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JAZZの検索結果41 - 80 件 / 305件

  • カマシ・ワシントンが語る、より良い世界に進むための愛と勇気とダンスミュージック | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    カマシ・ワシントンの最新アルバム『Fearless Movement』は、これまでの延長線上にありつつ、明らかに趣が異なる作品でもある。愛する娘が生まれ、彼女と暮らす中で感じたことがインスピレーションになっていたり、概念としての「ダンスミュージック」をテーマにしていたりするのもそうだし、過去の作品にあったスケールの大きさやフィクション的な世界観とは違い、現実(≒生活)に根を下ろした視点から生まれた等身大で身近に感じられるサウンドになったようにも感じられる。 たとえば、これまでは壮大な世界観をクワイアやオーケストラと共に表現していたが、今回はほぼ自身のレギュラー・バンドで構成しており、外から加わっているのはほとんどがボーカリストやラッパーだ(カマシはこれまで、声にまつわる表現はバンドメンバーのパトリス・クィンに任せていた)。ここでは様々な声がそれぞれのメッセージを語っているのだが、その言葉か

      カマシ・ワシントンが語る、より良い世界に進むための愛と勇気とダンスミュージック | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    • ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィーを迎えたセックステットの1961年8月のアーカイヴ音源 | ele-king

      1961年8月ニューヨークはヴィレッジ・ゲイト、ジョン・コルトレーン・セクステット(エリック・ドルフィー含)完全未発表ライヴ音源発掘。そんな令和一大ジャズ・ニュースに触れて「待ってました」と色めき立つ人が、はたしてどれくらいいるだろうか。狂喜する往年のジャズ・ファンを横目に、それがいったいどれほどの意味を持つことなのかよくわからぬまま、とりあえず様子を見るか、あるいはすぐに忘れてしまうか、ようするに大して関心を持たない人たちが大勢目に浮かぶ。そんな諸兄諸姉に対して説得力のある何事かを訴えるのはなかなか難しそうであるし、かといって往年のジャズ好事家諸賢にとり為になるような何事かを私なんぞが書けるはずもなく、さて。 ともあれいまさら基本的な情報は不要であろう。なにしろいまや岩波新書の目録にその名を連ねるほどの歴史的偉人である。その岩波新書赤版1303『コルトレーン ジャズの殉教者』の著者であり

        ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィーを迎えたセックステットの1961年8月のアーカイヴ音源 | ele-king
      • DJ松浦俊夫が語るクラブジャズシーンの黎明期 | 渋谷系を掘り下げる Vol.10

        渋谷系を掘り下げる Vol.10 [バックナンバー] DJ松浦俊夫が語るクラブジャズシーンの黎明期 「自分たちでシーンを作るしかなかった」 2020年4月8日 20:00 2770 107 × 2770 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 63 121 2586 シェア 1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていく本連載。第10回はジャズDJとして国内外で活躍する松浦俊夫へのインタビューを掲載する。 渋谷系カルチャーを語るうえで忘れてはならないのが、90年代初頭のアシッドジャズブームと共に根付いた東京のクラブジャズシーンだ。“ジャズで踊る”という斬新かつヒップなアプローチは耳の早い音楽ファンや流行に敏感な若者たちの間で大きな話題を集めた。そして、そんな東京のクラブジャズシーンを

          DJ松浦俊夫が語るクラブジャズシーンの黎明期 | 渋谷系を掘り下げる Vol.10
        • 10 Favorites – Ryuichi Sakamoto | 私が好きな坂本龍一10選

          2009年、57歳のときの坂本さんはいった。 「さて自分の人生――手垢のついた言葉で、あまり使いたくないが、他の適切な言葉も見つからない――をこうやって振り返ってみると、つくづく僕という人間は革命家でもないし、世界を変えたわけでもなく、音楽史を書き変えるような作品を残したわけでもない、要するにとるにたりない者だということが分かる」 この年に新潮社から出版された『音楽は自由にする』という著書の「あとがき」での述懐である。ちなみに、この本の表紙にかかった帯には、「初めての本格的自伝」という惹句がある。 けれど、その言にもかかわらず、坂本さんはこのときすでに、音楽文化革命の旗手であったし、世界の変革者であったし、音楽史にあらたな1ページを書き加えた者であった。 いっぽう、おなじ本の裏表紙側の帯には、「子どものころ、『将来何かになる』ということが、とても不思議に思えた」という文句が印刷されている。

            10 Favorites – Ryuichi Sakamoto | 私が好きな坂本龍一10選
          • ジャズ、ボサノヴァ、クラシックそして稀代のポップセンスを持ち合わせた新世代SSW、レイヴェイ

            ジャズ、ボサノヴァ、クラシックそして稀代のポップセンスを持ち合わせた新世代SSW、レイヴェイ 2022-10-07 2023-06-14 Jazz, Music 2022, SSW, アイスランド, ギター, ジャズ, ピアノ, ボサノヴァ, ヴォーカル, 中国 Love6時代が移ろうとも普遍の価値観を示す、新世代SSWレイヴェイアイスランドのシンガーソングライター、レイヴェイ(Laufey)のフルレンス・デビューアルバム『Everything I Know About Love』が素晴らしい。アイスランド人の父と中国人の母の間に1999年に生まれ、ピアノとギター、チェロを弾き、米国バークリー音楽大学で学んだという彼女のこの作品は、個人的にはグラミー賞で7冠を達成したあのノラ・ジョーンズのデビュー作のときと同種の衝撃と感動を覚えた。 アルバムはレイヴェイ自身が弾くジョアン・ジルベルト直系の

              ジャズ、ボサノヴァ、クラシックそして稀代のポップセンスを持ち合わせた新世代SSW、レイヴェイ
            • ジャイルス・ピーターソンが語る、ブリット・ファンクとUK音楽史のミッシングリンク | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              80年代のジャズ・ダンスのムーブメントから、90年代のアシッド・ジャズを経て、現在も世界で最も大きな影響力を持つDJであり続けているジャイルス・ピーターソン。彼は90年代、自身のレーベル「トーキン・ラウド」からデビューさせたインコグニートを率いるブルーイと、コロナ禍に突如、STR4TA(ストラータ)というプロジェクトを立ち上げ、1stアルバム『Aspects』を先ごろリリースした。 【プレイリスト】柳樂光隆が本記事のために選曲「Another History of British Music 1970-90」 同作はジャイルスが若き日に熱中した80年代のイギリスのムーブメント「ブリット・ファンク」を蘇らせたサウンドにも驚いたが、もう一つ気になったのはジャイルスが自宅でDJをして、それを海賊ラジオで放送する様子をもとにしたアートワークだった。 ちなみに、STR4TAがアルバムに先駆けて発表し

                ジャイルス・ピーターソンが語る、ブリット・ファンクとUK音楽史のミッシングリンク | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • 海外「今や日本は世界の中心だ」 英高級紙が日本のジャズの世界的な人気の高まりを解説

                今回は英紙「ガーディアン」の特集記事で、 世界的な人気が高まっている日本独自のジャズが、 いかにして生まれたのかが解説されています。 早速ですが、以下が要点になります。 「ジャズは間違いなくアメリカの芸術様式であり、 ヒップホップと並んで米国最大の文化的業績だ。 1920年代から30年代にかけて米国の演奏家が日本の都市を巡り、 それにより健全なシーンが日本で形成されていった。 しかし戦中は『敵性音楽』となり、禁止となる。 戦後は米軍がジャズのレコードを持ち込み、 日本の音楽家は米兵たちの前で演奏をする仕事に就いた。 ジャズ喫茶は日本独自の現象で、好きなだけレコードを聴けた。 一部の人たちにとってジャズは『現代』を伝える音だった。 戦後間もない頃は、日本のミュージシャンたちは、 憧れのアメリカ人歌手の真似をするのが基本だった。 『J-Jazz』復刻版シリーズの共同キュレーター、 トニー・ヒギ

                  海外「今や日本は世界の中心だ」 英高級紙が日本のジャズの世界的な人気の高まりを解説
                • チック・コリアについて語るよ(追記)

                  タイトルは釣り。俺はニワカなので彼のことを語れるほどには知らない。 でも彼の訃報がなぜか受け入れられないのでなんとなく吐き出してみる。語るのはチック・コリアのことではなく俺の心情である。 チック・コリアはアメリカ生まれのジャズピアニストだ。体重はたしか173ポンド。 2/12(金)、Facebookで公表された彼の死は世界中のジャズファンに衝撃を与えた。79歳、癌だった。 彼の経歴は華やかで、功績も語り尽くせないだろう。 若いころからスタン・ゲッツやハービー・マンなど有名なジャズマンと共演し、数々の名演を残した。 特にマイルス・デイヴィスとのバンドは音楽史に刻まれるべき出来事だろう。フュージョンの先駆けとなるサウンドを作り、フュージョンを開花させ、音楽の幅を広げた立役者の一人であり、新しい音楽が花開いた時代を牽引したバンドのひとつだと思う。 スペインやラ・フィエスタなど、ジャズや吹奏楽に興

                    チック・コリアについて語るよ(追記)
                  • 星野源が選ぶ、今体験してほしい“ジャズ”プレイリスト | ブルータス| BRUTUS.jp

                    「ジャズは今、ジャンルの垣根を越えて増殖している」と星野源は言う。幼い頃からジャズに親しみ、現在のシーンを代表する音楽家たちとも交流を持つ彼に、おすすめのプレイリストを教えてもらった。ジャズとの関わりやその楽しみ方を教えてもらった記事はこちら。 photo: Seishi Shirakawa / interior styling: Fumiko Sakuhara / styling: TEPPEI / hair & make: Yoshikazu Miyamoto / text: Yusuke Monma / prop cooperation: PROPS NOW, AWABEES, Compartment, KAKULULU, beatink

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                    • ナラ・シネフロ(Nala Sinephro)から広がる世界――柳樂光隆と和田博巳が語らった音世界の構築美や音楽教育の重要性 | Mikiki by TOWER RECORDS

                      繊細に作り込まれ、構成された音世界 柳樂光隆「(聴き終えて)……いや~、素晴らしい!」 ――まるで一本の映画を見たかのようでしたね。 和田博巳「最後の盛り上がりがすごかったですね。螺旋階段で下に降りていくような……いや、むしろ上っていくのかな。 このアルバムには〈終わりのない世界〉という素敵なキャッチフレーズが付けられていて、アンビエント系と言われていたので、最初はリラックスして聴いていたんです。でも、聴いているうちに〈これはすごいレコードだ!〉と思って。背筋をちゃんと伸ばして、きちんと真面目に聴かなきゃシネフロさんに対して失礼だと思ってね。永遠に聴き続けていたいアルバムですよ。今年一、二を争う大傑作だと思います」 柳樂「この環境で聴いたら本当に素晴らしかったですね。和田さんの以前のご自宅でホセ・ジェイムズの『No Beginning No End』を一緒に聴いたのって覚えてます? あのア

                        ナラ・シネフロ(Nala Sinephro)から広がる世界――柳樂光隆と和田博巳が語らった音世界の構築美や音楽教育の重要性 | Mikiki by TOWER RECORDS
                      • ドミ&JD・ベック、超絶テクニックの新星が語る「究極の練習法と演奏論」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                        ドミ&JD・ベック(DOMi & JD BECK)の噂はじわじわと広がっていった。YouTubeやInstagramにアップされた動画を観たとき、キーボード奏者のドミとドラマーのJD・ベックによる演奏は想像をはるかに超えていた。超がつくほどテクニカルなだけでなく、越境的なセンスも抜群だったからだ。アンダーソン・パークやサンダーキャット、アリアナ・グランデらを魅了した才能に僕もすぐにハマっていた。 彼らが自分たちの名義でデビューアルバムをリリースすると聞いたとき、楽しみに思う一方で、少しだけ不安もあった。バカテク演奏系のYouTuberが録音作品を発表して、残念な結果に終わった例をいくつも見てきたからだ。誰もがジェイコブ・コリアーのような成功を収めるわけではない。とはいえ、その心配は杞憂に終わった。 アンダーソン・パークとドミ&JD・ベック アンダーソン・パーク主催の新レーベル「APESHI

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                        • アルファ・ミストが語るジャズとヒップホップ、生演奏とビートの新しい関係性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                          アルファ・ミストが最新アルバム『Bring Backs』をANTI- Recordsよりリリース。進境著しいイースト・ロンドン出身の奇才にインタビューを行った。聞き手はジャズ評論家の柳樂光隆。 近年のロンドン・ジャズシーンにおいてアルファ・ミストは特異な立ち位置にいる。彼はトム・ミッシュやジョーダン・ラカイなどとコラボしているビートメイカーで、ローファイ・ヒップホップやチル系プレイリストの常連でもある。その一方で、シーンの名手たちとコラボしている鍵盤奏者としての顔も持ち、2019年にはブルーノート東京で来日公演を行っている。 ユセフ・デイズやマンスール・ブラウンなどと録音した2018年の『Love is the Message』では、J・ディラの影響を公言する鍵盤奏者としてのメロウな“ウワモノ”っぽい演奏を聴くことができる。そのオーガニックな質感は、彼がビートメイカーとして発表してきた幾多

                            アルファ・ミストが語るジャズとヒップホップ、生演奏とビートの新しい関係性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                          • 「知的なおやじの音楽」が変化した! 20代ジャズ人気の背景に“リテラシー”の浸透 | AERA dot. (アエラドット)

                            洞窟のようなサムタイムの店内は仕事帰りの会社員でにぎわう。若いジャズファンのほか、最近は外国人観光客も増えている(撮影/写真映像部・上田泰世)この記事の写真をすべて見る 「知的なおやじの音楽」と思われていたジャズの世界に、若い世代のミュージシャンやリスナーが増えている。時代とともに進化してきた「自由な音楽」が再び変わりつつある。背景をたどった。AERA 2023年5月1-8日合併号より紹介する。 *  *  * 薄暗い階段で地下に下りると、ピアノの音が聴こえてくる。 東京・吉祥寺に店を構えるジャズクラブ「サムタイム」。1975年の創業以来、“生のジャズ”を届けている。この日はピアノトリオによる演奏で、部屋の中央にはピアノやベースが並び、その周りをぐるりとテーブルが囲む。鉄骨むき出しの工場のような店内だが、どこか温かみもある不思議な空間が広がっている。 「映画のセットみたいでしょう。生のジャ

                              「知的なおやじの音楽」が変化した! 20代ジャズ人気の背景に“リテラシー”の浸透 | AERA dot. (アエラドット)
                            • interview Michael League『So Many Me』:ドラムセットは世界各地の打楽器の認識からすると異質なものだ|柳樂光隆

                              スナーキー・パピーのマイケル・リーグが初のソロ作品をリリースした。 マイケル・リーグと言えば、自身が率いるスナーキー・パピーやボカンテのツアーのために世界中を飛び回り続けていて、その合間にもデヴィッド・クロスビーやベッカ・スティーブンスなどなどのレコーディングに参加したり、プロデュースを手掛けたりと、休みなく動き続けていて、時間がない人という印象があった。 それにマイケルはスナーキー・パピーでも、ボカンテでも、たくさんのミュージシャンに囲まれながら、その場で生まれるハプニングを楽しんでいるライブ・ミュージックの人だというイメージもあった。いろんな人が集まって一緒に演奏することを楽しんでいる人だと思っていた。 そんなマイケルがソロを出すとは思わなかったし、自分ひとりで全ての楽器を演奏して多重録音でアルバムを作るのは想像外だった。 そして、そのサウンドも想定外だった。アルバムを聴いてすぐにわか

                                interview Michael League『So Many Me』:ドラムセットは世界各地の打楽器の認識からすると異質なものだ|柳樂光隆
                              • 石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                ここ数年の日本の音楽を追っている人なら「あれ、またドラムが石若駿……」と思ったことがあるはずだ。millennium paradeやくるりに参加し、星野源や米津玄師、KIRINJIやRYUTistの楽曲で叩いていたかと思えば、君島大空や中村佳穂、KID FRESINOとも密接にコラボしている。直近ではSADFRANKの1stアルバム『gel』に貢献し、椎名林檎のツアーに同行。メジャーとインディー、もしくはジャンルの垣根を超えて、石若駿はキーパーソンであり続けている。 それと並行しながら、彼は自分のホームであるジャズの世界で、「日本一忙しいドラマー」として中心的な役割を果たしてきた。同世代や「ポスト石若世代」との交流はもちろんだし、10代にして現在80歳の巨匠・日野皓正にフックアップされた石若は、「秋吉敏子さん以外(の大物)はほとんど共演させてもらった」と語っているくらいベテランとの共演も多

                                  石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                • タモリ、星野源と音楽談義“ジャズに目覚めたきっかけの曲”に意外な共通点(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

                                  オールナイトニッポン55周年記念『タモリのオールナイトニッポン』が2月18日(土)に放送。星野源をゲストに迎え、音楽談義を繰り広げた。 【写真】タモリと星野源の2ショット フジテレビ系『笑っていいとも!』でさまざまな海外アーティストをゲストに迎え、コラボしてきたタモリ。 なかでもヒップホップ・グループ・RUN DMCとのコラボは伝説として語られており、自身も「タモリさんラップしてる! すごい!」と衝撃を受けたという。タモリもRUN DMCとのコラボは強烈に印象に残っているそうで「RUN DMCとラップやったのは日本で俺だけじゃない?」と笑わせた。 さらにジャズ・バンドのModern Jazz Quartet(モダン・ジャズ・カルテット)とも『Night In Tunisia』をトランペットでコラボしたタモリ。こちらも「今なら勘弁してもらいたい」と恐れ多く感じているそうだ。これらのコラボはス

                                    タモリ、星野源と音楽談義“ジャズに目覚めたきっかけの曲”に意外な共通点(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
                                  • 映画『BLUE GIANT』とリンクする馬場智章と石若駿の物語。10年でジャズの聴かれ方はどう変わった? | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                    ―お二人はもともと札幌ジュニアジャズスクール時代からのお知り合いだそうですが、初めて会ったのは何歳のときなんですか? 石若:9歳くらいかな? ―じゃあ、大と玉田(『BLUE GIANT』の主人公で、高校の同級生でもある宮本大と玉田俊二)よりも長い付き合いですね(笑)。 石若:小学校のときはビッグバンドの練習が毎週末あって、夏休みは北海道内のジャズフェスをツアーして……楽しかったよね。「毎週修学旅行」みたいな(笑)。 馬場:あんまり「スクール」っていう感じじゃなくて、「上手く演奏しよう」とかよりも、「みんな仲良く楽しく演奏しましょう」みたいな感じで。 (左)馬場智章(ばば ともあき) 1992年、北海道生まれ。2005年、タイガー大越氏により開催されたバークリー音楽大学タイアップの北海道グルーブキャンプを受講し優秀賞を受賞、2010年、テリ・リン・キャリントンが指揮するBerklee Sum

                                      映画『BLUE GIANT』とリンクする馬場智章と石若駿の物語。10年でジャズの聴かれ方はどう変わった? | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                    • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

                                      音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する本特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

                                        【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN
                                      • マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る - TOKION

                                          マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る - TOKION
                                        • ジャズとスカ、レゲエとジャズ:ジャマイカとイギリスにおけるジャズとジャマイカ音楽の関係 with PLAYLIST|柳樂光隆

                                          以下のようなラテンジャズ/カリビアンジャズについてジャズ・リスナーのためにザックリ解説する記事を作りました。ラテン音楽のガイドはルンバやサルサやティンバなどの情報は充実しているけど、ジャズについて書いているものがほとんどないので、そこだけにフォーカスしたものです。 ここではカリブ海に面する国におけるそれぞれの国の音楽とジャズが融合している事例を紹介しています。 その中で《イギリスのカリビアン・ジャズ:キューバ、トリニダード、バルバドス etc》ということでジャマイカやトリニダード、バルバドスからの移民たちがイギリスで作ったジャズを紹介しました。 その際にジャマイカとレゲエ/スカに関しては省いていたので、その記事の補足的にここに書きたいのと、ジャズのリスナーにもスカやジャマイカン・ジャズに触れてもらえればという思いでここに記事を作ることにしました。 なので、ここではジャズ目線だけで話を進めま

                                            ジャズとスカ、レゲエとジャズ:ジャマイカとイギリスにおけるジャズとジャマイカ音楽の関係 with PLAYLIST|柳樂光隆
                                          • The Nintendo-fication of Jazz

                                            Or, why video game music is the future of jazz music! 🔥 Get Nebula using my link for 40% off an annual subscription: http://nebula.tv/adamneely 🔥 Check out my interview with Charlie Rosen about 8-Bit Big Band’s version of Song of Storms https://nebula.tv/videos/adam-neely-analyzing-the-8bit-big-bands-song-of-storms-with-charlie-rosen Hanging out with the 8-Bit Big Band and the VGM Jazz Scene!

                                              The Nintendo-fication of Jazz
                                            • interview Kibrom Birhane:エチオピア由来の音階・リズム・楽器で作る21世紀のエチオ・ジャズ in LA(9,000字)|柳樂光隆

                                              エチオピアン・ジャズ(=エチオ・ジャズ)のレジェンドのムラトゥ・アスタトゥケ(Mulatu Astatke)の存在はクラブシーンを中心に世界的に何度かの再評価がされていて、フジロックにも出演したり、その人気は日本にも波及していた。 近年はエマホイ・ツェゲ=マリアム・ゴブルー(Emahoy Tsegue-Maryam Guebrou)、ハイル・メルギア(Hailu Mergia)、マームード・アーメッド(Mahmoud Ahmed)と言った名前も知名度上げつつある程度には徐々に認知が進んでいる。 そんなエチオピアン・ジャズに関して2010年の半ばから面白い動きがあった。LAのジャズ・シーンでエチオピアン・ジャズが演奏されていたのだ。これまでの再評価はあくまでもDJ的な関心のイメージが強かったこともあり、その再評価の中心はロンドンだったが、それとは別の文脈でLAのミュージシャンがエチオピアン・

                                                interview Kibrom Birhane:エチオピア由来の音階・リズム・楽器で作る21世紀のエチオ・ジャズ in LA(9,000字)|柳樂光隆
                                              • 訃報|Obituary Notice | Toshinori Kondo

                                                父 近藤等則は2020年10月17日夜に71歳で逝去いたしました。 近藤等則は今夜、大阪で黒田征太郎さん、中村達也さんとライブペインティングで共演することを楽しみにしておりましたので、残念でなりません。 ここに生前のご厚情に深く感謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます。 葬儀につきましては、家族葬にて執り行わせていただきます。 (また、お別れの会等もコロナ禍の現況を鑑み、当面は未定です。誠に勝手ではございますが、ご香典、供花等もご辞退申し上げます。) 2020年10月18日 近藤 空太(長男) 近藤 陽太(次男) Our father, Toshinori Kondo, 71, peacefully passed away on the night of Saturday, October 17, 2020. Toshinori was supposed to perform at Se

                                                  訃報|Obituary Notice | Toshinori Kondo
                                                • 上原ひろみ、チック・コリアへの追悼文発表 - amass

                                                  上原ひろみは、チック・コリア(Chick Corea)への追悼文を自身のSNSで発表しています 「あなたのいない世界は、同じではありません。このニュースを消化するのに少し時間がかかります。ゲイルとコリアの家族に心よりお悔やみ申し上げます。 初めてお会いしたのは17歳の時で、英語があまり話せませんでした。あなたは私に“即興でやっているの?ほとんどの曲でそうしてるの?”と聞いたようですが、何を言っているのかわからなかったので、日本人はあまりNOを言わないのでYESと答えたら、“OK、一緒に即興しよう!”と言われました。言葉が通じなくてもいいこともありますよね。そうして、1台のピアノに4つの手がありました。あなたの魔法の手をすぐ隣で見ることができて、とても興奮したのを覚えています。 一緒に演奏するたびに、あなたがいつも魔法を起こしてくれたので、私は音楽がもっと好きになりました。あなたは常に集中力

                                                    上原ひろみ、チック・コリアへの追悼文発表 - amass
                                                  • ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆

                                                    BRUTUS 2021年7月号の特集「音楽と酒・夏」のジャズのページ 《酒がさらにおいしくなるJAZZ入門 The Jazz Guide for Listening Bar》 の11ページほどのほぼすべてのテキストを担当しました。 このためにいろいろ選曲もしていて、それがBRUTUSのSpotifyにアップされてます。 以下は《ジャズ100余年を彩るスタンダード・ナンバー》のプレイリスト。スタンダードがいかに演奏され続けていて、今も受け継がれているのかがわかる40曲です。 基本的には”21世紀以降も録音されているジャズの名曲20”という感じで、(一部例外がありますが)同じ曲の”20世紀のバージョン”と”21世紀のバージョン”のセットになってます。曲の解説は誌面でどうぞ。 今回、そのプレイリストを選曲するためにジャズ・スタンダードをいったん大量に集めて、書かれた順番に並べ替えて、そこから厳選

                                                      ジャズとスタンダードのこと : BRUTUS ”The Jazz Guide for Listening Bar” プレイリスト×3|柳樂光隆
                                                    • キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! | COLUMN | SOUND FUJI

                                                      キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」の企画に関して、配信開始となった第1期配信作品に関して、監修者の尾川雄介(UNIVERSOUNDS)によるコメントが到着。 日本のジャズが世界的に注目されるようになって久しい。 “和ジャズ”という言葉を頻繁に耳にするようになったのは2000年代初頭だろうか。和ジャズの“和”とは、日本を意味する“和”と昭和の“和”をかけたもの。ちなみに『ジャズ批評』で<和ジャズ特集>が組まれたのは2006年、『和ジャズ・ディスク・ガイド』が出版されたのは2009年のこと

                                                        キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! | COLUMN | SOUND FUJI
                                                      • パット・メセニーの新境地は「弾かない」 伝説的ギタリストが挑む音楽家としての究極 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                        パット・メセニーがニューアルバム『Road To The Sun』をリリースした。世界最高峰のギタリストとして名を馳せてきた彼だが、ここでは現代作曲家としての可能性を探究。66歳となった今も前進を続けるメセニーの新境地を、ジャズ評論家の柳樂光隆が解説する。 斬新なコンセプトと新興レーベルの関係 パット・メセニーほど、偉大且つポピュラリティーを獲得しているジャズ・ミュージシャンはそれほどいないだろう。数々の名盤を生み出し、グラミー賞を始め、数えきれないほどの栄誉を手にしてきた。 『American Garage』『As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls』『Offramp』『Still Life (Talking)』『Beyond The Missouri Sky (Short Stories)』『Metheny Mehldau』『Bright Siz

                                                          パット・メセニーの新境地は「弾かない」 伝説的ギタリストが挑む音楽家としての究極 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                        • ジャズピアニスト海野雅威「NYで負った痛みより、もらった愛のほうが大きい」 | 音楽は常に国境や肌の色、性別を越えてきた

                                                          2020年9月27日、ニューヨークでジャズピアニストとして活躍していた海野雅威(うんの・ただたか)が8人の暴漢に襲われたという衝撃的なニュースが飛び込んできた。鎖骨を骨折するなどの重傷を負い、再びピアノを弾ける日はいつになるのかまだ分からない。 自宅で少しずつリハビリを始め復帰を目指す海野に、事件の背景、人種差別、音楽とニューヨークへの変わらぬ思いを聞いた。 「こんなところで死ねない」と思ったとき… ──クーリエ・ジャポンは2016年にニューヨークで海野さんにインタビューさせていただきました。あれから4年、どんな変化がありましたか。 前回インタビューを受けたときは、ちょうど私がロイ・ハーグローヴのバンドに参加し始めたばかりの頃だったと記憶しています。それから正式に彼のバンドのレギュラーピアニストとなり、ツアーで世界中を回っていました。彼が2018年に49歳で亡くなってしまうまでの2年間です

                                                            ジャズピアニスト海野雅威「NYで負った痛みより、もらった愛のほうが大きい」 | 音楽は常に国境や肌の色、性別を越えてきた
                                                          • 英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA

                                                            近年、新世代のジャングル/ドラムンベースのプロデューサーやDJが注目を集め、UKのジャズシーンは新たな黄金時代を迎えている。その背景にあるものは何なのだろうか。 1980年代後半から90年代初頭、アシッドハウス(※)の熱狂に沸く英国において誕生したジャングル。そしてほぼ時を同じくして成立したアシッドジャズは、DJが主体となった英国のジャズ文化の新局面だった。本題に入る前に、この2つの音楽について簡単に振り返る。 ジャングルとは何か。『DUB論(改訳決定版)』(2023年、水声社)のなかでマイケル・ヴィールは、「ジャングル(別称ドラム&ベース)は一九九○年頃にイングランドで発展した、ジャマイカのダブとDJミュージック、イギリスのテクノのハイブリッドだ」と記し、その音楽的特徴を「ダブ(ドラムとベースを強調したミックスとアトモスフェリックなサウンドスケーピング)とヒップホップ(抜粋したブレイクビ

                                                              英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA
                                                            • カン(CAN)はフリー・ジャズなのか? 柳樂光隆がライブ盤『Live In Stuttgart 1975』に発見したロックらしさ | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                              70年代のドイツ・ロック・シーンを象徴するバンド、カンの全アルバムが2020年に再発されたことは、ここ日本で大きな話題になった。2021年4月には、それらの作品のストリーミング・サービスでの配信も解禁され、より多くのリスナーが彼らの音楽の魅力に触れることができるようになっている。 そんな好タイミングに、カンの伝説的なパフォーマンスを最先端の技術でよみがえらせる〈CAN:ライヴ・シリーズ〉が始動。その第1弾として、ライブ・アルバム『Live In Stuttgart 1975』が5月28日(金)にリリースされる。 今回Mikikiは、〈Jazz The New Chapter〉シリーズの監修者として知られる音楽評論家の柳樂光隆に、カンの音楽と『Live In Stuttgart 1975』での演奏を分析してもらった。〈フリー・ジャズ〉というキーワードから出発し、スタジオ・アルバムとは全く異な

                                                                カン(CAN)はフリー・ジャズなのか? 柳樂光隆がライブ盤『Live In Stuttgart 1975』に発見したロックらしさ | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                              • 50 Best Jazz Albums of 2022 by "Jazz The New Chapter" #JTNC|柳樂光隆

                                                                ◉Jazz The New Chapterが選ぶ2022年の年間ベスト※下線は柳樂が執筆した記事へのリンク付きです。 01-101. Immanuel Wilkins ー The 7th Hand 2. Joel Ross ー The Parable of the Poet 3. Makaya McCraven ー In These Time 4. Cecile McLorin Salvant ー Ghost Song 5. Mary Halvorson ー Amarylis / Belladonna 6. Gerald Crayton ー Bells On Sand 7. Domi & JD Beck ー NOT TiGHT 8. Julius Rodriguez ー Let Sound Tell All 9. Nduduzo Makhathini ー In The Spirit of 

                                                                  50 Best Jazz Albums of 2022 by "Jazz The New Chapter" #JTNC|柳樂光隆
                                                                • 誰がジャズにアイビーを持ち込んだのか─ モダン・ジャズのファッションの起源【ヒップの誕生 ─ジャズ・横浜・1948─】Vol.14 | ARBAN

                                                                  戦後アメリカで初めて誕生した若者向けファッションのムーブメントは、それほど時を置かずに日本でも知られることになり、一大ブームを巻き起こした。その新しいファッション──アイビー・ルックを日本人に教えたのは、モダン・ジャズのレコード・ジャケットだった。では、ジャズの世界にアイビー・スタイルを持ち込んだのは果して誰だったのか。50年代の日米におけるジャズとファッションの関係を探る。 サラリーマンの月収に相当したスーツの価格 「初期のジャズ・ミュージシャンたちの多くは服装に凝っていた。ぱりっとした服装はそのまま成熟と成功を意味していた。おかげでジャズマンたちの収入のかなりの部分がワードローブの充実のために費やされることになった。何人かのミュージシャンたちは着こなしがあまりに見事だったので、ファッションの流行に影響を及ぼしさえした」(『ジャズ・アネクドーツ』ビル・クロウ著/村上春樹訳) アメリカでは

                                                                    誰がジャズにアイビーを持ち込んだのか─ モダン・ジャズのファッションの起源【ヒップの誕生 ─ジャズ・横浜・1948─】Vol.14 | ARBAN
                                                                  • 「音楽を愛する人間が最後に残る」ブルーノート創立85周年、社長ドン・ウォズに学ぶレーベル運営論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                    ブルーノートはこれまでに山のようなコンピレーションを作ってきた。作っても作ってもどれも違うものになるし、ブルーノートのカタログがいかに豊かで、奥深いものなのかを思い知らされる。CDサイズのたった70分に、このレーベルの魅力をすべて収めるなんて不可能だ。 そんな作業にブルーノートの社長ドン・ウォズがみずから挑んだ。レーベルの創立85周年を記念した『Blue Spirits: 85 Years of Blue Note Records』は彼らしい解釈で、ブルーノートの歴史を切り取った2枚組。現在の視点からブルーノートを聴くための最良の入門編にもなるだろうし、再検証をさりげなく促しているのもさすがだ。 そこで今回は、このコンピレーションを切り口に、ドン・ウォズが今考えているレーベル観や社長としての運営論について話を聞いた。今、ブルーノートは再び最盛期を迎えている。そんな状況を作り出したドンに、そ

                                                                      「音楽を愛する人間が最後に残る」ブルーノート創立85周年、社長ドン・ウォズに学ぶレーベル運営論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                    • 「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                      ここ数年におけるUKジャズの隆盛において、エズラ・コレクティヴ(Ezra Collective)はリーダーとしての役割を担ってきた。鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズ、ドラマーのフェミ・コレオソといった、シーンを支える重要人物たちも在籍するこのグループは、「ロンドンらしさ」を鮮やかに体現。ジャズを軸にしながらグライム、アフロビート、レゲエ、スピリチュアルといった近年のロンドンを感じさせる要素を盛り込み、ダンサブルなサウンドに昇華してきた。 特にグライムとジャズを融合させる手法は特徴的で、そのハイブリッドなサウンドが新たな観客をジャズのライブへと誘ってきた。実際、彼らが2019年にBoiler Roomで行ったライブ動画を見ると、近年、ロンドンでどのようにジャズが演奏され、それがどのように受容されてきたのかがよくわかる。ロンドンにおけるジャズは“ダンス・ミュージック”であり、同時に“パー

                                                                        「UKジャズはダンス・ミュージック」エズラ・コレクティヴが語るロンドン・シーンの本質 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                      • ノラ・ジョーンズ、音楽づくりを語る「その瞬間の感覚を捉えたい」 | NiEW(ニュー)

                                                                        「ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)はどんなアーティストなのか」という問いを投げられたとしたら、僕はうまく答えられる気がしない。言うまでもなくノラは“Don’t Know Why”の人ではあるのだが、それは最初期だけの話。その後、発表された作品群を聴いてみると、似たようなものがほとんどない。それぞれがその音楽性だけでなく、サウンドの質感なども含めて、いちいち異なっている。そのうえ、そこに傾向があるようにも思えない。プロデューサーやコラボレーターだって様々な人が起用されていて、その共演者に合わせて、大胆に変化もしている。それはノラのソロ作にも言えるし、The Little WilliesやPuss N Bootsなどのプロジェクトでも同様だ。おそらくノラは常に「そのときの自分」を表現してきた。それはまるでその時期のスナップショットのようなものにも思える。 しかも、そのときどきのノラの

                                                                          ノラ・ジョーンズ、音楽づくりを語る「その瞬間の感覚を捉えたい」 | NiEW(ニュー)
                                                                        • 「ジャズ喫茶」に再ブーム到来! その楽しみ方&初心者でも入りやすいお店を紹介!! - エンタメ - ニュース

                                                                          「ジャズの街」としても知られる神戸の南京町にあるジャズ喫茶「M&M」(兵庫県神戸市中央区栄町通2-7-3 2F) 実は今、「ジャズ喫茶」が再びブームになっているのをご存じだろうか。高性能なオーディオ機器でジャズのレコードを大音量で聴きながらコーヒーを飲む。喫茶店の中でも、そんな独特のスタイルのジャズ喫茶は1929年に東京で生まれたとされ、1935年ごろから銀座や新橋などに店舗が多数オープン。 1961年、モダンジャズの名ドラマー、アート・ブレイキー率いる「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」の来日公演をきっかけに、モダンジャズブームが日本全国に巻き起こり、それと同時にジャズ喫茶は全盛期を迎える。 そんなジャズ喫茶が、昨今のレコードブームや、コロナ禍収束の兆しから訪日する外国人観光客の関心も含めて、再び脚光を浴びているという。スマホひとつあればどんな音楽でも聴ける時代に、なぜわざわ

                                                                            「ジャズ喫茶」に再ブーム到来! その楽しみ方&初心者でも入りやすいお店を紹介!! - エンタメ - ニュース
                                                                          • アート・ブレイキー初来日公演の秘蔵音源が奇跡の発掘! 録音テープ発見者が語った “謎解きの苦難と興奮” | ARBAN

                                                                            Home ニュース アート・ブレイキー初来日公演の秘蔵音源が奇跡の発掘! 録音テープ発見者が語った “謎解きの苦難と興奮” 邦ジャズ文化が急展開した大事件 2016年の春、東京都内の個人宅でそれは「発見」された。古ぼけた箱に収められた正体不明の録音テープ。その内容はジャズミュージシャンのアート・ブレイキーによる演奏で、彼のグループが1961年に初来日ツアーを行った際に録られたものだった。 この音源が先日ついに、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ 『ファースト・フライト・トゥ・トーキョー』として正式リリースされ、世界中のジャズファンに衝撃を与えた。本作をパッケージ化したのはジャズ界屈指の大ブランド、ブルーノート。レーベルの代表を務めるドン・ウォズはこうコメントする。 「このレコーディングの発売は私たちすべてにとって大きな誇りである。もっとも素晴らしい陣容のひとつだったときの、輝

                                                                              アート・ブレイキー初来日公演の秘蔵音源が奇跡の発掘! 録音テープ発見者が語った “謎解きの苦難と興奮” | ARBAN
                                                                            • パット・メセニーに「創造性」を学ぶ 次世代とも共鳴する伝説的ギタリストの思想 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                              ジャズ・ギターの巨匠パット・メセニーは相変わらず精力的だ。ちょうど半年前、メセニーがギターを弾かずに作曲だけをした異色作『Road To the Sun』についての記事を寄稿したばかりだが、彼はまたもや新たなプロジェクトを録音し、ニューアルバム『Side-Eye NYC』として発表された。 僕は幸運なことに、「Side Eye」というプロジェクトが動き出す瞬間を目撃している。2019年1月のブルーノート東京で、鍵盤奏者のジェイムズ・フランシーズ、ドラムのネイト・スミスを交えたステージが5日間にわたって披露された。ベースレスの変則トリオで、共にメセニーがあまり共演してこなかった、2010年代に頭角を現した世代のミュージシャンである。 このとき、特に凄まじかったのがジェイムズ・フランシーズ。彼の周りに並べられたピアノ、複数のシンセ、ハモンドオルガンを自在に弾きこなすのだが、左右の手が完全に別人

                                                                                パット・メセニーに「創造性」を学ぶ 次世代とも共鳴する伝説的ギタリストの思想 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                              • 「ジャズ大国」日本の100年 独自文化に海外も注目 - 日本経済新聞

                                                                                米国生まれのジャズが日本で演奏されるようになっておよそ1世紀。全国各地で毎月のようにジャズのイベントが開催されるなど、その音は日本の暮らしに溶け込んでいる。ジャズ喫茶は日本固有の文化として外国人を魅了し、最近ではジャズ奏者を志す留学生が日本に集う。一時は衰退も懸念されたジャズが日本で愛され続けるのはなぜか。100年の調べに耳を澄ませてみよう。日常に溶け込む、躍動の音色7月中旬、札幌市に夏の到

                                                                                  「ジャズ大国」日本の100年 独自文化に海外も注目 - 日本経済新聞
                                                                                • ジャズ・トゥナイト 2020年6月20日(ウエス・モンゴメリー) - ラジオと音楽

                                                                                  シリーズJAZZジャイアンツ(15)ウエス・モンゴメリー 今回はギタリスト:Wes Montgomery(ウエス・モンゴメリー)の特集。1923年3月6日インディアナポリスで生まれたと言われていますが、本人の公式ホームページには1925年生まれと書いてあったり、その公式ホームページで違う説があったりしているそうです。1968年6月15日に45歳で亡くなっています。ウエス・モンゴメリーはモンゴメリー家の三男。長男のトーマス・ジュニアはドラマーですが18歳で亡くなっています。次男のウィリアム(モンク。モンゴメリー)はベーシスト。弟のチャールズ(バディ・モンゴメリー)はピアニスト。兄弟みんなジャズ・ミュージシャンです。 ウエスは子供の頃お兄さんに4弦ギターを買ってもらったのがギターを始めるきっかけで、10代でチャーリー・クリスチャンに憧れて6弦のギターがいいと思いエレクトリック・ギターを買ったの

                                                                                    ジャズ・トゥナイト 2020年6月20日(ウエス・モンゴメリー) - ラジオと音楽

                                                                                  新着記事