.com 遺伝子は運命ではない 藤本タツキ先生の「ルックバック」は、喪失と再生の物語だ。漫画という技法を最大限に活かした構造が素晴らしい。私個人も藤本タツキ先生と同じく美術大学を卒業したので、親近感もあってか氏の漫画が好きだ。特に「ファイアパンチ」などは、手塚治氏以来の「火の鳥」のようなすごい作品だと思う。 仮定の話ではあるが、この「ルックバック」は、京アニへの放火犯とその事件を題材にしているのかもしれない。私が「ルックバック」において気になったのは、“名もなき放火犯“、あるいは斧を持った男への描写だ。彼はひどい被害妄想に囚われており、事件を起こす。特徴的なのは、視点人物の友人がいる部屋に、斧を持った男が侵入する場面だ。 彼は遭遇した視点人物の友人に、意味不明なことを捲し立てる。 ここで私は「ああ、彼は“統合失調症”と揶揄された青葉容疑者へのオマージュなんだな」

                                      藤本タツキ先生の「ルックバック」について、統合失調症の当事者が感じたこと - 蟹の話
                                    • 外国で暴れて精神科に入れられたんだけど

                                      なんか書いたけどクソ長いから外国の精神科措置病棟が気になるやつは下までスクロールしてくれ。 入院に至るまでお前らは精神科に入院したことはあるか?俺は一回もなかった。でも精神科/心療内科に通院はしてた。俺はADHDだから、毎日ストラテラを飲まないと仕事にならない。ストラテラは処方薬だから医者に行かねば貰えない。毎回医院に行って1分話して処方箋貰って金払うだけ。 ある時、俺は海外に一身上の都合で引っ越した。医療制度というのは国毎に大幅な差異がある。引っ越した先の国では生憎ストラテラは18歳以下のみの保険適用だった。やっとのことで見つけたクリニックの先生は、ビバンセを勧めてきた。言うには最新の作用機序でリタリンよりODの不安もない。そして保険適用。かつてコンサータがまるで駄目な方にしか効かなくて3日でやめた記憶もあったものの、軽い気持ちでスイッチしてしまった。 ADHDにはニ種類の薬がある、と俺

                                        外国で暴れて精神科に入れられたんだけど
                                      • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

                                        『安楽死が合法の国で起こっていること』という本をご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが本書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた

                                          安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
                                        • 精神科医だがこれが参考になるとかブコメで言われまくっていて流石に心配..

                                          精神科医だがこれが参考になるとかブコメで言われまくっていて流石に心配になったのでコメントをいれておく。ここの「躁鬱」が躁うつ病とも呼ばれた双極性障害/双極症のことじゃなくて一般用語としての(病気の固有名じゃない、状態に関する名前としての、精神医学で使うことばじゃない)「躁鬱」であって、かつ読者もそれを理解してるなら以降は無視してください。あくまで医学的な情報の整理で、それ以外の部分についてどうこういう話じゃないし、もともとの増田(この投稿の言及先の言及先)からはほとんど無関係だ。 「鬱はぐったりと元気のない精神病。気弱な人がなるもの」と思っていたが、実際は「些細なことにイライラしがちな人がなりやすい病気で、イライラと元気のない状態を繰り返すもの(=躁鬱)」だ 「些細なことにイライラしがちな人がなりやすい」っていうところは多分疫学的な根拠はない…し、本文全体に同様の、疾病としての躁鬱とイライ

                                            精神科医だがこれが参考になるとかブコメで言われまくっていて流石に心配..
                                          • 「絶望先生」作者にとって最終回は“供養”である。「かってに改蔵」から最新作「かくしごと」まで、マンガ家・久米田康治が語る“終盤の急展開”に込めた想い

                                            『初代ポケモン』マサラタウンのジオラマを画用紙で作ってみた! ストップモーションで描かれる表現に「立体なのがなんか感動する」「わくわくする」の声 海外でバズり中のボカロ曲「ヤババイナ」楽曲配信開始!初音ミク、ずんだもん、重音テトの破茶滅茶なMV映像に「中毒性やばい」「何度も聞きにきたくなる」の声 久米田康治先生のマンガは、最終回に衝撃的な「どんでん返し」が起こるという特徴がある。 『かってに改蔵』の連載終了当時、数年に渡るギャグ展開を全てひっくり返すような突然のシリアス最終回が波紋を呼び、話題となった。 『さよなら絶望先生』はショックを受けるほどの暗いラストに、久米田先生が「最終回は連載開始前から決めていた」と語ったのも相まって、筆者もリアルタイムで読んでいて背筋が凍ったのをよく覚えている。 そして、先日に完結した最新作『かくしごと』は、最終回で作品全体に仕掛けた大きな伏線を回収するという

                                              「絶望先生」作者にとって最終回は“供養”である。「かってに改蔵」から最新作「かくしごと」まで、マンガ家・久米田康治が語る“終盤の急展開”に込めた想い
                                            • 小川さゆり(旧統一教会元2世信者) on Twitter: "統一教会の教会長の娘でした 小さい頃から貧乏を強いられ学校ではいじめられ、親は信者とランチに行っていました 私がバイトをし出すと親は給与を全て奪い、隠れて貯めたお金も私が精神病棟に初めて入院した際、勝手に引き落とされていました。入院した理由は介護になった祖母を家族で虐待していたこと"

                                                小川さゆり(旧統一教会元2世信者) on Twitter: "統一教会の教会長の娘でした 小さい頃から貧乏を強いられ学校ではいじめられ、親は信者とランチに行っていました 私がバイトをし出すと親は給与を全て奪い、隠れて貯めたお金も私が精神病棟に初めて入院した際、勝手に引き落とされていました。入院した理由は介護になった祖母を家族で虐待していたこと"
                                              • 数千万ぶち込んだ親族にガチで恨まれてた話 (追記:2020-10-16)

                                                anond:20200630011932 我が家の両親はどうかしていた が、高校入学までは、なんとなく生活は回っていた。 電気ガスが止まる度に、母が父に鬼電してお金を用意させ、当日中に使えるようになっていた。 しかし、高校に入ってから、ついに水道が止まる。 電気ガスが止まるのはよくあることだったが水が止まるのは初めてのことだった。 というか水道が止まるとなにも出来ないので、直ぐに振り込んで再開させるよう母にお金を渡した。 これがいけなかった。 高校入学と同時に週5でバイトを始めてから、生活費としてなぜか毎月5000円を徴収されていたが、それ以外はお金を要求されたことは無かった。 高校の入学費・制服代は両親が払ったし、止まってから騒いで払うというのは理解しがたかったが、光熱費も両親が払っていた。 しかし、自分が水道代を払って以降は、簡単にお金を要求してくるようになった。 しかも母は全然すまな

                                                  数千万ぶち込んだ親族にガチで恨まれてた話 (追記:2020-10-16)
                                                • 「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)

                                                  一応断っておきますが、ネタバレ全開です。 「庵野の回復ストーリー」としてのシンエヴァシン・エヴァンゲリオンとは一言で表すとどういう話だったのか。 「シン・エヴァンゲリオン」とは、ニアサードインパクト(エヴァQ)を起こしてうつ病になったシンジ(庵野)が、周りの人々に支えられて回復し、ゲンドウ率いるネルフ(旧エヴァ)と対決するお話である。 つまり、極めて個人的な庵野秀明自身の「回復の物語」が紡がれている。旧エヴァにあったような普遍的なテーマはどこにもない。ひたすらに、庵野秀明個人がみんなに支えられてうつ病から回復し、エヴァの完結編を創ってエヴァの呪縛から逃れられるようになった。それだけの話が延々と展開されている。 極言すれば、本作には「エヴァンゲリオン」のキャラクターはほとんど登場しないとも言える。エヴァのキャラクターの口を借りて、庵野秀明が自分の話をつらつらと語っている。そういう作品だ。 エ

                                                    「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)
                                                  • 「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか

                                                    先日、私の新しい本『何者かになりたい』がイーストプレスさんからリリースされた。 想定読者は「何者かになりたい」と願わずにいられない人や「何者にもなれない」と悩んでいる人だ。 そうした気持ちをどこかに抱えながら中年期を迎えた人も、潜在的読者かもしれない。 ところで、この「何者かになりたい」「何者にもなれない」といったフレーズには、シンパシーをおぼえる人とまったくおぼえない人がいるのが通例だ。 たとえば先月、講談社ビジネスに 『「何者かになりたい人々」が、ビジネスと政治の「食い物」にされまくっている悲しい現実)』という記事が公開された時、twitterやはてなブックマークではこうした気持ちへのシンパシーがたくさん書き込まれると同時に、「そんな気持ちになったことはない」という書き込みも少なくなかった。 先月公開された『いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。』という記事で

                                                      「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか
                                                    • ある仏教研究者が、東大教授を中心に学会から「大学教授になりたければ出版を諦めろ」などとアカハラを何度も受けていたと告発

                                                      正木伸城 @nobushiromasaki ライター・フリーランス広報・マーケター|常に3冊持ち歩く活字好き|仏教思想研究家|哲学愛好家|『サンユッタ・ニカーヤ』『監獄の誕生』が座右の書|うつ病→精神病棟→36歳から本格的に社会人デビュー →3社を経て現職|著書に『宗教2世サバイバルガイド』等|『本当にわかる仏教思想』刊行予定|取材・仕事のご依頼はDMにて📩 …bunshi-writingservice.hp.peraichi.com 正木伸城 @nobushiromasaki 清水俊史『ブッダという男――初期仏典を読みとく』読了。膨大な知識の蓄積の果てにわかりやすく紡ぎ出されるブッダ像は、新たな確かさをたたえている。刺激的。と同時に、やはり「あとがき」が気になった。僕の友人学者にも似たような経験を持つ人がいるので、さぞ苦しかっただろうと想像する。以下引→ pic.twitter.com

                                                        ある仏教研究者が、東大教授を中心に学会から「大学教授になりたければ出版を諦めろ」などとアカハラを何度も受けていたと告発
                                                      • 生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。

                                                        生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。 私が精神科医になった動機の約20%は、この作品に感化されたせいだ。感化され過ぎたせいで、「『新世紀エヴァンゲリオン』についてレビューをまとめなさい」と言われたら今でもまとめる自信がない。 しかし、『新世紀エヴァンゲリオン』に含まれていた心理学っぽさや精神分析っぽさを振り返ることはできる。 同作品は90年代の心理学ブームやメンタルクリニックブームを踏まえていて、同時代性が強い。だから『新世紀エヴァンゲリオン』を振り返ると、当時のそうした目線を思い出すことにもなる。 90年代は「モノより心」の時代 はじめに、90年代のメンタルヘルスを巡る雰囲気について思い出してみよう。 80年代から引き続いて、90年代は精神医療語り・心理学語りがとても流行っていた。「日本人は物質的には豊かになったが、心はまだまだ貧

                                                          生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。
                                                        • 交通事故に遭った

                                                          3週間に1度の、精神科への通院途中だった。車同士、交差点でこちら青信号、あちら赤信号で、左方から来た相手の右側面に激突。直前で避けようとしてハンドルを右に向けたせいか、こちらの車が対向車線に飛ばされる。幸い他に通行車両はなく、車は全損したものの、奇跡的に物損事故で済んだ。 警察を呼ぶまで相手の方と謝り合うも、お互いに青信号だったと言うので二人して首を傾げる。15分もしないうちに警察が来て、それぞれ分かれて事情を話した。こちらは青信号だったと伝えると「それじゃあぶつかりようがないでしょう」と言われた。パニック状態だったこともあり言っていることがよく飲み込めなかったが、「相手の方も青だったとおっしゃってました」と言うと「じゃああなたが赤だったんでしょ、あなたが原因だわ」と言われ、え…、と面食らっているうちに警察の人はその場を立ち去って別の人と話しに行ってしまった。 当時鬱病を患っていた私は、こ

                                                            交通事故に遭った
                                                          • 都会の端の隅の医療からのつぶやき

                                                            都会の端の隅からのつぶやき コロナの影響で報道の通り医療機関はひっ迫している。 今年の所謂年末年始は半分以上勤務予定で、丸一年田舎に帰れていない者の取り留めのないつぶやきである。 患者さん(以後患者)は感染予防の意識があるのかないのか、しゃべりにくいという理由で高確率でマスクをわざわざ外して話そうとするのを毎回マスクをつけてくださいというのにも疲れてきた。正直あなたのために言っているのではなくこちらを濃厚接触者にしないでほしいという気持ちだけである。個室の患者にマスクなしの状態で泡をとばしながら詰め寄られ二重の意味で怖かった。高齢者とはいえ大柄の男性に詰め寄られることがどれだけ怖いか想像してほしい。高齢になればなるほど理性の箍が外れるのか威嚇や恫喝は当たり前で、何度も詰め寄られたり物を投げられた。コロナ患者はベッドを長期間占有するので経営と人員が圧迫される。医療機関への例の20万円はまだ…

                                                              都会の端の隅の医療からのつぶやき 
                                                            • 【追記あり】非モテ女など存在しない。舐めるな

                                                              非モテについて語られる時、そして男のつらさについて語られる時、必ずと言っていいほど「自称」非モテ女が現れて「非モテでつらいのは男だけじゃない!女だってつらい!」とか抜かし始める。 はっきり言おう、非モテ女など存在しない。 そもそもこんなこと言う奴は非モテ男の根本的な辛さがわかってねえ。いいか、非モテ男のつらさはセックスができないことだ。それはつまり相手に承認されないと言うつらさとイコールだ。 それに比べて自称非モテ女どもはどうだ? そりゃ、お前は相当なブスかもしれない。顔面がアルプス山脈のようになっているかもしれない。だがな、お前が股を開けば群がる男は1人や2人かはいるのだ。 違うと思うならマッチングアプリの1つでもやって女性として登録してみるといいい。たとえ顔写真を乗っけなくたって大量にメッセージが来る。 俺は非モテ女を見下していたりするわけじゃない、むしろ羨ましいんだよ。俺が書いたよう

                                                                【追記あり】非モテ女など存在しない。舐めるな
                                                              • 【炎上】櫻井翔の元日本兵吉岡さんへの質問は正しい - 安楽日記

                                                                こんにちは。アイオー安楽です。 Twitterのトレンドで、「櫻井翔 大炎上」というトピックが流れてきました。 何事かと思って見てみると、日テレの「News Zero」で櫻井翔が行ったインタビューが、元日本兵の方に失礼なのではないか、という点で炎上しているようです。 引用: https://forest-life-japan.com/2021/12/10/【謝罪動画】櫻井翔、大炎上%E3%80%80元日本兵に「アメ/ 炎上に関しての概要は、下記の記事をご参照ください。 johnnys.jocee.jp 私は、この記事に掲載されている櫻井翔へのバッシングを見て、強い違和感がありました。 上記のサイトに取り上げられていたコメントは、次のようなものです。 《こんなに浅はかだったとは残念すぎる。私の好きだった櫻井翔は違う人だったのかと思ってしまう…》 《その質問はないと思います。世界中の軍人にして

                                                                  【炎上】櫻井翔の元日本兵吉岡さんへの質問は正しい - 安楽日記
                                                                • 大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)[第12回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡

                                                                  依存症は、現代人にとって、とても身近な「病」です。非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、様々なものに頼って、なんとか生き延びている。そして困っている、という人はたくさんいるのではないでしょうか。 そこで、本連載では自身もアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する横道誠さんと、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症(!?)で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦さんの、一筋縄ではいかない往復書簡をお届けします。最小単位、たったふたりから始まる自助グループの様子をこっそり公開。 薬物乱用防止教室の季節ヘイ、マコト、前回のお手紙をいただいてからずいぶんと長い時間が経ってしまいました。毎年、この夏休み期間、教員向け研修会のラッシュ、連日、国内各地に出向いて登

                                                                    大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)[第12回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡
                                                                  • そして今私は障害者の中にいる

                                                                    ■半年前の日記 https://anond.hatelabo.jp/20190615163022 「私もう、訴えます。本当に、訴えます」 盲の人が叫んだらしい。いわゆる障害者部屋で。相手は職場のありとあらゆるすべて。同じ障害者の人からそれを聞いた私は、はははとしか言いようがなかった。そりゃそうだ。何の疑問もなくそう思った。 彼女はもうとっくに限界なのだ。 今年の4月、うちの会社は急遽障害者部屋を作った。障害者の雇用率が全く達成されておらず、世間からぼこぼこに叩かれて急遽作らさせられた障害者部屋。何十人という人間を詰め込んで、雑務に近い定型作業をただひたすらにやらせる。よくある特例子会社を社内に作ったような部署だ。 私はそこに4月から障害者枠の正社員で採用された。中途の社員もほとんどいない中、障害者雇用率は大幅に未達。障害者がほとんどいない、新卒プロパー純粋培養の環境。そこに大量の障害者。は

                                                                      そして今私は障害者の中にいる
                                                                    • 「ただのサイコパスもいた」 中国の元警察官、ウイグル族への拷問を語る

                                                                      (CNN) 新疆ウイグル自治区で夜中に急襲が始まった。 ライフル銃で武装した数百人の警官がウイグル族の住む町で家々を回り、数百人を家から引きずり出し、手錠をはめ、フードをかぶせた。もし抵抗したら撃つと脅した。これらは中国の元警察官がCNNに語った内容だ。 この人物は「我々は夜中に全員を強制的に捕まえた」「もしその地域の一つの郡に数百人がいるのなら、数百人を拘束しなければいけなかった」と話す。 元刑事であるこの内部告発者は中国に残る家族を守るため、「ジャン」との名前だけで自分を特定するように希望した。 ジャン氏は亡命先の欧州で行われたCNNとの3時間に及ぶインタビューで、新疆ウイグル自治区の収容所でウイグル族を拷問する組織的作戦と同氏が位置付けるものについて詳しく説明した。このような詳細が明かされるのはまれ。中国はこうした拷問の存在を何年も否定してきている。 ジャン氏は警察の留置場で自分や同

                                                                        「ただのサイコパスもいた」 中国の元警察官、ウイグル族への拷問を語る
                                                                      • 結局、大麻は健康に悪いの? 薬物依存症の専門家が訴える一番の害は......

                                                                        有識者会議「大麻等の薬物対策のあり方検討会」の構成員で、薬物依存症が専門の国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長、松本俊彦さんに、そもそも大麻の健康影響はどうなのか、聞いた。 日本では大麻に関する知見はほぼなしーー改めて、大麻を常用することの危険性はどうなのか、現状での研究報告を教えていただけますか? 実は責任を持って、「これがエビデンス(科学的根拠)だ」と言えるものがすごく少ないということをまず言っておきます。 日本では薬物を規制する時には、必ず細胞を使って、細胞毒性が起きるとか、細胞死が起きることを示し、動物実験でもこんなに依存性がありましたということを報告しています。 でも、それはアルコールでもカフェインでもニコチンでも示せることです。 それこそ、昔、小学校でシンナーを使わないように啓発するために、ビーカーの中のシンナーにミミズを入れるとちぎれることを見せた実験のようなもので

                                                                          結局、大麻は健康に悪いの? 薬物依存症の専門家が訴える一番の害は......
                                                                        • なんかブクマ集めてるけど、納得できないわ。 だって現実では、かわいそう..

                                                                          なんかブクマ集めてるけど、納得できないわ。 だって現実では、かわいそうランキング(権力勾配認定)でそんなにかわいそうじゃないとされてる奴らへは、嫌悪の公言すら許されてるじゃないか。 君がトラバで書いた内容は、「心の中で嫌う自由と、その嫌いを公言する自由は別で、公言する自由は制限されるから気を付けよう」ということだと理解した。 ブコメでもはてなの外でもちょいちょい目にする理屈だ。 これが、現実で一律に通用してるルールならある程度頷くけどさ。というか昔は俺もそのシンプルな切り分けに頷いてて、他人をその理屈で説得しようとしたことすらあったけどさ。 でも実際には、あいつらに対しては嫌悪を表明してもよい、と扱われてる対象が沢山いるじゃん。 サムいダジャレをいう奴、仕事ができない奴、コミュ障アスペ傾向空気読めないオタク、チンピラ、ホスト、ロリコンショタコン、メンヘラ、アル中パチ中、服装のダサい奴やだら

                                                                            なんかブクマ集めてるけど、納得できないわ。 だって現実では、かわいそう..
                                                                          • ゲームにおける精神疾患の誠実な扱いとはなにか?――精神疾患の当事者による『NEEDY GIRL OVERDOSE』に感じる問題点

                                                                            『NEEDY GIRL OVERDOSE』をプレイしていると、薬物や精神障害をとてもカジュアルに扱うことへの違和感が拭えなかった。一言でいうと本作の精神疾患と服薬の取り扱いは不適切で、精神疾患を患う者を見世物として描いているからだ。 見世物にされる “精神を病み、薬を飲むかわいい女の子” 『NEEDY GIRL OVERDOSE』はWindows XPを模したOS「Windose20」という疑似パソコンのデスクトップで、主人公の「あめちゃん」を “インターネットエンジェル”という超有名配信者に仕立てるべくパラメーターを管理しながら多様なコマンドを選択していく育成シミュレーションゲームだ。 本作は話題の作品だが、ただ絶賛されてよい内容ではない。違和感を持つプレイヤーも確かにいる。私自身ここまで強く感じるのも、自分が双極性障害を患っているからだ。私だけではなく、半同棲中の婚約者もまた心の病を抱

                                                                              ゲームにおける精神疾患の誠実な扱いとはなにか?――精神疾患の当事者による『NEEDY GIRL OVERDOSE』に感じる問題点
                                                                            • 市中病院で経験した、 人工呼吸器装着が必要であった重症 COVID-19 肺炎の感染対策、治療について

                                                                              序 文 当院は、新型コロナ肺炎(以後 COVID-19)によっ て命を奪われた日本で最初の患者さんが、 発病当初に 入院(当初は COVID-19 としての疑念はなく、病状 悪化とともに呼吸器科専門病院に転院) していた病院 として実名で報道された。 当時は市中で新型コロナ肺炎が発症し始めた頃で あり、疾患そのものの病態(潜伏期間、伝染力、伝播 様式、ウイルス排出期間など)が分からず、かつ治療 方法さえも不明であった事から人々から恐れられ、 様々な憶測に基づく風評被害にさらされた。 多くの報 道で当院の空撮写真とともに「相模原中央病院」の名 前を賑わせたことは記憶に新しいと思う。 報道発表の 直後には、職員が新型コロナ肺炎を発し、その後当該 病棟の入院患者 3 人に院内発症し、感染伝播の事態 に至った。 その後は、 当院職員であることだけで世間からは接 触を拒まれたり、 さらには他病院から

                                                                              • 『理解ある彼くん現象』ってなかなか興味深いよな

                                                                                漫画の世界だけでなく精神科医や支援施設の職員等から見た感覚とも大体一致する女性は精神病や発達障害などのハンデがあっても恋愛や結婚は容易(少なくとも同じスペックの男と比較すると桁違い)結婚の選択肢のあるなしは人生設計を根本から変えるレベルに影響がある恋愛における優位性は事実上生活保護なんかよりよほど強固なセーフティネットとして機能している(多分超イケメンとかも似たようなもん) 男が貧困や精神疾患から『理解ある恋人の支えを受けて』立ち直るケースはほぼない(あっても女に比べると激レア)男と女で自殺率や孤独死率の差がここまで大きい理由この手の弱者が淘汰されずに再生産され続ける理由理解ある彼くんは大体がチー牛顔 健常者女に相手されない男はメンヘラや無職女を養うことで恋人を作る理解ある彼くんが突然生えてくる理由だが、 ここは考察の余地があるがぶっちゃけマッチングアプリやら出会い系やらで捕まえた男だから

                                                                                  『理解ある彼くん現象』ってなかなか興味深いよな
                                                                                • 精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む - 関内関外日記

                                                                                  なぜ自然選択は、私たちをこれほど多くの精神疾患に対して脆弱なままにしたのだろう? これは価値のある問いであり、これに答えようとする試みによって、精神疾患に対する私たちの理解は深まるはずだ。これが、本書のシンプルなテーマである。 「エピローグ」p.449 というわけで、『なぜ心はこんなに脆いのか』を読んだ。 なぜ心はこんなに脆いのか:不安や抑うつの進化心理学 作者:ランドルフ・M・ネシー 草思社 Amazon 読んでいる途中で気づいたのだが、この著者は『病気は、なぜあるのか』という本の著者でもあった。 goldhead.hatenablog.com というわけで、おれはこの本を「進化医学の中でも進化心理学を中心として、病気のなかでもとくに『精神病はなぜ、あるのか』なんだな」と思って読みすすめることにした。なにせおれは精神病の当事者、双極性障害(躁うつ病)の手帳持ちであって、なおかつ進化心理学

                                                                                    精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む - 関内関外日記