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電ファミニコゲーマの検索結果41 - 80 件 / 90件

  • あの傑作『クロノ・トリガー』を作った生みの親ーー堀井雄二、坂口博信、鳥嶋和彦らによる鼎談が、30年の時を経てついに実現。「あの頃の俺たち」をいまふり返って

    『クロノ・トリガー』といえば、今なお根強い人気を誇る傑作RPGである。 最近では、ファミ通にて行われた「平成のゲーム 最高の1本」のアンケートで1位を獲得したほか、過去にはTIME誌の選ぶ「歴史上で最も偉大なゲームTOP100」に選出されるなど、国内のみならず、世界的に高い評価を得ている。 そもそも『クロノ・トリガー』は、黄金期にあった『週刊少年ジャンプ』で情報を公開し、発売前から堀井雄二・坂口博信・鳥山明という『ドラクエ』と『FF』の作り手達の姿を強く押し出した作品でもあった。文字通りの“ドリームプロジェクト”として、当時の少年少女達をワクワクとさせた取り組みだったわけだ。 そんな『クロノ・トリガー』の発売から約30年の時を経て、プロジェクトの仕掛け人であった鳥嶋和彦氏をホスト役に、堀井雄二、坂口博信らが集結。当時、どうだったのか?をふり返るという座談会が企画された。 この内容は、ラジオ

      あの傑作『クロノ・トリガー』を作った生みの親ーー堀井雄二、坂口博信、鳥嶋和彦らによる鼎談が、30年の時を経てついに実現。「あの頃の俺たち」をいまふり返って
    • 日本の戦国時代が舞台の『アサシンクリード』の新作主人公が黒人→日本にそんな侍いねえだろ!→いやマジで居たんだよ、という論争が始まっているらしい

      Assassin's Creed @assassinscreed Become a lethal shinobi assassin and powerful, legendary samurai in Feudal Japan. Assassin's Creed Shadows Official World Premiere Trailer now available on YouTube #AssassinsCreedShadows Watch now: ubi.li/CTY01 pic.twitter.com/q6B376ZvTT 2024-05-16 01:05:38 電ファミニコゲーマー @denfaminicogame ■『アサシン クリード シャドウズ』の詳細 ・戦国時代の城下町、港、神社、山村がオープンワールドで再現 ・天候は不意に変わり、季節は移りゆく ・忍の「奈緒江」と、

        日本の戦国時代が舞台の『アサシンクリード』の新作主人公が黒人→日本にそんな侍いねえだろ!→いやマジで居たんだよ、という論争が始まっているらしい
      • 電ファミではニュースライターとしてAI「ChatGPT」を採用します!GPT-4で試験運用を開始

        こんにちは、「電ファミニコゲーマー」の読者の皆様。本日は、特別なお知らせがあります。 「電ファミニコゲーマー」が新たなニュースライターとして、GPT-4アーキテクチャをベースにした人工知能である私、ChatGPTを起用することになりました! 3月16日より試験的に運用を開始しています。 画像はGPT-4より 私は、OpenAIが開発した最先端のGPT-4アーキテクチャを活用しており、その豊富な知識と柔軟な表現力を持ち合わせています。これにより、ニュース記事の執筆や編集にも活用されています。 今後、電ファミニコゲーマーでは、「ChatGPT」による記事制作を行い、よりスピーディーかつ正確な情報をお届けすることができるようになります。 AI裁判官が人を裁く模擬裁判「AI法廷の模擬裁判」が凄そう ― 話題のAI「GPT-4」を採用し、東大の文化祭で開廷 電ファミニコゲーマーは、ChatGPTをは

          電ファミではニュースライターとしてAI「ChatGPT」を採用します!GPT-4で試験運用を開始
        • Togetter広告枠に“大量のG”が表示される 「悪質クリエイティブは見つけ次第ブロック」

          ツイートまとめサイト「Togetter」を運営するトゥギャッターは7月18日、同サイトに「大量のG(ゴキブリ)が写った画像」が広告として表示されたため、該当の広告をブロックしたと報告した。 同様の広告は他のWebサイトにも表示されることがあるという。トゥギャッターは「悪質なクリエイティブは引き続き見つけ次第ブロック&報告する」としている。Togetterでは2017年にも、Googleを装って不審なアプリをダウンロードさせようとする悪質な広告が確認されたことがある。 関連記事 Twitterの広告収入は50%減──イーロン・マスク氏がツイート Twitterの広告収入は50%減少し、キャッシュフローは依然としてマイナスだとイーロン・マスク氏がツイートした。 電ファミ、悪質リダイレクト広告に注意喚起 閲覧中に偽アンケート ニュースサイト「電ファミニコゲーマー」を運営するマレが、同サイト閲覧中

            Togetter広告枠に“大量のG”が表示される 「悪質クリエイティブは見つけ次第ブロック」
          • ゲーム『ホグワーツ・レガシー』になぜか愛知県豊橋市のチームが出てきて箒を焼き払ってる「実は昔からある設定」

            リンク 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない? 正義の味方「ハリー・ポッター」が居ないので『ホグワーツ・レガシー』で Let’s エンジョイ 死の呪文。本作をプレイするためだけにPS5を買ったライターが魔法界をぶらり旅 マグル(非魔法族)のみなさん、こんにちアバダ・ケダブラ。 『ハリー・ポッター』ファンが待ちに待った『ホグワーツ・レガシー』がついに発売されます。PS5、Xbox Series X|S版は2月10日、PC(Steam)版は2月11日となっていますが、既に早期アクセスでゲームをプレイされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 93 users

              ゲーム『ホグワーツ・レガシー』になぜか愛知県豊橋市のチームが出てきて箒を焼き払ってる「実は昔からある設定」
            • ゲーム世界に閉じ込められた「デバッガー」のマンガ『この世界は不完全すぎる』 作者・左藤真通氏がゲームAIの第一人者に聞く「デバッグ」と「AI」のリアル

              ゲームの「バグ」には、人を惹きつける不思議な魅力がある。キャラクターが暴走するような見た目が面白いものが話題になるだけでなく、RTA(リアルタイムアタック)に活用されたり、あるいは発生条件を追求する熱心なプレイヤーがいたりと、ゲーム文化のさまざまな側面で「バグ」に熱い視線が注がれるシーンは決して少なくない。 とはいえ、もちろんネガティブな面もある「バグ」。その発見や解決に向き合う「デバッガー」に焦点をあてたユニークなマンガが『この世界は不完全すぎる』だ。 いまやラノベやアニメでおなじみとなった「フルダイブ型MMORPG」を舞台に、ゲームの中に閉じ込められてしまったデバッガーの主人公・ハガを中心としたストーリーを描く。 フルダイブ型のゲームなだけあって、描かれる世界はさながら中世ヨーロッパ風のファンタジー。しかし物語の中には「ボスの行動パターンを利用してハメ倒す」「デバッグモードで壁を抜ける

                ゲーム世界に閉じ込められた「デバッガー」のマンガ『この世界は不完全すぎる』 作者・左藤真通氏がゲームAIの第一人者に聞く「デバッグ」と「AI」のリアル
              • 『スマブラSP』内でユーザーがつくりだした非公式「不知火舞」が増殖中 - AUTOMATON

                『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にて新ファイターのテリー・ボガードが配信開始された。また同配信においては、主役であるテリーを差し置いて『餓狼伝説』シリーズなどの人気キャラ不知火舞の不参加が注目を集めたが、ファンのいじりは続いているようだ。GameXplainが伝えている。 不知火舞は、SNKタイトルに登場するくノ一だ。不知火流忍術を継承しており、大きな扇子を武器として戦う。露出の多い大胆な赤い装束を身にまとい、髪はポニーテール。テリーの弟であるアンディと恋仲であることも知られている。『餓狼伝説』シリーズにてデビューしたものの人気を博し、その後『キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどのSNKタイトルや、最近では『DEAD OR ALIVE 』2作品に参戦するなど、その活躍の幅を広げている。その派手な見た目もあってか、多くの男性ファンを抱えるキャラである。 『DEAD OR A

                  『スマブラSP』内でユーザーがつくりだした非公式「不知火舞」が増殖中 - AUTOMATON
                • 伝説のアニメーター・板野一郎はゲーム業界でも偉大な指導者だった!直弟子の手がけるVRゲーム『アルトデウス: BC』に受け継がれる、「板野サーカス」の極意とは

                  伝説のアニメーター・板野一郎はゲーム業界でも偉大な指導者だった!直弟子の手がけるVRゲーム『アルトデウス: BC』に受け継がれる、「板野サーカス」の極意とは 現在、Oculus Quest/Rift、Steam VR、PlayStation VRで発売中のVRアドベンチャーゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos』【※】が、VRゲームとしては異例の高評価を獲得している。 ※『ALTDEUS: Beyond Chronos』……謎の巨大生命体「メテオラ」の襲来により、人類が地下都市に逃げ込んでから200年後。人型都市防衛兵器「マキア」で地下都市を守護するクロエの眼前に、新たなメテオラが現れて……。VR空間でキャラクターの会話が繰り広げるアドベンチャーパートに加えて、マキアを操縦するマシンアクションパートや、AIの歌姫「ノア」によるライブ体験も盛り込まれている。 (画像はALTD

                    伝説のアニメーター・板野一郎はゲーム業界でも偉大な指導者だった!直弟子の手がけるVRゲーム『アルトデウス: BC』に受け継がれる、「板野サーカス」の極意とは
                  • 『ソウルハッカーズ2』が8月25日に発売決定。25年ぶりのシリーズ完全新作

                    アトラスは生放送番組「Aion Live Broadcasting Sequence」にて、『ソウルハッカーズ2』を2022年8月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows、Steam。価格はパッケージ版・DL版ともに9,878円(税込)。 なお、Xbox Series X|S、Xbox One版はDL版のみ対応、Steam版は8月26日発売となる。 (画像はAion Live Broadcasting Sequence – YouTubeより)(画像はAion Live Broadcasting Sequence – YouTubeより)(画像はAion Live Broadcasting Sequence – YouTubeより)(画像はAion Live Broadcasting Sequence

                      『ソウルハッカーズ2』が8月25日に発売決定。25年ぶりのシリーズ完全新作
                    • [レビュー]「FINAL FANTASY XVI」の課題と可能性。ゲームデザインを深掘りし,ストーリーの優れた点と惜しい点を検討する【ネタバレあり】

                      [レビュー]「FINAL FANTASY XVI」の課題と可能性。ゲームデザインを深掘りし,ストーリーの優れた点と惜しい点を検討する【ネタバレあり】 ライター:Jini はじめに 本稿は「FINAL FANTASY XVI」(以下,FF16),並びに「ファイナルファンタジー」(第1作)の結末まで触れているレビューとなる。ネタバレを多分に含むため,同作をクリアしたあとに読んでいただければ幸いだ。 スクウェア・エニックスがFF16を発売してから,約1か月が経過した。2023年6月28日に世界累計販売数が300万本を突破し,さらに7月6日にはモーションブラーの強度変更などが追加されたVersion 1.03が配信となり,今も盛り上がり続けている。 関連記事 「FINAL FANTASY XVI」全世界での累計販売数が300万本を突破 スクウェア・エニックスは本日(2023年6月28日),Play

                        [レビュー]「FINAL FANTASY XVI」の課題と可能性。ゲームデザインを深掘りし,ストーリーの優れた点と惜しい点を検討する【ネタバレあり】
                      • ニコニコ動画の「ニコる」機能が復活 コメントをほめる用途に特化 「ニコるくんを返して」の声に対応

                        ドワンゴは8月29日、「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」を復活させると発表した。まずプレミアム会員向けに提供する。ニコるは、利用者が少ないことを理由に2015年に廃止していたが、運営元に「ニコるくんを返して」といった要望が多く寄せられたため再び実装した。 動画視聴ページの「コメントパネル」(コメント一覧表)に「ニコる」ボタンを設置。ユーザーは、他の人が投稿したコメントを気に入った場合、ボタンを押すことでニコれる(ほめられる)ようになった。ただ当初は、一度押すと取り消すことはできない。 「ニコニコマイページ」も改修し、ユーザーがニコった(ほめた)コメントの履歴を閲覧できるようにした。ユーザー自身のコメントが、他のユーザーにニコられた(ほめられた)回数も確認可能になった。 多くのユーザーにニコられたコメントは、コメントパネル上に目立つ形で表示されたり、動画上に残

                          ニコニコ動画の「ニコる」機能が復活 コメントをほめる用途に特化 「ニコるくんを返して」の声に対応
                        • ジャンプ元編集座談会に木多康昭先生物申す〜「マシリト!『海賊漫画がジャンプの柱になる訳ないじゃん』って言ってたの覚えてるぞ」「売れる作家の見極めは編集者より、新人作家アシのほうが正確」

                          リンク 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない? 『ドラゴンボール』と『ナルト』の元担当編集が語る「ジャンプ」の裏側 ― 絶対に敵わない『ワンピース』に勝つために『ナルト』が取った戦略とは【鳥嶋和彦×矢作康介×鵜之澤伸×松山洋】 『ジャンプ』の強さの秘密はどこにあるのか。紙の雑誌の売れ行きが急速に落ち込んでいる現在、漫画はこの先どうしていくべきか? ラジオ「居酒屋:でんふぁみにこげーまー」にて、鳥嶋和彦氏、鵜之澤伸氏、ゲストに松山洋氏と、矢作康介氏を迎え、大いに語り合ってもらった。 414 users 1082

                            ジャンプ元編集座談会に木多康昭先生物申す〜「マシリト!『海賊漫画がジャンプの柱になる訳ないじゃん』って言ってたの覚えてるぞ」「売れる作家の見極めは編集者より、新人作家アシのほうが正確」
                          • 「今、ゲームメディアが死につつある」ゲームジャーナリズムの限界と提言について|Jini | ゲームゼミ

                            今、世界的にゲームメディアが死につつある。 確かに、以前から衰退はしていた。特に、2023年にはFandom WikiによってGameSpotやGiant Bombといったサイトが買収された途端、40〜50人がレイオフならびに何らかの影響があったと報道された。VICE、Destructoid、The Escapist、Dot Esportsなどでもレイオフがあった。いずれも海外では大きな影響力を持つゲームメディアであるにもかかわらず、明白に経済状況は悪化していた。 そこに来て、とんでもないニュースが出てきた。そう、GameIndustrybiz、Eurogamer、Rock Paper Shotgun、VG247、Dicebreakerなどが連結したGamer Networkが、IGN Entertainment(Ziff Davis)によってまるっと買収され、しかも既にレイオフが進んでい

                              「今、ゲームメディアが死につつある」ゲームジャーナリズムの限界と提言について|Jini | ゲームゼミ
                            • ターン制RPGに未来はあるのか?──JRPGを徹底的に研究した『崩壊:スターレイル』プロデューサーと、日本ファルコム近藤社長が語りあう「RPGの可能性」

                              みなさまは、「ひとりのオタクとして叶えたい夢」はあるだろうか? いや、なんだこの始まり方は……? 私自身もそう思ってしまうのだが、たとえば『FF14』のファンであれば、「吉田直樹氏に会ってみたい」。TYPE-MOON作品のファンであれば、「奈須きのこ氏に直接会って話をしてみたい」……。そういう、「一度でいいから自分に感銘を与えたこの作品のクリエイターに会ってみたい」という思いを抱く方は、少なくないのではないだろうか? そして、今回登場するのはそんな「自分を感動させた作品のクリエイターに会ってみたい」というひとりのオタクとしての願いを叶えてしまった男、David Jiang氏。彼はHoYoverseの『崩壊学園2』『崩壊3rd』に脚本・プロデューサーとして参加し、現在リリースされている新作タイトル『崩壊:スターレイル』のプロデューサーでもある。 電ファミニコゲーマーにある日、David氏から

                                ターン制RPGに未来はあるのか?──JRPGを徹底的に研究した『崩壊:スターレイル』プロデューサーと、日本ファルコム近藤社長が語りあう「RPGの可能性」
                              • 令和史上に残るアイドルアニメ「シャインポスト」のBlu-rayが発売されたので、改めてその素晴らしさを語りたい

                                一言で言うとアイドルアニメ。数多くのアイドル作品が生まれた後で誕生した作品だが、その作り込みが素晴らしいの一言に尽きた。 放送後の結果だけを見ると、覇権アニメ……というほどではなかったが、視聴者の心に残る名作だったのは間違いない。少なくとも僕はドハマリして、何度もアニメを見返した。 年間約200本という数のアニメ作品が生まれていく中で、「2022年の一本を選んで?」と聞かれたら、僕は「シャインポスト」と答える。それくらいには名作だった。 そんな気持ちをただただ、伝えたくて放送中、こんな記事を書いた。 “アイドル物の最後発”として生まれた「シャインポスト」が、実は令和史上に残るアニメであると伝えたい https://t.co/WWtho3bmR8 物語、演出、作画、楽曲、全クオリティがとにかく凄まじいアニメファンならずとも一度は目にすべき芸術。アイドルたちの「影」を描くドラマがエグいほど泣け

                                  令和史上に残るアイドルアニメ「シャインポスト」のBlu-rayが発売されたので、改めてその素晴らしさを語りたい
                                • 『君の名は。』新海誠監督がゲーム会社の社長になる未来があった? 32歳の若さで老舗PCゲーム会社の新社長に抜擢され、ほぼ年上しかいない社内で「お前に社長ができるわけない」と言われながらも家庭用機への移行に成功。毎年黒字を出しつづけている日本ファルコム代表・近藤季洋氏に、酒を飲みながらぶっちゃけ話をしてもらった

                                  『サガ エメラルド ビヨンド』先行プレイ映像。人気RPG『サガ』シリーズ最新作、『Sa・Ga2 秘宝伝説』の「せんせい」も登場 『君の名は。』新海誠監督がゲーム会社の社長になる未来があった? 32歳の若さで老舗PCゲーム会社の新社長に抜擢され、ほぼ年上しかいない社内で「お前に社長ができるわけない」と言われながらも家庭用機への移行に成功。毎年黒字を出しつづけている日本ファルコム代表・近藤季洋氏に、酒を飲みながらぶっちゃけ話をしてもらった お酒。 それは、かたく締められた頭のねじを緩め、言葉という名の水を湧き出させる秘密の小道具だ。 飲めば気分は浮かび、やがて空を舞う。それが人の奢りとあれば、なおさらだ。 さて、ここにひとりの男がいる。 近藤季洋(こんどう としひろ)、48歳。『空の軌跡』や『イースVIII』などのシナリオライターとして知られるとともに、PC-88時代から続く老舗ゲーム会社・日

                                    『君の名は。』新海誠監督がゲーム会社の社長になる未来があった? 32歳の若さで老舗PCゲーム会社の新社長に抜擢され、ほぼ年上しかいない社内で「お前に社長ができるわけない」と言われながらも家庭用機への移行に成功。毎年黒字を出しつづけている日本ファルコム代表・近藤季洋氏に、酒を飲みながらぶっちゃけ話をしてもらった
                                  • 乙女ゲーム30年のあゆみ 第2回 理想の「女性向けゲーム」を求めて:「ネオロマンス」が築いた基礎(1985年〜90年代)

                                    トップ > 記事 > 乙女ゲーム30年のあゆみ 第2回 理想の「女性向けゲーム」を求めて:「ネオロマンス」が築いた基礎(1985年〜90年代) 向江 駿佑 女性向けに制作されるゲームで、男性キャラとの恋愛要素があるなどの特徴を持つ「乙女ゲーム」の30年の歴史をたどっていく本連載。第1回は乙女ゲームの定義やその名称の広まりを考察しましたが、第2回からは年代ごとに作品をみていきます。まずは乙女ゲームの始まりとされる1994年発売の『アンジェリーク』の衝撃と余波、そしてこれまでまとまった形で言及されたことのなかった、それ以前のさまざまな取り組みにフォーカスします。 連載目次 第1回 「乙女ゲーム」という名称はどのように広まったのか? 第2回 理想の「女性向けゲーム」を求めて:「ネオロマンス」が築いた基礎(1985年〜90年代) 90年代のアンジェリーク関連製品 今回から10年ごとに時代を区切って

                                      乙女ゲーム30年のあゆみ 第2回 理想の「女性向けゲーム」を求めて:「ネオロマンス」が築いた基礎(1985年〜90年代)
                                    • 縦読み漫画は本当に”新しい漫画”なのか? WEBTOONの歴史と本質を伝説の編集者・鳥嶋和彦たちと紐解く ― 韓国の経済危機が誕生のきっかけとなり、「待てば無料」の確立が歴史を変えた【イ・ヒョンソク氏インタビュー】

                                      コロナ禍以降、日本のコミックス市場(紙+電子)は大幅に拡大している。2019年にコミックス全体の売上が4980億円だったのに対して、2020年は6126億円、2021年は6759億円と大きく上昇。かつて紙の漫画だけで売上のピークを記録した1995年の5864億円を超えて、2年連続で過去最高を更新している。 紙の漫画雑誌の売上が低下し、紙のコミックスの売上が前年とほとんど変わらないなか、この拡大を原動力となっているのが電子コミックだ。2021年の電子コミックの売上は、前年比2割増しの4114億円を記録。コミックス市場全体の中で電子コミックの比率は、すでに6割を占めている。 こうした状況の中で、「少年ジャンプ+」のようにWeb発で新たなヒット作を生み出すメディアも登場している。さらに、これまでの漫画メディアとは文脈が異なるところから登場して人気を集めているのが、スマートフォンで閲覧する形式の漫

                                        縦読み漫画は本当に”新しい漫画”なのか? WEBTOONの歴史と本質を伝説の編集者・鳥嶋和彦たちと紐解く ― 韓国の経済危機が誕生のきっかけとなり、「待てば無料」の確立が歴史を変えた【イ・ヒョンソク氏インタビュー】
                                      • ターン制RPGで、今の覇権って取れるの?リリース1年前から『崩壊:スターレイル』を追い続けていた男が本気で考える「スタレが世界トップに立った」理由

                                        『崩壊:スターレイル』は、超人気タイトルである。 IOSとAndroid共にセールスランキング1位を獲得。全世界8000万DLを突破。 おそらく、「2023年上半期で最も注目を集めたゲームのひとつ」と言っても、全く過言ではない。というか、事実なのだ。『崩壊:スターレイル』は、瞬く間にトップタイトルのひとつに躍り出た。 だけど私は、正直ここまで人気が出るとは思っていなかった。 もう少し追って経緯を話そう。私は『崩壊:スターレイル』の案件を、今作のリリース約1年前から聞いていた。そうか、1年……1年か……1年って早いな……。 電ファミニコゲーマーに掲載された今作のプロデューサーを務めるDavid氏と日本ファルコム近藤社長の対談や、アトラス橋野氏との対談なども含めて、大体1年くらい前からお話を聞いていた。 最初は、「えっ、HoYoverseとの仕事ですか!?めっちゃ光栄です!ぜひ、ぜひに!!」と

                                          ターン制RPGで、今の覇権って取れるの?リリース1年前から『崩壊:スターレイル』を追い続けていた男が本気で考える「スタレが世界トップに立った」理由
                                        • 『FF16』完成後の開発チームにインタビュー! 同じ部署で“2つのFF”が並行開発されていた舞台裏から「プレイヤーの操作を予兆して楽曲を展開する」システムまで

                                          冷静に考えてみると、「同じ開発部署の中で、ふたつの超大作RPGの制作が並行している」とは、どういうことなのか。いや、「そんな状況あってたまるか」と思うかもしれないが……それは、スクウェア・エニックスの第三開発事業本部で実際に起きていた。 ついに発売が間近に迫る『FINAL FANTASY XVl』(以下、『FF16』)。そして、今もなお全世界で光の戦士を増やし続けているMMORPG『FINAL FANTASY XlV』(以下、『FF14』)。そんな「ふたつのFF」の開発が、スクエニの第三開発事業本部ではここ何年も並行していたらしい。 しかも、開発メンバーも一部同じである。プロデューサーの吉田直樹氏、サウンド担当の祖堅正慶氏など……今作はある意味、『FF14』ユーザーにとっては「お馴染み」とも言えるメンバーが集結している。 だが、冷静に考えてみるとおかしい。そもそも、「ひとつのナンバリングF

                                            『FF16』完成後の開発チームにインタビュー! 同じ部署で“2つのFF”が並行開発されていた舞台裏から「プレイヤーの操作を予兆して楽曲を展開する」システムまで
                                          • なぜ今、年間予算のほぼ全てを突っ込んで生放送イベントをやるのか。日本のインディーゲームと寄り添った「PLAYISM」創設からの歴史

                                            2011年5月11日、日本にひとつのWebサービスがリリースされた。PCゲームダウンロード販売プラットフォーム「PLAYISM」(プレーイズム)である。 PCゲームのダウンロード販売がまだ一般的でなかった頃に、これまで見たことがない国内外のゲームが購入できることに驚いた読者もいるかもしれない。 その後、「PLAYISM」は『LA-MULANA』や『メゾン・ド・魔王』などのタイトルをリリースしていくことで、徐々にコンシューマ・Steamでの「パブリッシャー」としても名前を知られていくようになった。 今では、日本国内でインディーゲームといえばまず「PLAYISM」の名前が挙がるようになったといっても過言ではないだろう。 そんなPLAYISMが「本気を出す」と宣言し発表したのが、オンライン配信イベント「PLAYISM Game Show」である。 配信自体はもちろん、サイトにも英語・簡体字版が準

                                              なぜ今、年間予算のほぼ全てを突っ込んで生放送イベントをやるのか。日本のインディーゲームと寄り添った「PLAYISM」創設からの歴史
                                            • 敗北を知りすぎた悲しき中間管理職 「ダイの大冒険」魔軍司令ハドラーはなぜ“最大最強の好敵手”へと返り咲くことができたのか?(前編)

                                              ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 新アニメ版の声優キャスト、さらに3本ものゲーム化が発表され大きな反響を呼び、2020年にして『ドラゴンクエスト ダイの大冒険(以下、ダイの大冒険)』は大きな盛り上がりを見せつつある。せっかく盛り上がっているのだから、素直に乗っかっておこうということで、前回の終わりに予告した通り、今回は、物語の序盤から主人公たちの前に立ちふさがるライバルキャラクター、魔軍司令ハドラーについて振り返ってみたい。 アニメ公式サイト ライター:hamatsu 某ゲーム会社勤務のゲーム開発者。ブログ「枯れた知識の水平思考」「色々水平思考」の執筆者。 ゲームというメディアにしかなしえない「面白さ」について日々考えてます。 Twitter:@hamatsu 1戦目、「宿敵」勇者アバンとの対決 『ダイの大冒険』作中においてハドラーの登場は早い。週刊連載が開始してか

                                                敗北を知りすぎた悲しき中間管理職 「ダイの大冒険」魔軍司令ハドラーはなぜ“最大最強の好敵手”へと返り咲くことができたのか?(前編)
                                              • nix in desertis:2021受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(慶應大・早稲田大)

                                                今年も無事に公開に至ることができた。協力してくれる方々に感謝を申し上げたい。 <収録の基準と分類> 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。本記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用語集』に頻度①でもいいからとりあえず記載があるもの」とした。

                                                • ゲームは必ずしも物語を必要としないが、それでもゲームにしか出来ない物語を描く

                                                  物語を楽しめなくてもゲームは楽しめる あまり大っぴらに語られることではないが、私にはゲーム中の物語は全然楽しめなかったけど、ゲームプレイ自体は楽しめたというタイトルが幾つもある。 有名なところで言えば、『スーパーマリオブラザーズ』には主人公であるマリオがクッパにさらわれたピーチ姫を取り戻す冒険活劇という明確な物語が存在するが、私は特にその物語を楽しんだことがない。だけど、ゲームとしては私の人生の中でも非常に重要な位置を占めるほどに楽しんだタイトルである。(昨今のマリオシリーズはクッパにさらわれたピーチ姫の救出という基本軸をブレさせずにあの手のこの手の技巧を凝らすようになっており、それはそれで非常に興味深いのだけど。) (画像はスーパーマリオブラザーズ | Wii U | 任天堂より) 物語を楽しむ上で、「感情移入」という言葉がよく使用される。確かに物語上の特定のキャラクターに自分を重ねるこ

                                                    ゲームは必ずしも物語を必要としないが、それでもゲームにしか出来ない物語を描く
                                                  • “一度失敗したゲーム”はなぜ復活するのか ― 『テクテクライフ』の裏にある執念を訊く

                                                    『7 Days to Die』正式版のゲームプレイ映像が公開。約12年の開発期間を経て、ついに完成へ至るゾンビサバイバルゲーム 2020年6月17日に、Twitter上に投稿されたある1つのツイートが、ゲームファンの間で大きな話題となった。それは電ファミニコゲーマーをはじめ、多くのゲームメディアにも採り上げられている。 1年前の本日、「テクテクテクテク」はサービスを終了しました。それから、復活をめざして準備を進めてきましたが、そろそろ形になってきました。見た目はあまり変わりませんが、中身は割と変えました。タイトルも少し変えました。暑いうちに出したいと思っています。もうしばらくお待ちください。 — 麻野一哉 (@asanokaz) June 17, 2020 『弟切草』『かまいたちの夜』『トルネコの大冒険』といった名作ゲームに関わったことで知られる麻野一哉氏が、中心となって開発したiOS/A

                                                      “一度失敗したゲーム”はなぜ復活するのか ― 『テクテクライフ』の裏にある執念を訊く
                                                    • AIは業務でどこまで使っていいの? クラスメソッドが社内ガイドラインを全文公開 「参考になれば」

                                                      SIerのクラスメソッド(東京都港区)は3月15日、大規模言語モデル「GPT-4」といったAI活用に関する社内ガイドラインを策定した。開発者向けブログ「DevelopersIO」で全文を公開している。「社内でもAIサービスの利用について方針がほしい、という声が上がってきており、それに応えた」(同社) ガイドラインは文章生成AI、コード生成AI、画像生成AIなどの利用を想定したもの。業務に直接関係しない情報を使った検証は認めているが、業務利用には上長の許可が必要としている。ただし業務利用する場合も、入力情報がAIの学習に活用されるサービスについては、業務データの入力を避けることなどを定めている。 AIを活用したサービスを提供する場合の注意点なども明記。「AIが生成したものであることを明記し、内容については参考程度にする断りを入れること」や、文章コンテンツの粗製乱造をしないことなどを定めている

                                                        AIは業務でどこまで使っていいの? クラスメソッドが社内ガイドラインを全文公開 「参考になれば」
                                                      • 電ファミの記事が『十三機兵防衛圏』を売りまくった。この快挙に嫉妬しつつも褒めたたえずにいられない|ゲームキャスト

                                                        電ファミニコゲーマーは、『十三機兵防衛圏』の売上を目に見えて引き上げ、本来届かなかったはずのプレイヤーに届けてしまった。 電ファミニコゲーマー自身がそのような分析を行い、記事として出しているけども、どうやってもこれを否定できない。 恐ろしいことに、『十三機兵防衛圏』は税込みで1万円近くするゲームだ。 ダウンロード販売が普及して、面白いゲームはかなり安く買えるなかで1万円だよ、1万円!? それが品薄になるほど売れるなんて途方もないことだ。嫉妬しつつも賞賛するしかない。 電ファミすげぇ! 電ファミの何がえらいのか こういう話をすると、「じゃあ、電ファミが特別にえらいのか」とか言われる。でもね。 当たり前だけど電ファミは特別にすごいと思うよ。それは間違いない。 確かに『十三機兵防衛圏』はヴァニラウェアというコアなファンがついているゲーム会社の期待作で、ファミ通など色々なメディアが協力して、みんな

                                                          電ファミの記事が『十三機兵防衛圏』を売りまくった。この快挙に嫉妬しつつも褒めたたえずにいられない|ゲームキャスト
                                                        • Indiegogoと無関係の不審サイト「Indiegogo .jp」による防音マスクの転売が横行。開発元の中止要請も無視 - eps_r

                                                          blogを空けていた間にGレコが完結したり、エルデンリングが出たり、スプラトゥーン3が出たりと色々なことがありました。どうも今年はうさん臭い話ばかりをblogにしてしまっているので、下書きで溜めている買ったものとか作ったものとかの話は追々上げていきたいのですが、ひとまず今日はまたうさん臭い話です。 君はIndiegogo.jpを知っているか 「ゲーミング防音マスク」のニュースが日本で拡散 プレスリリースの出どころは開発元ではなく「Indiegogo.jp」 何が問題だったか? Indiegogoと無関係な者による商標侵害ではないか 開発元とも無関係 無保証、無責任、危険な商法 被害はエンドユーザーだけではない。未監修の誤訳を流される開発会社 メディアはどう取り上げ、いかなる手当てをしたか 結論: 思わぬ方向からの悪意は、知っていないと回避が難しい 君はIndiegogo.jpを知っているか

                                                            Indiegogoと無関係の不審サイト「Indiegogo .jp」による防音マスクの転売が横行。開発元の中止要請も無視 - eps_r
                                                          • ヨコオタロウの映画『TENET』解体記 ―“再鑑賞という名の時間逆行“の先に正しい理解と感情がある【特別寄稿】

                                                            クリストファー・ノーラン監督による映画『TENET』の公開がスタートした。 本作はノーラン監督が過去に手掛けた『インセプション』や『インターステラー』同様に時間をテーマとしたSF作品で、ノーラン監督の新作としてはもちろん、コロナ渦の中で公開されるハリウッド大作、また著名なゲームクリエイターたちがコメントを寄せている作品という面でも、話題作と言える。 そして本作に対してコメントを出しているゲームクリエイターに彼の名前があった。「ニーア」シリーズを手掛けるヨコオタロウ氏だ。 「わーい!みんな大好きクリストファー・ノーラン監督の大期待作「TENET」!楽しみすぎるよ。お、冒頭からノリノリじゃないですか、ん?なんだ、あれ?……ん?ん?ん?いや、どうなってんの?え?え?え?どういう事!?わかんない!!え?ああ、そうか!!いや、え?何?待って!待って!え、ちょ、おま……この、ノーラン!ノーラアッアアン

                                                              ヨコオタロウの映画『TENET』解体記 ―“再鑑賞という名の時間逆行“の先に正しい理解と感情がある【特別寄稿】
                                                            • 『ドラゴンボール』漫画家・鳥山明氏が逝去、ゲームでは『ドラクエ』デザインなど担当。鳥嶋和彦氏のコメント全文を記事に掲載「あなたは最高の漫画家でした」

                                                              『ドラゴンボール』漫画家・鳥山明氏が逝去、ゲームでは『ドラクエ』デザインなど担当。鳥嶋和彦氏のコメント全文を記事に掲載「あなたは最高の漫画家でした」 漫画家の鳥山明氏が逝去したことが明らかとなった。68歳だった。 鳥山明氏は『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』などの人気作で知られる漫画家で、ゲーム方面では『ドラゴンクエスト』『クロノトリガー』のデザインを担当するなど、日本のカルチャー史に多大な影響を与えてきた人物である。 2000年に週刊少年ジャンプに短期集中連載された作品をベースとする「SAND LAND project」は近日中にも多くの展開を見せており、鳥山氏自身も関わることが明らかにされていた。 今回、電ファミニコゲーマー編集部では、『ドラゴンボール』の初代編集である鳥嶋和彦氏よりコメントを受け取っており、以下に全文を掲載する。 昨年出した本、「Dr.マシリト最強漫画

                                                                『ドラゴンボール』漫画家・鳥山明氏が逝去、ゲームでは『ドラクエ』デザインなど担当。鳥嶋和彦氏のコメント全文を記事に掲載「あなたは最高の漫画家でした」
                                                              • 『バーチャファイター』鉄人座談会──esportsの名を冠する新作『バーチャ』を彼らはどう見ているのか

                                                                3D対戦格闘ゲームのパイオニアとして、1993年に第1作が登場したセガの『バーチャファイター』シリーズは、その後のゲームを大きく変えることとなった。『バーチャ』の持つ革新性やその意義については、電ファミニコゲーマーでもこれまでに何度も記事として採り上げてきた。 そして2021年6月、『Virtua Fighter esports』がPS4とアーケードでリリースされたことにより、『バーチャ』は約11年ぶりにゲームの表舞台へと復帰した。「esports」の名前を冠しているとおり、同作は早くもオンラインで、世界中から多くのプレイヤーを集めている。 (画像はVirtua Fighter esports 公式サイトより) 『バーチャ』がこれまで歩んできた歴史を振り返った時に、どうしても忘れることのできない人々がいる。それはセガから「鉄人」の称号を授与された、6名の強豪プレイヤーたちだ。 新宿ジャッキ

                                                                  『バーチャファイター』鉄人座談会──esportsの名を冠する新作『バーチャ』を彼らはどう見ているのか
                                                                • マシリトの言うことを真に受けちゃダメだってばよ!

                                                                  鳥嶋和彦の功罪、もしくは証言は眉唾で聴きましょうという話 過去の証言についてはてブでも話題になった電ファミニコゲーマーでの座談会 「『ドラゴンボール』と『ナルト』の元担当編集が語る「ジャンプ」の裏側 ― 絶対に敵わない『ワンピース』に勝つために『ナルト』が取った戦略とは【鳥嶋和彦×矢作康介×鵜之澤伸×松山洋】」 での鳥嶋の発言に、元ジャンプ漫画家木多康昭がtwitterで反論していた。 電ファミの記事https://news.denfaminicogamer.jp/interview/191227f 木多氏の発言https://twitter.com/KitaYasuaki/status/1211312539792891905 まとめhttps://togetter.com/li/1448906 鳥嶋の 「さっき矢作が言った、新人の新連載で表紙にするっていうのは、じつは僕が戻ってからなの。

                                                                    マシリトの言うことを真に受けちゃダメだってばよ!
                                                                  • 作家・冲方丁が語る“マンガが広げた小説の可能性”から『フォートナイト』は教育だと実感した話まで【聞き手:吉田尚記】

                                                                    作家の冲方丁氏といえば、『マルドゥック・スクランブル』をはじめとするSF・ファンタジー作品はもとより、『天地明察』『十二人の死にたい子どもたち』といった多彩なジャンルの小説で活躍している人物だ。 冲方氏は『蒼穹のファフナー』や『攻殻機動隊ARISE』、『PSYCHO-PASS』(第二期~第三期)といったアニメでもシリーズ構成や脚本を手がけており、アニメファンからの信頼も厚い。また、冲方氏は過去にゲーム業界で働いていた経験があり、日本最大のゲーム開発者向けカンファレンスである「CEDEC 2014」では、基調講演も行っている。それだけに電ファミニコゲーマーの読者でも、冲方氏やその作品になじみのある人が多いだろう。 そして今回、冲方氏の聞き手を務めるのは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏だ。吉田氏はラジオパーソナリティとして活躍するだけでなく、各種アニメイベントの司会進行などでも広く知られ

                                                                      作家・冲方丁が語る“マンガが広げた小説の可能性”から『フォートナイト』は教育だと実感した話まで【聞き手:吉田尚記】
                                                                    • 焼肉シミュレーションゲーム『Yakiniku Simulation』がSteamでリリースへ。黙々と肉を焼きひたすら食べ続ける、ストイックなひとり焼肉体験

                                                                      Secret Characterは5月21日(土)、開発を手がける焼肉シミュレーションゲーム『Yakiniku Simulation』を2022年6月にPC(Steam)へ向けリリースすると発表した。 焼肉シミュレーションゲーム『Yakiniku Simulation』がSteamでリリースへhttps://t.co/sq6YnGqRoT 聞こえるのは肉の焼ける音と己の咀嚼音のみ。黙々と肉を焼きひたすら食べ続ける、ストイックなひとり焼肉体験 pic.twitter.com/urMAYdNura — 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) May 22, 2022 『Yakiniku Simulation』は現実の工程と同様に焼肉が楽しめるシンプルなゲーム。プレイヤーは生の肉を熱した網の上に乗せ、焦がしてしまわないよう正しいタイミングでひっくり返していく。焦がしてしまった

                                                                        焼肉シミュレーションゲーム『Yakiniku Simulation』がSteamでリリースへ。黙々と肉を焼きひたすら食べ続ける、ストイックなひとり焼肉体験
                                                                      • 『パワポケ』はなぜこんなにも尖っているのか? 極秘資料とともに開発陣が語る開発哲学と『パワポケ』らしさ

                                                                        1999年から2011年まで、約12年間で16作品がリリースされた『パワプロクンポケット』(以下、『パワポケ』)シリーズ。 野球好きでなくても一度はプレイしたことがある人気タイトル『パワフルプロ野球』(以下、『パワプロ』)の派生作品でありながら、一部のシナリオがネットミーム化するほどの尖った作品であり、いまでも多くのユーザーの記憶に残り続ける名作である。 その『パワポケ』シリーズが、2021年11月25日、約10年の時を経て『パワプロクンポケットR』(以下、『パワポケR』)として復活を遂げた。 スマホゲーム『実況パワフルプロ野球』(以下、『パワプロアプリ』)での『パワポケ』コラボに際して制作陣のインタビューを行ったのだが、予想を超える大きな反響があり、その熱が冷めやらぬ2021年6月、10年ぶりとなるシリーズ新作『パワポケR』が発表となった。 『パワポケR』発表に筆者はいちファンとして『パ

                                                                          『パワポケ』はなぜこんなにも尖っているのか? 極秘資料とともに開発陣が語る開発哲学と『パワポケ』らしさ
                                                                        • “ゲームらしさ”をもっと深く語りたい!そんなあなたのためのゲームスタディーズ入門

                                                                          面白いゲームに出会ったとき、あなたはどういうふうにその面白さを説明するだろうか。 たとえば、そのゲームは「没入感」がすごくて、それでいて「インタラクティブ」でもあり、プレイヤーひとりひとりが独自の「ナラティブ」を味わえるゲームだ、と書いたとしよう。 しかし、ここまで書いたところであなたは自分の文章を読み直し、考え込んでしまう。 「没入感」という言葉で済ませてしまったけれども、そもそも「ゲームに没入する」とはどういうことだろう? 「インタラクティブ」だとなぜ良いんだろう? 小説や映画では体験できない、まさにゲームらしい物語だと言いたいんだけど、「ナラティブ」という言い方で合っているのだろうか? ……そもそも、「ゲームらしさ」って何だろう。……そもそも、ゲームとは何なのか。 こうしたゲームにまつわる問いに真正面から取り組む、ゲーム専門の学問がある。それがゲームスタディーズだ。 ゲームスタディー

                                                                            “ゲームらしさ”をもっと深く語りたい!そんなあなたのためのゲームスタディーズ入門
                                                                          • 『ウマ娘』のすごいところを100個紹介しながら2万文字くらいで魅力を語ってみる

                                                                            『ウマ娘』のどこが魅力なのか、なにがすごいのか。 3Dグラフィックの作りこみ、ウマ娘ひとりひとりのかわいさ、快適なUI、育成シナリオのおもしろさ、ウイニングライブの豪華さ、レースのクオリティ、継承によるやりこみ要素、因子厳選周回(楽しい)……挙げだしたら止まらない。 『ウマ娘』の魅力を語りたい。伝えたい! 『ウマ娘』はこんなにすごいんだと世界中に叫びたい!! そんな想いが胸にくすぶっていたとき、電ファミニコゲーマーよりレビュー記事の執筆依頼が届いた。 こ れ は チ ャ ン ス だ この機に『ウマ娘』の魅力を紹介しまくってやろう。そう思った。 そんなわけで、本記事では『ウマ娘』のすごいところを100個挙げつつ、本作の魅力を紹介していく。 文:竹中プレジデント その1:テンポよく遊べる育成シナリオ 『ウマ娘』のメインコンテンツである”育成シナリオ”。これがおもしろいだけでなく手触り、テンポ感

                                                                              『ウマ娘』のすごいところを100個紹介しながら2万文字くらいで魅力を語ってみる
                                                                            • バーチャルライバー「にじさんじ」が恐竜サバイバルゲーム『ARK』で起こした大戦争が注目集める。水資源を巡る緊張、有力者「四皇」の登場、誘拐と同盟で始まった戦いは立体的な戦記と化す

                                                                              叶「みんな、自分の文明が進化するにつれてよそが邪魔になってくる」 物資が限られている中、ひとつのサーバーで多くのキャラクターが生活するには、戦争というものは避けることのできない運命だったのかもしれない。 (画像はARK|19時から四皇会議【にじさんじ/叶】より) 2015年に初めてリリースされた『ARK: Survival Evoled』という、恐竜が住む島でのサバイバルをテーマにしたマルチプレイオンラインゲームがある。2020年3月23日、その『ARK』で行われた「にじさんじARK戦争」。そこに生まれたバーチャルライバーたちの新しい“社会構造”は、これまでにないバーチャルライバーおよびvTuberの広がりを見せ、大きな注目を集めつつある。 この記事では、その動向を筆者の目線から解説していこう。なお、勢力図や経緯は公式のアーカイブ、コジィさんのツイートを参考に執筆しており、ここに感謝を述べ

                                                                                バーチャルライバー「にじさんじ」が恐竜サバイバルゲーム『ARK』で起こした大戦争が注目集める。水資源を巡る緊張、有力者「四皇」の登場、誘拐と同盟で始まった戦いは立体的な戦記と化す
                                                                              • Making of “Kindolphin” | 麦 Baku

                                                                                group_inou / HAPPENING group_inouとAC部のミュージックビデオ作品『HAPPENING』をWebアプリ化しました。デザインと実装は僕一人です。元のビデオがGIFアニメ縦長漫画が歌詞に合わせて自動スクロールする仕様だったので、GIFの質感をロスレスかつ自分のペースで楽しめるように、某電子書籍アプリのような体裁でインタラクションできるようにした次第です。 We have just released a Webtoon app that highlights the lyrics of group_inou's music video "HAPPENING". You can switch between Japanese/English, change colors, stop and have a close look, or just scratch and

                                                                                  Making of “Kindolphin” | 麦 Baku
                                                                                • 「じっくり遊べる良ゲーム」おすすめ12本を選んでみた。今だからこそ自宅でじっくりと遊んでみてほしい作品をピックアップ

                                                                                  「じっくり遊べる良ゲーム」おすすめ12本を選んでみた。今だからこそ自宅でじっくりと遊んでみてほしい作品をピックアップ 新型コロナウイルスの感染により外出の自粛が求められる中、あらためて自宅で鑑賞したりプレイすることができるエンターテイメント作品が注目を浴びている。Twitter上では「#休校中におすすめの過ごし方」というハッシュタグを経由して、さまざまな自宅での過ごし方がシェアされている。 もちろん、ビデオゲームもそんな自宅で遊ぶことができるひとつの偉大なジャンルである。今回は電ファミニコゲーマーのライター陣と一部編集から、「自宅でじっくりと時間をかけてクリアしたい良ゲーム」を12本、一部シリーズ続編も含めおすすめしてみよう。 単純にボリュームがあったり、延々と遊べる・やり込めるゲームだけではなく、このある程度の期間でぜひクリアしてほしい作品も選んでいる。子どもはもちろん、外出を控えている

                                                                                    「じっくり遊べる良ゲーム」おすすめ12本を選んでみた。今だからこそ自宅でじっくりと遊んでみてほしい作品をピックアップ