まえがき 本の雑誌2020年10月号掲載の原稿を転載します。『ブルシット・ジョブ』に『言語の起源』にと大作目白押し。『「役に立たない」科学が役に立つ』も短い本ながらも現代においては重要な観点を持っている本で短くもずっしりと重い。 完全に個人的な趣味だけど『押井守の映画50年50本』は押井守の映画語り本の中では一番好きといってもいい本だし、山本貴光『マルジナリアでつかまえて』は本に書き込みを入れることについての本で、僕もめちゃくちゃ本に書き込みを入れる勢なので共感しきりだった。この本はブログでも書けなかったのでもっと書きたかったな。 ここから原稿 ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 作者:デヴィッド グレーバー発売日: 2020/12/24メディア: Kindle版本書が邦訳された直後に亡くなってしまったこともあって話題となったデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ クソどう