キーボードのEnterキーを押すところから始めましょう。このタイミングででEnterキーの電気回路が(物理的にあるいは電気容量的に)閉じます。これによりキーボードの論理回路にわずかな電流が流れます。この論理回路は各キーのスイッチの状態を網羅的に調べ、素早く開閉するスイッチによる電気的ノイズを除き、キーコードの整数、今回の場合13に変換します。次にキーボードのコントローラーがキーコードをコンピュータに伝えるためエンコードします。これは現在ではほぼ必ずUniversal Serial Bus (USB)またはBluetooth connectionにより行われますが、歴史的にはPS/2またはADBコネクションにより行われてきました。 USBキーボードの場合: キーボードのUSB回路はコンピュータのUSBホストコントローラ(訳注: キーボード側にUSBデバイスコントローラがあり、対でUSBが機能